『祝の島(ほうりのしま)』予告編
http://youtu.be/fn2qN9kp204
祝の島公式サイト
http://www.hourinoshima.com/
20130518 ラジオフォーラム 第19回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/iH_4U8nyFSw
◆石井
今日も、小出裕章さんと電話がつながっています。
小出さん、よろしくお願いしま~す。
◆小出
こちらこそよろしくお願いします。
◆石井
あの今日は、映画監督、抗議の島、山口のですね上関原発に反対する島民の皆さんを描いたドキュメンタリー映画の纐纈(はなぶさ)さんと一緒にお話を伺います。
◆小出
はい。
◆纐纈
よろしくお願い致します。
ご無沙汰致しております。
◆小出
はい、纐纈さん、こんにちは、ご無沙汰しておりました。
◆石井
どっかでご一緒されたことがおありになるそうですね。
◆小出
はい。
神戸の集会でご一緒させていただきました。
◆石井
あ~、そうですか。
今日はですね、小出さん、放射能はなぜ怖いのかについて、お聞きしたいと思います。
まずですね、放射能というのを小出さん、どういう風に説明していらっしゃいますか。
◆小出
皆さん、放射線というのはたぶん分かってくださると思います。
え~、例えば病院に行ったりすると、エックス線撮影というのを受けますし、学校でも年に一遍受けたり、入学のときに受けたりするわけですが、そのエックス線とかいうものは、私たちが放射線と呼ぶものの一種です。
で、エックス線のほかに、アルファ線とか、ガンマ線とか、ベータ線とかいう、まあ放射線と呼ぶものがあるのですが、放射能というのは、その放射線を出す能力を意味する言葉で、日本では放射線を出す能力を持っているもの、つまり放射性物質を放射能と呼ぶ場合もよくあります。
◆石井
そうすると、放射能と放射線というのはまず違うよというところを前提として、抑えとかなければいけない。
◆小出
もちろんそうです。
◆石井
私たちが、本当に5年前には誰も知らなかったとハッキリ言っていいと思いますが、ベクレル、シーベルトという単位でですね、これは放射線の値という理解でよろしいでしょうか。
◆小出
えへっと、ベクレルというのは、放射能の強さの単位、ものには何でも単位がありますね、例えば身長を測るときには1メートル何十センチって測るわけですし、体重を測る場合には何十キログラムとか、どんなものでも単位があるわけですが、放射能に関する単位がベクレル、その放射能から放射線が飛び出してきて、人々が被ばくするときに、その被ばくの量を測るのがシーベルトという単位です。
◆石井
なるほど、これはある種の相関関係があるという理解でよろしいんですか。
◆小出
はい、これもまあなかなか難しいのですが、例えば電球を考えてください。
電球の明るさがありますね。
例えば、100ワットとか200ワットとか、それがあの言ってみれば放射能の強さに対応して、います。
え~、電球が明るければ放射能の強さが強いし、暗い電球の場合には放射能の強さが弱いと思ってください。
んで、その電球のごく近くにいれば、明るさを強く感じることが出来るわけですし、その電球から遠く離れていってしまえば、明るさを感じないようになるわけですね。
ですから、人がどこにいるかによって、明るさというのは変わってしまうわけで、その人が感じる明るさというものが、むしろ被ばくの単位であるシーベルトを意味しています。
ですから、同じ1ベクレルと言っても、危険の程度は違いますし、その放射性物質にどれだけ近づいているかによって、人々が被ばくをする量、つまりシーベルトというのも違ってくるということなのです。
◆石井
とすると、たいへんベクレルの高いものの近くにいれば、シーベルトは当然高くなると。
◆小出
おっしゃる通りです。
◆石井
たいへん危険であると。
◆小出
そうです。
ですから、放射能から被ばくをしないようにしようと思えば、何よりもその放射能、つまり放射性物質ですけれども、それから遠ざかるということが一番大切なことになります。
◆石井
で、今、その小出さんがおっしゃられたですね、放射能がたいへん危険だということなんですけれども、なぜ危険で、どのように人体に影響があるという風に小出さんたち科学者の間では、考えられているんでしょうか。
◆小出
はい、被ばくがどれほど危険かということの情報というのは、長い被ばくの歴史の中でだんだん分かってきたわけです。
え~、特に広島、長崎原爆でたくさんの人が死んでしまったりヤケドを負ったりしたわけですけれども、人間が大量に被ばくをしてしまうと、死んでしまうわけですね。
では、大量というとどのくらいなのかというと、え~、8シーベルトという被ばくをすると、人間は100パーセント死んでしまいます。
では、その8シーベルトという被ばくがどの程度のものかということですけれども、被ばくというものは元々放射線から人間なら人間がエネルギーを受けてしまうということなのですが、その放射線から受けたエネルギーで、人間の体温は8シーベルトという被ばくをしたとしても、1000分の2度しか上がりません。
私はこの数日ちょっと風邪気味なのですが、例えば体温が1度上がるということは皆さんどなたでもあると思います。
でも、人間は死なないんですね、そんなことでは。
しかし、こと放射線からエネルギーを与えられてしまう場合には、体温が1000分の2度上がるだけでも、100パーセント死んでしまうという、それほどものなのです。
なぜかというとですね、放射線と私たちが呼んでいるもののエネルギーが、生きものを支えているエネルギー、つまり、水素や酸素や炭素がお互いに結びつけ合って生きものというのは生きているのですけれども、その結びつけているエネルギーに比べると、何十万倍も何百万倍も高い、というのが放射線のエネルギーなのです。
そんなものが生きもののからだの中に入ってきてしまいますと、生きものが持っている遺伝情報などもズタズタに切り裂かれてしまう、そのためわずか1000分の数度というぐらいしか体温が上がらなくても、生きものは生きていられないということになってしまうのです。
◆石井
あの、大人の方よりですね子どものほうが非常に被害を受けやすいという風にも聞いていますが、これはなぜでございましょうか。
◆小出
はい、え~っと、石井さんと私は違う人間ですね。
私と纐纈さんも違う人間です。
それは、私が持っている遺伝情報が、石井さんとも纐纈さんとも違うし、すべての人で遺伝情報が違うからなのですね。
そしてその遺伝情報というのは、私という1人の人間の細胞の中に遺伝情報というものが書込まれていて、それが細胞分裂という形で増えながら私なら私というからだを支えているのですね。
ただもう私なんか60歳を越えた人間ですから細胞分裂をそんなに活発にしているわけではありません。
ただし、赤ん坊とか5歳、10歳、15歳というような子どもの頃には、細胞分裂をどんどん繰り返しながら、遺伝情報を正確に複製しながら生きていくわけです。
そういう時代に遺伝情報に傷を受けてしまいますと、その傷付いた遺伝情報がどんどん増幅してしまうというということで、子どものときの被ばくは大人に比べると圧倒的に影響が大きくなってしまうのです。
◆石井
うん、なるほどねぇ。
とすると、現在福島の原発の近くでですね、何らかの形で放射線の影響を受けている人たちのからだにですね、たいへん目に見えない影響が出ていると判断せざるを得ないですよね。
◆小出
そうです。
今、被ばくで傷付いた細胞が、大きくなっていくにしたがって細胞分裂という形で増殖していくわけですけれども、それがいつの時点かでガンや白血病という病気になって現れてくる可能性もあるわけですし、先ほど聞いていただいたように放射線の持っているエネルギーは、生命体を支えているエネルギーに比べて圧倒的に高いので、たぶんガンや白血病だけじゃなくて、さまざまな異状というものが出てくるのだろうと私は思います。
そういう中で子どもも含めてたくさんの人々が今現在も被ばくをしてしまっているわけで、本当であれば逃げて欲しいのですけれども、なかなか逃げることができないままになっています。
そうであれば、子どもたちを少しでも被ばくから守る、ということが私たち大人の責任だと思います。
「福島県」5歳階層別人口と被曝ガン死者数(年間20ミリシーベルト被曝の場合
◆石井
そうですね。
大人がですねぇ、放射能や放射線の危険について伝えていく一助になればと思いますんで、あの初歩的な質問ばかりで申し訳ないんですが、いましばらくお付き合いください。
今日はどうもありがとうございました。
◆小出
はい、こちらこそありがとうございました。
放射能? α線? ストロンチウム??? という人のために
http://youtu.be/z_5AlpmB4Sg
被ばくで細胞が傷つくとは?
http://youtu.be/NKsr4AI00es
【完全版】よくわかる放射能汚染
http://youtu.be/frpa_vXO4L0
放射性物質便覧
http://grnba.web.fc2.com/img99/radioactivity.html
ヨウ素放出と初期被ばく
http://youtu.be/GD06gTVoKzE
(´・艸・`;)
広島で被爆した肥田舜太郎医師、放射能の怖さを語る
http://youtu.be/cBVngZUNirg
広島原爆医師、肥田舜太郎氏のインタビュー。2011年8月。原爆による直接の大量放射線被ばくとともに、直接被ばくしていない人の体調不良や死のことがリアルに語られています。
①高熱がでて ②口の中が腐敗する ③目と鼻と口から出血 ④肌に紫色の斑点 ⑤髪が取れる その後死んでいく。
次の毎日新聞記事が、今の福島第一原発事故の内部被曝との関連で記事になっていました。
<被爆医師は今も闘う>
死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない
2012年1月12日 毎日新聞
http://blog.livedoor.jp/irukachan2009/archives/51797136.html
3.11以後,すべての日本人はみな被曝者である!(肥田舜太郎)
http://youtu.be/zWXLnQvOa2A
2013年1月27日(日)に埼玉県秩父市の市歴史文化伝承ホールで開催された,映画「核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝」(監督・撮影:マーク・プティジャン,2012)上映後の「肥田舜太郎医師講演会」を収録したビデオ
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【カマ吉さんにきく】橋下慰安婦発言、ドイツでも波紋について。- 2013.05.18
http://youtu.be/gYSgc1Uhd0A
【橋下は世界の恥!?】ドイツ・シュピーゲル誌、シュテルン誌も橋下発言を強く批判(カマ吉さんの翻訳つき)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/0e7471cb68bd954d40526e7976d32bb8
Zweiter Weltkrieg: Japanischer Politiker verteidigt Zwangsprostitution
http://www.spiegel.de/politik/ausland/japanischer-politiker-hashimoto-verteidigt-zwangsprostitution-a-899638.html
橋下発言に沸き立つ在特界隈 新大久保ヘイトデモ
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007129
「お前たちの方が言ってることムチャクチャだろ」。カウンターの市民に向かって怒鳴る在特会の桜井誠会長。=19日夕、新大久保 写真:山田旬=
新大久保や鶴橋で「朝鮮人は出てゆけ」などと連呼するヘイトデモが、政治家の発言に波立っている。
安倍晋三首相が7日、参院予算委員会で「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ」と答弁した。一方で橋下徹大阪市長が13日、「慰安婦(制度)はどこの国の軍隊にもあった」と言い、橋下発言を援護射撃する格好で西村眞悟衆院議員(日本維新)が17日、「韓国人売春婦がウヨウヨいる」と妄言を吐いた。
これまで崇め立ててきた安倍首相から突き放されたことは彼らにとって少なからずショックだったようだが、橋下市長と西村議員の発言は彼らを勢いづかせることになった。
安倍答弁以降、初めてとなった新大久保のヘイトデモがきょう行われた(主催:日本人差別をなくせデモ実行委員会)。デモに先立ち集会が開かれ、リーダーの女性が歴史認識を示した――
「我々のご先祖は日本を守るために戦争をした。侵略戦争はしていない…(中略)西村議員が言った“韓国人売春婦がウヨウヨいる” は、本当じゃないですか。なのになぜ離党届けをださなきゃいけないんですか(西村氏は17日付けで日本維新を除籍)」。女性リーダーは絶叫した。
埼玉県から足を運んだメンバー(会社員・男性=30代)も「西村議員は国士」と話す。男性は「橋下発言」のうち「“慰安婦”については正しい」と言った。
集会に参加した在特会の桜井誠会長に、筆者は橋下発言についての見解を聞いた。桜井氏は「橋下発言の半分は正しい。半分は正しくない。慰安婦(についての発言)は正しいが、“米軍に風俗を使って下さい”と言ったのは正しくない」ときっぱり。
歩道上の抗議グループに向かって突っ込もうとし、機動隊に制止される女性リーダー。=写真:山田旬=
2週間に一度、新大久保に吹き荒れるヘイトデモや街の住人や観光客は忌まわしいものを見るようにしていた。多くは関わらないように目を背けた。
大久保通りでデモが通り過ぎるのを見ていた50代のスナック経営の韓国人女性は、「うるさい、このヤロー! 冗談じゃない!」とデモ隊に向かって怒鳴り、腕を突き上げて中指を立てた。
「橋下の発言だって、政治の上の方の人があんなこと絶対言っちゃいけない。あんまりにもひどすぎる」。
隣にいた友人の韓国人男性は、「自分が逆の立場だったら、慰安婦が必要だったなんて言えると思うかい?言えないと思うよ」と声を揃えた。
「日本に来て30年、日本人男性と結婚して子どももいる。何度もヘイトデモを見てます。これがあるとストレスがたまるんですよ。ゴキブリ出て行けとか、犬野郎帰れとか言われて、石や卵を投げつけられたこともある。ここの韓国人たちは皆がまんしているの。以前、彼ら7-8人に囲まれてつばをかけられたことがある。警察も来たよ」。
「中には私達は彼らとは違うといって応援してくれる日本人もいる。カウンターの日本人達が韓国の国旗を持って「韓国がんばれ」と言ってくれたことがある。その時は涙が出ましたよ」。
「私は子どもも居て、もう帰るところもない。こっちで結婚した人、家を買った人たちもいる。日本と韓国の真ん中が故郷になった。子どもたちがかわいそうです。どうすればいいというのか?お金を払ってくれるっていうのか。こんなデモの写真がまた韓国に送られ、それを見た人がまた怒ると、感情的になることの繰り返しになる。よくない」。こう言ったきり女性は通りを見つめた。
新大久保で働く韓国人の多くは、ヘイトデモや橋下市長などの相次ぐ問題発言を知っている。「そういう考えもある」と理解しようとしたり、あえて見ずにやり過ごそうとしたりしていた。
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江戸川のウナギから基準値超えるセシウム。その事実を知りながら都と千葉県は隠蔽(秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_17.html
江戸川は東京都と千葉県の県境を流れ、この流域には数千万の住民が暮らす。
この川で獲れたウナギから、基準値を大幅に超える147.5ベクレルの放射性セシウムが検出された。
とうぜん都と千葉県は、住民にその事実を知らせる責務がある。
だが、都と千葉県は水産庁からこの報告を受けながら、調査も公表もしなかった。
セシウムという猛毒が含まれるウナギが棲息し、それを食する可能性があり、自治体はそれを知っているのかかわらず住民に知らせなかったのだ。
これは職務怠慢という「過失」として済まされるものではない。
それは確たる重罪行為である。
これは法律でいう、罪を犯すことを積極的に意図しないが、自分の行為によって実害が発生することを知っている「未必の故意」にあたる。
積極的ではないが、そこには犯罪的悪意が潜んでおり、過失犯ではなく故意犯として重い処罰が適用される。
ところで、江戸川のウナギがあぶないなら、関東に流れる河川の川魚や、その流域から注ぎ込む東京湾の魚介類もとうぜんウナギに匹敵する危険性があるはずだ。
たとえば、あんたがうまいと舌鼓を打ったあの江戸前のアナゴのにぎり、ちょいとやばいかも。
だけど、このことにたいする自治体の公表やマスメディアの報道は、ほぼまったく皆無である。
ぼくは太平洋岸の北海道から近畿以北の魚介類は食べない。
食べるのはほとんど、九州産や日本海産だ。
平気で食べる人もいるけど、ぼくにはそんな勇気はない。
まあ、おとなは自分で選択することができるが、せめて子供たちにはこんなものを食べさせてはいけない。
もし、おとなが子供にそんな魚介類を食べさせたら、そのおとなは未必の故意にあたるのではないか。
そう重罪である。
ウナギから基準超セシウム 研究者通報、都県は調査せず(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0517/TKY201305170093.html
【福井悠介】東京都と千葉県の県境を流れる江戸川で釣り人が取ったウナギから国の基準を超す放射性セシウムが検出されたとする研究者の調査結果について、3月末ごろ把握した都と千葉県が、独自調査や情報の公表を先送りしていたことがわかった。両都県は「漁業でなく流通しないので調査しなかった」と説明している。
調査したのは近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)。東京都葛飾区で自営業女性(47)が3月9日に釣ったウナギから、国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を上回る147・5ベクレルの放射性セシウムが検出された。ゲルマニウム半導体検出器で調べた。女性は、報道で江戸川下流にセシウムがたまっていると知り、山崎教授へ送ったという。
公的調査の裏付けや、他の魚種への影響を調べる必要性を考えた山崎教授は3月末、水産庁へ通報。同庁は都と千葉県へ知らせたが、両都県は16日までに調査をしていない。
東京では東京新聞だけが存在価値がある / 武田 邦彦
東京では東京新聞だけが存在価値がある
http://takedanet.com/2013/05/post_2486.html
郡山の福島集団疎開裁判の報道をしたのは、東京では東京新聞だけだと思う. この裁判は単に「郡山で法令以上の被曝をしている児童は「勝手に移動しろ」」という判決で、その理由として「政府がそう言っているから」という内容だ.
三権分立というのは、政府が法令に違反して国民が被害を受けたときに裁判所が法令に基づいて国民を守ってくると学校で説明を受けた。でも、裁判所が「法令の被曝を超えているけれど、政府がOKというから、そのまま郡山にいろ.イヤなら自分で移動しろ」ということだから、大変な裁判結果である.
それを大新聞が報道しない理由は次の通り.
1)大きなニュースだから、
2)政府が隠したいことだから、
3)日本の三権分立に関わることだから、
4)郡山の子どもが法令を超えて被曝していることが分かるから。
5)我が社(新聞)は原発推進だから。
「危険なことは報道しない、大きなことは報道しない」という大新聞の性向が良く表れている. でも、大新聞が役に立たないことは事実だ。それでもオレの力は強いから、どんなに不正なことでも正面突破できると大新聞は信じている. なめられたものだ.
(平成25年5月14日)
原発 : おかしなことが起こるのは理由がある / 武田 邦彦
http://youtu.be/6O_O1wZinT4
原発: おかしなことが起こるのは理由がある
http://takedanet.com/2013/05/post_8be3.html
先日、朝のニュースで奇妙な原発報道の解説をした。
1)震災瓦礫の国の補助金が9割が別の用途に自治体が使った. ある市は40億円も!
2)高速増殖炉もんじゅで約1万件の「点検漏れ」があり、運転停止命令。点検漏れの中には非常用発電機など大切なものも。
3)浜岡原発再開ピンチ。防潮堤1500億円. 危険、超コスト高。
どれ一つをとっても尋常なことではない。この世にあり得ないことだ。解説する方も辛い。
4)福島原発の汚染水が増加している. 原因不明?
5)そして今日、敦賀原発で電力会社(原発会社)が激しく抵抗していたのがテレビで報道されていた。
このような「この世にもないこと」が原発で起こるのには理由がある。第一に原発推進の方は「反対派は何を言ってもダメだから、意味のないことも反対派の言うように決めておこう。やる必要はない」と考えているからだ。
第二に、原発開始以来、ほぼ一度も「冷静で科学的な議論」がないからだ.最終的な着地点は別にして、一度ぐらい、胸襟を開いて同じ日本人として議論をするべきである.
この際、事実は事実としてハッキリと合意することから始めるには原子力学会の奮起がもっとも良い。
(平成25年5月16日)
原発問題の解決方法 : 果てしない議論を終えよう ! / 武田 邦彦
http://youtu.be/UIr9ApdUtZY
原発問題の解決方法 果てしない議論を終えよう!
http://takedanet.com/2013/05/post_3994.html
原発問題をテコに日本に民主主義を定着させる第一歩にしたら良いと思う。まず原発に関心のある、政府、専門家、環境運動家、反対派、電力会社(やりたい会社)が、今、ある原発は議論せず、
1)三重県伊勢市か、鹿児島県知覧(南九州市)に集まり、
2)「モデル原発(100万キロワット級)」を3つ、東京(臨海部、冷却は江戸川か多摩川、利根川水系)、大阪(淀川水系)、名古屋(木曽川水系)に作ることを提案と反対のプレゼンテーションする、
3)モデル原発から発生する核廃棄物を直ちに建設都市が引きうける、
4)このことを東京、大阪、名古屋で住民投票を行い、すべて否決されたら原発は即時中止する.
5)もし1つの都市でも賛成が得られたら日本全員の国民投票を行う、
6)建設された原発の電力は立地住民が使用しうる、
という手順を提案する。
テレビ・ネット中継、できれば新聞報道のもと、推進側代表が2日間、推進理由を述べ、反対派代表が2日間、反対理由を述べる。質疑応答無し.真剣勝負. その後、直ちに都市投票を行う。
これで原発の議論を打ち止めにしよう。
(平成25年5月13日)
(音声で少し迷いながら言ったので、鹿児島県鹿屋市と言っていますが、知覧町の方が良いように思います。)
武田邦彦
2013/03/28 武田邦彦教授 in 郡山!
http://youtu.be/8gEpyVzPvkM
2013/03/28 武田邦彦教授 講演会 in 福島@郡山市
場所:福島県郡山市「郡山市労働福祉会館」3F
http://www.bunka-manabi.or.jp/kaikan/
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改めて、放射能の怖さを知る( ゚д゚)!
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