命にかかわる放射能汚染の「極度の危険」に入る四千万人の日本人、起こり得る大規模な避難
(David Icke in Japan)
http://www.davidicke.jp/blog/forty-million-japanese-in-extreme-danger-of-life-threatening-radiation-poisoning-mass-evacuations-likely/
「日本の官庁職員は、福島第一原発の原子炉四号機が完全に倒壊するという非常に起こりそうな事象で何千万もの日本の難民が移転する可能性のある場所について、現在ロシアの外交官と会談中だ。
EUTimes.netによる最近の報告によると、日本当局は四千万もの日本人が放射能汚染の「極度な危険」に入り、東京を含む多くの東部地方の都市は極度の放射能汚染を避けるためにここ数週間か数カ月で避難する必要があるかもしれないと明らかにした。
私たちが報告を続けているように、控え目に言っても、福島の状況はひどい。
原子炉四号機は、大気中に何千もの燃料棒からの放射性核燃料を直接放つ全壊の寸前にある。
これらの燃料棒は、結局、屋外にすでにさらされているが、その燃料の完全な放出は、地方の大災害だけでなく、世界的な核のホロコーストをも引き起こす。」
もっと読む:Forty Million Japanese in ‘Extreme Danger’ of Life-Threatening Radiation Poisoning, Mass Evacuations Likely
ホントo(゚Д゚)?
「戻りたい」「戻らない」同数 双葉郡医師会 会員にアンケート(福島民報)
http://www.minpo.jp/news/detail/201305208536
双葉郡医師会が会員の医師に対して実施したアンケートで、「東京電力福島第一原発事故災害が解決されたら帰郷しますか」の問いに対し、「戻りたい」「戻らない」の回答はそれぞれ5人で同数だった。10人は「分からない」と答えた。医療体制が充実すれば住民帰還に弾みがつくとみられるが、避難生活を送る医師の考えは分かれている。
19日、福島市のホテル辰巳屋で開いた同医師会総会で報告された。アンケートは開業医・勤務医の会員39人に対し今月1日から13日まで実施し、20人から回答があった。
会員の避難先は福島、郡山両市など県内が14人、東京都など県外が6人。避難先で定住する考えを聞いたところ「(考えが)ある」「ない」がそれぞれ5人、「分からない」が10人だった。
自らの健康状態(複数回答)については3人が「病気をした」、4人が「慢性疲労状態」と答えた。会員の医師は避難先で診療を続けているが、慣れない環境でストレスを感じていると医師会はみている。「良好」と答えたのは16人だった。
鈴木吉男事務局長は「以前は双葉郡に帰らないと考えていた医師も多かったはず。地元の復興のため貢献したいと思う会員が増えているのではないか」と話している。
「お前だけ助かればいいのか」「水筒は駄目だ」級友と教師に"一億総被曝"を強いられる小学生女子、東京。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/bc9299c18bed4792c69380b4cdc03886
実は、きょう「脳梗塞」の話を、続けて聞き続けました。都内在住の最初は四十代のかたの脳梗塞です。
「友達も昨夜、脳梗塞で倒れました。幸い、軽くて、すぐに退院できるらしいから、でも四十代前半なんですよ。こういう話は普通に聞こえてきます。東京の知り合いと話しても、もう聞きたがっていないというか、話が分からないわけではなくて、分っていて聞かない人達ばかりなってきている。防御も二年を過ぎると、続けられないのか、聞きたがらない、ふれたがらない。そういう人達ばかりで、すこし話してダメなら、もうはなせないですよ。」こう話す都内在住の男性。
彼自身も「心臓が痛いし、木下さん、それこそ関節痛という話はよく聞きますか?」と尋ねられました。
「関節痛はよく聞きますよ。」と返すと、「肩の付け根が痛いんです。しかも両肩の付け根が。ふつうの五十肩なら、やつぱり左右で偏りが出るのですが、両方均等に痛いですよ。」とそう話します。
この男性と話した後に、今度は、今は海外にいる女性から次のような話を伺いました。
-------------------
当地に疎開移住するまで、親友ママ友のお子さんとうちの息子が、私の実家近くの我孫子の空手教室に短期通っていたのですが、先週、そのママ友から、事件!との連絡が来ました。
三十代の屈強な、そこの空手の男性の先生。健康そうに見えたのだが、突然、お教室の先生が交代した、と。メンタル面の事情で、と当初は説明していたようですが、よく聞くと脳梗塞だった、とのことでした。
これ以外にも、脳梗塞ではないのですが、東京東部の知人の小学生のお子さんは、先日、だるさで早退→小児科受診、似たようなお子さん多数、など、あきらかに、知り合いのママ友からの情報に、関連性のありそうな事例が増えて来ました。
もっとも、将来に渡り、因果関係はなし、で済まされるのでしょうが。
そのママ友からは、子供達の目が痒い、皮膚が荒れる、痒がる、鼻水、などの症状について、ここ一年ほど連絡が多いです。我孫子のママ友自身も、痒みがひどく、強い薬を塗っています。
怖いです。
この二家族ママとは、頻繁に連絡取り合ってますが、まわりの状況もあり、お弁当、水筒持参も折れてしまっていて、本当に心配です。瓦礫もやしたりしていることも影響あるんでしょうか。本当に辛いです。
--------------------
この方と、スカイプで話しました。脳梗塞で倒れた空手の先生は、我孫子近隣在住で、まだ30代前半。ママさんたちから、その屈強な感じが慕われているようなタイプで、勿論体は頑健、脳梗塞で倒れるようなイメージは全くないそうです。
「知っている、こんな若い人の脳梗塞が聞こえてくると、一体どうなるのかと思います。さらに小学生のお子さんは、女の子なんですが、ダルくて耐えられないといつもこぼすようになっています。それで、小児科を受診したら、そういう子供で小児科がいっぱいで、どうなっているのだろうという話が伝わってきました。他でも、子どもの患者さんにそういう子が増えているという話を聞いています。」
そして、さらに違う意味で、嫌な話が続いたのです。
「この小学生の御嬢さんは、それでも自分の命をまもる、と言って、マスクをしたり、水筒を持っていこうとしたり、おかあさんに言われるというよりも、自ら進んで対応しようとするのです。これは、本当は偉いことだと思います。」
「しかし、このお子さんに、今度は、クラスメートの小学生が『お前だけ助かればいいのか』と詰め寄ったりするそうです。そればかりか、教師が『水筒を持ってくるな』、こういうことを平気で言うそうです。日本の、東京の公立小学校では、小さい女の子にこうしたことがおこなわれています。」
この小学生の女の子は、調子が悪くて、最近は、目がかすむこともあるそうです。
視神経が被曝症状であった場合、本当にまずいですが、このお子さんのいる地域が、汚染の酷い東京東部であるため、視神経の異常が起きても、何らおかしくないと僕は思います。イタリアでも、チェルノブイリ当時、白内障が多発していますから。お子さんの目の動向は注意して下さい。
ほんとに、なんと話していいかわかりませんが、政府や文部省の体制側が、被曝なんて大丈夫という雰囲気を捏造することで、それが学校現場でも、無言の圧力として浸透します。否、無言でなく、はっきりとした方針と押し付けられます。完全に狂った所業です。こうした所業を、率先して執り行おうとする学校の教師がいます。戦前の国民学校で日常的に展開した状態が、今、21世紀の日本で、さらにグロテスクな形で展開します。そうして、学校の教師という権威が、振りかざす刃を見て、同じ小学生が、クラスメートの女子小学生に詰め寄る構図です。
「お前だけ助かればよいのか」と。
一億総被曝という奈落の底に直走る滑車に、乗りたくないと懇願する人々にさえ、無理やり乗せて道連れにしようとする所業。上から下まで鬼畜以下の世界が、間近に到来しつつあるように僕にはみえています。
一年前に、ブログに書いた、永井隆博士の言葉が示す世界は、いよいよ現実化してきているようにも思えます。今から五十年以上前に書かれた言葉です。もう一度、載せておきます。
「原子爆弾によって私たちが受けた被害のうちで最も大きなものは。家を失ったことでもなく、財産を焼かれたことでもなく、多くの血のつながる者や友を殺されたことでもなく、体が不自由になったり、病気になって働けなくなったことでもなく、実にそれは私自身の魂の醜さをまざまざと見せつけられ、また隣の人たちの魂の醜さをもはっきりと見たことによる、人間に対する信頼を失ったことであります。 年月がたつにつれて、物がなくなったり、人が死んだりした時の悲しみや恐れなどは次第にうすれて行き、反対に魂に受けた被害の方は、いよいよ明らかになって、私を苦しめるのです。 」
(『如己堂随筆』より)
===========================================
僕はまず貴女が生き続けることが大切です。自分の命を護って下さい。
長崎の鐘
http://youtu.be/yzzF8QjMgq8
「裁かれるべき人間が、被害者に命令している」井戸川克隆・前双葉町長 (秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_21.html
きょう(21日)の朝日新聞朝刊「プロメテウスの罠」に掲載された井戸川克隆・前双葉町長のことばに、資源エネルギー庁や経産省、政府、東電など、原子力ムラへの怒りがふつふつこみあげた。
4月2日、福島原発4号機と核燃料プールの安全性についての市民団体の集会が衆議院第二議員会館で開かれ、井戸川前町長は出席していたエネ庁担当者に質問をした。
「あなたがた政府の人は、4号機が安全だと明言しない。それなのになぜ、そんなところに私たちを帰そうとしているのですか」
それにエネ庁担当者は「私はそれを話す立場にありません」と答えた。
いま「プロメテウスの罠」は「家が買えない」というタイトルで連載されている。
その内容は、福島原発から避難した人たちが、元の住居から離れた土地に家を立てる場合、東電から不当に安い賠償金しか提示されず、その賠償交渉に、経産省など政府が東電サイドでリードしていることを明らかにしたものだ。
本連載、ひさびさの鋭い切っ先である。
原発を推進してきたのは経産省であり、本省退職者の多くが原発メーカーなど、原子力ムラに天下りしていることはよく知られている。
そしてなにより、福島原発事故の責任の多くはこの経産省にある。
(経産省役人の天下り先の利益のために原発は存在する、と最近とくに強く思う)
そう、まさに事故の加害者であり、裁かれるべき側の人間なのだ。
そんな人間が、被害者である避難した人たちにたいして、安全だと明言できない原発近くの自宅に帰そうとする。
避難した人たちが、自宅は危険だから、新たに別の土地に家を建てたいといえば、現実的にとても買えない、不当に低い賠償金しか提示しない東電側に立って避難した人たちに命令する。
そして、そんな政府の役人たちに向けて、井戸川さんはこう述べたのだ。
「裁かれるべき人間が、私たち被害者に右向け、左向けって命令している。こんなことってありますか。いま裁いているのはニセ黄門なんですよ」
住宅建てられる賠償を/帰還困難区域 首相「実態に沿い検討」/参院決算委 紙議員
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-21/2013052101_02_1.html
http://youtu.be/5mDPfpjCZOI
日本共産党の紙智子議員は20日の参院決算委員会で、東電が福島第1原発事故の帰還困難区域の住民に示している補償額では新たな住宅を建てられないと追及し、事故前の生活を取り戻すことに責任を果たすべきだと主張しました。安倍晋三首相は「避難期間が大変長期におよび、避難者が移住せざるを得ないことも考えられるわけで、国としても被害者の実態に沿った賠償を検討していきたい」と答えました。
紙氏は、福島県浪江町の帰還困難区域のある被災者が、自宅敷地の放射線量が事故前の水準に戻るには100年以上かかり、「家には帰れない。早く新しい土地で生活できるよう賠償してほしい」と訴えていることを紹介。ところが東電の補償は事故直前の公示価格をもとに算定しており、福島市の土地の実売価格は浪江町の住宅地の補償額の2倍以上になると述べ、「東電の補償額でどうして福島市に家を持つことができるのか」とただしました。
東電の広瀬直己社長は「固定資産(税)評価額をベースにしてやらせていただいている」と述べ、実売価格を大きく下回る公示価格による補償が当然であるかのように開き直りました。
紙氏は、政府の「中間指針(第2次追補)」が帰還困難区域などでの補償について、「同等の建物を取得できるような価格とすることに配慮する」と明記していると指摘。被災者に責任がない以上、「中間指針(追補)」のとおり補償し、生活再建ができるようにすべきだと迫りました。
経産省資源エネルギー庁の高原一郎長官は「現在の賠償基準が実態を踏まえたものであるか、あらためて検討し、追加的な措置が必要であれば、東電の賠償基準に反映させるなど対応していきたい」と表明しました。
ビデオニュース 2013.05.11 【 放射能に分断されるコミュニティの現実 】
http://youtu.be/4fxgLgYt1ww
世界一危険な“竹やり作戦”福島第1原発3号機 作業員が語る(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-20/2013052014_01_1.html
核燃料溶融(メルトダウン)などで国際評価尺度で最高の「レベル7」という深刻な過酷事故(シビアアクシデント)を起こしてから2年余が経過した東京電力福島第1原発(福島県大熊町・双葉町)。今も高い放射線量が計測される3号機で、収束・廃炉作業につく作業員たちの現場を追いました。
(山本眞直)
建屋内は毎時4780ミリシーベルトの区域も
(写真)事故当時、高い線量を遮断するため鉛などで厳重に遮へい装備されていた重機。その後はいつのまにか姿を消したといいます=3号機建屋付近で
(写真)高い線量で作業員の大量被ばくが指摘されている東電福島第1原発3号機。遠隔操作でがれきをはさみ取り除く大型カッター(右)=福島県双葉郡大熊町・双葉町
「同じ第1原発でも1、2号機と比べて3号機の作業員の被ばく線量はダントツに高い。世界一危険といわれながら、やっていることは(戦争中の)竹やり作戦と同じだ」
2011年夏から3号機でがれき撤去に従事する30代の作業員、安田清彦さん=仮名=の体験的告発です。
3号機建屋内には、毎時4780ミリシーベルトもの高線量区域もあります。まともに被ばくすれば致死率が高まります。4日には建屋5階のオペレーティングフロアで毎時540ミリシーベルトもの線量を計測したがれきが見つかっています。がれき撤去作業にあたる無人機は光ファイバーなどを駆使したハイテクの遠隔操作によるものと、東電と元請けの大手ゼネコンは、アピールしてきました。しかし、現場は無人ではありません。作業員は無人機投入の現場の事前確認をし、大型カッターで分解したがれきをさらに細分化し、移動させます。
作業関係者は「連日、100人近い人間が3号機に張り付いている。東電のホームページには登場しない、『陰の作業チーム』だ。ほとんどが偽装請負だ」と労基法違反の事実も指摘します。
このうち安田さんら十数人の被ばく線量は2年間の累積で80ミリシーベルト近くに達しています。国が定める被ばく限度の年間50ミリシーベルト、5年間で100ミリシーベルトと比較すると事態の深刻さがわかります。
安田さんは、「3号機での作業以降に妻が妊娠し、出産している。子どもへの影響が気になる」と不安を隠しません。
東電が公表した一枚のイメージ図があります。3号機の原子炉建屋ががれき撤去用構台と名付けられた鉄で囲まれています。遠隔操作で動く巨大なクレーンが建屋上部の使用済み燃料プールのがれきを撤去、上部をカマボコ型に覆う特殊な工事の予想図です。
がれき撤去用構台を設置し、ここに燃料取り出しのための移動式クレーン用レールなどを設置する作業は有人作業に頼らざるを得ないといわれています。
現場は東電の放射線測定図によれば空間線量が毎時500ミリシーベルトという高線量エリア。安田さんは言います。「ボルト締めなどを複数の作業員による人海作戦でやっても被ばくは避けられない」
東電は「3号機など線量が高いほど計画的に交代の人員を付けている」(本店広報部)としています。
安田さんは、「現場では難しい特殊な作業が増えており、熟練作業員の被ばく線量は限度を超えている。国あげての英知を本気で結集しないと何十年、何百年かけても収束できない。東電の金をかけない、その場しのぎの対応ではトラブル続きで、作業員の安全も確保できない」と指摘します。
貯水槽近くの井戸から放射性物質 福島第一原発(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201305210424.html
東京電力福島第一原発の地下貯水槽から汚染水が漏れた問題で、東電は21日、貯水槽から1・5メートル離れた井戸の水から放射性物質が検出されたと発表した。漏れの場所を調べるために掘った井戸での検出は初めて。
検出されたのは2号貯水槽から北東側に掘られた井戸。ストロンチウムなどの放射性物質が1立方センチあたり0・29ベクレル検出された。東電は22日に再検査する。
2号貯水槽は4月5日に漏れが発覚。約1万3千立方メートルの汚染水が入っていたが、発覚後に地上タンクに移して現在は空になっている。
あのね・・1立方センチあたり0・29ベクレルって、1リットルあたり290Bqでしょ?
いかにも少ない量しか出ていないような印象操作はやめてくださいませんか?(;`O´)o
地下貯水槽No.2周辺のボーリング調査について(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130521_07-j.pdf
【日本原電・敦賀原発】 海外コンサル、わずか1日の現地調査で「活断層ではない」
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007139
日本原電が業務委託した海外コンサル。左がSCANDPOWERのエプステイン氏、右隣がベリマン博士。=21日、港区 写真:田中龍作=
「敦賀原発(日本原電)の2号機直下に活断層が走っている」と調査団が報告した原子力規制委員会に対して日本原電が巻き返しに出た。海外のコンサル会社に依頼し「活断層ではない」とする評価書をまとめ、原子力規制委員会に提出する予定だ。
同社はきょう午後、都内で記者会見を開いた。木村仁取締役は「国内の専門家だけでなく海外の専門家によるレビュー(評価)を頂戴して信頼性の高い評価報告書としたい」と期待を込めた。原子力規制委員会が国内の専門家で固められていることへの当てつけでもある。
そのうえで「(2号機の真下にあるのは)活断層ではないという我々の知見は認めてもらえなかった」と悔しさを露わにした。原子力規制委員会の専門家委員個人あてに抗議文を送りつけた会社だけのことはある。
日本原電が業務委託したのは、リスクマネジメント会社の「SCANDPOWER」(本社ノルウェー)と英国シェフィールド大学のNeil Chapman教授をリーダーとする地質関係の専門家グループ。
ケルビン・ベリマン博士(ニュージーランドGNSサイエンス)は「活断層と断定する根拠はなかった」と強調する。よほど詳しく調査したのかと思っていたら、そうではなかった。
筆者が「現場を見たのか?」と質問したところ「見た」と答えるので、「何日間滞在したのか?」と聞くと博士は「1日」。
地震大国日本にあって活断層は原発再稼働を左右する極めて重要な要素だ。その現地調査がわずか1日というのだ。
博士が判断材料としているのは、日本原電が雇っている現地調査員からの説明だった。
筆者は呆れてものが言えなかった。再稼働させたい一心の日本原電の調査員が、活断層につながるような答をするわけがない。
敷地内を走る浦底断層(太線)と破砕帯(斜線)。=写真:田中龍作=
ベリマン博士が敦賀原発に関する事情をよく知らないことが、もろばれになる場面があった。活断層についての取材歴が長い明石昇二郎記者(フリーランス)が次のような質問した時だ―
「日本原電は私の取材に対して“浦底断層(※)は活断層ではない”と説明してきた。(ところが)国のバックフィットを経て“浦底が活断層である”と認めるようになった。日本原電は30年間、地元住民に対して“浦底は活断層ではない、死んだ断層だ”と言ってきた。それは御存知か?」
博士は「(2号機の真下を通る断層が)明らかに活断層ではないことが示されている」と答えた。明石記者が質問しているのは浦底断層についてなのである。博士は当事者の日本原電が「浦底は活断層」と認めていることを知らないようであった。
明石記者「日本の安全基準では、活断層を否定できない場合安全側に判断する(稼働させない)という項目がある。それは御存知か?」
博士「予防原則も確かに必要です。・・・(中略)原子炉近傍の断層であっても安全であることは世界中で証明されている」。
博士はクライアントの日本原電とも すりあわせができていないことが明らかだった。根拠らしきものは明確に示さず「安全だ」を繰り返した。
筆者がベリマン博士を追及していると、隣に座ったSCANDPOWERのエプステイン氏が司会者に「巻き」を入れた。さすがリスクマネージャーと言ってしまえばそれまでだが、都合の悪いことは隠そうという姿勢がありありだ。「卑怯な記者会見だ」と筆者はマイクを握ったまま指摘した。
記者会見を通じて見えたものは、何としてでも原発を再稼働させたい、日本原電のなりふり構わぬ姿だった。
◇
(※)浦底断層
敦賀原発敷地内を南北に走る構造線(写真・太いタテ線)。2号機真下を通る破砕帯(細い斜線)と交わる。破砕帯についても原子力規制委員会・調査団は活断層との見解をまとめた。
事実上の廃炉勧告 「敦賀2号機活断層」規制委了承(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013052290135950.html
原子力規制委員会は二十二日の定例会合で、日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)2号機直下を走る「D-1断層(破砕帯)」が活断層だとする専門家チームの報告を了承した。活断層上に原発の重要施設があることは禁じられており、規制委は原電から2号機の再稼働申請があっても、受け付けない方針で、原電は廃炉を迫られる。
規制委は全国の六原発で活断層調査を進めているが、初の規制委としての結論となった。既存の原発が、活断層を理由に廃炉を迫られるのも初めて。
島崎邦彦委員長代理を座長とする専門家チームは、昨年十二月に現地調査を実施し、2号機の北約三百メートルに地層の変形を確認した。約九万五千年より少し古い時代に動いた痕跡があり、活断層と判断した。
この日の会合で、島崎氏は、この地層の変形と2号機直下にあるD-1は、ずれ方や断層の延びる方向の共通点から一体のものだと説明。D-1は、近くにある活断層「浦底断層」につられて動く活断層だと結論付けた。
国の現行指針や七月に施行予定の新しい規制基準は、いずれも活断層の真上に原発の重要施設を建てることを禁じている。
規制委は、2号機は再稼働の審査を受ける条件を満たしていないと判断。今後、原電が再稼働を申請しても審査しない方針で、2号機は再稼働できない。原子炉等規制法には強制的に廃炉を命じる規定はないが、再稼働できなくても、維持費はかかる。原電にとっては事実上の廃炉勧告となる。
田中俊一委員長は原子炉直下に活断層との結論が出れば、「(再稼働という)その先に進むのは難しい」との考えを示していた。
原電は、ほかに二つの原発を保有するが、敦賀1号機は運転制限期間の四十年を超え、東海第二原発(茨城県東海村)では地元の反発が強く、再稼働は極めて厳しい。
一方、原電は活断層であることを否定し、チームの専門家個人に「厳重抗議」を送るなどなりふり構わず規制委に抵抗してきた。自社の追加調査が六月末に終わる予定だが、結論を覆すほどの新証拠は見つかっていない。
◆法的権限なし 「停止状態」長期化も
原子力規制委員会の調査団が日本原子力発電敦賀原発2号機の直下にある破砕帯を活断層と判断したが、規制委には敦賀原発の廃炉を求めるまでの法的権限はない。原電の対応次第では“停止状態”が長期間続く事態にもなりそうだ。
国は活断層上に原発の重要施設の設置を認めていないが、建設後に活断層が見つかるケースは想定していない。原子炉等規制法は「災害発生の急迫した危険がある場合」に、規制委が必要な措置を講じることができると規定するものの、敦賀原発に急迫した危険があるか、意見が分かれる。
原電は「活断層」を否定するための調査を継続し、あくまで再稼働を目指す構え。再稼働を強行申請して法的に争うなど、長期戦にもつれ込む可能性もある。だが原発は停止中でも巨額の維持費や安全対策費がかかり、廃炉の判断をむやみに先延ばししても経営面で影響が出てくる。
民間企業の財産処分に関わる問題だとして、「廃炉は事業者の判断」との見解を繰り返し強調してきた田中俊一委員長。一方で「いつまでも(規制委からの安全確保の)要求に応えているよりは『もうやめた』という判断を常識的にされるのではないか」との見通しも示している。
(東京新聞)
○●○●○●○●○●
Minnesota Bees and Neonicotinoid Corn May 7, 2013
http://youtu.be/xxXXaILuK5s
5月7日ネオニコチノイド・コーンを撒いた直後に、ハチは蜂箱の外で死んだが、30~40匹は神経中枢系のけいれん
遺伝子組み換え作物 - Wikipedia
「橋下市長と元慰安婦の方は面会すべき?」- 2013.05.20
http://youtu.be/cfHLvm6Xp9g
【ぽぽんぷぐにゃんSTREAM】テーマ「橋下市長と元慰安婦の方は面会すべきか?」(twicas)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/03aeb37d81cb749875d48aebbcfdfb08
橋下氏、元慰安婦と24日に面会(日本経済新聞 )
橋下氏、一転取材に応じる 慰安婦発言、撤回せず(北海道新聞)
「悔しい、早く死にたい」 元慰安婦が証言(TBS News)
社説[元「慰安婦」証言]「私の存在が証拠です」(沖縄タイムス)
一転取材応じた橋下市長 慰安婦・風俗発言撤回せず(MSN産経ニュース)
橋下大阪市長:慰安婦発言 市民団体が「人間の鎖」で抗議(毎日新聞)
市民団体が「人間の鎖」で橋下発言に抗議(日刊スポーツ)
維新・西村氏が離党届 「韓国人売春婦うようよ」発言で(MSN産経ニュース)
【橋下慰安婦発言】公明市議とモジモジ先生の論争。- 2013.05.21
http://youtu.be/B0LBxt8_TUg
【橋下発言さらに波紋!?】大阪市会の公明・辻議員が、モジモジ先生の発言で阪南大に抗議を検討!?
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/7aa502816ed3aa86291c0ca671186635
もじもじ先生と市議の、大阪市長に関する対話(Togetter)
【橋下発言さらに波紋!?】大阪市会の公明・辻議員が、モジモジ先生の発言で阪南大に抗議を検討!?(ぽぽんぷぐにゃん)
日本軍「慰安婦」問題の早期解決に関する意見書(大阪市会 2011年3月16日)
発言方法にも注意受けた橋下氏...議長ら申し入れ(読売新聞)
橋下氏、元慰安婦と24日に面会(日本経済新聞 )
橋下氏、一転取材に応じる 慰安婦発言、撤回せず(北海道新聞)
橋下大阪市長:慰安婦発言 市民団体が「人間の鎖」で抗議(毎日新聞)
「論点ずらし」「責任転嫁」7連発 橋下市長“天賦の才”(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142465
絵に描いたような無節操
橋下徹大阪市長が20日、一度は「やめる」と宣言していた囲み取材を再開した。「日本人がこれだけ(従軍慰安婦に)意識を持つことになったので、いい方向に向かっていけばいい」と何か良いことをしたかのような言い草だ。
そもそも、「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」と失言し、批判されたのは自分の責任。しかし、橋下市長は「今回はもう、大誤報をやられたんでね」とマスコミに責任を転嫁していた。
橋下はもともとそういう人物だ。論点のすり替えにかけては天賦の才がある。旗色が悪くなれば話を微妙にずらし、時には平気でウソもつける。これを世間では支離滅裂とか屁理屈と呼ぶが、と~っても柔軟性のある政治家なのだ。
そもそも、大阪府知事選への出馬を「2万パーセントあり得ない」と否定したのに、わずか数日後の出馬会見で「ウソと言えばウソだった」と言える。変幻自在ぶりは舌を巻くほどで、大飯原発の再稼働も断固反対の立場だったのに、先の衆院選で「建前論ばかり言っても仕方ない」とあっさり変質している。
国歌斉唱で先生の口元までチェックするのはおかしいと質問されれば、「国歌斉唱は誰が誰に命じたものですか。言ってみなさい!」と逆質問で切り返す。
<はぐらかし論法は昔から>
維新選出の府議や市議が、政務調査費でダイソン掃除機7万4800円やエアコン8万4000円を購入したことが発覚すると、「選挙活動に使う横断幕まで規制するルールはおかしい」と問題点を変えて切り抜けている。
大阪の高校のバスケ部員が自殺した問題も当初は、「正直、僕はクラブ活動の中でビンタをすることはあり得ると思っている」と答えていた。橋下が最初に所属した樺島法律事務所の樺島正法弁護士(神戸学院大教授)がこう言う。
「出会ってすぐは誰にでも愛想がよく、私にも〈妻と乳飲み子がいて生活が大変なんですよ〉なんて陽気に話していた。論点をずらして話をはぐらかすやり方は昔からで、不幸な生い立ちをしてきたからか、逆に従軍慰安婦のような弱者を憎んでしまう。〈自分は努力で這い上がってきた〉という自負が屈折した形で出てしまうのでしょう」
ホステスとのコスプレ不倫疑惑では、「家庭内のことですから」のフレーズを17回も連発。こんな人物が政党の顔だというのだから、海外の人から日本人はヘンだと思われるのも仕方ない。
若い人たちに知ってもらいたい慰安婦問題(鬼蜘蛛おばさんの疑問箱)
http://onigumo.sapolog.com/e394010.html
橋下徹大阪市長の従軍慰安婦に関する暴言、つまり「あれだけ銃弾が雨・嵐のように飛び交う中で、命をかけて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる」、あるいは普天間飛行場の視察の際に、司令官に「合法的に性的なエネルギーを解消できる場所が日本にはある。真正面から風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」という発言だ。このニュースを聞いたとき「もうこの人は終わっている」という感じで、呆れ果ててブログに書く気もしなかった。
「慰安婦」などというのはまやかしの表現であり、彼女らは性奴隷にほかならない。戦争を想定していながら「戦争」とは言わすに「有事」などという曖昧な表現で誤魔化してしまうのと似ている。被害者となった女性たちは騙されたり強制連行によって集められ、一日に何十人という兵士の性の相手をさせられたのだ。いたいけな少女も多く、考えるだけでもおぞましい犯罪行為だ。もちろんこうした事実は多くの証言によって裏付けられている。
米軍の司令官に対する発言にしても、よくこんなことを恥ずかしげもなく言えるものだ。司令官だってこんな非常識かつ破廉恥なことを言われ、さぞかしびっくり仰天しただろう。これらの発言は女性に対する蔑視、人権侵害であることは言うまでもないが、男性をも侮辱する発言だ。
橋下氏の発言は、戦争をも肯定し、性奴隷という犯罪を容認するあまりに無知蒙昧で人格を疑う暴言である。こんな人物が市長であり、政党の共同代表であり、弁護士であるというのだから、これほど恥ずかしいこともない。大多数の人から批判されるのは当然のことだ。
ところが、ご本人は批判されると「慰安所を認めたわけではない」と矛盾した言い訳に終始し、さらに自分の発言を撤回するどころか開き直って「マスコミの誤報」とか「国民の読解力不足」と、マスコミや国民に責任を押し付けてしまった。これでは事態が悪化するだけだが、それも分からないらしい。
橋下氏は18日に、国会議員に「誤解も含めて、意図しない形で伝わり、国会議員にも迷惑を掛けたことは申し訳ない」と陳謝したという。これだけ批判を浴びても、未だに「誤解も含めて、意図しない形で伝わり」と、自らの暴言を撤回しないようだ。もちろん、彼は辞任をするなどという考えは毛頭ないのだろう。
今日の新聞では、元従軍慰安婦の二人が沖縄と広島での集会に出席し「自分の娘を(慰安婦として)送ることができるのか」と話したそうだ。橋下氏は元慰安婦に会うとのことだが、彼女らに会う前に発言の撤回と謝罪をしないのなら、面会を果たすことによってなんとか名誉回復を図るつもりだろうだと受け止められても仕方ない。
安倍首相は憲法を改悪して戦争のできる国にしようと必死になっている。しかし、慰安婦問題は戦争と切っても切り離せない。ここにきて、戦後生まれの親に育てられた若い人たちは果たしてどれほど従軍慰安婦について知っているのだろうかとふと思った。
今回の橋下発言をきっかけに、とりわけ若い人たちには以下のブログなどで慰安婦問題やその背景について認識してほしいと思わずにいられない。
維新の会橋下共同代表の性暴力発言弾劾! (明日に向けて)
軍隊「慰安婦」問題と福島原発事故は底流でつながっている! (明日に向けて)
【再掲】台湾のおばあさんたちのこと(性奴隷問題被害者の素顔を知ってください!) (明日に向けて)
「慰安婦と兵隊」に寄せて (明日に向けて)
橋下氏の暴言 (inti-solのブログ)
あまりの矛盾(続・橋下氏の暴言) (inti-solのブログ)
いったい何が誤報なのか (inti-solのブログ)
橋下市長がまた妄言「韓国軍もベトナム戦争で女性を利用」=韓国(Searchina)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0521&f=politics_0521_001.shtml
橋下徹大阪市長が20日、「韓国軍もベトナムで性的な問題に女性を利用した」と発言したことに対して、韓国メディアは「また妄言」などと批判した。
橋下市長は20日、堺市内で行われた大阪維新の会のパーティーに出席し、慰安婦問題に関して「日本も悪かった。戦場の性の問題として女性を利用していたのは間違いない。その代わりアメリカだってイギリスだってドイツだってフランスだって、もっと言えば第2次世界大戦後のベトナムでは韓国軍だって、みんな戦場の性の問題として女性を利用していたんじゃないんですか」と述べた。
韓国メディアは、「橋下また妄言、韓国軍もベトナム戦での女性の利用」、「日本の橋下、韓国軍もベトナム戦争で慰安婦利用」などの見出しで伝えた。
慰安婦への発言で波紋を広げた橋下市長が、今度は「韓国軍もベトナムで性の問題として女性を利用した」と発言し、論議をさらに拡大したと指摘。これまでの妄言を希釈しようと、韓国軍まで引き込んだと解釈されるが、無理な主張だと批判した。
また、「日本の有権者70%が、橋下の慰安婦発言を不適切」、「朝日新聞、橋下の慰安婦発言は不適切との日本の有権者が70%以上」などと題して、毎日新聞と朝日新聞が行った世論調査の結果を紹介したメディアもある。日本の有権者の実に7割以上が、橋下市長の発言に否定的であり、維新の会の支持率も急落していると伝えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)
■□■□■□■□■□
気温低下の中のCO2 400ppm / 武田 邦彦
http://youtu.be/iN1TD6noVbo
気温低下の中のCO2 400ppm
http://takedanet.com/2013/05/co2400ppm_b44c.html
2013年5月11日 読者からの問い合わせも多かった。
NHKもマスコミもすべて「CO2が400ppmになった」と報道した。
NHKもマスコミもすべて「地球の気温が低下している」とは報道しなかった。
自分に都合のよい(これまでに言ってしまった)ことだけを報道する。
CO2が上がって気温が上がるのかはまだ学説に過ぎない。
それにCO2の測定点はハワイ、気温の測定点は都市。都市は都市化で温度が上がっている。第一、1880年からの測定値だから、その頃、植民地(アジア、アフリカ、南アメリカなど)の地方の気温は測定されていない。
もう少し誠実に報道して欲しい。これでは本当に温暖化したときに分からなくなる。
(平成25年5月18日)
チェルノブイリ被害の全貌~
アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
http://youtu.be/lcdA5Xge0cI
チェルノブイリ被害の全貌~アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1585
↧
本当にホント!??o(゚Д゚)
↧