An individual has not started living until he can rise above the narrow confines of his individualistic concerns to the broader concerns of all humanity.
人は、個人的な狭い関心事を越え、人類全体に関わる広い関心事に向かうようになって初めて本当の人生を歩み始めるのである
Martin Luther King, Jr
(キング牧師)
20130622
ラジオフォーラム 第24回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/99jpAPgzx1Q
◆西谷
はい、それでは今日もこのコーナーから始めたいと思います。
え~、小出さんと電話がつながっています。
小出さ~ん。
◆小出
はい。
◆西谷
こんにちは、今日もよろしくお願い致します。
◆小出
はい、こちらこそよろしくお願いします。
◆西谷
え~、小出さん、今日はですね~、あのプルサーマル計画とMOX燃料、この~特集をしたいと思うんですが~、関西電力がですねぇ、高浜原発3号機で導入されてるプルサーマル向けのですねぇ、いわゆるMOX燃料、プルトニウム・ウラン混合酸化物ですね、これをフランスから海上輸送していてですねぇ、え~、6月下旬にですねぇ、日本に到着すると発表しているんですよねぇ。
◆小出
そうですね、はい。
◆西谷
もしかすると、この放送がオンエアされてるときにはもう日本に着いてるかもしれないわけですがぁ、ここでちょっとリスナーから質問が来ております。
48歳女性からの質問ですがぁ、現在日本に運ばれているMOX燃料やプルサーマル計画について、もう一度詳しく教えてくださいということなんですがぁ、先生どうでしょうか、これ。
◆小出
はい、え~と、プルサーマルという名前ですけれども、プルというのはプルトニウムのことです。
サーマルというのは、いわゆる熱という日本語。
◆西谷
サーマルは熱ですね。
◆小出
はい、つまり、プルトニウムを現在使っている普通の原子力発電所で燃やしてしまおうという計画のことです。
◆西谷
あの普通の原子炉は、え~、ウランを燃やすということで設計されているけれども。
◆小出
そうです。
◆西谷
その普通の原子炉で、プルトニウムを混ぜたもの、つまりMOX燃料を燃やすと。
◆小出
もちろん危険は増加します。
◆西谷
ただでさえ危険な原子炉に、更に危険度をアップさせて、この~~~無理矢理プルサーマルをするというのは、やはり、プルトニウムを燃やさないと都合が悪いということでしょうか。
◆小出
そうです。
プルトニウムというのは原爆の材料だった物質なのです。
え~、それをこの日本という国は、原子炉で燃やすということをずっと言ってきました。
ただし、その原子炉と言っても、普通の原子力発電所でプルトニウムを燃やすというのは今聞いていただいたように危険なことなのであって、日本というこの国が言ってきたのは高速増殖炉という。
◆西谷
もんじゅですね。
◆小出
そうです。
日本ではもんじゅというまあ実験炉というかちいちゃなものを作ろうとして未だに動いてもいないのですけれども、そういう形の原子炉で燃やすための燃料だとして、イギリスとフランスに頼んで、日本の原子力発電所で生まれたプルトニウムを分離して取り出してもらってきたのです。
しかし、もんじゅはもちろん動いていませんし、ほかの高速増殖炉も1台もありませんので、分離してしまったプルトニウムを燃やす手段が日本では無い、のです。
え~、それなのにプルトニウムは原爆の材料なわけですから、日本というこの国が使い途のないプルトニウムを取り出してしまって懐に入れてしまったという状態になっているのです。
◆西谷
ということは、国際社会は、これはあなたのとこ核兵器を作るつもりなのかと疑われないためにも、燃やさざるを得ないということですか。
◆小出
そうです、そうです。
え~。
◆西谷
やっかいなものが。
◆小出
リスナーの皆さんは、この日本という国がいわゆる世界のほかの国々からどのように見られているかということを、どうお考えになっているかなと私は思いますけれども、世界の国々は日本というこの国がそんなに立派な国だとは思っていないのですね。
何十年か前までアジアの国々に侵略をして、たくさんの人々に苦難を味合わせた国だったわけですし、
より大きな地図で 太平洋戦争地図 を表示
今現在も平和利用だと言いながら、原爆材料になるプルトニウムを着々と懐に入れてきて。
◆西谷
確か40トンぐらいあるとか。
◆小出
はい、現在45トンあって。
◆西谷
45トンもある。
◆小出
はい、それで長崎の原爆を作ろうとすれば、4000発も出来てしまうというほどの。
◆西谷
4000発ですか。
◆小出
はい、既に懐に入れてしまっている。
◆西谷
だから、自民党の石破さんがね、プルトニウムは持ってるだけで、あの潜在的なあの抑止力になるとおっしゃってたもの。
◆小出
そうです、はい。
◆西谷
いみじくも。
◆小出
はい、あの~石破さんもそうですし、まあ自民党というその政党が日本の原子力をずっと進めてきたわけですけれども、一番始めから平和利用と標榜しながら実はプルトニウムを持ちたかったというのが彼らの狙いだった、のです。
http://youtu.be/dDCZY9Q9d9U
え、そんなことをでも世界の国々が許してくれるわけはないわけで、日本の国は使い途のないプルトニウムは持たないという国際公約をさせられた。
◆西谷
ということは、無理矢理でもプルサーマルやっとかないといけない。
◆小出
そうです。
もうどうにもならなくなって、危険なことは承知だし、やればやるだけ経済的に損をするというのも分かっているのですが、もうどうしようもなくなって燃やすしかない、危険を承知で普通の原子力発電所で燃やしてしまおうというところに追い込まれてしまったのです。
◆西谷
あのね、先生ね、このMOX燃料を本来なら日本で作れると僕は思っていたんですが、フランス・イギリスに頼んでいるということは、日本の技術では作れないということですか。
◆小出
もちろんそうです。
元々使用済みの燃料というものが原子力発電所から出てくるのですけれども、その使用済みの燃料の中からプルトニウムを取り出すという作業を私たちは再処理と呼んでいます。
え~、その仕事というのは、原爆材料になるプルトニウムを取り出すために、どうしてもやらざるを得なかったから開発された技術、です。
で~、核兵器保有国はもちろん皆再処理ということをやったのですが、再処理工場の周辺では猛烈な環境汚染をどこの国でも起こしています。
たいへん危険な技術で、日本という国でも六ヶ所村でやろうと今しているのですけれども、え~、日本というこの国の手には負えないということで、なかなか動くこともできないのが現在なのです。
◆西谷
困ったことになってますねぇ。
あともう一つですねぇ、使用済み核燃料棒が非常にあの~処理がね、ガラス固化体にしてとかいうことなんですけど、普通の原子炉から出てくる使用済み核燃料棒と、プルサーマルから出てくる使用済み核燃料棒は、やっぱり違うんですか。
◆小出
違います、はい。
◆西谷
やっぱりやっかいですか。
◆小出
はい、一度プルサーマルということをやってプルトニウムの燃料を燃やしてしまいますと、私たちが超ウラン元素と呼んでいる特別に寿命の長い放射性物質が。
◆西谷
超ウラン元素。
◆小出
超ウラン元素というのですが、ウランを超えるというようなヤツですね、はい。
あのウランというのは自然界にある一番重たい元素なのですけれども。
◆西谷
そうか、プルトニウムは超ウランですよね。
◆小出
そうです。
プルトニウムも超ウランですし、プルトニウムよりもっと重たいキュリウムとかそういうような原子核がたくさんその~使用済み燃料の中に貯まってきてしまうのです。
それ、取り扱いがたいへん厄介ですし、寿命が長いので、再処理をするにしても、ガラス固化にするにしても、今までやってきたような時間の長さでは到底できないで、何十年もまずは原子力発電所の中で冷やしておかなければいけない。
◆西谷
またこれ、子々孫々までツケを後回しにするということですね。
◆小出
そうです。
日本にある、あるというか作ろうとしている六ヶ所の再処理工場ではプルサーマルの燃料を再処理することすらができませんので、え~どうしていいかまったく分からないものをまた生み出してしまうということになります。
◆西谷
先生、すみません、聞いてたらアタマが痛くなってどうしたらいいのか分からないという、そのどうしたらいいのか分からないということが分かりました。
◆小出
はい。
◆西谷
ちょっとお時間になりました。
え~、この問題はまた引き続き追求していきたいと思います。
小出先生、どうもありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました。
核再処理工場・英セラフィールド
http://youtu.be/wfWtIAOv33A
施設内部映像と施設周辺の汚染状況等
羊頭狗肉 使用済み核燃料 再利用の行方は その1 セラフィールド
http://youtu.be/evUjs_s7FcI
羊頭狗肉 使用済み核燃料 再利用の行方は その2 ラ・アーグ 六ヶ所村
http://youtu.be/CeyKCgUBrJ0
10万年先まで危険が続く...核廃棄物の現実(再掲)
http://youtu.be/5axeW9Gmf4E
放射性廃棄物はどこへ?(再掲)
http://youtu.be/WL2E0vwb3Zc
○●○●○●○●○●
【東京都議選】日本共産党の野党第1党について。- 2013.06.24
http://youtu.be/SMJmStubtEE
【まさかの大躍進!?】都議選:日本共産党が17議席獲得で野党第1党に。議席も倍増の快挙!
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/b6fabd531b18aa48c08c0822d0635d0b
共産倍増、民主上回る 全127議席が確定 都議選(朝日新聞)
東京都議選:反アベノミクス 共産支持広げる(毎日新聞)
都議選 共産党倍増17議席 民主上回り第3党 議案提出権を回復(しんぶん赤旗)
都民の願い実現に全力 都議選結果について 志位委員長が会見(しんぶん赤旗)
自公が全員当選 民主は第4党に転落 都議選(朝日新聞)
<東京都議選>自民59人全員当選 第1党奪還 民主惨敗(毎日新聞)
自公、着々75議席以上...共産も大きく上積み(読売新聞)
東京都議選、自公が過半数確保 民主惨敗、維新も後退(共同通信)
民主 共産を下回り都議会第4党に(NHK)
志位委員長「都議会第3党 うれしい」(NHKニュース)
都議選 みんな7議席 維新2議席(NHKニュース)
都議選 投票率43.50%(NHKニュース)
共産躍進、護憲・反原発の訴え届く 低投票率も影響か(朝日新聞)
生活者ネット、改選前3議席を維持(朝日新聞)
生活・社民・みどり、議席獲得ならず(朝日新聞)
初の都議選 みんな20人擁立、7議席獲得(朝日新聞)
選挙:東京都議選 自民全勝、民主第4党 公明も全勝、共産倍増し第3党 維新は敗北(毎日新聞)
自民は全勝 共産が民主超え(日刊スポーツ)
都議選 自民全勝 第1党 民主、維新は惨敗(東京新聞)
数字から東京都議選の結果を考える(江川紹子)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130624-00025930/
選挙は、獲得議席数がすべて。その結果を見れば、今回の東京都議選は自公圧勝、民主大敗、共産復活、みんな健闘、維新沈没ということになる。ただ、数字をあれこれ比べていると、必ずしもそれだけでくくれない傾向も見えてくる。
公明党は「圧勝」なのか
ここ20年の都議選の投票率や主な政党の得票数、得票率、獲得議席を一覧にしてみた。(以下、今回の都議選の結果の数字は、すべて6月24日付東京新聞による)
自民党の得票率は、小泉人気で湧いた2001年をわずかながら上回っている。少なくとも東京では、安倍政権強し、を印象づけた。だが、公明党はどうだろうか。前回よりは得票率は上がっているものの、14.10%という数字は、今回と同じように低投票率だった2005年(18.00%)、1997年(18.74%)に比べてかなり見劣りがする。得票数も、70万票を大きく割り込んだ。国政選挙でも公明党の獲得票は減少傾向にある。人口減の日本にあっても今なお人口が増えているはずの東京でも、支持基盤の創価学会が退潮傾向にある、ということなのかもしれない。参院選挙でもこの傾向が続くと、自民党が圧勝した場合、憲法改正などで安倍政権のタカ派色を和らげる役割をこの党がどれほど果たせるのだろうか、という疑問も湧いてくる。
民主党の負けっぷりは目を覆わんばかり。獲得議席15とは、共産党より少なく、2001年に獲得した22議席より少ない。それでも、得票率は共産党よりは高く、01年の時よりも得票数は多い…というのは、何のなぐさめにもなりそうにない。おまけに、海江田代表は「安愚楽牧場事件」でも、同牧場の資産運用法「和牛オーナー制度」を評価していたなどと批判されている。同氏の地元では、新宿区と港区で現職都議が落選し、千代田区では候補者も立てられなかった。菅元首相の地元でも、武蔵野、小金井両市で現職が落選。こうした「顔」で参院選を戦っても、苦戦は必至だろう。
「反自民」受け皿としての共産とみんなの存在感は
共産党は、オール与党化した都議会の中で、唯一の野党を標榜し、今回は「自民vs共産」の構図を打ち出して、反自民の受け皿となった、と評価されている。確かに前回の都議会選挙に比べて議席は倍増。市田書記局長は「これまでのどの選挙と比べても、街頭演説で耳を傾けてくれる人が多かった」と手応えを語った。しかし、獲得票数や得票率をみると、同じく低投票率だった2005年や1997年に比べて、明らかに減っている。議席増=支持者増とは限らない。これでは党勢の回復とは言えないのではないか。憲法や原発を巡る重要な課題で民主党の態度が今ひとつはっきりしないのに比べ、鮮明な主張で存在感を高めている共産党。その存在感が、参院選では票の獲得につながるのか、注目したい。
また、7議席を獲得し、「ぶれない姿勢が評価された」と渡辺代表が胸をはったみんなの党。維新の会が2議席と惨敗したのと対照的な結果となった。しかし、獲得した票の総数は、維新の方が6万票余り多い。得票率6.87%では、みんなが「反自民」のもう一つの受け皿となった、とまでは言い切れないだろう。みんなと維新を合わせた得票数は685,387票で、民主党に5000票ほどの差で迫っている。橋下氏の慰安婦を巡る発言や石原氏の「謝れ」発言などのゴタゴタがなく、両党が選挙協力をしていれば、今回の選挙結果はかなり違ったものになったに違いない。少なくとも当面、みんなが維新と復縁することはないだろう。参院選挙で、地方での組織力に欠けるみんなが単独で、「反自民」の受け皿としてどれほどの存在感を示すことができるのか、注意深く見ていきたい。
そして参院選は…
ネット上では熱心な支持者たちの発言が目立つ生活の党だが、今回の都議選に3人の候補を立てたものの、得票数はわずか9,563票。総投票数の0.21%しか獲得できなかった。驚くべき、と言いたくなるほどの存在感のなさである。社民党は1人を立てて12,948票、みどりの風はやはり候補者1人で6,463票。いずれも存在感は希薄だ。民主党は選挙区によっては生活などとの選挙協力を行うとしている。もちろん地域によって事情は大きく異なるのだろうが、今回の都議選の結果を見ていると、そういう戦術がどれほどの効果を生むのか疑問に思えてくる。
今回の都議選は、私には選挙らしい熱気がまるで感じられなかった。投票率43.50%は、1997年の40.80%に次ぐ低投票率。しかも1997年は現行の期日前投票制度がなく、利用しにくい不在者投票制度しかなかった。今回は、有権者の8.33%が期日前投票をしている。この制度がなければ投票率が史上最低となった可能性も否定できない。
低投票率の原因は、「民主党に失望したが、自民党には投票したくない。かといって他の政党や候補者にもそれほど魅力を感じない」という人たちが投票所に足を運ばなかったからだろう。共産党やみんなの党が「反自民」の受け皿として名乗りを上げているとはいえ、そこに乗れる有権者ばかりではない。今の民主党がなすべきは、自民党との対立軸を明確にし、それを明快に語れる人(いれば、の話だが)を「顔」にすえて、「反自民」や「非自民」の受け皿としての役割を果たすことだろう。そうでなければ、「反自民」「非自民」の有権者は、今後も投票行動へのモチベーションが持てないまま、参院選の投票日を迎えてしまうのかしれない。
今回の結果に、安倍首相は「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と自信を深めている。確かに自民党は、「小泉旋風」の時より高い得票率は得た。だが、得票数を見れば、2001年より88,300票減らしている。「小泉旋風」は、人々に熱気を吹き込み、投票所へと足を運ばせ、投票率を高める効果もあった。安倍首相には、未だ小泉氏のような動員力はない。
そんなこんなで、参院選も低調な選挙になってしまう…ことのないよう、各党の奮起とマスメディアの工夫や努力が必要だ。
【860】 棄権しかできない日本(1) 政党なし選挙 / 武田 邦彦
http://youtu.be/0xJp2bKUH2I
棄権しかできない日本(1) 政党なし選挙
http://takedanet.com/2013/06/post_1815.html
選挙の選択(自由な人生、国家が決める人生)
自由な人生の党:日本にはなし
他人が決める人生:共産党、公明党、社会党系
不明な政党:自民党、民主党、みんなの党、維新の会、国民の生活が第一など
個別の政策は選挙では選択できない
(平成25年6月24日)
武田邦彦
自公、参院選へ手応え=安倍首相「実績評価された」-都議選【13参院選】(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013062400001
23日の東京都議選で自民、公明両党は、全員当選で過半数を確保し、目前に迫った参院選へ向け「大きな弾みになった」と手応えを感じている。特に、自民党は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」が評価されたとして、参院選でも前面に掲げていく方針。安倍晋三首相(党総裁)は同日夜、都内の私邸で記者団に「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と強調した。
さらに、首相は「景気回復を実感していただけるよう全力を尽くす。実績を残していく中で参院選の勝利を目指す」と述べた。石破茂幹事長は、党本部で記者団の質問に答え「第3の矢の成長(戦略)は、(国民に)示した段階。参院選までに多くの国民に得心してもらえるようさらなる努力が必要だ」と述べ、成長戦略の柱である規制改革などの着実な実施を訴えていく考えを示した。
自民党は都議選の結果が参院選に直結するとみて、石破幹事長ら党幹部が連日応援に入り、首相も英国での主要国首脳会議(サミット)から帰国すると、遊説に繰り出し、支援を訴えた。
もっとも、地方選出の議員を中心に「アベノミクスの恩恵が広がっていない。地方と東京は違う」との警戒感が消えない。実際、他県の首長選挙では自民党が支援した候補が相次いで敗北している。執行部は今回の勝因を「野党が駄目だっただけだ」(幹部)と分析。引き締めを図りつつ支持拡大に努める考えだ。
一方、公明党の山口那津男代表は23日夜、記者団に「この流れは参院選でも続く」と述べ、参院選での与党過半数確保、ねじれの解消に自信を示した。(2013/06/24-01:32)
東京都議会選の結果に世間では共産党が躍進したことを驚きを持って受け止められています。
改選時8議席から17議席へと伸ばしたのは、反原発・反TPP・反憲法改悪の立場からは歓迎するところです。社民党や緑の党などの反原発・反TPP・反憲法改悪を掲げる党に票が行かなかったことには残念ですね・・(´・ω・`)
しかし、忘れてはならないのが、自民党・公明党の完勝ですね!この選挙結果を受けて安倍首相はアベノミクス」が評価された、「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と得意げです・・。
江川氏のいう「反自民」や「非自民」の受け皿として票が共産党に流れたのでしょうか??「反自民」や「非自民」の実態は何か?それは反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮している人々なのですよね?それらの人たちが自らの意思表明をしたのだとしたら、この低投票率は納得いきません。
民主党に騙されて、民主党には懲り懲りしほかに入れるところはないという消極的な姿勢が都議会選挙の低投票率と結果をもたらした一因ではないでしょうか?
反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮している人々がなぜ自民党を勝たせるのですか??もし高投票率になり「反自民」や「非自民」の票が全て共産党に流れたのでしたら、共産党が第一党になってもおかしくないですよね?
候補者過多で乱戦になり、当選ラインが下がったため当選できたのでしょう?選挙制度も中選挙区制に近いですし!
心の底から真に反原発で怒りに燃えている人、アベノミクスによって生活がますます困窮している人とは実勢上は少数派なんでしょうね?そんな気がしてきます・・
なぜなら、認識と感情と行動は表裏一体のものでしょう?我が子が車に轢かれそうになって、「あら?車に惹かれそうねえ?」と静かにしていられる親がどこにいます?我が子が車に轢かれそう=認識、これは大変だ!と思う=感情、助けに行く=行動、これらは一体のものです。
となると、先の総選挙も今回の都議選も反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮しているのも他人事なのだということになりませんかね??(´・ω・`)
だからこそ、それぞれの運動を担っている人や意識の高い人は一層、奮闘し、スイシンジャー等の分断をはねのけて大きなうねりを作り上げなければいけないのですね!!
(`・ω・´)ゞ
東京都議会議員選挙 開票結果内訳
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h25togisokuho/h25gik_kai_023.pdf
平成25年6月23日 東京都議会議員選挙
開 票 結 果
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h25togisokuho/h25gik_kai.html
The ultimate tragedy is not the oppression and cruelty by the bad people but the silence over that by the good people.
最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。
Martin Luther King, Jr
(キング牧師)
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無関心はいずれ自分の首を締めちゃうよ!
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