Japan Professor, Fukushima release Cesium-137 equivalent to more than 10000 Hiroshima Atomic Bombs(再掲)
http://youtu.be/C2IJAsu7JtM
「ああ、ついにきたかなあ」都内体調不良女性が甲状腺診断で思うこと。バンダジェフスキー講演の大切な話。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/12f193cc9f5651eada8c307856403cd3
前略
「2012年、バンダジェフスキー博士来日で、ぼくが大切に思ったこと。」
バンダジェフスキー博士と、今回、2013年の7月にも一般公演を一緒に行う僕が、2012年3月に、来日されたことに関して、書き留めた内容です。一部手直ししています。専門的な事というよりも、概説的な部分です。
① 博士本人は、ある意味汚染された場所に新設された医科大学を、ベラルーシ政府側から引き受けさせられた人物であること。元々政府に否定的な学者というわけでなく、元々は、政府の意向も受けて、その現地の汚染に立ち向かったスタンスであること。
②事故発生から数年した、90年代当時の現地の状況が酷く、彼は亡くなった方の解剖を進めて、当時のベラルーシの技術水準で、臓器ごとに可能なかぎりの放射能の検査をおこなったこと。
③生きている人の調査は、開架型(椅子型)のホールボディカウンターでおこなっていたこと。生きている人のBq/kgはこれで出されたもの。このため、精密型のホールボディカウンターよりも数値が高く出ていると考えられること。
④調査・検査をやったことで、病気の多発、死者の増加について、彼が提示しているのは、臓器にセシウムが大量に蓄積されている実態を明らかにしたこと。彼はセシウムがこの事象の主な原因と考えていること。
⑤この実態を明らかにしたため、政府の意向に反したとして、逮捕され、長年にわたって刑務所に入れられたこと。それによって研究データの大半が残存していないこと。ベラルーシは、ソ連の中で情報隠ぺい、弾圧が最も強い国であること。
⑥少なくとも、ウクライナやベラルーシをはじめとして、そのエリアでは、死者が、生まれる人々を、上回る状態が継続していること。人口が大きく減り続けている社会に、この国々が恒常的になっている状態があること。
⑦人口の減少は、放射性物質による影響しか考えられないこと。特に他の強い要因はないこと。
⑧福島第一原発の事故は、彼の考えではチェルノブイリよりも広範囲ではないが、深刻度において、さらに問題が大きいという認識があること。福島県内の汚染程度が酷いこと。チェルノブイリは汚染が農村地帯が多かったが、今回は東京のような大都市にまで酷い汚染の地域があって、深刻度が桁違いとなる可能性があること。ゴメリの汚染と江戸川区の汚染にあまり差がないこと。また、セシウム以外のほかの核種の影響も甚大であること(これが未解明なこと)。
⑨死者の増加は、キエフでも顕著に増えていて、さらに高濃度のエリアでは、かなりの勢いで増えていること。ゴメリなど。これは、今回の福島第一原発事故によってもおきる可能性が高いこと。それを考えた場合、福島は当然のこととして、宮城や東京、関東の汚染エリアから移住できる人は移住したほうが良いこと。子供、妊婦、妊娠可能な女性は優先すること。
⑩日本、特に関東・東北のエリアでこれから起こることについて、博士本人が相当な危惧を抱いていること。これをとめることそのものは、実は、大変に難しいこと。
⑪こうした中で、政府がガレキの広域拡散を進めているが、放射性物質が付着したガレキを、汚染の少ないエリアに移すことも、さらに移送して焼却することもありえない行為ということ。放射性物質を拡散させないことが大切で、旧ソ連でもおこなっていない所業を日本政府はすすめていること。
⑫日本政府や行政当局が情報隠蔽をおこなっていることは間違いないこと。これについて、市民側が風穴をあけるしか方法がないこと。
⑬ペクチンなどの排出剤は効果が最低限しかないこと。短期的一時的なもの。アップルペクチンは、そのままりんごを皮ごと食べるほうがマシなこと。しかし、排出剤に頼ることは何の意味もないこと。それよりも安全な、放射性物質が含まれていない食品を食べることが望ましいこと。
⑭可能なら、福島のみならず、関東・東北のエリアの中で汚染地域からは移住するのが望ましいこと。優先は、妊婦、子供、妊娠可能な女性だが、全年齢で放射性物質の影響はあるため、逃げることのできる人は、全て、逃げるべきであるということ。沖縄、札幌、京都などで、博士は関東東北から避難移住した全ての人々に「あなたたちの選択は正しい」と明言したこと。
⑮東京23区の土壌汚染状況が、ぼくたちの調査で平均してセシウム合算で800Bq/kgの状態(キエフ以上)であることを伝えたところ、「可能な人は逃げたほうが良い。最低でも保養に出たり、汚染されていない食べ物を食べないとならない。でも、移住がベターだ」と話していたこと。
⑯世田谷区でほこりに50グラムで75Bq(1500Bq/kg)検出された一般の木造家屋の話を伝えると、「そこは危険だ」と断言し、可能なら移住したほうがよいと明言したこと。吸気による危険も大きいと本人も判断していること。
⑰日本の大半のメディアは、博士の来日についても、記者会見の内容に関しても、完全に無視するか、ほとんど記事にしようともしていないこと。沖縄の新聞や共同通信、東洋経済などの一部メディア以外、掲載する雰囲気はほとんどないこと。博士が伝えている内容そのものの衝撃が大きく、「無視」という結論に大半のメディアが至っているのが今の日本の現実であること。というかこの内容を報じると、首都圏に人がいるかどうかという議論になることを消化できないとして記事にしないとするマスコミも存在した模様であること。
⑱ほとんどのメディアが無視するにも関わらず、品川区の1000人会場も即日満員、世田谷区の四百五十人会場も二回で九百人が三十分程度で満員になるなど、一般の皆様へのインターネットを介しての情報発信が強くなってきていること。マスコミと一般の皆さんの間に乖離現象もおきていること。
⑲今後起きることへの懸念が強い中で、博士本人は日本に対して最大限の協力をしたいという意志は持っていること。しかし、博士本人が有効な防御策を数多く持っている訳ではなく、彼の協力に助けられても、放射性物質との闘いはきわめて厳しいということ。
⑳ここまでまとめてみたが、それでも伝わらない現実が、今の東京や日本ということ。
復習の意味で書き直してみましたので、バンダジェフスキー博士が、どういう感覚を有している人なのかをもう一度確認して下さい。
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「来たるべきものが来た」「ああ、ついにきたかなあ」、最近、こうした単語を目にすることが多くなりました。こうした感覚が、懸念していた、特に女性たちの中で強まっているということは、認識しておいてください。それが、まだそんなに大きな異常でなくても、わかりやすい話が、わが身に降りかかる時、特に女性は痛感するようです。甲状腺に少し異常が出た話ですが、慢性被曝が続く中で、大丈夫だった人にも、思わぬ以上は出ると考えています。
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前回は周りの知人、友人の心筋梗塞や脳梗塞の話をさせていただきました。
あれから自分自身の移住の話を進める中で
私本人も健康被害がついに出てしまいました。
爪の割れや心臓の痛み、止まらない咳と言った異常を感じるが、病院では病気と見なされない症状が続く中で、 先月喉に異常を感じたので耳鼻科へ行った所、両方の甲状腺の腺腫様甲状腺腫と両耳下膿胞と診断されました 。
幸い悪性ではなく血液検査も異常なく、小さな物で心配ないと言われましたが
中には悪くなるもの(ガンの事だと思いますが。はっきりとは言いませんでした)もあるので
経過観察で今後は半年に一度は検査を受ける様言われました。
また固くなったり、触れたりするようなら早く来なさいとも。
ああ、ついにきたかなぁという感じです。
もっと早く東京を離れていれば?とか
一旦被曝しているのだからどのみちこうなったとかいろいろ考えましたが
最初の爆発の日からしばらく、雨にも濡れたし
なんと言ってもランニングを二度もしてしまったのですから
おかしくならな い訳は無いですね。。
それからは食べ物も水も、西や海外から取り寄せて気は付けていましたが.....
このことをなにか皆さんの参考になればと思います。
東京でも異常は出て来たと。
因みに病院では原発、という言葉は一言も言いませんでした。
ただ、首の中にしこりが出来た、喉もつまり、咳も止まらないと症状を
言っただけです。
最近内科にかかる用事もあったのですが
不調を言うと甲状腺かな、とすぐ言われました。
多いのでしょうかね。。。
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こうした慢性被曝の危険についても、バンダジェフスキー博士は発言しています。
以下略
市民と科学者の内部被曝問題研究会総会および研究報告会のご案内(2013年6月15日、16日開催)
http://www.acsir.org/info.php?2013-6-15-16-36
2013/06/15 「流通している食品の中には産地偽装され、放射能検査をしていないケースも」 ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 1日目(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/84910
2013年6月15日(土)16時20分より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の1日目が開催された。この研究報告会は、6月15日、16日の2日間で行なわれる。1日目の特別講演では、宗教学者の島薗進氏が「福島は5重苦と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害は、科学者に責任がある」として、現在の放射能防護体制や御用学者を実例を挙げて批判した。
■内容
16:20~ 沢田昭二氏「放影研の『黒い雨』に関する見解を批判する」
16:40~ 牛山元美氏「内部被ばく問題に臨床医としてどう関わっていくか ― ベラルーシ研修、被ばく関連検診の報告」
17:00~ 大沼淳一氏「市民放射能測定センター(Cラボ)が取り組んできたこと」
17:30~ 特別講演 島薗進氏(上智大学 教授)「つくられた放射線『安全』論」
http://youtu.be/NGaQqlFlcuo
まず、名古屋大学名誉教授の沢田昭二氏が「世界で、内部被曝を過小評価する一番の根拠にされるのが、放射線影響研究所の原爆被爆者の研究だ。原爆被爆者認定裁判で、もっとも批判されたのが、御用学者による『彼らに、放射線降下物の影響はなかった』という証言だ。今、厚労省で、原爆症認定基準を改訂中だが、放影研は放射線降下物の影響はないことにしようとしている」と述べ、「われわれは、ねじ曲がった科学を正しいものにしていこう」と呼びかけた。
次に、さがみ生協病院医師の牛山元美氏が登壇。牛山氏は、今年3月、ベラルーシの医学アカデミーで医師向けの研修に参加した際、ある教授から「チェルノブイリ原発事故当時、原発から300キロ離れたミンスクに住んでいた。何も知らない6歳の息子は外で遊び回り、家に帰ってくると吐き気を催した。ほかの多くの子どもも同様だった。その原因は25年たっても不明だ」と聞いたという。
その上で、「自分が住む神奈川県相模原でも、3.11以後、子どもの鼻血の症例を多く聞いた。医者の常識では、放射能が原因の鼻血は200ミリシーベルト以上の急性被曝をしないと起こらない。相模原ではありえないはずだが、自分にも子どもがおり、母親の感覚としては『おかしい』と思う」と語った。また、被曝の健康被害を調べるスクリーニングが福島県内でしか行なわれていないことを問題視。さがみ生協病院でスタートした「放射線被ばく関連健診」について説明した牛山氏は、「被曝による健康被害を減らすために、医師としてできることを行ないたい」と語った。
大沼淳一氏は、市民放射能測定センター(Cラボ)の取り組みについて説明し、「当センターは、この1年半の間に1600検体ほどを測った。これは国の測定数の1%にあたる。現在、日本には100ほどの測定グループがある。明らかに国の実施数は少なすぎる」と指摘した。さらに、同センターの検査で汚染が判明した、愛知県の放射性セシウム含有腐葉土、春日井市の学校給食、メディアに大きく取り上げられた、岡崎市竹の子幼稚園の給食で使用された乾燥シイタケについて、経緯を報告。「乾燥シイタケを調べたら1260ベクレル/キロが検出され、保健所に通報した。行政での再測定の結果は1400ベクレル/キロ。流通ルートを調べると、メーカーは当初、仕入れ先をごまかしたが、茨城県JAから仕入れた乾燥シイタケを、放射能検査をせずに他産地のものに混ぜて出荷していたことが判明した」と振り返った。
宗教学者で前東京大学大学院教授の島薗進氏は、近著『つくられた放射線「安全」論』を上梓した理由について、「原発事故後、『原子力工学のムラ』では反省の色が伺えるが、『放射線の健康影響はないとするムラ』があり、今なお強固に牙城を守り、政府に対する影響力を保っているのが不思議だった。いまだに権力を持ち続ける山下俊一氏や東京大学准教授の中川恵一氏らの、発言の背景を調べてみた」と述べた。
続けて、「100ミリシーベルト以下の被曝は健康被害はないという説は、電気中央研究所が筆頭になり、現在は放射線医学総合研究所にいる酒井一夫氏が旗振り役で進めている。1999年、『低線量放射線影響に関する公開シンポジウム』が、米仏日の機械学会共催、電事連のバックアップで開催された。これは、放射線防護のために使っている多額の予算を減らす目的の国際学術会議だ。チェルノブイリ原発事故以降、衰退した原発業界の復興計画の一端だった」と、放射能推進の方向へ進む学会の動きを説明した。その上で、3.11による放射線リスクコミュニケーションの破綻を受けた日本学術会議の動きを例に挙げて、「学者たちも自己反省し始めた」と解説した。
島薗氏は、原発事故後の福島の現状について、「福島は5重苦、と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害については、科学者に責任がある」と語り、発災後、専門家や日本学術会議のとった年間20ミリシーベルト基準の指針や、安心安全を流布した学者たちの態度を批判した。
また、住民の健康調査について、島薗氏は「福島同様に被曝している茨城県、岩手県、千葉県の住民などは含まれていない。福島の県民健康管理調査でも、白血球分画検査などの上乗せ健診は、浜通りの住民しか対象にしていない。中通りは検討中だという。山下氏が秘密会議で『20ミリシーベルト以上の地域に4ヶ月いた住民が対象』としていたものが、消えているのだ」と述べた。さらに、「山下氏がチェルノブイリで行った健康調査では、子どもに白血球系異常が多数認められていたにもかかわらず、福島では、それをまったく話題にしていない。だが、福島でも、すでに白血球異常は見つかっている」と指摘した。【IWJテキストスタッフ・関根/奥松】
20130616 UPLAN 【第1部】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午前
http://youtu.be/ZfwJb5fYzEY
2013/06/16 放射能汚染の現状と内部被ばくの実態とは? ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 2日目(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/85085
2013年6月16日(日)10時より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の2日目が開催された。研究報告会は、昨日より引き続き、医療やマスコミ、科学など、さまざまな分野から見た汚染や被曝について報告があり、市民と意見を交換した。
■内容
10:00~ 吉木健氏「汚染と『除染』」
10:20~ 土居保良氏、松井英介氏、松井和子氏、肥田舜太郎氏「乳歯を保存するプロジェクト ― ストロンチウム90の内部被曝追跡調査」
10:40~ 生井兵治氏「自然核種と人工核種の大きな差異の証明 ― 自然放射性カリウムK-40のリスクは無に等しい」
11:00~ 川根真也氏「ベラルーシ報告 ― 日本が学ぶべきこと」
11:20~ 地脇美和氏、松井英介氏、松井和子氏「IAEAが福島に常駐する目的とは? ― IAEAとWHOがチェルノブイリで行ったことから、考える」
11:40~ 松井英介氏、井戸川克隆氏、梶村太一郎氏「もうひとつの選択肢=『脱ひばく』集団移住権利法実現の課題と展望」
12:00~ 田中一郎氏「(脱原発・脱被曝・被害者完全救済を実現しよう)これからの『市民と科学者の内部被曝問題研究会』への提言」
13:10~ 柳原敏夫氏「ふくしま集団疎開裁判 ― 世界は見ている(2013年4月24日仙台高裁判決)」
13:30~ 大石光伸氏「関東における被ばく線量評価をめぐる市民による測定」
13:50~ 特別講演 太田昌克氏「3・11が啓示する教訓とは何か ― 『救護の不可能性』という核の非人道的帰結」
15:00~ 特別講演 西尾正道氏「放射線健康被害の未解明な医学的課題について」
16:00~ 特別講演 矢ヶ﨑克馬氏「放射線防護と人権 ― チェルノブイリ法と福島原発事故被災」
吉木健氏の「汚染と『除染』」から、報告会が始まった。まず、福島原発事故の実態、放射能飛散を分析した吉木氏は、「セシウムは水に溶け、効果的な除染は不可能。ゆえに環境省除染ガイドラインは意味がない」と話した。次の、「乳歯を保存するプロジェクト―ストロンチウム90の内部被曝追跡調査」の報告では、「親が子どもにできることは、放射能が危ないかもしれない、ということを、学校でもどこでも、真面目に話し合える社会にすること。それが一番大切だ。自由に一緒に考えられる社会を望む」とまとめた。生井兵治氏の発表では、自然カリウム核種と人工核種の危険性の証明を試みた。生井氏は「自然核種の粒径は、多くは0.2~0.6nm。人工核種は、10nm~20μmなど数倍。人工核種は大きく強い。よって低線量被曝も安全とは言えない」と報告した。
川根真也氏は「福島の子どもたちには、パンデミックに近いことが起こる」と警鐘を鳴らした。「今でも福島第一原発から、毎時1000万ベクレルの放射性セシウムが放出され、福島県各地に、除染の意味がないほど降り注いでいる」と数値を示して指摘。「福島県の小児甲状腺がんの検査結果では、2011年と2112年で17万5465名のうち、2次検査対象者が1140名。2次検査実施者383名のうち、悪性およびがんの疑いが27名見つかった。しかし、2次検査対象者の757名は、未検査なのである」と語った。そして、ベラルーシでの甲状腺がんの実態、検査方法、発症する病気の性質などを報告した。
地脇美和氏は「現在、IAEAと福島県立医大が協定を結び、福島県環境創造センターを建設中だ。そのトップになる人物は、原発事故の際、スピーディの予測データのメールを隠蔽した福島県職員だ」と述べて、IAEAとWHOの原子力推進戦略と、チェルノブイリ事故に対する同機関の対応、また福島閣僚会議の内容などを糾弾した。松井英介氏は、「20ミリシーベルト以下なら住んでいい、というのが福島の唯一の選択肢。チェルノブイリでは、土での汚染が年間1ミリシーベルトの地域で、移住の権利を認めた」と、汚染地域の住民を移住させる理由を説明した。
弁護士の柳原敏夫氏は、ふくしま集団疎開裁判の報告をした。「郡山地裁1審で負け、2審の仙台高裁では却下されたが、低線量被曝と除染の限界の問題などの事実認定があり、1ミリシーベルト基準を認めた異例の判決だった。世界が注視する中での、真実、正義、市民の力が影響したのではないだろうか」と分析した。続いて、茨城県常総生協の大石光伸氏が、生協組合員の住む地域を中心に放射能の土壌調査を行った報告をした。また、地域の母親たちが、ドイツのセバスチャン・プフブルークバイク氏の著作『チェルノブイリの健康影響』を翻訳したり、ハウスダスト、玄米、大豆加工品などを測定する活動をしていることを紹介した。
特別講演では、共同通信編集委員の太田昌克氏が「アメリカは、広島・長崎の被爆地調査で残留放射線の影響はないとした。原爆を上空で爆発させたことで、核分裂生成物質は散逸し、内部被曝はないと考えたのだ。しかし、ビキニ環礁の水爆実験で内部被曝の深刻さに気づく。原爆投下24年後の1969年、長崎大がホールボディカウンター調査を実施して、内部被曝を確認した」と、原爆の被爆者調査について説明した。また、太田氏は「福島原発事故発災の3日後、米国の国家安全保障会議(NSC)は、福島に被害管理対応チーム(CMRT)派遣を決定。空中測定システムで、3月17~19日に汚染調査を実施し、放射能汚染マップを日本政府に提供していた。ところが、日本の事務方に、あらかじめブリーフィングしていたにもかかわらず、当時の内閣に報告されていなかった。そのため、住民の避難が3日も遅れた」と語った。
次に、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏が「内部被曝は、化学兵器や毒ガス兵器と同じ。死ぬのが遅いか早いかの差があるだけ。放射線の影響は、慢性と急性、局所と全身とでまったくその作用は違う。人体で一番影響を受けるのは、細胞分裂がさかんな造血臓器、生殖腺、小腸(消化管)、水晶体上皮などだ。日本の放射線防護の教科書は、ICRP(国際放射線防護委員会)の基準で書かれているが、今のICRPとIAEAなどの放射線防護の議論は、まるで神学論争。作られた物語だ」と語った。さらに、「飯舘村で、今年1月から相次いで仔馬15頭が死んだ。解剖したら2000ベクレル/キロのセシウムが出た。しかし、医師たちは『発表する必要はない』ともみ消す。哲学が欠如した、金の損得勘定だけで、医学会も行政も進んでいる」と指摘した。
最後に、琉球大学名誉教授の矢ヶ﨑克馬氏が「日本でほとんど報道されていないが、チェルノブイリ法では、年間1~5ミリシーベルトの地域の住民には移住権利がある。空間線量3ミリシーベルト/年に内部被ばく2ミリシーベルトの設定だ。同様の方法で、5ミリシーベルト/年以上は、強制移住の対象。日本で1ミリシーベルト/年の汚染地域は、チェルノブイリより広域になり、100万人の移住規模になる。そのせいか、日本の汚染状況は可能な限り過小評価される」と述べた。そして、「行政による放射線量の偽装測定。これは、ICRPやIAEA、国連科学委員会、各国政府が行っている、知られざる核戦争だ」と話した。【IWJテキストスタッフ・関根/奥松】
20130616 UPLAN 【第2部前半】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午後前半
http://youtu.be/el3bQNYzLw8
20130616 UPLAN 【第2部後半】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午後後半
http://youtu.be/iVW459V9IQM
○●○ 寄り道 ●○●
Safety in Russian Subway... No Problem
http://www.liveleak.com/view?i=31c_1371635667
え~!ロシアの地下鉄恐るべしΣ(゚д゚lll)アブナッ !
もう一つロシア
Russian Ammo Depot Explodes!
http://youtu.be/N2w5Lgu1sSI
ロシア・サマーラ市の弾薬庫が大爆発(°°;)"((;°°)
ロンドンで歩道が突然爆発?事故続発(CNN)
http://www.cnn.co.jp/video/11188.html
ロンドンで近年、歩道が何の前触れもなく爆発するという事故が相次いでいる。政府によれば昨年1月以降、歩道の爆発によりけがをしたのは少なくとも5人。なかでも1年前に起きた爆発では、55歳の女性が体の20%に火傷を負ったと報じられた
Mars Rat Photographed by Mars Curiosity Rover!
http://youtu.be/PQ6Iskq65AM
火星にリス!?(メ・ん・)?
http://www.ufosightingsdaily.com/2012/12/nasa-almost-makes-historical.html
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自民党 高市早苗政調会長、原発発言を撤回~つボイノリオ 2013-06-20
http://youtu.be/4ev24JjytJg
被曝死は沢山いる。高市政調会長は腹を切れ! (ハイヒール女の痛快日記)
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1206.html
高市は原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」などと発言した問題で、野党各党は高市氏の辞任要求を含め激しく反発。与党内からも選挙への影響を懸念し、批判の声が上がった。
選挙は関係ない!政治家のモラルどころか人間としてもクズだ。
即辞任させよ!原子力村の村の手先になって高市が都合のいいように使われてるだけだ。自ら、原発権益の仲間入りして裏権益でも確保するつもりだろう。ちなみに政府が認定した福島県内の「震災関連死」が1400人に上ると指摘した人数だって大ウソだ。
政府は関連死なんて言葉ですり替えてるが、被曝死も半分以上はいる!
更に、この数字に反映されて闇に葬り去られた。数百人の被曝死の人たちがいるのだ。以前にも書いたが覚えているだろうか?原発事故が起きた後の2011年3月31日付で共同通信が配信した記事がある。
20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」
福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。【中略】27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpmまで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。
元記事 http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html
凄いショッキングな記事内容だったのでよく覚えているが、収容を断念するほど激しく被曝した遺体はどうしたの?数百人から千人もの遺体を放置したのか?その後、私が知る限りではこの記事の続報は見当たらない。そして、政府と御用マスコミの被曝死隠しが始まった。
政治家はこの事実を知っているはずだ。闇に葬り去り墓場まで持って行く秘密として。
高市発言について、民主細野は、この数字を踏まえることができない人は政権を担う資格がない。与党の政調会長失格だとコメント。維新の橋下は、死者が出ていなくても、精神的被害など計り知れない被害がある。今の日本では原発推進は目指すべき道ではない、と指摘。
みんなの党の江田も、高市は即、政治家を辞めるべきだ、と辞任を促した。
政治家たちも少しは良心が残っているのか、数百人から千人もの激しく被曝した遺体の処理を隠したまま、悉く同じコメントを出している。このコメントこそが被曝直接死1400人ということを認めている証拠でしょう。
再稼働ありき、原発「新・規制基準」のデタラメ(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/143033
一体どこが厳しくなったというのか。原子力規制委員会が19日、正式決定した原発の「新規制基準」のことだ。
新基準は、シビアアクシデント(過酷事故)対策として、想定される最も大きな津波を「基準津波」とし、原発敷地内に浸水させないよう義務付けたほか、浸水が想定される場合には「防潮堤」の建設を要求。活断層の真上には原子炉建屋など重要施設を認めないことも明確化し、放射性物質を外部に逃すための「フィルター付きベント」の設置を求めた。
田中俊一委員長は「世界最高水準の規制」と自画自賛していたのだが、「安全よりも再稼働を優先させている」と怒りの声を上げるのが、「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武氏だ。
「ベント設置を義務付けましたが、それ以前に、格納容器の構造的な欠陥はないのか、といった問題は手付かずのままです。福島原発でも故障が明らかになった原子炉水位計も基準に盛り込まれていない。津波対策に重点を置いてばかりで、地震対策には目をつぶっている。あまりに拙速です」
<福島事故の原因は不明のまま>
そもそも、国会事故調が指摘した通り、福島原発の事故は「地震」なのか、「津波」なのか原因がいまだに分かっていない。それなのに新たな「安全基準」を作るコト自体がデタラメ過ぎる。
新基準には、事故の際に敷地境界での住民の被曝(ひばく)線量などを制限した「立地審査指針」も盛り込まれなかった。
基準に加えれば、国内の原発のほとんどが再稼働できなくなる可能性があるからだが、これでは事故による住民の大量被曝を容認したようなものだ。
「“抜け穴”はほかにもあります。格納容器が大きいタイプの原発のベント設置や、原発を操作する中央制御室が使えなくなった場合に備えた『第2制御室』などの整備について、5年間の猶予期間を設けたことです。地震や災害は明日起きてもおかしくない。それなのに、なぜ猶予期間が必要なのか。原発を再稼働したい電力会社に配慮したのはミエミエです」(科学ジャーナリスト)
再稼働ありきのザル基準は明らかである。
【847】 原発再開で最低でも日本国民の合意が必要なこと (2) 資格と準備 / 武田 邦彦
http://youtu.be/OIVFodoOLJo?t=20s
原発再開で最低でも日本国民の合意が必要なこと(2) 資格と準備
http://takedanet.com/2013/06/post_e585.html
(1) 実施者(電力会社)がウソをつかないこと、
(2) メディア(NHK)が報道すること、
(3) 事故の責任は実施者にあること、
(4) 事故が起こったときの直接的対応と周辺住民の対策をあらかじめ準備しておくこと、
(5) 特に、主要な事故4種類(核爆発、水が関与する爆発、倒壊、テロ)に対して事故後の行動を明示すること、
(6) 事故を発電所から直接、地元消防へ連絡すること、
これも当たり前のことですが、国民としては政府および実施側との確約が必要です。
(平成25年6月17日)
【850】 困った ! 選挙に行くと言論の自由がなくなる ? / 武田 邦彦
http://youtu.be/M7kzD2eGuH0?t=20s
困った!選挙に行くと言論の自由がなくなる?
http://takedanet.com/2013/06/post_9b10.html
自民党は憲法改正を行い、言論の自由などの基本的人権を無くそうとしている。つまり改正原案によると「公の秩序」を「言論の自由」の上に置いた。
だから「指原さんのスキャンダルを暴いて個人をバッシングする」というのは許されて、「被曝限度は法令で1年1ミリと決まっている」というのは「政府がウソをつこうとしているのだから、公の秩序に反する」ということになって、正しいことを言うことができなくなる。
選挙に行くとおそらく自民党が勝つだろう。民主党はウソばかりついたし、今でもウソをついている(先日党首が「民主党は民主主義を守る」と言っていた)し、維新の会は代表がテレビのコメンテーターに「小金稼ぎ」と言ってこれも言論封殺をしている。
ああ、投票する政党がない!
(平成25年6月19日)
【852】 困った ! 選挙に行くと原発が再開される ? / 武田 邦彦
http://youtu.be/Sy9XaIpz54Y?t=20s
困った!選挙に行くと原発が再開される?
http://takedanet.com/2013/06/post_56bd.html
原発再開に反対 約70%
福島の子どもの甲状腺ガン増加している(3名から12名)
原発事故の原因不明
原発の安全と事故対策の基本が未定
自民党は原発再開を明記した白書を出す。
選挙に行くと自民党が勝って原発が再開される! 困った!!
(平成25年6月16日)
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 1/8 - 最後のチャンス
http://youtu.be/a5W9-ukMIo4
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 2/8 - 森を守る男
http://youtu.be/X5Z0uPvV5KM
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 3/8 --試練
http://youtu.be/tgeevugV618
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 4/8 --福の島
http://youtu.be/MegDgcXwCsU
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 5/8 -- 変な菌
http://youtu.be/eyzUyTwr1Pw
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 6/8 -- 蛸
http://youtu.be/MB_SAnv07BY
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 7/8 -- メイド イン フクシマ
http://youtu.be/qHa2ypWwd8o
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 8/8 -- 重大問題
http://youtu.be/VhuVZU6NC0Q
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デタラメをよぶ変な菌
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