なぜ人は騙されるのか? 振り込め詐欺、オリンピック詐欺を防ぐには
(ラジオフォーラム#54)
http://youtu.be/HvP_nDfEdhU?t=15m54s
15分54秒~ 小出裕章ジャーナル
福島第一原発主排気塔下の毎時25シーベルトについて 「20分いれば人が確実に死んでしまうと、そのくらいの量ですね」
石井:
東京電力が12月6日に、福島第一原発の屋外にある設備、主排気筒の下の部分で配管部分の放射線量が毎時約25シーベルトにのぼると発表しました。これは周辺の計測値から推定したそうなんですけれど、屋外の放射線量としては過去最高であるということなんです。
この原発の屋外で25シーベルト、推計ですが、これをお聞きになった時、小出さん何をお感じになりましたか?
小出さん:
はい、25シーベルトと今石井さんが仰ったやつは、1時間当たりに25シーベルトを被ばくするという、そういう放射線量を東京電力が計測したということでした。
人間という生き物は放射線に被ばくすると様々な障害が出てくるわけですし、2シーベルトを被ばくすると死ぬ人が出てきます。そして、4シーベルトを被ばくすると2人に1人は死んでしまいます。
8シーベルトを被ばくすると、100%の人が死んでしまうというそのくらいの被ばく量なのです。1時間当たり25シーベルトということですから、仮にそこに20分人がいれば確実に死んでしまうとそのくらいの量ですね。
猛烈な放射線量ですし、これから作業をするに当たって労働者の被ばくということが大変心配です。
石井:
こんな高い放射線量が計測されたのはなぜだと小出さんは推測されますか?
小出さん:
はい。この高い場所というのは、非常用ガス処理系というところの排管なのだそうです。東京電力によれば。
じゃ、そこは何が起きたのか、今、何があるのかというと、2011年3月11日に事故が起きて以降に、原子炉が溶けてしまったわけですし、格納容器という放射能を閉じ込める最後の防護壁の中の圧力がどんどん上がってきてしまいまして、格納容器が破裂してしまうという、そういう危機があったのです。その時にベントという作業をしまして、格納容器の中に漂っていたガス、まあ、放射性のガスなわけですけど、そういうものを全部環境に抜こうとしたことがあったのです。
それで弁を開いた時に、たぶんこの非常用ガス処理系の排管の中にも、ベントをした放射性物質を含んだガスが流れてきまして、固体のものなどがそこにたぶん溜まってしまったんだろうと私は思います。
石井:
東京電力はこれどうやって対処するんですか?
小出さん:
いずれにしても除去しなければいけないです。ただし、猛烈な放射線量ですから近づくこと自身が難しいと思います。私たちがいわゆる被ばくを避けるという時に大切な原則というのが3つあるのですが、「時間」「距離」「遮蔽」といいます。
ですから、なるべく短時間で作業をしなさいということ、そして、なるべく離れたところから作業ができるように考えなさい。そして、さらには遮蔽ということで放射線が飛んでくるところから人々が作業をする場所までの間にいわゆる鉛の壁とかを作ってですね、被ばくを減らしなさい、そういう3つの原則があるのです。
このまま、1時間当たり25シーベルトという線量のあるところで人間が作業できませんので、まずは遠隔操作ができるような危機を開発するであるとか、遮蔽体を準備するであるとか、その上でできる限り短時間に作業を終えられるようにそういう計画を立ててですね、実行するしかないと思います。
石井:
そうするとですね。小出さんはもちろん僕以上にそうだと思うのですが、作業員の方の安全、生命の危機ということについて最も注意深く、丁寧に、大事にしなければならない、しかし、誰かが作業しなければならない、という大変なジレンマにぶつかってしまいますよね。
小出さん:
そうですね。今、作業員の方々もですね、1年間に20ミリシーベルトまでで抑えなさい、そういう法律の体系で作業をしています。
そうすると25シーベルト、2万5千ミリシーベルトですから、1000分の1時間で限度に達してしまう、つまり、3秒ですね、ですから、基本的にはもう作業できないわけですし、なんとか、距離、時間、遮蔽ということでやろうとするとは思いますけれど、次々と作業員の人たちの被ばくというのが限度に達してしまって、どうするのかな、作業員の人たちを本当に手配できるんだろうか、手配できるできないの前に、作業員の人たちの健康がどうなってしまうのだろうか、大変心配です。
石井:
小出さん、無謀なことをお聞きしますが、つまり、ここはもう放置してしまって、もっと広く遮蔽するというのは、素人考えで愚かですか?
小出さん:
いや、そんなことはないと思います。たとえば、チェルノブイリ原子力発電所の事故というのが1986年に起こりましたけれど、チェルノブイリ原子力発電所の場合には原子炉建屋を丸ごと石棺というコンクリートの構造物で覆ってしまおうということになったわけです。
福島第一原子力発電所の場合には、1号機から4号機までみんな壊れてしまっていますので、もう取り出しというような作業は一切しないで、1号機から4号機まで全部石棺で覆うという選択がありうるだろうと私は思います。
ただし、それより前にですね、使用済み燃料プールの底に沈んでいる燃料だけは何としても取り出したいと東京電力も思っているはずですし、私もそうして欲しいと思いますので、その作業だけはやはりまずはやらなければいけないと思います。
そういう作業をやるためにも、屋外、あるいは屋内にある猛烈な被ばくを与えてしまう場所というのがあるわけですから、そこを何とかしないと作業自身ができないということになりますので、やらざるを得ないかもしれません。
知られざる原発被曝労働
―― ある青年の死を追って ――
藤田 祐幸
働くことは被曝すること-浜岡原発で検査作業に従事していた嶋橋伸之さん(29歳)の白血病死が明らかにした恐るべき実態とは? 生命の危険を前提に成り立っている原子力産業の現場から現代の闇を暴く衝撃的記録.
http://www.iwanami.co.jp/.BOOKS/00/1/0033300.html
チェルノブイリ 原発事故 30年後のフクシマ 廃炉作業の現実とは 2013.10.27 Chernobyl nuclear reactor accident
http://youtu.be/V1DW_vtzD_U
1F(イチエフ)作業員~福島第一原発を追った900日~
http://youtu.be/VkbJEkZ5TIw
20130525 UPLAN 槌田敦 福島第一原発2号機の事故経過
http://youtu.be/hBLked_dMU0
飯舘村などの福島県の放射能汚染の大半は、秘密裏に行われた2号機のベントによってもたらせたものである!(゚д゚)!
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【名護市長選取材班】米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設問題が最大の争点となった名護市長選は19日投開票され、移設の阻止を掲げた無所属現職の稲嶺進氏(68)=社民、共産、社大、生活推薦=が1万9839票を獲得し、移設推進を打ち出した無所属新人の末松文信氏(65)=自民推薦=に4155票差をつけ、再選を果たした。日米両政府が推進する辺野古移設計画は、市長権限を最大限に行使して阻止すると明言する稲嶺氏の再選で、実現は極めて困難になった。
稲嶺氏は1期目から「海にも陸にも基地は造らせない」と主張、今回の選挙戦では「自然を守るため、未来の子どものために」と新たな基地建設の反対を訴えた。6次産業化の推進や教育・福祉面での施策など4年間の実績もアピールし、保守層の一部や無党派層からも幅広い支持を集めた。
末松氏は政府・自民党本部、仲井真弘多知事の支援を得て、移設推進に伴う再編交付金や北部振興事業の獲得・増額による市民福祉向上を訴えたが、届かなかった。
【名護市長選】稲嶺進さん再選確実について。- 2014.01.19
http://youtu.be/akPAjipAuQM
【稲嶺さんおめでとう!辺野古は守られた!?】
稲嶺氏が再選確実 名護市長選
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/39e5a94e7fe521fbc6d4ff99b454142a
【電子号外】稲嶺氏が再選確実 名護市長選(沖縄タイムス)
稲嶺氏が当選確実 名護市長選(琉球新報)
名護市長に辺野古移設反対派 稲嶺氏再選確実、政権に打撃(共同通信)
名護市長選、稲嶺氏が再選確実 辺野古移設に反対(朝日新聞)
名護市長に現職稲嶺氏が再選確実 普天間の辺野古移設反対派(共同通信)
安倍政権、移設シナリオに狂い=名護市長選(時事通信)
辺野古推進変わらず=米政府「手段はある」―普天間移設(時事通信)
<名護市長選>稲嶺氏再選 普天間移設先、地元のNO!(毎日新聞)
<名護市長選>沖縄振興策より基地受け入れを拒否した市民(毎日新聞)
名護市長選:稲嶺氏が再選確実 辺野古移設に反対(毎日新聞)
稲嶺氏が当選確実 名護市長選(琉球新報)
名護市長選、稲嶺氏が再選確実 辺野古移設に反対(朝日新聞)
稲嶺氏再選 辺野古移設にノー 名護市長選、末松氏に4155票差(琉球新報)
沖縄の仲井真知事が辞職否定 名護市長選敗北受け(沖縄タイムス)
「500億円の名護振興基金新設」石破氏、市長選演説で(朝日新聞)
名護振興策 調整不足 市長選で自民(東京新聞)
名護市長選 石破氏の「名護振興基金」発言 "アメとムチ"再び(しんぶん赤旗)
山本太郎氏「カネでふるさとを売れるかよ」石破茂幹事長の名護振興基金500億円案に【名護市長選】
(ハフィントンポスト )
http://www.huffingtonpost.jp/2014/01/16/taro-yamamoto-nago-election_n_4613842.html
左・石破茂幹事長(2013年06月14日撮影)と右・山本太郎議員(2013年07月04日撮影) | 時事通信社
山本太郎参議院議員が、石破茂・自民党幹事長が名護市長選の応援の際に話した「名護振興基金」について「お前らはカネで魂を売るだろって投げかけられている」と牙をむいている――。
自民党の石破茂幹事長は1月16日、名護市長選の応援で街頭演説に立った際、新たに500億円の「名護振興基金」を作ることを明らかにした。国、県、市が協力し、名護市発展のための財源を確保するという。
名護市長選では、米軍普天間基地の移設問題が最大の争点となっており、自民党は移設容認を打ち出す末松文信候補を推薦している。末松候補は「末松ビジョン」を掲げ、スポーツコンベンションセンターや、アジア国際金融センターの誘致などを通じて名護市の発展させたいとしている。
これに対して現職の稲嶺進市長は、辺野古移設へ反対を唱えている。稲嶺氏の応援に訪れた山本太郎参議院議員は17日、石破幹事長の名護振興基金の話に「札束でほおを引っ叩こうとしている」と反論した。
以下に、石破幹事長と山本議員の演説を順に紹介する。
■石破茂幹事長の末松文信候補 応援演説
名護市民のみなさま、ただ今ご紹介を頂きました、自由民主党幹事長の石破茂であります。我々自由民主党は安倍総裁以下、みな同じ思いで全面的に末松文信さんを支援を致しております。
私どもは昨年の参議院選挙、あるいは一昨年の衆議院選挙で名護のみなさま、沖縄のみなさまに大変お世話になりました。私はその時に、この沖縄を、日本一、世界一幸せな島にしたい、いや、しなければならない、そう訴えを致しました。
この沖縄は、多くの苦難をしょってこられました。多くの負担をしてこられました。そうであるだけに、我々日本国として、なんとしてもこの沖縄を世界一幸せで、世界一幸せな島にする義務があります。
今、日本国中、人口が減る中にあって、唯一この沖縄県だけが、人口が増え続けています。2025年まで、この沖縄は日本の中で唯一人口が増えます。成長著しいアジアに最も近いのがこの沖縄であり、那覇空港を活用して、多くの物流がこの沖縄を中心に動くようになります。多くの基地の返還がなされます。
多くの優良な土地をこれから活用できます。さらには、この沖縄はエネルギーの問題において、はるかに有利な立場にあります。
その沖縄が、世界で一番豊かになるために必要なことは何なのか。この名護、やんばる地域が沖縄を引っ張る、日本を引っ張る。その中心としてこの名護市はさらなる発展を遂げていかなければなりません。
残念ながらこの名護市の、市民一人あたりの所得は沖縄の中でも低い地位にあります。全体的にも18万円所得が少ない。企業の従業員の数も減っている。人口増加著しい沖縄の中にあって、人口増加も低い数字に留まっている。このやんばる、この名護が発展することによって、間違いなくこの沖縄も発展を遂げるのであり、我々安倍政権として、仲井真知事と協力をして全面的に支援をして参る。国、県、市が協力し、新たに500億円の名護振興基金を作る、その実現をはかります。
ビジョン実現のためには必ずその裏付けとなる財源が必要であります。夢をカタチにするためには、確たる財源がなければ、できない。500億円の新しい名護振興基金を作る。基幹病院を設立する、小中一貫の学校を作る、子育てを充実する、きちんと時間通りに走る、那覇空港に新しい第2滑走路を早急に建設いたします。
観光客が大勢やってくる、物流が盛んになる、しかしそれを実現するためには、この名護と那覇空港を結ぶ鉄道を作らねばならない。これが末松文信の心からの願いであり、「こんなことはできないよ、夢物語だよ」そんなことは決してありません。安倍政権全面的に名護の幸せ実現のために全力を尽くします。
今回の基地移設にあたって、安倍首相と私と菅官房長官、あるいは小野寺防衛大臣、岸田外務大臣、山本沖縄担当大臣はじめ、みなでずーっと話し合ってきたことは、「日本全体で負わなければならない負担を沖縄に押し付けてはならないのだ。いかにしてこの地域の平和のために、沖縄だけにお願いするのではない。いかに日本本土で引き受けるのか」そのことを常に心がけてまいりました。※
本土も追うべき負担を負います。沖縄の負担が軽くなるように、現実に訓練を本土に分散移転をしてまいります。日本全体で負担を負わなければなりません。
しかしこの尖閣の問題を始めとして、安全保障状況は極めて厳しい物があります。決して二度と戦争を起こさないために、この地域に一定の抑止力は必要なのであり、本土も追うべき負担を負います。名護の幸せ実現のために、名護を支援を致します。
(YouTube「008 石破茂 街頭演説」より 2014/01/16)
※ウソこけ!(`Δ´)!
在日米軍 - Wikipedia
米軍基地はなぜ沖縄に必要なのか?~岩上安身による植村秀樹 沖縄国際大学研究員インタビュー(IWJ)
■山本太郎参議院議員の稲嶺進現市長・応援演説
名護のみなさんおはようございます。参議院議員になりました。山本太郎と申します。東京から応援に参りました。
「東京から来たの?」
東京だけではないんですよ。一市民が、北海道からも青森からも、長野からも、日本全国から駆けつけています。日本全国が注目する選挙なんです。名護市長選、それぐらい特別な選挙なんです。
日本だけじゃない。海外の著名人、知識人、29名の方々からも、大きな声でエールが送られています。日本に民主主義があるのかどうか。名護のみなさん、この民主主義を必ず勝ち取ってくるというエールを、世界中の人々が送っているのがこの名護市長選挙なんですね。
考えてみてください。対抗馬の方は、連日、自民党の名だたる方々が名護入りをしています。そして、街頭に立って演説をされています。
昨日、自民党の石破さんが応援にいらっしゃいました。そこで言われたこと。名護に基金を作るよ。500億円ものお金を、名護に注ぎ込むよ。そのように言っています。
考えてみてください。またしても国は、名護に対して、沖縄に対して、札束でほおを引っ叩こうとしているんです。お金を渡せば黙るだろって。
この基地問題は原発の問題と根が同じなんですね。地方に押し付けて、カネで黙らせて、お前らはカネで魂を売るだろって。そのような投げかけをされているんです。
とんでもない。カネで魂を売るかよ。カネでふるさとを売れるかよ。当然です。今だけが良いわけじゃないですよね。今さえ良ければ良いってもんじゃないですよね。みなさん重々ご存知だと思います。子供の代、孫の代、その先の世代まで、この美しい名護を、日本の宝、世界の宝であるこの名護を守り続けるというのが、先人から渡されたバトンであります。
このバトンを次の世代にもしっかりと渡していこうというのが稲嶺進さんで、辺野古の基地に対してNoを打ち出しています。そのために、名護に基地を作らせるために国がばら撒く再編交付金をカットされてしまったんですね。国は、この再編交付金がなければお前たちは立ち行かないだろうという態度なんですけれども、とんでもない、稲嶺さんは1期目でそれを覆したんです。
再編交付金はカットされたけれども、財政は確実に豊かになっている。前市政の約2倍になっている。黒字なんです。国からばら撒かれた一時的なお金を、自分の利権にばらまこうとしているわけではない。この名護を持続可能なかたちで続けていこうじゃないかとやっている。
だからこそ、一般の方々が日本全国から応援に駆けつける、今そのような時代になっているんです。世界からもエールを送られている。それはそうです。考えても見てください。名護は、観光がメインなんです。攻撃機、爆撃機、いろいろなものの爆音が轟く中で、どうやって観光業を広げていくんだということですよね。
名護を守ってください。名護のことを決められるのは名護市民のみなさんです。国はいいますよね。お前たちに何が分かるんだ。基地を作るか作らないか、基地をどこに作るかは、国が決めますからって。冗談じゃない。名護のことは、名護のみなさんが決める。当然ですよね。
そんな当然のことさえも否定しようとしている。冗談じゃない。そんなの民主主義じゃない。みなさんの1票が名護の未来を決める。当然です。暴走を続けるこの国に、暴走を続ける自民党政権に、みなさんからのメッセージを届けていただきたい。
公約なんて、選挙の時だけでいいんだろって。その権力を手にした途端、一気にひっくり返すのが現在の自民党であり、安倍政権なんです。TPP、みなさんご存知ですよね。この国に住むすべての人々の問題。自民党は衆議院選挙のとき、200名を超える議員たちが「TPP反対」と言った。けれども今どうですか。なんとかしてTPPを成立させようとしているじゃないですか。そうなんです。公約なんて、ただの嘘なんですよ。公約を守る、そういう骨の入った政治家は、国会の中にはなかなかいない。
観光客の方々が、バスの中から手を降ってくれました。観光客の方々が、名護に求めるもの。それは癒やしなんです。新しい基地、軍事要塞みたいなものができてしまえば、毎日毎日、爆撃機の轟音に悩まされることになります。そういうところで癒やしが得られるでしょうか。
緊張、対立というものができてしまったときに、この美しい名護は、標的に変わってしまうんです。そんなことはさせてはいけない。
「沖縄の外からやってきて、わかったことを言うな」
ごもっともです。そうです。この選挙は、名護のみなさんが決めるチャンスなんです。
すでに沖縄のみなさんは、基地がなくても雇用を増やしていけるということを証明したではありませんか。新都心、北谷、はっきりとみなさんの力で示してきたんです。
(ツイキャス「録画ライブ 名護市長選 - 密着ライブ映像 #34172650」より 2014/01/17)
名護市長選と原子力村(武田邦彦)
http://takedanet.com/2014/01/post_982e.html
「2014012015461546.mp3」をダウンロード
名護市長選で現職の稲嶺氏(基地反対)が当選した。国は名護市辺野古に普天間にあるアメリカ軍基地を移設することを決定し(民主党政権前)、先月には沖縄県知事の了承を得ていた。だから選挙に当たっては「どうせ市長が反対しても国は強引にやるのではないか、それなら最初から賛成して補助金をもらったほうが良い」という人がいる中での反対派の当選だから、拒否の姿勢はかなりはっきりしていると言える。
この名護市の状態を見ると「日本人の悪い癖」が見え隠れする。それはちょうど、原子力と同じで、やがて福島原発事故のような大きな災害になる可能性がある。だから「いつもダメだなあ」と言っていてもだめだと思う。問題点をまず整理してみる。
1)普天間基地を辺野古に移設しようというきっかけはアメリカ兵の犯罪が起きたからで、辺野古に移ったらアメリカ兵の犯罪がなくなるという理屈はない、
2)普天間ではオスプレイの飛行などで危険があるが、辺野古では安全になるという理屈が通った説明がない、
3)民主党の政権が辺野古に基地を移す計画を白紙に戻すという宣言をしていて、「国の方針」と言っても政権によって大きく変わるが、名護市に住んでいる人にとっては政権の政策が大きく変わって振り回された、
4)自民党がこれまでやってきた「県北振興費」は中間の人や大手の会社がその大半をとってしまい(事実は不明確)地元の繁栄に活きていない、
5)沖縄県知事は基地の県外移設を唱えて当選したのに、公約を破って辺野古への移設を承認した、
6)すでに16年間も「基地が来る、来ない」でゴタゴタし、町は支離滅裂になった。
少し、飛躍するけれど、なぜこんなにもめたのか、原子力と非常に似ているので、その原因を推察してみた。(ここから先は音声で詳しく解説しました)
1)国、官僚、東大教授、アメリカ軍支持派、総じて日本の指導層は「反対する奴らは、どうせ左翼で言っても理解しない」と思っている、
2)日本の指導層は怒りっぽい。もしくは「意見に違う人に憎しみを持つ」という特徴がある、
3)日本の指導層は自分の人生が「お金」なので、他人もお金で動くと思っているし、事実、原発もそうだった。
この原因の一つ一つが深い内容を持っているし、このブログの主たるテーマ・・・日本人が合意するための心の持ち方と議論の方法・・・と直接的に関係している。日本人は未来の子供たちのために、良い日本を引き継ぐ必要がある。それには「対立」ではなく、「議論と合意」であると思う。
議論と合意を得るためには、1)事実を共有する、2)意見が対立する場合はその根拠を述べる、3)感情的にならない、ということだろう。つまり順序としては
事実→整理→意見→感情 であることが大切だ。
そしてもう一つ大切なことが、意見の違う人に対して心の中に憎しみを持たないことで、これがこのブログで紹介している教育基本法の目的(個人の価値をたっとび)が身についている必要がある。他人が自分の考えと違っても、信じていることが間違っているように自分には見えても、それは自分の方が未熟だ(個人の価値を尊ぶことができない)と思う心がまずは必要と思う。
一つ一つのことはまた機会があったら書きたいと思う。
(平成26年1月20日)
桜井氏が再選 南相馬市長選は市政継続を選択
(福島民友)
http://www.minyu-net.com/news/news/0119/news16.html
任期満了に伴う南相馬市長選は19日投票が行われ、即日開票の結果、無所属で現職の桜井勝延氏(58)が1万7123票を獲得、無所属で元職の渡辺一成氏(70)、新人の横山元栄氏(65)の自民系2陣営の分裂を利して再選を果たした。渡辺氏に6138票差、横山氏には大差をつけた。県内の首長選では昨年、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの復興の遅れから現職の落選が相次いだが、複雑な被災状況を抱えた南相馬市では市民が市政継続を選択した。桜井氏の任期は29日から4年。
南相馬市選管が発表した同市長選の投票者数は3万3889人(当日有権者数5万3943人)で、投票率は62.82%(男性61.90%、女性63.69%)だった。前回の67.43%を4.61ポイント下回り、合併後初の市長選だった8年前の65.78%をも2.96ポイント下回って過去最低。市選管は「市外に避難した有権者が約1万1000人と多かったことが影響したのでは」と分析している。
国、東電との闘いやめない 桜井勝延氏の話
南相馬のなりわいを成り立たせる使命を再びいただいた。市政の主役は市民。現場で起きていることを住民と共に伝えていく。国、東電との闘いはやめない。
【 南相馬市長選 】(選管最終)
当 17,123 桜井 勝延 無現
10,985 渡辺 一成 無元
5,367 横山 元栄 無新
(2014年1月19日 福島民友ニュース)
【都知事選】 続・細川氏悩ます「原発即時ゼロ」 ポスターは氏名だけ
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2014/01/0008593
細川氏の選挙ポスター。選対事務所によれば「ほぼ完成版」とのこと。=18日、平河町 写真:筆者=
原発をいつまでに無くすのか。それとも即時ゼロなのか。東京都知事選挙の最大の争点となる「原発政策」について、細川護煕氏はまだ明らかにしていない。
陣営内で見解が統一されていないようだ。17日、共同通信は細川氏の参謀を務める田中秀征・元首相補佐官の話として「2020年までに脱原発の道筋を明らかにする」と伝えた。
翌18日には毎日新聞が「陣営関係者によると」で、「即時原発ゼロ」と報じた。「2020年までに道筋」と「即時ゼロ」では大きな違いだ。前者はマヤカシの脱原発。後者は本気度100%だ。
吹っ切れなさは、細川氏の選挙ポスターにも表れている。本人の氏名しか印刷されていないのだ。
選挙ポスターにはふつう政策の「1丁目1番地」が掲げられる。「消費税反対」とか「ストップTPP」とか。ところが細川氏の選挙ポスターには氏名以外何も載っていないのである。
とにもかくにも、22日に予定されている細川氏本人の立候補記者会見を待つしかない。
脱原発候補の一本化について(三宅洋平)
http://ameblo.jp/miyake-yohei/entry-11753194981.html
細川氏の立候補が判明して以来、
脱原発票の票割れを恐れて「脱原候補一本化」の声が多くあがっています。
宇都宮さん支持を表明している僕のところへも、
「なんとか宇都宮さんに降りてもらえるように頼んで欲しい」
という依頼もきました。
しかし、
・まず細川さんの事を知らない
・「脱原」以外の政策もまだ伝わってこない
・今から細川さんを知るには、公示まで時間がなさ過ぎる
・小泉さんがやってきた事を僕は忘れられない
郵政民営化をはじめとする自由化という名の国の明け渡し、
イラクへの自衛隊派遣(戦争ができる国作りの端緒を切った)、
辺野古のV字滑走路にGOを出した時の首相も小泉さん。
といったような状況で、
・小泉さんたちの背後にシェールガス利権などが噂されているが、今のところ僕の中で「脱原発」以降のエネルギーシフトが再びそうした「メガ」な方向へ行く事が適切だとは思えない。
・これから何年かかろうと「市民」がもっと密接に政治に関わっていく社会を作っていくという僕の目的の上で、細川さんには申し訳ないが宇都宮さんと比べて100倍くらいの距離を感じてしまう。
といった理由からお断りさせていただきました。
宇都宮さんと僕ら市民の間には、明確に見える「糸」があります。
彼は常にオープンに扶けを求め、その明晰な頭脳で寄せられた僕たちの意見と情報を解釈し、まさに我々の代表として発言し、行動してくれる事でしょう。
つまり、共に行動してくれる、という事です。
僕ら、本当に時代を変えたいんですよね?
一本化を退ける宇都宮さんの会見です。
「あなたたちの云う運動とは、その程度のものですか」
と問う姿勢に、ハッとさせられた人も多いのではないでしょうか。
宇都宮けんじ、都知事選「脱原発」候補一本化問題で吠える!
http://youtu.be/qg0E0pvHSus
1月16日、都内での支援者が集まる選対会議で、自らの思いを熱弁する宇都宮けんじ氏(12分)
長年、弁護士として多重債務問題などに取り組み、消費者金融の利権と闘ってグレーゾーン金利撤廃を実現させた宇都宮候補。普段は温厚だが、この日は半ば涙を浮かべながら、「橋下みたいに変節したらどうするのか」「知事選は人気投票ではいけない」「(細川氏に会って)どの程度の人間なのか確かめることもせず降りろとはふてえ考えだ」「とにかく政策論争を!」「これは勝てる選挙だ」と、あらためて都知事選への決意と覚悟を語った。
進次郎を一斉にバッシング 小泉親子を許さない自民党(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/news/147337
よほど「造反」が怖いのか、自民党幹部が寄ってたかって小泉進次郎・復興政務官の抑え込みにかかっている。
都知事選に出馬する舛添要一への支援を自民党が決めたことについて、「応援する大義はない」と異議を唱えた進次郎。その進次郎を一斉にバッシングしているのだ。
甘利明大臣は「政党人として皆で応援していくべきだ」と文句をつけ、菅義偉官房長官も「本部として支援を決定した。応援して欲しい」と要請。党の青年局からも「外での発言は慎んで欲しい」と注文が飛んだ。
17日に進次郎は「自民党は胸を張れるのか」と言い返したが、「この先、都知事選には関わらない」と宣言。完全に抑え込まれた形だ。
■進次郎への視線に変化
それにしても、たかが当選2回、32歳の若造にここまでイキリ立つのは異常だ。
「父親の純一郎に対する怒りが、進次郎に対しても向けられている格好です。安倍政権と正反対の〈原発ゼロ〉を訴え、都知事選で対立候補の細川護煕を支援するのは“倒閣運動”も同然です。実際、小泉さんは安倍政権を倒すつもりでいる。そのうえ、息子の進次郎まで『自民党を除名された方を支援することも、除名された方が支援を受けることも、私にはよく分からない』と執行部を批判した。党内は『なにをエラソーに、生意気な』という空気になっています」(自民党事情通)
それでなくても、ここ最近、進次郎に対する党内の視線が変わりつつあったという。
「進次郎は誰とでも気さくに付き合うが、あまり心を開かない。親しくなっても、同僚議員にケイタイの番号も教えない。だから、仲間と距離がある。もちろん、ねたみも買っている。これまでは非の打ちどころがなかったから、文句も言えなかったが、今回の“反党行為”で批判が噴出しているのでしょう」(政界関係者)
しかし、相手にすればするほど安倍政権は都知事選に巻き込まれ、〈小泉―細川連合〉をニンマリさせるだけじゃないのか。
小泉内閣 - Wikipedia
(第一次小泉内閣) 2001年 4月26日~2003年11月19日
(第二次小泉内閣) 2003年11月19日~2005年 9月21日
(第三次小泉内閣) 2005年 9月21日~2006年 9月26日
東京電力原発トラブル隠し事件 - Wikipedia
2000年7月 通商産業省へ内部告発で発覚
2002年2月 東電、不正を認める
2002/10/01 - 東京電力株式会社原子力発電所における自主点検作業記録に係る不正等による原. 子炉の安全性への影響について
2003年4月 東電 全原発停止
小泉政権と東電はマスコミを総動員して「関東大停電」キャンペーンをあおりたて原発で多数のヒビ割れ隠しが発覚した重要個所の点検をほとんど行わないまま、柏崎刈羽原発6・7号機と福島第一原発6号機の運転再開をしたのです。もし、この時に徹底的なトラブル点検をして、なおかつ、運転を止めておいたなら、福島原発事故は起こさなかったか、あるいは被害は最小限なものになっていたでしょう!
時の為政者小泉氏はこの責任をどうとって、何を反省したのか?私の耳には聞こえてきません!
ちゃんと答えてよ!(・へ・)
衆議院議員楢崎欣弥君提出東京電力原子力発電所、その他の原子力発電所におけるトラブル隠し等不祥事に関する質問に対する答弁書
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20分いれば人が確実に死んでしまうと、そのくらいの量ですね 小出裕章先生
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