いや~!巷はゴールデンウィークの真っ只中ですね~(^ω^)
みなさんはどちらかにお出かけするんでしょうか?また、しているんでしょうか~?( ´∀`)
私はGW後半の連休に結婚式出席のために福井市に行ってきます(^^♪
さて、旅が好きな私が勝手に選定する、日本の行っては行けない場所&行ってみたい場所に誘って見たいと思います(・∀・)
あくまでも私個人の感想・願望ですので、ご容赦お願いします
(^-^)/(笑)
日本の行っては行けない場所
八幡の藪知らず
八幡の藪知らず - Wikipedia
八幡の藪知らず(やわたのやぶしらず)は、千葉県市川市八幡にある森の通称。古くから「禁足地」(入ってはならない場所)とされており、「足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という神隠しの伝承とともに有名である。
市川市が設けた解説板には「不知八幡森(しらずやわたのもり)」と記されており、ほかに「不知森(しらずもり)」「不知藪(しらずやぶ)」とも称される。現在は不知森神社(しらずもりじんじゃ)の一角のみ立ち入りができる。
「この藪に足を踏み入れると二度と出てこられなくなる」という伝承は、後述するように由来には諸説あるが少なくとも江戸時代から当地で語り継がれており、藪の周りは柵で囲まれ人が入れないようになっている。街道に面して小さな社殿が設けられており、その横には「八幡不知森(やわたしらずのもり)」と記された安政4年(1857年)伊勢屋宇兵衛[1]建立の石碑がある。この社殿は凹状となった藪囲いの外側にあり、社殿の敷地に立ち入って参拝をしたのち無事に出て来ることができる。
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これが八幡の藪知らず
http://youtu.be/G23YEuRjrxQ
無想吊橋
無想吊橋 - Wikipedia
無想吊橋(むそうつりばし)とは、静岡県寸又峡上流の逆河内川(さかさごうちがわ)に掛けられていた林業作業用の吊り橋。無想の橋、新・無双吊橋、新逆河内吊橋、無想の吊り橋、夢想吊橋とも呼ばれるが川根本町の公式な表記は無想吊橋である。
住宅建築ブームにより植林が盛んだった、1970年代に整備された日向林道(南赤石林道支線)の一部として不動岳斜面への通行に利用されたが、林業の衰退に伴い全線が廃道状態となっている。長さ144m、高さ83m。日本一怖い吊橋として知られていた。
より大きな地図で 新逆河内吊橋(無想吊橋) を表示
夢想吊橋(HD) 寸又峡2010
http://youtu.be/7KQyiz6WmsY
無能吊橋 ドイテフレディオ 実況編(未編集動画) Scary suspension bridge
http://youtu.be/f4esOyFVjmo
ぶんかびと | 田舎吊り橋 Vol.18 静岡逆河内「新逆河内吊橋(無想吊橋)」
http://bunkabito.jp/series/article_tsuribashi/vol_0018.html
水平歩道
水平歩道 - Wikipedia
水平歩道(すいへいほどう)は、富山県黒部市の欅平から仙人谷まで、黒部川上流沿いに約 13 km にわたって延びる歩道(登山道)。
道は黒部川の左岸に沿って、一部区間を除きほぼ同じ標高(約1,000 m)を保ったまま水平に延びている。鋭く切り立った黒部峡谷の断崖を「コ」の字形にくり抜いて作られた道であり、幅は狭いところで70から80 cmほど。
関西電力(関電)の黒部川第四発電所から延びる送電線の巡視路としても使われているため、道自体はよく整備されているが、途中には鉄製または丸太を組んで作った桟道もあり、また道が通っているのが川面から数百mの高さの絶壁上で、ひとたび転落すれば生命にも関わることから、俗に「黒部では怪我をしない」(落ちると怪我どころでは済まない、の意)と言われ、実際に転落事故がしばしば発生している。このため、登山道としては上級コースに区分される。危険箇所には山側に手すり代わりの太い針金やワイヤーが張られているが、谷側には転落防止の柵などは設けられていない。また、欅平から12 kmほどの場所にある山小屋「阿曽原温泉小屋」を除けばコース途中に避難所はなく、エスケープルートも存在しない。
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黒部川 下の廊下・水平歩道 総集編
http://youtu.be/jSjHo0357Gw
絶叫!黒部 水平歩道の大太鼓を歩く!
http://youtu.be/792G2Z127ak
「黒部川 下の廊下と水平歩道」劇場 - Outdoor.site
http://outdoorsite.biz/mountain/shimono_rouka/shimono_rouka.html
((((;゚Д゚))))
日本の行ってみたい場所
鏡池(鏡平山荘前)
鏡平山荘 - Wikipedia
鏡平山荘(かがみだいらさんそう)は、岐阜県高山市の小池新道の鏡平にある山小屋。中部山岳国立公園内の飛騨山脈にある鏡平には、池塘が点在し、その鏡池には、木製のテラスがあり、東正面に見える槍ヶ岳の絶好の展望台となっている。穂高岳の眺望も素晴らしい。また、付近の鏡池には、風が穏やかな日には槍・穂高連峰が水面に映る。
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北アルプス裏銀座縦走2010.8(鏡平 花見平 双六岳 三俣蓮華岳)VOL.1
http://youtu.be/LYca3wq6Bqs
絶景・鏡平
http://kan.cool.coocan.jp/intothefield/report/report/2004/1001/index.html
雲海テラス
星野リゾート トマム - Wikipedia
星野リゾート トマム(ほしのリゾート トマム)は、北海道勇払郡占冠村にあるスキー場・リゾートホテル・コンドミニアムを中心とする通年型複合リゾート地。旧称アルファリゾート・トマム。
より大きな地図で 占冠観光マップ を表示
眼下に広がる白い海 北海道占冠村の「雲海テラス」
http://youtu.be/tAwq5C31vDk
【天国に一番近いカフェ】雲海テラスの写真・画像集【北海道アルファリゾート・トマム】
http://matome.naver.jp/odai/2128159620467572601
竹田城跡
竹田城 - Wikipedia
竹田城(たけだじょう)は、兵庫県朝来市和田山町竹田にあった山城。
縄張りが虎が臥せているように見えることから、別名虎臥城(とらふすじょう、こがじょう)。国の史跡に指定されている。また城下から遥か高く見上げる山の頂に位置し、しばしば円山川の川霧により霞むことから、天空の城の異名をもち日本のマチュピチュとも呼ばれる。雲海に浮かび上がる古城の累々たる石垣群の威容は、名物ともなっている。
東に立雲峡を望む標高353.7メートルの古城山(虎臥山)の山頂に築かれ、縄張りは、南北約400メートル、東西約100メートル。天守台をほぼ中央に配置し、本丸、二の丸、三の丸、南二の丸が連郭式に配され、北千畳部と南千畳を双翼とし、天守台北西部に花屋敷と称する一郭がある。廃城から約400年を経ているが、石垣がほぼそのままの状態で残っており、現存する山城として日本屈指の規模となっている。
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探訪・竹田城跡 雲海に浮かぶ天空の城
http://youtu.be/eFnhs2TyIzY
はての浜
はての浜大特集
http://www.shimanavi.com/specials/hatenohama/
久米島の東5kmの所に位置する砂浜だけの無人島「はての浜」。沖縄のビーチ人気ランキングでも常に上位に入るこの人気の場所は、360°エメラルドグリーン海と真っ白な砂浜が美しい、まさに南国の癒し空間そのものです。
このはての浜は東洋一の美しさとも言われますが、その美しさ故TVの撮影や音楽のPV・CMなどでもよく使われているようです。例えば「釣りバカ日誌 11」の沖縄編で、浜ちゃんがサバニに乗って漂流し流れ着いたのがこの「はての浜」なのです。360°美しい海に囲まれているこの場所が、まさに「漂流した無人島」にうってつけだったのですね。
久米島 - Wikipedia
久米島(くめじま)は、沖縄本島から西に約100km、沖縄諸島に属する島で、最も西に位置する島である。人口は1万人弱で、行政上は島全域が久米島町に含まれる。面積は59.11km²[1]で、沖縄県内では、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次いで5番目に大きな島である。
ダイビング地として有名で、国内の大手航空会社が共にリゾートホテルを展開しており(現在は撤退または撤退予定)、長く広がるイーフビーチには民宿なども多く点在する。
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久米島 はての浜
http://youtu.be/Gnt-3_N0nqg
( ´∀`)
番外
戸谷隧道
石川県道43号丸山加賀線 - Wikipedia
石川県道43号丸山加賀線(いしかわけんどう43ごう まるやまかがせん)は、石川県小松市と同県加賀市を結ぶ主要地方道(石川県道)である。
小松市南部に位置する新丸地区・大杉谷地区と加賀市東部とを結ぶ。しかし、小松市大杉町から同市菩提町間の一般車両の通行が通年通行不能となっている。車両通行不能区間内に戸谷隧道がある県道として知られている。
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戸谷隧道/石川県道43号線/石川県小松市大杉町→那谷町
http://youtu.be/s9G1FNBst68
戸谷隧道
http://haisentn.s78.xrea.com/todani/1.htm
日本の行っては行けない場所&行ってみたい場所
メーデーと小出先生と日本国憲法
三日より結婚式出席のために新潟を離れますので、合併号としておおくりします(^ω^)
五月一日は”メーデー”ですね。
その起源は、1886年5月1日にシカゴを中心に8時間労働制を要求してたたかわれたアメリカ労働者のゼネストを記念したものです。
第二インターナショナル創立大会で、毎年5月1日を8時間労働制などを要求する国際労働運動のデモンストレーションの日とすると決議したのが始まりだそうです。
メーデー - Wikipedia
主張 第84回メーデー 安倍政権の暴走にストップを
(しんぶん赤旗)より
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-01/2013050101_05_1.html
きょうは第84回メーデーです。働くものの生活と権利を守り、平和と民主主義のために団結し、たたかう決意をアピールする日です。ことしは発足して4カ月になる安倍晋三政権が「企業が世界一活躍しやすい国」をとなえて労働者、国民に射込みはじめた“毒矢”をはねかえすたたかいが重要な段階を迎えているなかでの開催です。「アベノミクスの暴走を許すな」「賃上げと安定した雇用の拡大で本格的な景気回復を」―。切実な要求を高々とかかげ、立場の違いをこえた連帯、共同の運動を大きく広げる出発点の日にしようではありませんか。
広がる共同の条件
労働者の賃金引き上げと安心して働ける雇用の拡大は、「デフレ不況」から抜け出すために最優先するべき対策です。株高、円安で一部の投資家や輸出大企業がうるおっても、労働者の賃金が上がらず、物価だけが上がったら、国民はますますモノを買う力を失い、経済は冷え込む一方です。
いま政治がやるべきことは明確な賃上げ目標を持って実行することです。大企業がためている260兆円の内部留保の一部を、賃上げと非正規雇用の労働者の正社員化などに活用することです。中小企業への抜本的支援で最低賃金を時給1000円以上にすること、男女の賃金格差の是正も重要です。この方向でこそ経済も企業も内需に支えられて健全に成長できることを国民合意にするために奮闘しようではありませんか。
安倍政権が「成熟産業から成長産業への労働移動支援」をとなえてすすめている労働、雇用の「制度改革」の議論はきわめて危険です。地域や業務を限定した「正社員」づくりや解雇の自由化、企業の人員削減を支援する助成金の拡充、労働時間規制の緩和など、財界いいなりの規制緩和を絶対に許すわけにはいきません。
これまで日本の労働者、労働組合は、金銭による解雇の自由化や、事務系労働者を労働時間規制の対象外にして残業代を払わない「ホワイトカラー・エグゼンプション」導入など政府、財界のたくらみを阻止してきました。その伝統をいまこそ発揮し、攻撃を打ち破ろうではありませんか。
消費税増税に頼らない財政再建、環太平洋連携協定(TPP)参加反対、東日本大震災からの復興、「即時原発ゼロ」、沖縄・普天間基地の無条件撤去、憲法96条改悪を許すな―安倍政権の暴走に立ち向かう労働者、国民の共同の条件はいまかつてなく広がっています。
第84回メーデーを新しい統一戦線に発展させる総決起の日にしましょう。
政治変える力大きく
安倍政権の暴走は、破たんが同時進行しているのが特徴です。食料品など諸物価の高騰がくらしを直撃し、漁民は燃油高騰で操業できない深刻な事態です。
略
「The Song for May Day(聞け万国の労働者)」
http://youtu.be/Op_zC1gJfQc
聞け万国の労働者
http://youtu.be/LQKDshKDDdw
非正規労働者のメーデー 「アベノミクスから雇用を守れ」
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007057
「働く者が損をする」安倍政権の労働法制緩和に注意を呼びかけるチラシ。=1日午前、新宿西口 写真:田中龍作=
きょうは5月1日、メーデー。大労組による中央メーデーが華々しく催される陰で、非正規労働者のユニオンが労働条件の改善を求める街宣活動を都内各所で繰り広げた。
全労働者の3割強にあたる1,887万人を非正規労働者が占める(総務省3月速報)。彼らの74%は年収200万円以下で暮らす(厚労省2011年発表)。
働く者の環境は悪化する一方である。それに拍車をかけそうなのが、安倍政権による労働法制の緩和だ。
竹中平蔵センセイ率いる産業競争力会議が提唱する「解雇規制の緩和」は、参院選後の秋の国会に向けて本格的に検討されるようだ。
解雇規制が法的に緩和されなくても、肩叩きは猛烈な勢いで進んでいるものとみられる。総務省統計局の労働力調査によれば、非正規労働者は1月には1,823万人だったのが3月には1,878万人。非正規労働者が2ヵ月で65万人も増えたのである。
4~5年前、大労組を訪ねた時、広報担当者は派遣労働者を「ジンパ」などと蔑んでいた。自らの影響力下にある民主党が政権をつかむ勢いだったこともあり、雇用不安などは一片もなかったのだろう。
ところが不景気が一層深刻になり、雇用情勢が悪化してきたところに安倍政権が登場した。解雇規制が緩和されれば、非正規労働者は爆発的に増えるだろう。大労組の組合員といえども簡単にクビを切られる。合法的なので労働争議になりにくい。
第一次安倍内閣で検討されたホワイトカラーエグゼンプションが名称をかえて復活しそうだ。これも労働条件を著しく悪化させる。管理職には残業代を支払わなくても済む制度だ。「名ばかり管理職」にも適用される恐れが十分にある。
シニアユニオン(右端ノボリ)は、60歳以上の労働者の雇用継続を求めて戦う組合だ。=1日午前、新宿西口 写真:田中龍作=
きょうの街宣活動でユニオンが上記(解雇規制緩和、ホワイトカラーエグゼンプションに反対)に加えて訴えたのが、「改正労働契約法20条」だ。
「正規社員には危険手当が出るが、非正規には出ない」「正規社員は交通費が出るが、非正規には出ない」…正規と非正規の間には天国と地獄ほどの差がある。
「改正労働契約法20条」は有期契約労働者(非正規)と無期契約労働者(正規社員)の労働条件に相違があってはならないとする法律である。だが企業側は、これを遵守しようなどという姿勢はない。負担増になるからである。同法は空念仏なのである。
全国ユニオンの関口達矢・全国委員は「労基署から監督官が来て“差別がありますから改善して下さい”などと指導してくれたりはしない。空念仏でなくすには組合運動を高めていくしかない」と話す。
解雇規制を緩和すれば非正規は増える。賃金のアップは太陽が西から昇ってもありえない。リストラをすれば企業の内部留保は増え株価はあがる。
アベノミクスが招来するのは、1%の富裕層がさらに豊かになり、99%は底なしの貧困に落とし込まれる社会だ。7月の参院選で自民党の勝利が確実視されるなか、それは近い将来現実のものとなりうる。
○●○●○●○●○●
20130427 ラジオフォーラム 第16回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/O_pYV0-pXmc
◆西谷
さて、ラジオフォーラム、今日もこのコーナーからスタートしたいと思います。
京都大学原子炉実験所の小出さんとお電話がつながっております。
もしもし、小出さ~ん。
◆小出
はい、こんにちは。
◆西谷
あっ、今日もよろしくお願い致します。
◆小出
こちらこそどうぞよろしくお願いします。
◆西谷
え~、小出さん、早いもので4月26日と言えば、チェルノブイリの事故ですよね~、27年経ちましたよね~。
◆小出
そうですね。
◆西谷
あの、チェルノブイリは、石棺に囲まれているわけですけども、この石棺が老朽化してですね、ヒビが入っていると、そして、雨が降ったらですね、地下にその雨水が浸み込んでいって汚染をしていると、そういうことを聞くんですが。
◆小出
そうです。
◆西谷
現在のチェルノブイリの状況っていうのは、ちょっとどんな感じなんでしょうか。
◆小出
はい、え~っと、1986年の4月の26日に、原子炉が爆発しまして、ほぼ1週間の間に大量の放射性物質が環境に吹き出してきました。
そのため、当時「地球被ばく」という言葉ができたように、地球全部が汚染を受けて、しまいました。
え~、日本はチェルノブイリからみると8000キロ以上離れているところにあるのですが、その日本にすらチェルノブイリから放射性物質が飛んでくると、いうようなことになって。
◆西谷
先生、当時計測されてたんですよね。
◆小出
そうです、私はあの~原子炉実験所で自分が呼吸している空気の中にどれだけ放射能が飛んでくるかということを測定していました。
はじめはまさか地球の裏側から物質が飛んでくるということはないだろうと始めた仕事だったのですが。
◆西谷
8000キロですもんねぇ。
◆小出
そうです。
5月の3日になりまして、チェルノブイリからはるか離れた日本まで放射能が到達して、たいへん驚いた経験をしました。
ただ、その後10日、あるいは20日経つとですね、一度減っていった放射能が、またあの私が呼吸している空気中に増えてくるというようなことがおきてですね。
◆西谷
地球をもう1周したんですか。
◆小出
そうです。
もう1周、地球をして日本まで戻ってくるというようなことがあったのです。
◆西谷
先生、そのときはセシウムが多かったんですか。
◆小出
はい、え~とセシウムもありましたし、ヨウ素もたくさん、もっとたくさんありました。
◆西谷
ヨウ素、8日で半減ですけど、やっぱヨウ素もあった。
◆小出
はい、ただしヨウ素自身は8日で半減してしまいましたので、すぐに測定ができなくなったのですが、セシウムはほぼ3ヶ月ほどずうっと私が吸っている空気中に存在していることは測定できました。
そのときに私はもうこういう事故というのは二度と起こしたくないと思ったのですが、残念ながらまあ福島の事故が起きてしまったのです。
え~、それでチェルノブイリのほうは、その後とにかく放射能を閉じ込めなければいけないということで、今おっしゃってくださったような石棺というですね、石の棺で原子炉全体を封じ込めようという作業が始まりました。
◆西谷
あのとき作業した方が、どんどん癌で死んでいきましたよね。
◆小出
はい。
で、60万人とか80万人とか言われてるような軍人、退役軍人、あるいは労働者が駆り出されて、本当に過酷な被ばく作業に従事しました。
それでたぶんたくさんの方々がですね、その作業に従事したがために、え~癌などになって既にお亡くなりになってきたのだと。
◆西谷
当時はねぇ、あの勲章もらって表彰されてた方が。
◆小出
そうです。
◆西谷
10年後、20年後にガリガリに痩せて。
◆小出
はい、そうやって苦労して作った石棺なのですけども、さすがにやはり年が経つとですね、コンクリートの構造物だったわけで、あちこちにひび割れが入ったりですね、天井が落ちてしまったりして。
◆西谷
天井が落ちているところもあるんですか。
◆小出
はい。
あちこちに穴が空いてしまって、きました。
で、まあ放射能を閉じ込めるという意味ではどんどん性能が悪くなってきているわけで、いつかなんとかしなければいけないということは、もうずうっと前から言われていたのです。
ただし、まあなんとかするにしても、放射能を相手にしての作業で、被ばくがしてしまうし、お金も膨大にかかるということで、なかなか取りかかることができないできました。
◆西谷
27年間ずうっとそのままということだったんですね。
◆小出
そうです。
で~、でも、やはりなんとかしなければいけないということで、EUのほうがかなりのお金を提供しまして、ようやくに今、第二石棺と呼ぶ、はじめ作った石棺全体をまた覆ってしまうような構造物を。
◆西谷
もう一つ外側から。
◆小出
そうです、はい、作る作業が続いています。
たぶん、そんなに長くかからないで、その第二石棺というものでもう一度覆いを作るということになると。
◆西谷
今、被ばくしながらそれをやっていただいているということですね。
◆小出
そうです。
ですから、あんまりあの~壊れてしまった原子炉建屋に近づくことが好ましくないので、原子炉建屋から少し離れたところで、その第二石棺という構造物を今作っています。
で、それが完成したときに、第二石棺をレール上で引っぱっていって、原子炉建屋そのものの上まで動かして覆いを作ろうというそんな作業を今進めています。
◆西谷
あの、それでね、福島とのつながりなんですけどね、今その汚染水が漏れている問題がありまして、で~、いつか福島を石棺に覆わないといけないですよね。
◆小出
そうです。
◆西谷
これはまたそしたら膨大な作業と膨大な被ばくをしながらいつかそれを作っていかないといけない。
◆小出
おっしゃる通りです。
◆西谷
これまた誰がやるのとかですね、どういう風に補償するの、ものすごい大きな問題が横たわっていますよね。
◆小出
そうです。
これから何年という単位では済まない何十年という単位の時間をかけて、放射能を閉じ込めるという作業を福島でやらなければいけないのですが。
◆西谷
気の遠くなるような。
◆小出
本当に私が思うだけでも気が遠くなるような作業が長い年月に渡って必要になってしまいます。
で、そのためには大量の労働者が必要になるでしょうし、日本というこの国でいったいどうやってそういう労働者を調達できるんだろうかと、それもたいへん不安です。
え~、どうも聞くところによれば、海外からですね、労働者をまた調達してくるというようなこともなんか進んでいるように聞いていますし。
◆西谷
やりかねないな、今の原子力ムラやったら。
◆小出
そうです。
恥ずかしい国だなと思います。
◆西谷
あのですねえ、この原発が安いとか言っているけど、このコスト考えただけでも、めっちゃ高くなりますよね。
◆小出
そうです。
もう、そんなことはもう、誰が考えても当たり前なのであって、経営者と言うような人であれば、せめてちゃんと金勘定ぐらいすべきだと思います。
◆西谷
でも未だに原発は安くて、停めたら日本経済が止まるとか言うけど、これだけでものすごいお金じゃないですか。
◆小出
そうです。
◆西谷
もうめちゃめちゃねえコスト高いのに、本当にごまかしがあると思うんですけど、あの~熊本のですね、ラジオネームケンケンさんから質問が届いております。
え~、日本で、子どもや被災者支援法がね、え~、こう作られるということなんですけど、ウクライナでは、チェルノブイリ法というのがあって、その法律によってこの補償がされているという風に聞いていますが、このチェルノブイリ法とはどういう法律なんですかという質問なんですが。
◆小出
はぁ~い、すみません。
私はあの法律の専門家ではないので詳しいことは知りませんが、チェルノブイリの場合にも大量の放射性物質が吹き出してきてしまいまして、事故の直後は、日本政府が取ったのと同じように、え~、ソ連の政府も事故を隠そうとしたり、あるいは過小評価をしようとしたり、きちっとした対応ができないで後手後手に回るというようなことがありまして、大量の人たちが被ばくをしてしまう、子どもたちも被ばくをしてしまうということが起こりました。
で~、そのために甲状腺癌を中心としまして、とにかく被ばくをしたから、被ばくをしたからこんな病気になっているということが分かっている病気もたくさん出てしまった、わけです。
で~、人々も避難ということを余儀なくされる人々もいたわけですし、もう経済的に持たないで汚染地帯に取り残されている人々も、今福島で起きているのと同じようなことがチェルノブイリでも起きましたし、で、そういう方々の健康状態を調査をしたり、あるいは補償をしたりということはもちろん必要なことであって、チェルノブイリでもそういう、なんとか補償しようという法律はあるのです。
それがまあチェルノブイリ補償法という奴だと思いますが、え~、実際にはソ連という国自身が崩壊してしまうというほどのですね、重荷になってしまっていて、なかなか救済というのは進んでいないと思います。
◆西谷
あの~、チェルノブイリの事故をキッカケにやはりソ連は崩壊したという説もあるんですが、やっぱりこのチェルノブイリ事故というのはソ連崩壊のキッカケになったんですよね~。
◆小出
はい、もちろんあの~社会主義というものの破綻というものはあったとは思いますし、世界的な政治状況というものもあったとは思いますけども、チェルノブイリ事故がソ連の崩壊に果たした役割は大きかったと私は思います。
◆西谷
少なくとも引き金を引いていったという、それとですね、チェルノブイリでは、日本では20ミリシーベルト以下を帰還させるということなんですけど、チェルノブイリではどれぐらいだったんでしょうか。
◆小出
実際にはですね、現在日本で取っている方策と、私はあまり変わらないと思います。
はい、ただし、チェルノブイリの場合には、20ミリシーベルト以下であっても、避難をする権利というものを認めています。
ですから、その場所に踏みとどまってやはり生活したいという方はいるだろうと私は思いますけれども、避難をしたいという希望があれば、その方になにがしかの補償をするという法律はあるのです。
日本の場合には、もうあの20ミリシーベルト以下なら勝手に住めと、国家は何の補償もしないというように今言っているわけで、そこに大きな違いはあると思います。
◆西谷
旧ソ連のほうがまだマシだったという。
◆小出
はい、私は日本というこの国よりもはるかにマシだと思います。
◆西谷
分かりました。
小出先生ね、本当に27年前のチェルノブイリ事故の話を中心に聞きましたけど、ソ連よりも日本のほうが酷いということが分かりました。
今日はどうもありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました。
çernobil
http://youtu.be/_LA_PnAQONo
牛乳が飲みたい_原発・勇気ある撤退 -若き日の小出先生出演-
http://www.youtube.com/playlist?list=PLB51716685BC0920D
【核処分場問題】南大隅町長とオリエンタル商事について。 2013.04.28
http://youtu.be/_hiGMR9AuUA
【オリエンタル商事・原幸一とは!?】民間人に核関連施設誘致を委任 南大隅町長、処分場打診も一転認める
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/1a0ec9d56897bbbf081d221dbe75878c
民間人に核関連施設誘致を委任 南大隅町長、処分場打診も一転認める(西日本新聞)
鹿児島・南大隅町長に収賄の疑い 背景に高レベル放射性廃棄物の最終処分 ―蠢く原子力ムラ―
(HUNTER 政治・行政の調査報道サイト)
鹿児島県南大隅町の町長が電力業界と関係が深いと見られる会社社長からモーターボートを"購入"
(Merx)
これが核心人物の会社支店!~南大隅町長、核のゴミ収賄疑惑
(ネットアイビーニュース)
蠢き続けた黒い人脈~南大隅町長、核のゴミ収賄疑惑
(ネットアイビーニュース)
忽然と消えたモーターボート~南大隅町長、核のゴミ収賄疑惑
(ネットアイビーニュース)
「私がやります」~南大隅町長、核のゴミ収賄疑惑
(ネットアイビーニュース)
核最終処分場 知られざる交渉舞台裏(報道特集)
森田・南大隅町長:処分場打診問題 「絶対持ち込ませぬ」 辞任は否定 /鹿児島(毎日新聞)
原発施設誘致交渉委任状、南大隅町長が仲介男性に渡す(読売新聞)
民主幹部が誘致意思確認 原発施設委任状問題(読売新聞)
最終処分場誘致めぐり委任状=「軽率だった」-鹿児島・南大隅町長(時事通信)
原発関連施設誘致の委任状、町長「軽率だった」と釈明(TBS News)
調査報道 最終処分場 立地交渉の舞台裏
http://www.dailymotion.com/video/xzdldo_yyyy-yyyyy-yyyyyyyy_news
MBS毎日放送・報道特集 2013.4.27.
一昨日・昨日と続いた同局 NEWS23のスクープ報道を受けた特集。
重なる部分もあるが、鍵を握る人物=X氏について、より掘り下げている。
2013.4.21 小出裕章さんのお話「原発事故後の現実を生きる」
http://youtu.be/aRdDk2BZ2UU
この番組は2013年4月21日に東村山(東京)で行われた講演の模様を配信しています。
『2013.4.21 小出裕章さんのお話"原発事故後の現実を生きる"』
主催 子どもの未来を考えるゆるやかなネットワーク
後援 東村山市 東村山市教育委員会
協賛 さよなら原発@東村山 ガイガー東村山
☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚* 一息(^ω^) ☆*゚ ゜゚*☆*゚ ゜゚*
お も し ろ 画 像 (^^♪
食べられたくないニャン∧_∧
工エエェェ(´д`)ェェエエ工幼児を袋詰め・・(・・;)
やきとり 松良さん・・無念(笑)
左卜全さん主演!?Σ(´∀`;)
お店の名前が衝撃的・・(笑)これ以上はノーコメント(´▽`)
とうしたの~くまモン??
ジャネット寂聴
寂聴さんやる~!(^ω^)
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
猪瀬知事「イスラム発言」でのIOC声明について。- 2013.04.29
http://youtu.be/Lf1BY89NDxM
【猪瀬直樹のせいで東京オリンピックは絶望的!?】猪瀬知事「イスラム諸国はけんかばかり」
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/2d25577f77de893c7779ca983462c894
In Promoting His City for 2020 Games, Tokyo's Bid Chairman Tweaks Others(NYTimes)
http://www.nytimes.com/2013/04/27/sports/in-praising-its-olympic-bid-tokyo-tweaks-the-others.html?pagewanted=all
【五輪招致トルコ批判問題】猪瀬都知事の謝罪について。 2013.04.30
http://youtu.be/lnOhjg6WO8Y
【録音公開されそうになり完全敗北!?】<猪瀬知事>発言を撤回し謝罪「イスラム圏に誤解招く」
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/3b9eed98399cc92ce462b450560d8955
猪瀬都知事が正体暴露 これで東京五輪は絶望 (日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142178
NYタイムズインタビューの重なる差別発言が国際五輪委IOCで問題化
<心ある東京都民はこれで良かったと快哉している>
東京五輪招致最大の“障害”は知事本人だった――。4月14日から5泊6日の日程でNYを訪れ、ブルームバーグ市長にオリンピック招致の協力を求めた猪瀬直樹都知事。帰国後、記者団に囲まれて「東京五輪をやろうとの雰囲気が米国にも伝わった」と自画自賛していたが、とんでもなかった。米国メディアのインタビューに答えた発言が「五輪招致規則違反ではないか」と大問題になっているのだ。
猪瀬知事のインタビューが掲載されたのは、4月26日付の「NYタイムズ」で、「Tokyo’s Bid Chairman Tweaks Others」(東京の招致委員長が他の招致国をけなす)と題した記事。
旅行気分で調子に乗ったのだろう。あろうことか、ライバル都市のイスタンブールとマドリードを“口撃”したのだ。
猪瀬知事は、アスリートにとってベストな場所は、パリやロンドン、東京のように社会インフラが整備された国――と主張。その上で、〈イスタンブールとマドリードにはできない〉〈イスラム諸国はアラーの教義を絶対とする階級社会で、戦いに明け暮れている〉と持論を展開。さらに、トルコに対して〈長生きしたければ日本のように文化を創造する必要がある。若者がたくさんいたって、早死にするなら意味がない〉なんてエラソーに言っているのだ。
あらためて、猪瀬知事の品性、差別者ぶりがバクロされた形である。問題は、これが単なる勘違い知事の「上から目線」発言では済まないことだ。
五輪招致の活動規則には、立候補地の責任者が他の競合都市のイメージを損なう発言をすることを固く禁じている。猪瀬知事の発言はこの規則に触れる可能性が高い。IOCも急きょ声明を発表。「すべての候補都市に対し招致活動に関連したルールを改めて強調したい」とカンカンになっている。
これじゃあ、わざわざNYにまで東京の足を引っ張りに行ったようなものだ。
スポーツジャーナリストの谷口源太郎氏もこう呆れる。
「発言が事実とすれば、五輪招致の歴史上、最悪のルール違反ではないか。1988年のソウル五輪で、最後まで競った名古屋が敗れたのも、日本側が韓国経済を揶揄(やゆ)する発言をしたから――とも指摘されています。他の都市に対するマイナス発言は、それだけ重い。今後の招致活動にも大きな影響が出ると思います」
猪瀬知事の発言で東京は「落選」の可能性が高まってきた。しかし、もともと東京で五輪を開く大義名分はなかった。心ある都民は、これで良かったと快哉を叫んでいるのではないか。
<一転して謝罪「不適切な発言を訂正したい」>
猪瀬都知事は米紙インタビューで2020年夏季五輪招致のライバル、イスタンブールを批判した問題で30日午前、都庁で記者団の取材に応じ「不適切な発言で訂正したい」と謝罪した。
失言問題が大きくなると当初、知事は「真意が正しく伝わっていない」「インタビューの文脈と異なる記事が出たことは非常に残念だ」とまるでNYタイムズの報じ方が悪いと言わんばかりの弁解をしていた。しかし、NYタイムズは「知事をインタビューした記者2人は流暢(りゅうちょう)な日本語を話す。また知事は自身の通訳を用意しており、記事に引用した言葉はその通訳によるもの。通訳の言葉は録音している」「記事には完全な自信がある」と編集幹部の談話を発表。猪瀬知事は言い逃れはできないと全面降伏したかたちだ。
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5月3日は憲法記念日です。
日本国憲法は第二次世界大戦後の反ファシスト連合国の勝利によって、世界の民主勢力の力を反映して不徹底な制約はあるものの、多くの民主的・平和的条項をふくんだものです。
憲法五原則=日本国憲法は国のあるべき姿として、(1)国民主権と国家主権(2)恒久平和の原則、(3)基本的人権、(4)、議会制民主主義、(5)地方自治の5つの原則を定めています。
注目して欲しいのは、(1)国民主権と国家主権です。
「主権が国民に存することを宣言」、「自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる」として、国民主権を明記していると同時に、いかなる国に対しても従属関係でなく対等関係を維持しで、自国の主権を守ることを高らかにうたっています!!
サンフランシスコ体制は憲法の精神を踏みにじりこの国民主権と国家主権を侵害しているではありませんか??( ̄^ ̄)凸
日本は未だ半ば占領された従属国ではないでしょうか?
首都の近くに外国の軍隊が駐留基地がある国なんて他にあるんでしょうか??
さらに、安倍内閣とそれに同調する勢力はTPPを推進しようとしています。
TPPの詳しい内容は
「原発+TPPの推進→国民生活を破壊し!!対米従属へのさらなる深みへ(´・_・`)」
http://ameblo.jp/m08068469/entry-11478251919.html
をごらんください。
条約は憲法よりも上位にあるとされますので、TPPが批准されたら事実上の憲法停止といっても過言ではありません!
憲法改悪・TPPの加盟を阻止しないと、日本は植民地に等しいものになります・・
自分の問題としてどうか考えて見てくださいね?
日本国憲法前文の歌
http://youtu.be/56cdZogqFNY
日本国憲法
(昭和二十一年十一月三日憲法)
日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものであつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。
わかりやすい憲法講座・やさしい憲法10話
http://www14.ocn.ne.jp/~kanagawa/kenpou10wa
結婚式と塩沢温泉(^ω^)
みなさまご機嫌よう(#^.^#)
今年のGWはいかがお過ごしでしたでしょうか?( ´・ω・`)_イカガ?
私はGW後半の連休に親友の娘さんの結婚式に招待されて福井市まで行ってまいりました(^ω^)
その後、新潟へ帰還まで各地を巡ってまいりました。
今回、その結婚式と立ち寄り場所の報告をいたします(^^♪
結婚式は五月三日15時30分からの予定で、指定された宿から送迎バスが出発するのが14時30分でしたので、宿まで13時30分に着くべえ・・と新潟を8時に出発。
新潟→福井なで北陸自動車道を経由して約380knです。さて、間に合いますか・・(^_^;)
たぶん子不知トンネルかな?
親不知インターチェンジを過ぎた辺りです。
福井までの道中の写真はこの二枚のみ・・(^_^;)
さ~て指定された宿に着きましたぞ。
おお!彼の地は福井城址の近くですね~(^^♪
幕末四賢侯の一人、松平春嶽の居城ですね~?
さっそく、チェックイン。
身支度を整えて送迎車に乗り込み、いざ式場へ(^^♪
より大きな地図で 福井市 を表示
結婚式場(^^♪ - グラントリア
第一印象・・お洒落~(・∀・)
http://youtu.be/oxwzSZ3bBBc
おお!ヴァイオリンとピアノの生演奏でお出迎え(^ω^)
曲はパッヘルベルのカノンとバッハの”主よ、人の望みの喜びよ”とクライスラーの”愛の喜び”でしたかね~(^O^)
Fritz Kreisler plays Liebesfreud
http://youtu.be/LWV2WFW0PVQ
その他の曲はこちらでどうぞ↓
結婚の曲
http://ameblo.jp/2m08068469/entry-11525820119.html
新婦のご両親にご挨拶をした後に結婚式場に。
おお!ここではフルートとオルガンにコーラスがスタンバイしてますね~(^^♪
新郎と牧師の入場の後にいよいよバージンロードの新婦入場です(^^♪
新婦の娘さんははちきれんばかりの笑顔。
ああ・・お父さんM氏が緊張してますね~(^_^;)
一同、賛美歌”いつくしみ深き”を斉唱。
いよいよ始まりました(^ω^)
指輪交換の儀
牧師による結婚証明書への署名
賛美歌”妹背をちぎる”を斉唱で結婚式が終わりました。
今回はブーケ・トスはありませんでした( ^ω^)・・・
さて、次は披露宴ですね~(*´∀`*)
披露宴でのエピソードは・・パスします(笑)
ただ一つ・・
給仕のAさん
私の座っていたテーブルの給仕担当のAさん・・とても可愛くてお話をしたら、少し仲良くなってくれました~(((o(*゚▽゚*)o)))
鼻の下がビロ━(゚∀゚)━ン!(笑)
(^-^)/結婚式の日程はこれにて終わりです。
永平寺
正門入口
永平寺正門
永平寺は總持寺と並んで曹洞宗の中心寺院(大本山)です。
父が檀家であったお寺が曹洞宗で、父が亡くなった後に分骨納骨をどちらにするか悩んだのですが、住職が両方の寺に修行をしたことがあるそうで、その実情を聴いて結局、總持寺にしたのです。
總持寺とは異なり、多くの観光客で門前町が賑わいをみせて、全く対照的でしたね。
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法戦、若き雲水たちの永平寺
http://youtu.be/d5Cb0RcsQ3g
郡上八幡
郡上八幡といえば、郡上おどりと吉田川の飛び込みが有名ですよね?
(^ω^)
上の写真はその飛び込みポイントです。
私は絶対にできませんね~(;^ω^)
街はとても良い雰囲気です。みなさんもぜひ一度、飛込めとは言いませんが(笑)行って見てくださいませ(^O^)
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ようこそ郡上八幡へ
http://www.gujohachiman.com/kanko/
【岐阜県郡上市】郡上おどり 春駒 [HD]
http://youtu.be/cdB1q3MN8Ko
【岐阜県郡上市】郡上八幡 吉田川への飛び込み・水ガキ達の夏
http://youtu.be/VlGg6A5G4C4
下呂温泉
下呂温泉 - Wikipedia
下呂温泉(げろおんせん)は、岐阜県下呂市(旧飛騨国益田郡)にある温泉。林羅山が有馬温泉・草津温泉とともに、日本三名泉に数えた(ただし、当時は下呂ではなく湯島と表記)ことから、「日本三名泉」と称されている。
下呂温泉は観光や出張帰りに何度も訪れている場所です(^^♪
今回は定宿にしている”ラムネ屋”さんの宿泊予約が取れなくて、食事のみとなりました(´・_・`)
食堂・民宿ラムネ屋
名物”味噌カツ定食”
私、この味噌カツ定食が大好きでして、ここに来るたびに食べていますよ~(^ω^)
初めての東海地方赤味噌食文化だったのです。
最初に食べた時はびっくりしました(゚д゚)!美味しくてね(^^♪
幸乃湯
初めて下呂温泉を訪れたのは写真の幸乃湯だったのです。
たまたま、その向かいにあったラムネ屋に食事に入った時に味噌カツ定食を食べちゃったんだな~(笑)
お店の柱に民宿もやっていますと書いてあったのが始まりで、私の下呂温泉の定宿になったのでした。
え?今回は温泉に入らなかったのかって??
はい、塩沢温泉が私を待っている~です(^┰^;)ゞ
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下呂温泉街 「街並みの散歩」
http://youtu.be/ZPXesocncYQ
塩沢温泉
塩沢温泉は岐阜県高山市にある、秘湯マニアには有名な温泉です。
元々は「塩沢山荘」という宿泊施設があったのですが、閉鎖となり、現在はは露天風呂だけ。
有志の方々が清掃管理され、無料開放の温泉です。
今回は幸運にもその管理されている方とその場で出逢いまして、色々な貴重なお話を伺うことができました!
ラッキー!!(^ω^)
しかし、この温泉は36℃位しか湯温がなくて、一時間はお湯に入っていないと寒くて出るに出られないんですよね~(^_^;)
この時、私は約90分もお湯につかってました!
それでも、出た時は寒くてブルブル((((;゚Д゚))))
たぶん、外気温は12℃くらいだったでしょうか・・(;´д`)
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混浴露天風呂-Shiozawa Onsen
http://youtu.be/qcIbhKoRwGU
塩沢温泉湯元山荘 廃墟の湯 (岐阜県高山市)
http://blogs.yahoo.co.jp/jj3pxk/15587191.html
上高地
上高地 - Wikipedia
上高地(かみこうち)とは、長野県西部の飛騨山脈南部の梓川上流の景勝地である。中部山岳国立公園の一部ともなっており、国の文化財(特別名勝・特別天然記念物)に指定されている。標高約1,500m。全域が松本市。
上高地は日本有数の国際的山岳観光地であり、アルピニストの聖地ですね~(^^♪
上高地は1996年に通年のマイカー規制になってから、長野県側の沢渡(さわんど)・岐阜県側の平湯から乗合バスかタクシーでしか行けなくなりました。
1996年より前に上高地駐車場で車泊したのが懐かしいなぁ・・(#^.^#)
さて、今回は平湯から上高地に向かうことにしました。
安房トンネルが出来る前は安房峠を越えて行くのが大変でしたね~
ε=(・д・`*)
現在は距離で10km、時間にして約30分の短縮となったそうです。
中の湯温泉・卜伝の湯
卜伝の湯は平湯から安房峠を越えて上高地の入口である釜トンネルの脇にある中の湯温泉の名物風呂です~(^^♪
アメブロとピグ友仲間の中の湯温泉の若女将さんから推薦のお風呂です( ´∀`)
大正池(上高地大正池ホテルさんからお借りしました)
上高地帝国ホテル
http://www.imperialhotel.co.jp/j/kamikochi
上高地帝国ホテルにはその昔(現在はあるのかな?)冬期管理人小屋があって、上高地の大将と呼ばれた木村殖さんが常駐していたんですね。木村さんの書いた「上高地の大将―アルプス暮し四十年の記録」に感銘して通うようになったのです(^ω^)
河童橋を通り過ぎて小梨平キャンプ場へ
小梨平から穂高連峰の眺め
いや~!やってきました~!!(((o(*゚▽゚*)o)))
小梨平で穂高岳を眺めながら昼寝するのが楽しみなんです(*≧∀≦*)
小梨平の空
大きな地図で見る
上高地公式ウェブサイト
http://www.kamikochi.or.jp/
上高地 絶景の小梨平にて避暑ソロキャンプ「HD」 kamikochi
http://youtu.be/WqJa-WJMhQ0
今回の旅はとても充実していましたよ~!
若夫婦の幸せを祈りつつ帰路につきました。
めでたしめでたし(^ω^)
歓喜と狂気と真理と異常(´・_・`)
真理は、それが真理であれば、
われわれがいなくてもその存在を明らかにするとは、思われないのですね?
違う違う、違うぞ。
真理はわれわれが明らかにする分だけしか明らかにならないのだ。
人間にやわらかに滲みこんでゆく理性の力を、わたしは信じる!
理性の勝利は理性的な人間の勝利でしかありえない。
こんちくしょう、目に入るのはあんたのいう人びとの、神のごとき忍耐ばかりだ、神の如き怒りはどこにある?
望遠鏡の覆いを取って太陽にむけろ!
英雄を持たぬ国は不幸だ!
違うぞ。
英雄を必要とする国が不幸なのだ。
真実を知らない者は愚か者でしかない。
だが、真実を知っているにもかかわらす、それを嘘という奴、そういう奴は犯罪者だ!
「ガリレイの生涯」より ベルトルト・ブレヒト
20130504 ラジオフォーラム 第17回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/fUud_0Yl2BI
◆湯浅
小出裕章ジャーナル、ここからの時間は、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章さんが電話で出演します。
今日も電話が繋がっています。
小出さん、よろしくお願いします~。
◆小出
よろしくお願いします。
◆湯浅
今日も、あのテーマは、基礎知識編ということで、まあ原子力発電で得をするのは誰かという話をお伺いしたいんですけど、その前に、先月あの~大阪地裁で、大飯原発の3号機4号機再開、運転再開しているわけですが、これのあの、停止を求める仮処分申請が却下されたという判決が出ました。
新聞報道などによりますとですね、福島原発事故後に国が示した安全性に関する基準を検討して、福島事故の教訓を踏まえ、現在の科学技術水準に照らし、相当な根拠と合理性があると、いう風に判断して、ですからまあ停止する必要はないということを大阪地裁が、判断したということなんですが、小出さんは、この仮処分却下については、どのようなご感想をお持ちでしょうかね。
◆小出
はい、呆れた判決だと思いました。
え~、福島原子力発電所の事故というのは、今現在も進行中で、それがどのような原因でどのような事故経過を辿って今に至っているかということすらが、ほとんど分からないままなのです。
未だに現場に行くことすらが出来ない、融け落ちた原子炉が今どこにどんな状態であるのかも分からない、原因が津波だったのか地震だったのかも分からないという、そういう状態のままもう既に2年以上が経ってしまった、のです。
で~、国のほうは何か対策をとったというようなことを言っているわけですけれども、原因すらが分からないでとれる対策というのは非常に限られたものでしかないわけで、そのような対策を仮に満たしたとしても、だから安全だというような結論は到底出て来ないと私は思います。
◆湯浅
ふん、ですので、原因も分からないうちから対策がとれたとかまああのそういうことを言うこと自体は呆れていると。
◆小出
はい、少なくとも科学的とは言えませんし、え~、裁判所がもし科学的な根拠に基づくというのであれば、今現在の状況で科学的な判断が出来ないということをまず言わなければいけなかったと思います。
◆湯浅
う~ん、なるほどですね。
原因が分からない間に対策がとれたって言うのは…
◆小出
おかしいですよね。
◆湯浅
おかしいですね、確かに。
はい、ありがとうございます。
◆小出
はい。
◆湯浅
えっと、その上でですが、あの~まああの何度かお伺いしているお話ですが、原子力発電、結局何でそんなにやりたいのかと、いうことが、まあこの2年間、いろんな方たちの疑問でもあったと思うんですけど、その中の一つにあの総括原価方式というですね、とにかく役員報酬からまあ何から何から、まあ何かあの、この間、最近の新聞報道ではあの~出向している社員のその外の会社に出向している社員の給料も総括原価方式に入っていたみたいな報道などもありましたが、まあそういうことがあって、なかなかまあおいしい仕事だということもあり、止められないんだろうと、いうような話なんかも、これまた随分いろんなところで言われていることですが、結果的に、その結果としてですね、今私たちが毎月支払っている電気代というのは、どうなっているんですかね。
◆小出
もちろん高くなって、これまでも高かったわけですし、もし総括原価方式というようなものをこれから続けて、電力会社の放漫経営っていうんでしょうか、何をやっても必ず儲かってしまうというようなことを許す限りは、どんどん高くなっていくと思います。
◆湯浅
ふ~ん、そうすると~、今度は電力会社の方たちから、原発を建てる、受注するですね、建設関係の方たちもまあ結構いい仕事だっていうことになるんですね。
◆小出
はい、これまではたいへん甘い汁を吸ってきたのだと思います。
普通の会社であれば、自分の努力で少しでも利潤をひねりだそうとするわけで、何かの施設を作るときでも、少しでも安いところに頼んで、コストを抑えようとするわけですけれども、電力会社の場合は、逆なんですね。
お金がかかる、かかればかかるだけ、電力会社の資産が増えていく、そうなると、え~、電気事業法という法律で守られたまま利潤も比例して増えていくという、そういう形だったのです。
ですから、建設会社にも高いお金を払えば、電力会社は儲かってしまうし、建設会社のほうも、高いお金を貰って作れて、また儲かってしまうという、たいへんまあ悪いというか、二重に消費者が損をするという、そのような構造でここまで来てしまいました。
◆湯浅
ふぅ~ん、安ければいいとは思いませんけどもねぇ、むしろその間公共事業だけじゃないですけど、どんどんそのぉまあ切り下げられてって、結局末端で働く人たちはワーキングプア状態になってって、切り下げ切り下げっていうことがずうっと続いて来て、その結果生活のたいへんな人たちが大量に生み出されていく現実があること自体は、それはそれで私なんかはなんとかしなけりゃいけないなという風に思ってるんですが。
◆小出
私もそう思います。
◆湯浅
原発はまあある意味原発というまあ何と言うんですかね、やっぱり国家事業のために、まあそこだけ特定に保護されて、それを結果的にまあ消費者がツケを支払わされる状態になっているってことなんですかねぇ。
◆小出
そうです。
え~、要するに電力会社というのは巨大企業ですし、それと契約している巨大なゼネコンという、そういうところが必ず儲かるという構造の元で進められてきてしまいました。
◆湯浅
う~ん、なんかあの~資料見ますとね、これまで57基の総建設費は、13兆円ぐらいあると、いう資料もあるようなんですが。
◆小出
はい、ですから1基を造ってくれば、まあ何千億円というそんな金が動いてしまうわけですし、それを電力会社は金をバラ撒くようにしてゼネコンに支払う、で~、ゼネコンはもちろんそれで儲かるわけですし、電力会社は高い原子力発電所を造ったのだということで、またそれで比例して利潤を懐に入れてしまうということでやってきたわけです。
◆湯浅
ふぅ~ん、なんかあの、払わなくていいものを払っていたんだって思うと、非常にがっかりするという感じがしますね。
◆小出
そうですね。
本当に何か庶民、一人一人の庶民なんてなんとか生活をしようとやってきたのに、電力会社などは法律で守られていくらでも金儲けが出来たという、そういうことでした。
◆湯浅
はい、今日もありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました。
◆湯浅
以上、小出裕章ジャーナルでした。
そもそも福島第一原発事故は地震と関係ないと言い切れるのか?
http://www.dailymotion.com/video/xzpg49_iiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiiii_news
テレビ朝日系・モーニングバード・そもそも総研 2013.5.9.
福島第一原発の過酷事故は、津波ではなくて地震で壊れて起きたのではないか。
国会事故調委員の田中三彦氏は事故調の調査で1号機4階に入ろうとして、東電側の虚偽説明の隠ぺい工作にあい断念した。
今年3月、民主党前議員の川内博史氏が1号機の内部調査を実行。
その時の映像を見ながら検証する。
アウターライズ地震に福島原発は耐えられるか(東スポ)
http://www.tokyo-sports.co.jp/nonsec/social/136002/
これから数か月でまた、東北沖で大地震が発生する!? 地震予知第一人者の東海大学地震予知研究センター長の長尾年恭氏は「数か月から1年以内に、福島沖でアウターライズ地震が発生し、最大10メートル級の津波が東北地方を襲う可能性がある」と指摘している。具体性をもった話に、再び巨大地震への恐怖が広がっている。
アウターライズ地震とは、地震が発生しやすいプレート境界ではなく、その外側で起こる地震を言う。日本列島から太平洋側をみた場合、日本海溝の外側になる。震源は陸地から離れるため、揺れ自体は大きくないが、断層が垂直にズレるため大きな津波を誘発する。福島沖でこれが起きれば、影響が懸念されるのは事故が収束していない東京電力福島第1原発。貯水槽からの汚染水漏れや、シルトフェンス決壊など、ただでさえ問題山積みの復旧計画に加え、作業員の高線量被ばくや死という責任問題を抱えて前途多難な東電に、大地震に備える余裕などあるのだろうか。本紙が地震対策を東電広報に問うと「明日、地震が起きてもいいように対策を講じている」と回答した。だが詳しく話を聞いてみると、とても対策と呼べるようなシロモノではなかった。
東電によれば「当社の分析では、東日本大震災で損壊した原子炉建屋は、3・11と同等の地震が再び発生しても、壁などに多少のヒビが入っても機能を維持できるだけの耐震性を備えていると考えている」という。壁が吹き飛び鉄骨がひしゃげ、むき出し状態の3、4号機が、マグニ チュード9級の地震にも動じないというのだから信じ難い。
また、津波対策については「当社ではアウターライズ津波は最大でも14メートルと分析しており、震災直後の6月にすでに海面からの高さ14・2メートルの防潮堤を建設済み」と回答した。だが、東電のいう防潮堤は、砕石を詰め込んだ蛇籠(じゃかご)を積み上げて遮水シートを挟んだ全長362メートルの、あくまで仮設のもの。勝手に分析した「最大の高さ14メートル」に、たった20センチ高くしただけだ。
この回答に対して、京都大学原子炉実験所の小出裕章助教は「ボロボロに壊れた建屋の強度は、すでに失われている。津波をかぶって原子炉建屋が倒壊すれば、今も毎日汚染水が漏れ出ているが、さらに大量の放射性物質が噴き出す可能性がある」と指摘する。
さらに「作業員が日常的に被ばくしながら復旧作業を進めるのに精一杯で、新しい地震の対策などできていないのが現状。東電自身が安全だとしたものに、国がお墨付きを与えること自体がバカげている」とバッサリ。
現場作業員の被害拡大を食い止めようという決死の覚悟にもかかわらず、東電本店と国の無策のせいで、新たな地震がさらに甚大な被害を生む可能性は高そうだ。
数か月以内に福島沖で「アウターライズ地震」の可能性 最大10メートル級津波がやってくる(J-Castニュース)
http://www.j-cast.com/2013/04/22173651.html?p=all
放射性物質と共生する方法について
http://youtu.be/AXNJaewZgLU
「孫に食べさせられるか…」 福島の農業、不安との闘い(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0511/OSK201305110008.html
【小川智】小山のふもとに田畑が連なる福島県伊達市の旧富成村地区。今春作付けが解禁され、間もなく水が張られるはずの田んぼのほとんどは、土おこしもされず雑草が伸びていた。
伊達市の旧富成村など旧6町村は、東京電力福島第一原発事故で2011年産米から国の暫定基準値を超える放射性セシウムが見つかり、稲作が禁じられた。昨年の試験栽培で1キロあたり100ベクレルの基準値を下回り、作付けは解禁されたが、市の調査では、制限されていた747戸の農家の約5割は、今年も田植えをしない見込みだ。
同市保原町富沢の菅野助雄さん(79)は、米に多少入る可能性があるセシウムへの不安から作付けを断念した。地域の空間放射線量は、今年3月中旬の市の調査で毎時約0・5~2・5マイクロシーベルトと、依然として事故前より高い。「作っても孫に安心して食べさせられるか不安」という。
仙台高裁 低線量被ばくの危険性を認める(東京新聞)
「ふくしま集団疎開裁判」ブログ
http://fukusima-sokai.blogspot.jp/2013/04/blog-post_29.html
裁判所はなぜ決断できないのか
http://youtu.be/nkY-LQewxSg
インタビューズ (2013年04月27日)
裁判所はなぜ決断できないのか
インタビュー:木谷明氏(弁護士)
原告の主張を大筋で認めながら、申し立てを棄却した「ふくしま集団疎開訴訟」や、捜査は適法としながら、原告への賠償を命じた「北海道おとり捜査裁判」など、ねじれた論理の判決が相次いでいる。その一方で、「水俣認定裁判」では、専門技術的裁量の求められる領域についても、裁判所が判断を示した画期的な判決が出ている。
しかしながら、いまだ裁判所は多くの場合、検察や国、行政側の主張に沿った判断を下しがちである。たとえそれが一般常識に照らすと首をかしげたくなるようなものであっても、だ。
裁判所は何に遠慮しているのか。現在、鹿児島・大崎事件の再審弁護団の一員である弁護士の木谷明氏は「裁判官には、検事は間違わないと信じているタイプか、疑いを抱いても結局は流されてしまう優柔不断なタイプが多い」と話す。そして何より無罪判決を下すには、誰もが納得する判決文を書ける能力と技術が必要で、相当の労力を要するため、個別の事件にそこまでコミットしようとする人材が少ないとも指摘する。木谷氏は、東電OL殺人事件裁判の当時、東京高裁裁判長として、無罪被告(一審)の勾留をあくまでも求める検察側の主張を退けたことで知られている。
裁判官が無罪判決や国の責任を認めることを躊躇する理由や、その際に裁判官にかかる重圧、そして「再審の壁」などについて、ジャーナリストの神保哲生が聞いた。
(聞き手 神保哲生(ビデオニュース・ドットコム))
ふくしま集団疎開裁判・「由々しき事態」だが「避難を求める権利なし」の不可解な判決
http://youtu.be/rOROBPWkNE8
福島報告 (2013年04月27日)
ふくしま集団疎開裁判
「由々しき事態」だが「避難を求める権利なし」の不可解な判決
報告:藍原寛子氏(医療ジャーナリスト)
福島県郡山市の児童、生徒が市に対して裁判所を通じて集団疎開を求めていた問題で、仙台高裁は4月24日、「現在、ただちに不可逆的な悪影響を及ぼす恐れがあるとは認めがたい」などとして、訴えを却下する決定を出した。
これは郡山市の10人小中学生が年1ミリシーベルトを超える地域では教育活動を行わず、年1ミリシーベルト以下での教育活動(疎開)を求めていた仮処分申請に対する即時抗告。2011年6月、郡山市の14人の小中学生が仮処分申請を行ったが、同12月、福島地裁郡山支部がこれを却下したため、申立人側が即時抗告していた。
抗告人の弁護人の柳原敏夫弁護士は同日、都内で記者会見し、「裁判所は決定の前半で『児童生徒の被ばくの危険、晩発性健康被害とともに、集団疎開を被ばく回避として考慮すべき』としたが、その後に『避難を求める権利もなく、郡山市は避難させる義務もない』としている。ロジックが分からず、理解できる内容ではない」と却下を批判。今後、起訴命令申立書により民事訴訟を起こすことも可能だが、その点については今後協議して決めたいとしている。
債務者となる郡山市は「本市の主張が受け入れられたと考えている。現在、郡山市は避難区域になっておらず、避難区域から避難してきた子どもたちが郡山市内の学校で学んでおり、妥当な決定」などとしている。
決定では、 低線量の放射線による生命、身体、健康に対する被害の発生が危惧され、由々しい事態の進行が懸念されるなど、郡山の子どもたちが置かれている窮状に理解を示していた。しかし、学校施設での教育活動の継続により直ちに生命身体の安全を侵害する危険は認められないとして、児童・生徒側の疎開の権利も、市側の疎開の責任も認めなかった。
今回の仙台高裁の決定について医療ジャーナリストの藍原寛子が報告する。
小出裕章さんにお話をきく。-2「福島の子どもの甲状腺がん問題。」
http://youtu.be/nNMPz6pzMbQ
福島 3年ぶりに小学校で屋外運動会(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130511/k10014504651000.html
東日本大震災と原発事故から11日で2年2か月です。
福島県郡山市の小学校では、校庭の土などの放射性物質を取り除く除染が済んだことから、3年ぶりに屋外で運動会が行なわれています。
郡山市の橘小学校は、原発事故のあと、放射線の影響を避けるため2年続けて体育館で運動会を行っていました。
去年の夏から秋にかけて、校庭の土を入れ替えたり植え込みの木を刈り込んだりするなど放射性物質を取り除く除染が行われ、放射線量が下がったことから、ことしは3年ぶりに屋外で運動会が開かれました。
保護者にも安心してもらおうと、放射線量を計るモニタリングポストの近くに子どもたちの席を設けました。
子どもたちは、保護者の声援を受けながらダンスや徒競走などで力いっぱい体を動かし、校庭には明るい笑い声が響いていました。
5年生の女の子は「徒競走で2番になりました。やっぱり運動会は外でやるほうが楽しいです」と話していました。
また、保護者の男性は「外で運動会ができるのは少しずつ復興していると実感できてよかったです」と話していました。
子供たちは大丈夫かなぁ・・(´・_・`)
狂気の沙汰じゃ凸(゚Д゚)
"つぶやく"福島原発作業員の疑問点について。- 2013.05.05
http://youtu.be/ALPRReXuh4U
【ハッピーさんの健康がとても心配!?】
つぶやく福島作業員 政府・東電に振り回された2年間
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/d0c4014b751c322306d58b5ec7839ae4
つぶやく福島作業員 政府・東電に振り回された2年間(東京新聞)
原発元作業員:警報の中、線量計外し汚泥除去 実名で証言(毎日新聞)
小出裕章さんへのお礼。- 2013.05.01
http://youtu.be/3474zZbQYZU
【ぽぽんぷぐにゃんコラム】小出裕章さんへお礼を言いました。
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/5c95182fa243e195afc4fd2a9e528a8b
小出裕章氏南魚沼市で講演会
http://youtu.be/vZHB13dRu8M
東海村JCO臨界事故に関してはこちらを参照してください。↓
臨界事故から12年
http://ameblo.jp/m08068469/entry-11034151179.html
恥を知れ!!(`・ω・´)q( ゚д゚)pブーブーブー
問題は過去を克服することではありません。
さようなことができるわけはありません。
後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。
しかし過去に眼を閉ざす者は、未来に対してもやはり盲目となります。
非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。
リヒャルト・フォン・ヴァイツゼッカー
20130511 ラジオフォーラム 第18回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/PtXAw_tT7dM
◆西谷
はい、ラジオフォーラム、今日はこのコーナーからスタート致します。
え~、今日も小出さんとお電話が繋がっております。
もしもし、小出さ~ん。
◆小出
はい、こんにちは。
◆西谷
今日もよろしくお願い致します。
◆小出
こちらこそよろしくお願いします。
◆西谷
え、小出先生、今日はですね、沖縄の特集ということで、ちょっといろいろお聞きしたいことがありまして、まずズバリですね、日本の電力会社で、沖縄電力だけ原発を持ってないんですよね。
◆小出
はい。
◆西谷
これはやはり基地があるからですかね。
どうなんでしょう。
◆小出
え~、本当の思惑がどうかということは私には分かりませんけれども、沖縄と言うところは皆さんご承知の通り基地だらけになってしまっているわけで、そういうところに原子力発電所を建てるということは、事実上できないと思います。
◆西谷
そういうことは裏を返せば米軍は危険だということを知っていて、そういうところには造らないんだと。
◆小出
もちろんです。
あの~、原子力発電所が攻撃を受けたときに、どんな被害が出るかということは、米国の中では度々計算まで行われていて。
◆西谷
計算までですか。
◆小出
はい。
核兵器でやられるよりもっと酷い被害が出るということまで計算しているわけですから、基地のところに原子力発電所を建てるということは、実質的にあり得ないと思います。
◆西谷
日本の電力会社って、発送電株式会社という、戦中はですね。
◆小出
そうです。
◆西谷
一つにまとめられて、で、戦後GHQがその電力会社を九つに分割して、東京電力や関電にしたわけですよね。
◆小出
そうです。
◆西谷
そのとき沖縄は日本じゃないので、これは米軍というかアメリカの意向が働きますよね、そうすると。
◆小出
もちろん働きますし、西谷さんが考えておられるように、基地があるところに原子力発電所は不適切だということは当然米国としては思っていた筈ですし、米軍としてもそう思っていたし、今でも思っている筈ですので、沖縄に原子力発電所が建てられることはないと思います。
◆西谷
あの~、沖縄電力のほうは、とはいえ建てたいようで、なんかこっそり揚水発電所なんか造っているという話も聞きますが。
◆小出
そうですか。
実際に沖縄電力が原子力発電所を建ててしまうとですね、一番困るのはやはり沖縄電力だと思います。
◆西谷
あっ、そうですか。
◆小出
というのは、あの~、原子力発電所で何か事故が起きると、一斉に原子力発電所っていうのは日本中止まってしまったりするわけで。
◆西谷
そうですね、今でもそうですね。
◆小出
沖縄で大きな原子力発電所を建てて、それが止まってしまうならば、やはり電力供給が出来なくなってしまうと思いますので、やはり沖縄のようなところでは、小規模分散型というのが一番電力会社としてもいいと思います。
◆西谷
結果的には、沖縄電力は得をしているということですよね。
◆小出
まあそうですね、はい。
◆西谷
あの~実はですね、あのオスプレイというのが配備されて、よく落ちる飛行機で有名なんですけどね、あれあのオレンジルートとかで本土とかに飛んでくるんですけど、え~、小出先生もね、四国の伊方原発、裁判などで関わっておられるんですけど、その伊方からですね、約1キロのところに、1988年の6月に米軍機墜落した事件がありまして、あの~飛行機が落ちたら壊れますよね、原発って。
◆小出
私は壊れると思います。
特にですね、原子力発電所という構造物は、一番外側には原子炉建屋があるし、それから格納容器というものがあるわけですけれども、どんな構造物も天井の部分というのはかなり薄いんです。
◆西谷
あっ、天井は薄いんですか。
◆小出
はい、壁はですね、コンクリートとでも何でも1メートル2メートルの厚さの壁を作ることが出来るのですが、天井というのはどこでも薄いです。
というのは構造として持たないのです、ぶ厚くしてしまうと。
◆西谷
そうか、重くなるから。
◆小出
そうです。
え~、ですから原子炉建屋の屋根なんていうのは、言ってみればペラペラですので。
◆西谷
怖いです~、それ~、もしオスプレイ落ちたら~。
◆小出
そうです。
横方向から突っ込んでくるものについては、あの彼らもいや大丈夫だというようなことを言っているわけですけれども、真上から落ちてくるようなものに関しては、ほとんど無防備だと言っていいと思います。
◆西谷
あの~、何と言うんですかね、沖縄国際大学に落ちた事件があったでしょう。
◆小出
はい、ありました。
◆西谷
あれ~、ちょっと話ズレますが、あのときにですね、米軍はですね、防護服着て来たんですよね。
◆小出
そうです。
飛び込んできました。
◆西谷
あれ、あの沖縄の人たちは普通の服で見てたんですが、先生あれ防護服着たのは何故。
◆小出
え~、あのヘリコプターにはですね、え~、プロペラのところにストロンチウム90というあの放射性物質を積んでいました。
◆西谷
え~、そうなんですか。
◆小出
あの6枚のプロペラの羽根があったのですが、その羽根の一つ一つにストロンチウム90というかなり毒性の高い放射性物質が積んであった。
◆西谷
それって、たしかあの骨に入ったらたいへんなことになるってことですね。
◆小出
そうです。
◆西谷
はい。
◆小出
え~、それが火災で、まあ壊れて火災で蒸発したりしまっているわけで、米軍のほうはもちろんあの放射性物質を積んでいるということは知っていたわけですから、当初から防護服を着て来ましたし、放射能の測定器も持って現場に駆けつけて来ました。
◆西谷
あの~沖縄の人はそれを知らずに、まあ野次馬みたいな形でねえ、あの抗議もしてましたよねえ。
で、あのときねえ、撮影も禁止だったんですよ。
だから、非常に機密だったんでしょうね。
◆小出
はい、現場はとにかくもう日本というこの国の筈なんですけども、米軍が現場を封鎖しました。
その外側を沖縄県警の警察官が米軍を守るような形で取り囲んで、その回りに人々が、沖縄国際大学の関係者も行ったわけですけども、現場に近づくことすらが出来ないという、そういう状態でした。
◆西谷
あの~、先生あの~、まあ戦争と原発が非常に繋がっているということで前回話をしましたが、結局何て言うんですかねえ、その米軍の情報というのは多々あってですね、あの福島の事故でも、あの~米軍の軍艦は逃げたじゃないですか。
◆小出
そうです。
◆西谷
あれも先生、やっぱりデータ持ってたということですか。
◆小出
え~と、日本ではですね、原子力発電所の事故が起きたら、どちらの方向にどれだけ放射性物質が飛んでいくかということを計算するためのSPEEDIという計算コードがあったのです。
◆西谷
ありましたね。
◆小出
確か120億円ぐらい投入したと思いますけれど。
◆西谷
文部科学省がね。
◆小出
はい、何十年かかけて開発したその計算コードがありまして、実際にその計算コードは事故の直後から動いていたのです。
ただし、原子力発電所からどれだけの放射性物質が時々刻々出ているかということが分からなかったがために、あまり正確な計算になりはしなかったのですけれども、それでもずうっとあの計算を続けていて、何月何日何時の時点でどちらの方向が危ないというデータはちゃんと持っていたのです、日本の政府は。
ただし、それをあまり正確でないということで、日本国民には知らせないということにしたのですけれども。
◆西谷
飯館村の方向に行っているっていうのは知ってたんですよね。
◆小出
そうです、そうです。
それも知っていたんですけれども、日本国民には知らせなかったのです。
◆西谷
そっちのほうに逃げたんですよね、浪江の人はね。
◆小出
そうです。
ただし、米軍には知らせていたという。
◆西谷
米軍だけには知らせていた。
◆小出
そうです。
まあ米軍というか米国に知らせていたのですね。
ですから、米軍としてはそのSPEEDIのデータも持ちながら、いつ自分たちのほうに放射能が来るかどうかということも見ながら行動していたわけで、自分たちのほうに放射性物質が飛んで来た途端に彼らは逃げたということになったわけです。
◆西谷
どこの国やねんと思いますけれど、彼らは80キロ逃げましたもんね。
◆小出
そうです。
深刻な事故だということは原子力の専門家であれば誰でも分かっていたわけですし、え~、距離を取るというのが原則なわけですから、とにかく距離を離して逃げようと、彼らは、米国という国は考えたわけですね。
極々当然な判断だったと思います。
◆西谷
これあの例えばですよ、万が一、あんまり考えたくないんですけど、オスプレイがですね、伊方に落ちたらですよ、これやはり米軍だけが逃げるみたいなことになるんですか、ほんとに。
◆小出
あはは、まあなるかもしれませんね。
◆西谷
なんというかもうあの、沖縄もそうですし、原発もそうですし、結局この国はどっち向いて政治してるんだと、そういう気がしますけど、先生どう思われますか。
◆小出
もちろん思いますし、まあ、え~、日米安全保障条約というのがあるわけですし、日米地位協定というものもあって、日本はその点で言えば完全に主権を奪われたままでもあるわけですね。
ですから、まあ日本というこの国が、米国に付き従うというのは国益だというのを国家のトップがずうっと言ってきたりしているわけですから、まあ米国ばっかり見ているというのは事実だと思います。
◆西谷
いずれにしてもちょっと天井が厚く出来ないのであれば、もう本当に何が降ってくるか分かりませんから、早く止めて廃炉にすべきだということでしょうね。
◆小出
私はそう思います。
◆西谷
はい、今日はですね、あの沖縄の特集ということで、ちょっと沖縄の、沖縄電力になぜ原発が無いのかというところから戦争の話も含めてお聞きしました。
え~、小出先生、どうもありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました。
◆西谷
以上、小出裕章ジャーナルでした。
イラク原子炉爆撃事件 - Wikipedia
原発への攻撃、極秘に被害予測 1984年に外務省(
朝日新聞)2011年7月31日
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201107300615.html
外務省が1984年、日本国内の原発が攻撃を受けた場合の被害予測を極秘に研究していたことがわかった。原子炉や格納容器が破壊された場合に加え、東京電力福島第一原発の事故と同じ全電源喪失も想定。大量の放射性物質が流出して最大1万8千人が急性死亡するという報告書を作成したが、反原発運動の拡大を恐れて公表しなかった。
欧米諸国は原発テロを想定した研究や訓練を実施しているが、日本政府による原発攻撃シナリオの研究が判明したのは初めて。
81年にイスラエルがイラクの研究用原子炉施設を爆撃した事件を受け、外務省が財団法人日本国際問題研究所(当時の理事長・中川融元国連大使)に想定される原発への攻撃や被害予測の研究を委託。84年2月にまとめたB5判63ページの報告書を朝日新聞が入手した。
報告書は(1)送電線や原発内の電気系統を破壊され、全電源を喪失(2)格納容器が大型爆弾で爆撃され、全電源や冷却機能を喪失(3)命中精度の高い誘導型爆弾で格納容器だけでなく原子炉自体が破壊――の3段階に分けて研究。特定の原発は想定せず、日本の原発周辺の人口分布とよく似た米国の原発安全性評価リポートを参考に、(2)のケースについて放射性物質の放出量を今回の事故の100倍以上大きく想定。様々な気象条件のもとで死者や患者数などの被害予測を算出した。
緊急避難しなければ平均3600人、最大1万8千人が急性死亡すると予測。住めなくなる地域は平均で周囲30キロ圏内、最大で87キロ圏内とした。(3)の場合は「さらに過酷な事態になる恐れが大きい」と記した。
ところが、外務省の担当課長は報告書に「反原発運動への影響を勘案」するとして部外秘扱いにすると明記。50部限定で省内のみに配り、首相官邸や原子力委員会にも提出せず、原発施設の改善や警備の強化に活用されることはなかった。
当時、外務省国際連合局審議官としてかかわった遠藤哲也氏は「報告書はあくまで外務省として参考にしたもので、原子力施設に何か対策を講じたわけではなかった」と話す。外務省軍備管理軍縮課は「調査は委託したが、すでに関連資料はなく、詳しい事情は分からない」としている。二ノ方寿・東工大教授(原子炉安全工学)は「日本では反対運動につながることを恐れ、テロで過酷事故が起こることはあり得ないとされた。攻撃もリスクの一つとして認め、危険性や対策について国民に説明すべきだ」と話す。(鈴木拓也)
原発の全電源喪失、米は30年前に想定 安全規制に活用
(朝日新聞)2011年3月31日
http://www.asahi.com/special/10005/TKY201103300512.html
東京電力福島第一原子力発電所と同型の原子炉について、米研究機関が1981~82年、全ての電源が失われた場合のシミュレーションを実施、報告書を米原子力規制委員会(NRC)に提出していたことがわかった。計算で得られた燃料の露出、水素の発生、燃料の溶融などのシナリオは今回の事故の経過とよく似ている。NRCはこれを安全規制に活用したが、日本は送電線などが早期に復旧するなどとして想定しなかった。
このシミュレーションは、ブラウンズフェリー原発1号機をモデルに、米オークリッジ国立研究所が実施した。出力約110万キロワットで、福島第一原発1~5号機と同じ米ゼネラル・エレクトリック(GE)の沸騰水型「マークI」炉だ。
今回の福島第一原発と同様、「外部からの交流電源と非常用ディーゼル発電機が喪失し、非常用バッテリーが作動する」ことを前提とし、バッテリーの持ち時間、緊急時の冷却系統の稼働状況などいくつかの場合に分けて計算した。
バッテリーが4時間使用可能な場合は、停電開始後5時間で「燃料が露出」、5時間半後に「燃料は485度に達し、水素も発生」、6時間後に「燃料の溶融(メルトダウン)開始」、7時間後に「圧力容器下部が損傷」、8時間半後に「格納容器損傷」という結果が出た。
6時間使用可能とした同研究所の別の計算では、8時間後に「燃料が露出」、10時間後に「メルトダウン開始」、13時間半後に「格納容器損傷」だった。
一方、福島第一では、地震発生時に外部電源からの電力供給が失われ、非常用のディーゼル発電機に切り替わったが、津波により約1時間後に発電機が止まり、電源は非常用の直流バッテリーだけに。この時点からシミュレーションの条件とほぼ同じ状態になった。
バッテリーは8時間使用可能で、シミュレーションと違いはあるが、起きた事象の順序はほぼ同じ。また、計算を当てはめれば、福島第一原発の格納容器はすでに健全性を失っている可能性がある。
GEの関連会社で沸騰水型の維持管理に長年携わってきた原子力コンサルタントの佐藤暁さんは「このシミュレーションは現時点でも十分に有効だ。ただ電力会社でこうした過去の知見が受け継がれているかどうかはわからない」と話す。
一方、日本では全電源が失われる想定自体、軽視されてきた。
原子力安全委員会は90年、原発の安全設計審査指針を決定した際、「長期間にわたる全交流動力電源喪失は、送電線の復旧又(また)は非常用交流電源設備の修復が期待できるので考慮する必要はない」とする考え方を示した。だが現実には、送電線も非常用のディーゼル発電機も地震や津波で使えなくなった。
原子力安全研究協会の松浦祥次郎理事長(元原子力安全委員長)は「何もかもがダメになるといった状況は考えなくてもいいという暗黙の了解があった。隕石(いんせき)の直撃など、何でもかんでも対応できるかと言ったら、それは無理だ」と話す。(松尾一郎、小宮山亮磨)
2013.3.20 福島県飯舘村 「大変なことが起こっているよ」(震災のあと)
http://shinsainoato.wordpress.com/2013/04/05/2013-3-20%E3%80%80%E7%A6%8F%E5%B3%B6%E7%9C%8C%E9%A3%AF%E8%88%98%E6%9D%91%E3%80%80%E3%80%8C%E5%A4%A7%E5%A4%89%E3%81%AA%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E8%B5%B7%E3%81%93%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%84%E3%82%8B/
山津見神社の鳥居から険しい参道を750mほど登ると本殿があり、豊かな自然に恵まれた美しい飯舘村が一望できました。とあるTV番組が発端で山津見神社が放射線を食い止めたという噂がたったのですが、神社の方にうかがうとまったくのガセネタ。「あー、それですか」と一笑に付されてしまいました。村を神社が守ってくれたなどという美談にでもしたかったのかもしれません。
あいにくの曇り空でしたが、映画にでも出てきそうな美しい村に震災以前は6000人の人が暮らしていたそうです。しかし、今は数えるほど。放射能の影響で全村避難を強いられていますが、この村にたった1人牧場に残り馬の世話を続けている人がいました。細川徳栄さん、飯舘村で3代続く家畜商の方です。
細川さんは会うなり「この国は狂ってる。大変なことが起こってるよ」と切り出すと、挨拶も早々に牧場へと案内してくれました。この数週間で馬がバタバタと倒れはじめたんだそうです。牧場には32頭の馬がいましたが、そのうちの4頭はヨロヨロと腰が立たない状態で、一番症状がヒドい白いミニチュアホースは毛並みもボロボロ。同行した獣医さんの診察では目に黄疸症状が出ていて、原因は不明ですが肝臓をやられているようでした。何より膝がガクガクと崩れることを不思議がっていました。細川さんは「こいつはもう今月もたないと思うんだ。かわいそうに」と言いながら横たわる馬を撫でていました。牧場の脇を野生の猪が突っ切っていきました。
今年に入って15頭の馬が生まれたものの、14頭は1週間から1ヶ月足らずで亡くなったそうです。
「小さい頃から馬と暮らしてきたけれど、こんなことは初めてだ。異常だよ。それもこれも放射能だと思うんだ」と細川さんは放射能の影響を強調していました。もちろん科学的な根拠はありません。長年、馬と触れ合ってきた感覚なんだと思います。
これまで避難区域で亡くなっていった牛たちのことは報道でも伝えられていましたが、その多くは餌を与える人がいなくなったことでの栄養失調が原因でした。この牧場の馬たちは十分ではないでしょうが餌は与えられています。症状が出ていない馬たちは決してやせ細ってもなく、食欲もあるように見えました。後日、保健所にお願いし血液検査を行ったところ、結果は伝染病でも栄養失調でもないことは断定されました。ですが、放射能の影響が懸念される白血病という判断もでませんでした。もっと詳しい検査をしないと衰弱の原因はわからないそうです。
先日、飯舘村を含めた福島原発周辺で動植物の異常が相次いでいるという4人の研修者の調査結果が東京大学で報告されました。ですが、子どもが甲状腺癌になっても放射能の影響はないとする現在の基準では、馬の異変を放射能の影響と断定するのは難しいでしょう。仮にそうでも影響があるから避難地域なのだと言ってしまえばそれまでです。でも、生き物が異常な状態で亡くなれば話の次元は変わると思います。この馬たちにいったい何が起こっているのか。
細川さんは牧場を経営しながら、「花塚ボランテイア活動」の会長を務め、これまでさまざまな機会に馬を提供してきました。東京の神田明神、相馬野馬追など数多くの有名な神事イベントや、水戸黄門、暴れん坊将軍、大河ドラマなどにも主人公を乗せた細川さんの馬が登場しています。各地の小学校や盲人施設でのホースセラピーにも積極的に貢献してきました。
震災後、一度は避難したものの家族同然の馬や牛たちを見捨てられず、奥さんと娘さんを残してすぐに村に戻ったそうです。家畜商の仲間たちに頼まれて、自分の牧場以外の牛や馬までトラックで助けにいき、以来、まさにたった1人で戦い続けています。馬たちを他の地域に避難させたいと村や東電に訴えて来ましたが、受け入れ先がないと断られ仕方なく村に1人残り世話を続け、それどころかこれまで自ら全国の伝手をたどって、なんとか引き取ってもらった87頭の補償に対する賠償請求も「飼育していた証拠がない」と東電から突っぱねられている。
「本当はもう限界だよ。だけど、今まで先祖代々自分たちを助けてくれた馬たちを置いていけない。処分なんてできるわけもない。俺は馬と一緒にここで死んだっていいんだ」
細川さんは、周りの説得も無視して健康診断もホールボディカウンターの検査も拒否しています。細川さんにとって、その結果がどうあれ、今やるべきことは馬への恩返ししかないのだと思います。
牧場には1ヶ月ほど前に亡くなった馬の亡骸が、鳥や狐などに食べられ骨と皮だけになったまま放置されていました。
「違法なんだけど馬が死んでいった証拠を東電に見てもらうために残しているんだ。本当は埋葬したいんだけどね」
特に症状の重かった白いミニチュアホースは細川さんが言っていた通り、一週間後の3月末に亡くなりました。亡くなるとすぐにカラスが目玉をくり抜いていったそうです。
僕らは鬼気迫る細川さんにただただ圧倒され、想像以上にシリアスな状況を前に呆然としてしまいました。けれど何かが押し迫っていることは確かだとは思いました。
「この国は狂ってる。この先も大変なことが起こるよ」
細川さんは、誰に言うともなく、そう何度も何度もつぶやいていました。
4月1日。山津見神社が全焼しました。住宅部分から女性の遺体が見つかったそうです。
【細川さんから皆さんへのお願い】
細川さんは、これまで人に迷惑がかかるからと馬の異常をほとんど他言してきませんでした。ですが、異常がエスカレートしていくなか、お彼岸が過ぎたことを機会に公表することにしたそうです。
ご本人の希望により、細川さんの置かれている状況、名前、住所、電話番号を公表いたします。関心のある方は連絡下さい、とのことです。
特に獣医畜産の関係者や放射能関係の専門家はぜひ細川牧場を訪れて、本格的な調査を検討していただけませんか。細川さんからのお願いです。
細川牧場 細川徳栄さん
福島県相馬群飯舘村臼石字町123-1
090-9742-3141
Photo by:Osamu Nakamura
【保養の効果とその必要性】 河田 昌東氏&小出 裕章氏インタビュー
http://youtu.be/aKNjeUq0SSE
特定非営利活動法人 チェルノブイリ救援・中部の河田 昌東氏と、
京都大学原子炉実験所助教 小出 裕章氏に、
保養の効果とその必要性について伺いました。
インタビューは「まのび放送局」
東海地区は『保養のスタンダード化』を目指して、保養という文化創りに取り組んでいます。
福島で生きる!って決めた以上は、
最低限でも年1回は子どもを保養に出て欲しいです。
保養の必要性を福島の方だけでなく、日本全国の多くの人に知って欲しいです。
子供達を守る為に、保養の文化を創ります。
(仮)東海保養ネット
http://tokai-hoyou.jimdo.com/
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
ラジオフォーラム#18 沖縄屈辱の日、辺野古・高江からの米軍基地問題レポート
http://youtu.be/ftcOfCh0Uwc
4・28式典 1万人抗議「沖縄 捨て石のまま」(沖縄タイムス)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-04-29_48628
1952年に沖縄を日本の施政権から切り離したサンフランシスコ講和条約が発効した28日、政府が同日を「主権回復の日」として式典を開催することに抗議する「4・28『屈辱の日』沖縄大会」が宜野湾海浜公園屋外劇場で開かれた。大会は政府式典と同時刻の午前11時にスタートし、若者から高齢者まで約1万人(主催者発表)が参加。登壇者らが「沖縄は捨て石のままで、主権は回復していない」と指摘し、政府の姿勢に対し「がってぃん(合点)ならん」の思いを一つにした。
大会実行委共同代表の喜納昌春県議会議長は「きょうは憲法の下から沖縄が奄美・小笠原の住民ともども理不尽に切り捨てられた『屈辱の日』だ。いまだに米国の言いなりの政治がまかり通る。沖縄の基地問題などが解決されない限り、日本は主権国家ではない」などと述べた。
大会で採択された決議文では、講和条約の発効で沖縄は米施政権下に置かれ基本的人権が奪われたと指摘。72年の本土復帰以降も在日米軍専用施設の約74%が集中し、米軍普天間飛行場へのオスプレイ配備強行、普天間の名護市辺野古移設手続きの推進を踏まえ「県民総意を否定する国のありようは民主主義と言えるのか」と疑問を投げ掛けた。
その上で、県民にとって「屈辱の日」とされる4・28に「主権回復」の式典を開くことは「再び沖縄切り捨てを行うものだ」と厳しく批判している。決議文は29日以降、安倍晋三首相宛てに送付する。
会場は平和でみどり豊かな沖縄を表現する大会シンボルカラーの「緑」を身に着けた参加者で埋め尽くされた。共同代表らのあいさつに続き、中部地区青年団協議会のメッセージ発表後、「がってぃんならん五唱」で大会を締めくくり、政府、国民全体に県内の実情を訴え「主権」とは何かを問い掛けた。
大会には沖縄、浦添、名護、北谷、西原、読谷、中城、今帰仁、大宜味の首長らも出席。沖縄と同じく講和条約で日本から切り離された同日を「痛恨の日」とする奄美で開かれた集会からも「静かで平和な沖縄になるまで連帯する」とのメッセージが寄せられた。
コザ暴動 - Wikipedia
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
安倍首相の在日韓国人らへのネット中傷の非難について。- 2013.05.07
http://youtu.be/D1znrzx9iVM
安倍内閣:村山談話「全て踏襲」について。- 2013.05.10
http://youtu.be/9IFA62YwUrw
【ネトウヨと一緒に消えろ安倍晋三!?】村山談話「全て踏襲」=菅官房長官、安倍首相答弁を修正
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/05ac0d174f61bc0b4e097cb2f6627f08
村山談話「全て踏襲」=菅官房長官、安倍首相答弁を修正(時事通信)
村山談話すべて踏襲...菅長官、首相答弁を修正?(読売新聞)
従軍慰安婦巡る河野談話、見直し慎重...官房長官(読売新聞)
首相夫人フェイスブックに批判=韓流公演を鑑賞(時事通信)
憲法96条改正、米国から懸念の声も(MBSニュース)
歴史問題「米国益損ねる」=安倍首相の力量に疑問-議会報告(時事通信)
中国政府、日本の抗議を拒否=人民日報の沖縄主権論文(時事通信)
衆院憲法審査会、96条議論 自・維・み改正賛成(日本経済新聞)
「新談話」重ねて強調 首相、村山談話踏襲せず(東京新聞)
村山談話:安倍首相「そのまま継承せず」(毎日新聞)
橋下氏の慰安婦必要、風俗活用発言について。- 2013.05.14
http://youtu.be/jbSwREuFc-c
【米軍司令官さえドン引きのゲスすぎる橋下!?】沖縄米軍に「もっと風俗活用を」 橋下氏が司令官に発言
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/d42642343f993f090d6359265dad06ae
維新・橋下氏が慰安婦是認発言=在沖米軍には風俗業利用促す-与野党から批判(時事通信)
沖縄米軍に「もっと風俗活用を」 橋下氏が司令官に発言(産経新聞)
「感覚恐ろしい」「女性軽視」...橋下氏の発言に波紋(朝日新聞)
米国防総省「ばかげている」 橋下氏の「風俗業」発言に(朝日新聞)
橋下氏、米軍司令官に「風俗業活用を」 沖縄・普天間(朝日新聞)
慰安婦問題、風俗業をめぐる橋下氏の発言要旨(朝日新聞)
「慰安婦制度、必要だった」 維新・橋下氏、重ねて主張(日本経済新聞)
橋下氏重ねて強調「慰安婦必要だった」 米軍には風俗活用求める(スポーツニッポン)
維新・橋下代表「慰安婦は必要だった」 韓国は反発(TBS News)
橋下氏慰安婦発言:「女性への冒とくだ」...市民団体も反発(毎日新聞)
橋下徹氏 大阪の旧遊郭街・飛田新地組合の顧問弁護士だった(NEWSポストセブン)
凸(`・ω・´)
◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇
【768】 見学者はどうしていたのだろう ? / 武田 邦彦
http://youtu.be/DUfc8ByFPgE
見学者はどうしていたのだろう?
http://takedanet.com/2013/05/post_3ee7.html
原子力の施設の長をしていた頃、研究所に見学者が多かった.
その人たちが法令で定められた被曝限度を万が一でも超えないように注意をしていた.
だから、日本の中に「被曝限度は法令で定められている」ということを知っている人は1000人はくだらないだろう.
その人たちはなぜ役人に「被曝限度は法令で定められていますよ」と言ってくれないのだろうか? そうしたら少しでも子どもの被曝を減らし、東北の人の負担が減るのに.
あるいは「アウシュビッツ現象」と言うべきか、それとも「チンタオ論理」(必要の前に法律無し)と言うべきか、いずれにしても非日常の環境に耐えられない「愚劣な人間」のすることなのだろう。そしてその結果が悪ければ、またその人たちは原隊に帰って何食わぬ顔をする輩.それが君たちだ。
(平成25年5月7日)
重要 放射性降下物と土壌汚染 ... 情報が途絶した中で / 武田 邦彦
http://youtu.be/fCS36Wrr8Qs
放射性降下物と土壌汚染・・・情報が途絶した中で
http://takedanet.com/2013/05/post_16d5.html
東京の放射性降下物(セシウムだけ)が増加している。
(東京)2012年平均月1平方メートルあたり12ベクレルだったのが、2013年2月は8.6ベクレル、3月は39ベクレル、4月は64ベクレルと急増している。このレベルは事故直後の5月148ベクレル、6月36ベクレルと同じレベルで何かが起こらないとこんなことはない。
さらにこれまでの累積降下量はセシウムだけで16600ベクレルに達している。
(千葉)3月が14ベクレルとこれもやや上昇気味だが、東京より低い。
(福島)1平方メートルあたり数万ベクレルを超えるところが見つかり、立ち入り禁止にして除染するという所も見つかっている。
原因は地上に落ちているセシウムが舞い上がっていると考えられます。だから、呼吸で体の中に入り、あるいは直接の被曝もあります。
1) 普通に居住できる限界(1平方メートルあたり4万ベクレル)に近づいている、
2) セシウムだけしか測定していない、
3) 国の研究機関、報道がまったく動かず、伝えない、
4) 自衛をすること、
5) 風の強い日はマスク、洗濯物を取り入れる時にははたく
6) できれば東京の新宿から西、品川から南、一階から3階以上にいる時間を増やす、
7) 食材からの被曝に注意する。外食に注意。
8) 医療被曝を極力抑える。
などが必要です。
(平成25年5月10日)
2013.3.23 小出裕章 先生講演会①
http://youtu.be/WHAddZhH1-A
2013.3.23 小出裕章先生講演会②
http://youtu.be/J07qD6snDgE
会場 京都
home page
http://ameblo.jp/kikilala-400
target="_blank"
憲法と無防備地区
先の見通しを持つということは、すでにあった事実の中から、ある一つの方向をもった流れを見つけ出すということである。
その操作は事実についての情報を集めることだけでは完結しない。
事実の集積に対する精神の側からの積極的な働きかけを必要とする。
加藤周一
映画『しかしそれだけではない。加藤周一幽霊と語る』予告編
http://youtu.be/Gv7japsBGgQ
戦後の日本を代表する知識人として発言を続けた加藤周一が最後に残したメッセージを、彼自身の歩みとともに構成したドキュメンタリー。
しかし それだけではない。加藤周一 幽霊と語る - スタジオジブリ
http://www.ghibli.jp/kato/
井上ひさし「日本国憲法が創り出した価値」
http://www.youtube.com/playlist?list=PL2C92FA0A3159681E
岐阜九条の会 第5回「九条の会」憲法セミナーから、井上ひさしさんの話です。
日本国憲法の第九条は、1928年の「パリ不戦条約」の文言と瓜二つです。「締約国は、国際紛争解決のため、戦争に訴えないこととし、かつ、その相互関係において、国家の政策の手段としての戦争を放棄することを、その各自の人民の名において厳粛に宣言する」とあります。この案文づくりに貢献したのは日本の外務大臣幣原喜重郎です。だから、九条はけっして押し付けられたのではありません。井上ひさしさんは、世界の平和構築の歴史のなかに、九条を位置づけて講演しました。
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「軍人密度」が高い日本(とだ九条の会blog)
http://toda9jo.no-blog.jp/network/2008/12/post_e690.html
先日、「税理士九条の会」の学習会に参加させていただいた際、講師の前田朗氏(東京造形大学教授、日本民主法律家協会理事)が、自身の造語で「軍人密度」というお話をされました。
これは、前田氏が「軍隊のない27ヵ国を訪ねて」と題した講演の中で、参加者から「一応、日本も自衛隊は軍隊ではないと言っているということは、軍隊のない27ヵ国の仲間に入るといえないか」との質問に答えたときに紹介したものです。
前田氏によると、日本の軍事費・年間約5兆円は、為替レートの変動にもよりますが、1位のアメリカ、2位のイギリス、3位のフランス、4位の中国に次いで世界5位前後を位置しているということ。世界に類の無いハイテク最新鋭のイージス艦を6隻、対潜哨戒機も相当数(アメリカでさえ西太平洋地域で27機しか保有していないのに、その4倍の100機を保有:サイト管理者)保有しているということ。これらを見ただけでも自衛隊は、もはや「軍隊」のなにものでもないと言い切りました。
また、軍事費1位のアメリカが一国で世界の軍事費の約半分の48%、国連加盟192ヵ国中、軍事費の多い上位10ヵ国で全世界の軍事費の62%を占め、残りを182ヵ国が続くわけですが、多くの国は世界の軍事費の0.1%以下、警視庁の予算にも満たない状況であること。それも最後の25ヵ国(27ヵ国中2ヵ国は国連に加盟していないため:サイト管理者)は軍事費0であることを考えると、日本の自衛隊も含め上位10ヵ国の軍事費は異常といわざるを得ないと指摘しました。
また、前田氏は、その国の軍人の数が総人口に占める割合や総面積に占める割合を「軍人密度」という自身の造語で比較表現していることを紹介されました。
それによると、日本の総人口は約1億2700万人、そのうち自衛隊は現在、陸海空合わせ約24万人、これに駐留米兵が約5万人、とすると、その「軍人密度」は世界最大人数の軍隊を持つといわれる中国の総人口約13億人に占める軍人約120万人(予備軍を含めて約200万人としても)と比較して、日本の方がはるかに高いと言うのです。これは面積比でも日本の約20倍の国土を持つ中国と比較しても同じくはるかに高いと言うことです。
こうした事実から、前田氏は日本の自衛隊は明らかに「軍隊」であり、同氏が訪ねた「軍隊のない27ヵ国」の仲間入りには到底加わえられないと述べました。
【参考】『軍隊のない国家―27の国々と人びと―』(前田朗著、日本評論社刊、1900円+税)
Roma,Citta Aperta (Japanese Subtitles) 『無防備都市』
http://youtu.be/xNvW_Uf7IHs
○●○●○ 一息(^ω^) ●○●○●
ひょっこりひょうたん島
http://www.youtube.com/playlist?list=PLAC62031E67617F12
ひょうたん島 人間レコードの巻
http://youtu.be/HGfDoffVeW8
政治家の頭がよくなる薬・・ヨクナール・・どこかの国の首相に飲ませてやりたいですね~(爆笑)(^0^))
ひょっこりひょうたん島 - Wikipedia
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自民党改憲案の粗悪な人権感覚
http://youtu.be/1cKaTZ6JKbc
ニュース・コメンタリー (2013年02月23日)
自民党改憲案の粗悪な人権感覚
人権問題の専門家らが2月21日、都内で会見し、自民党の憲法改正案が、これまで人類が築いてきた国際的な人権の基準から大きく離脱しているとして、その危険性に警鐘を鳴らした。
明治大学のローレンス・レペタ教授(人権法)は、自民党の改憲案が基本的人権の尊重を謳った97条や、同じく基本的人権に触れている前文の削除を求めていることなどを指摘した上で、自民党案は「これまで人類が培ってきた人権の理解からの離脱を意味する」と、これを厳しく批判した。
自民党の改憲案は、基本的人権の概念が削除されている他、表現の自由や結社の自由なども「公の秩序を乱さない限りにおいて」などの制約条件が設けられている。また、その際の公が何を意味するかも不明確であるため、レペタ教授らは基本的な人権への制約が拡大解釈される恐れがあるとの懸念を表明している。
日本が抱える人権問題の最も重大なものとは何かを聞かれたレペタ氏は、刑事司法の制度をあげた。23日間の長期の勾留に、代用監獄での弁護士不在の取り調べなどは、国際的にも繰り返し批判を受けているという。
憲法96条改正問題:アメリカも懸念について。 2013.05.09
http://youtu.be/FIHxqxCGWL4
【「アメリカが憲法96条改正を一番問題視」で安倍自民ショボ~ン!?】 憲法96条改正、米国から懸念の声も
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/08c47b82452dc085f1f2b1ba67e2ee74
憲法96条改正、米国から懸念の声も(MBSニュース)
歴史問題「米国益損ねる」=安倍首相の力量に疑問-議会報告(時事通信)
中国政府、日本の抗議を拒否=人民日報の沖縄主権論文(時事通信)
衆院憲法審査会、96条議論 自・維・み改正賛成(日本経済新聞)
96条維持、公明とも連携=共産・志位氏(時事通信)
憲法96条改正へ各党が意見表明 衆院憲法審査会(朝日新聞)
米議会、首相の歴史認識に懸念「侵略否定する見方持つ」(朝日新聞)
韓国大統領、米議会で日本念頭に「歴史認識の対立」指摘(TBS News)
「過去に盲目的なら未来もみえない」 韓国大統領が米議会で日本を批判(MSN産経ニュース)
130312_自民党の憲法改正案についての鼎談 第4弾
http://youtu.be/FD3IHeKSwSA
WJ Webサイトの記事はこちら↓
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/67033
憲法第96条の発議要件緩和に反対する意見書(日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/opinion/report/data/2013/opinion_130314_2.pdf
憲法改正論議が高まる中で迎えた憲法記念日に当たっての会長談話(日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2013/130503.html
本日、日本国憲法が施行されてから66年目の憲法記念日を迎えた。
日本国憲法の改正手続に関する法律が3年前に施行され、衆参両院に設置された憲法審査会は、毎週のように憲法改正のための議論を進めており、来る7月の参議院選挙の争点の一つになるものと言われている。
しかし、最高法規として国家権力を制限し、人権保障をはかるための憲法を、国民の間で改正への気運の高まりのないまま、変えようとすることには大きな疑問がある。
とりわけ、現在の改憲論議の焦点が国会における改憲発議要件の緩和に重点が置かれていることは看過できないところである。憲法改正の発議に衆参両院それぞれの総議員の3分の2以上の賛成を要件とする憲法第96条の趣旨は、国会で十分な論議を尽くした上で、大多数の支持によって発議されることを確保するためのものであり、世界各国の例を見ても決して重きにすぎるものではなく、当連合会はそれを過半数へ緩和することに強く反対する旨の意見を本年3月19日に表明した。
しかも、この発議要件の緩和の狙いは憲法第9条の改正にあるとも言われているところ、改正の前にこれまでの政府解釈の変更や、立法によって集団的自衛権の行使を容認する動きも政権内では強まっており、当連合会はその点についても本年3月19日に強く反対する旨の意見を表明した。
ところで、先日、全国各地の高等裁判所は、2012年12月に行われた衆議院議員総選挙について一票の価値の不公平さを放置している国会の怠慢を厳しく問いただし、全てが違憲ないし違憲状態とした上、さらには無効であると判決したものすらあった。国会はこのような違憲状態の解消こそ最優先で取り組むべきものである。そして、この解消は弥縫策によることなく、一票の価値の平等を真に実現するよう、抜本的な措置を直ちに講ずる必要がある。
また、東日本大震災から既に2年以上が経過したが、今なお大勢の被災者が憲法の定める基本的人権が十分に保障されているとは全く言い難い状況に置かれていることは問題である。そして、東京電力福島第一原子力発電所の事故への対応も放射能汚染水の処理を含めて全く不十分なままであり、そのことから周辺住民の生存権は保障されていないと言うほかない。
当連合会は、憲法が最高法規として国家権力を制限する立憲主義の意義をあらためて確認し、全ての人々が個人として尊重され、人権が十分に保障されることを目指すものである。
2013年(平成25年)5月3日
日本弁護士連合会
会長 山岸 憲司
小出裕章氏「原爆・原発と憲法9条」日本基督教団 堅田教会
講演会 『原爆・原発と憲法9条』 中継録画
http://www.ustream.tv/recorded/16185189
原発推進の理由は核兵器
2011年3月11日、東電・福島原発で事故が起きた。4つある原子炉の既に3つまでが爆発してしまい、2号機だけは形はあるが、中身は原子炉が溶け落ちるという大変悲惨なことになっている。こんな原子力を何で進めるのか。未だに日本は原子力発電を続けようと言っているし、1兆円もの金をどぶに捨てて、高速増殖炉もやり続けると言っている。なぜこんなことをいつまでもやり続けるのか。
そのことをどうしても諦めきれない本当の理由は「核兵器」だ。普通の原子力発電所の稼動時にプルトニウムが出来ていて、それをイギリスとフランスに送って再処理し、日本がプルトニウムを懐に入れている。そのプルトニウムの組成は、ウランに燃えるウランと燃えないウランがあるように、プルトニウムにも燃えるプルトニウムと燃えないプルトニウムがある。普通の原子力発電所で出来てくるプルトニウムは、約7割しか核分裂をしない。残りの3割は核分裂をしないプルトニウム。
原爆を作る時、燃えるプルトニウムが90%、或いは93%くらいはほしいというのが常識。このプルトニウムでも原爆は出来ると実験で確かめられているが、やはり高性能の原爆は作りにくい。そこで日本は、これで4000発は確かに作れるが、「これではやっぱり嫌だ。もっと高性能な原爆を作りたい。」ということで高速増殖炉を作った。これを動かしブランケット=炉心を取り巻く部分に燃えないウランを入れていくと、プルトニウムに変わっていく。そこにはなんと98%の燃えるプルトニウム、超優秀な原爆材料が出来てくるのである。とにかく1基でも2基でも高速増殖炉を動かして、核分裂性のプルトニウム98%という途方も無い超優秀な核兵器材料を手に入れたいと彼らは思っている。だから、高速増殖炉を諦めないでやっていこうとしているということだ。
憲法とニーメラー牧師
日本国憲法9条は「日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。 第二項 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。」 と書いてある。ものすごい明確な文章。これをどうやって解釈できるかなんて、解釈の余地もない。軍隊なんて持たない。戦争も一切しないと書いてある。日本が平和国家で、軍隊を持っていないなんて誰がどういう面をして言えるのかと私は思う。
「ナチスがコミュニストを弾圧したとき、私はとても不安だった。が、コミュニストではなかったから、何の行動も私は行わなかった。その次、ナチスはソシアリストを弾圧した。私はソシアリストではないので、何の抗議もしなかった。それからナチスは学生・新聞・ユダヤ人と順次弾圧の輪を広げていき、その度に私の不安は増大した。が、それでも私は行動しなかった。ある日、ついにナチスは教会を弾圧して来た。そして私は牧師だった。が、その時はすべてがあまりにも遅すぎた。」 ドイツ福音主義教会のマルチン・ニーメラーという牧師の言葉である。
ニーメラー牧師という人は、先の戦争の時に初めは戦争に加担していた一人。それでも途中で戦争反対の活動を始めた。ニーメラー牧師はナチスに捕らえられて強制収容所に入れられ、危うく死ぬところだったが、戦争が終わる時にようやく救出されて生き延びた。彼は「収容所に入れられていたから何もできなかった」と言うとことはできる。だが、人が焼き殺されている時に、ニーメラー牧師はまだ自由な人間としてドイツにいた。弾圧のことをどこまで知っていたかは別にしても、ドイツで自由な人間として彼は生きていた。
歴史に眼を閉ざすな
歴史というものは、しっかり見つめ、現在そして未来につなげていかなければいけないと思う。原発事故として起きている問題も同じだと思う。私は今、全く自由な人間として生きている。警察から拘束されているわけでもない。刑務所にいれられているわけでもない。今、日本では原子力というものが進められ、大変な悲劇が福島で進行している。そんな悲劇をものともしないで、日本が原子力を進めるということは、要するに核兵器を持ちたいということだ私は思っている。それに何の抵抗もしないまま生きるということは、ニーメラー牧師が後悔したように、いずれ私自身も後悔しなければいけないと思う。私は、なんとか原子力の真の姿を多くの人たち伝えることで、今の原子力を止めたいと願うものです。
(2011年7月23日、堅田九条の会例会・大津市での「原爆・原発と憲法九条」についての講演より)
マルティン・ニーメラー - Wikipedia
9条改正 高校生6割が反対 日高教調査(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013042002000116.html
高校生の六割が、戦争放棄をうたった憲法九条の改正に反対していることが、日本高等学校教職員組合(日高教)の憲法意識調査で分かった。四割の高校生が「自衛隊は憲法に違反しない」と回答。一割強の「違反する」を上回った。
調査は昨年十一月に実施。二十八道府県四政令市の百四十四校、一万二千四百八十人の高校生が回答した。
憲法九条を「変えない方がよい」と答えた高校生は63%。二〇〇八年の前回調査と比べて2・1ポイント増えた。「変える方がよい」は14・4%だった。
変えない方がよい理由は「戦争への道を開くおそれがある」が75・9%を占めた。変える方がよい理由は「今の憲法九条では対応できない国際的問題が生じている」(32・2%)、「中国・北朝鮮などの脅威に対抗するため」(30・9%)。
「憲法を変えることをどう思うか」との質問では、賛成が23・2%で反対の20%を上回った。賛成の理由は「環境権、プライバシー権など新たな権利を加えるため」が最多の51・3%。反対理由は「憲法の三大原則は世界に誇れるすばらしいもの」(47・6%)などだった。
「自衛隊が憲法に違反しない」と答えた高校生は45・1%に上り、前回より20ポイント超増えた。理由は「防衛のための組織で戦力にはあたらない」が59・2%。東日本大震災での救援活動を受けて「災害などで救援組織としての規定が自衛隊法にある」が40・2%に上った。逆に「違反する」は12・4%で、前回より6・9ポイント減った。
加藤周一氏講演会 老人と学生の未来-戦争か平和か-
http://www.youtube.com/playlist?list=PLC40466962BB2D75B
2006年12月8日(金)に東京大学駒場キャンパスで行われた、加藤周一氏の講演会です。
日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約 - Wikipedia
日米防衛協力のための指針(1997年9月)
有事法制 - Wikipedia
集団的自衛権 - Wikipedia
歴史教科書問題 - Wikipedia
靖国神社問題 - Wikipedia
集団的自衛権とは?(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/faq_box/002/210517_syuudanteki_jieiken.html
〈問い〉 最近、集団的自衛権という言葉をよく見かけますが、どういうものですか。(宮城・一読者)
〈答え〉 小泉首相は、「日米が一緒に行動していて、米軍が攻撃を受けた場合、日本がなにもしないということが果たして本当にできるのか」といい、集団的自衛権の行使について検討すると表明しています。この発言に示されるように、集団的自衛権の行使とは、日本が外国から侵略や攻撃を受けたときの「自衛」の話ではなく、軍事同盟を結んでいる相手の国が戦争をする時に共同で戦争行為に参加することです。
憲法九条は、「国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」と規定しています。そのため政府も、集団的自衛権の行使は憲法上許されないとのべてきました。
一九九九年、小渕内閣の時、憲法の戦争放棄の規定を踏みにじって、アメリカの軍事介入に自衛隊を参加させるガイドライン法=戦争法が作られました。しかし同法も憲法九条があるため、自衛隊の活動は「後方地域支援」に限るとされています。この制約を取り払い、自衛隊が海外で米軍と共同で武力行使ができるようにしたいというのが、いまの集団的自衛権論のねらいであり、実際、この議論は、九条の明文改憲論と一体のものとして出されています。
首相らの集団的自衛権発言の背景には、憲法上の制約をとり払って自衛隊が米軍の軍事力行使に共同で参加できるように集団的自衛権を採用すべきだというアメリカの圧力があります。これまでアメリカは、「自国の死活的な利益」を守るため、必要な場合、一方的な軍事力行使をすることを公式の戦略にし、九九年のユーゴ空爆をはじめ、一方的な武力行使をくり返してきました。集団的自衛権の行使は、無法なアメリカの侵略と武力干渉に日本が共同して参加するという危険な「集団的軍事介入」の道でしかありません。
憲法の平和条項を葬り去るこのような企ては絶対に許せません。(豊)
〔2001・5・17〕
改めて、放射能の怖さを知る( ゚д゚)!
『祝の島(ほうりのしま)』予告編
http://youtu.be/fn2qN9kp204
祝の島公式サイト
http://www.hourinoshima.com/
20130518 ラジオフォーラム 第19回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/iH_4U8nyFSw
◆石井
今日も、小出裕章さんと電話がつながっています。
小出さん、よろしくお願いしま~す。
◆小出
こちらこそよろしくお願いします。
◆石井
あの今日は、映画監督、抗議の島、山口のですね上関原発に反対する島民の皆さんを描いたドキュメンタリー映画の纐纈(はなぶさ)さんと一緒にお話を伺います。
◆小出
はい。
◆纐纈
よろしくお願い致します。
ご無沙汰致しております。
◆小出
はい、纐纈さん、こんにちは、ご無沙汰しておりました。
◆石井
どっかでご一緒されたことがおありになるそうですね。
◆小出
はい。
神戸の集会でご一緒させていただきました。
◆石井
あ~、そうですか。
今日はですね、小出さん、放射能はなぜ怖いのかについて、お聞きしたいと思います。
まずですね、放射能というのを小出さん、どういう風に説明していらっしゃいますか。
◆小出
皆さん、放射線というのはたぶん分かってくださると思います。
え~、例えば病院に行ったりすると、エックス線撮影というのを受けますし、学校でも年に一遍受けたり、入学のときに受けたりするわけですが、そのエックス線とかいうものは、私たちが放射線と呼ぶものの一種です。
で、エックス線のほかに、アルファ線とか、ガンマ線とか、ベータ線とかいう、まあ放射線と呼ぶものがあるのですが、放射能というのは、その放射線を出す能力を意味する言葉で、日本では放射線を出す能力を持っているもの、つまり放射性物質を放射能と呼ぶ場合もよくあります。
◆石井
そうすると、放射能と放射線というのはまず違うよというところを前提として、抑えとかなければいけない。
◆小出
もちろんそうです。
◆石井
私たちが、本当に5年前には誰も知らなかったとハッキリ言っていいと思いますが、ベクレル、シーベルトという単位でですね、これは放射線の値という理解でよろしいでしょうか。
◆小出
えへっと、ベクレルというのは、放射能の強さの単位、ものには何でも単位がありますね、例えば身長を測るときには1メートル何十センチって測るわけですし、体重を測る場合には何十キログラムとか、どんなものでも単位があるわけですが、放射能に関する単位がベクレル、その放射能から放射線が飛び出してきて、人々が被ばくするときに、その被ばくの量を測るのがシーベルトという単位です。
◆石井
なるほど、これはある種の相関関係があるという理解でよろしいんですか。
◆小出
はい、これもまあなかなか難しいのですが、例えば電球を考えてください。
電球の明るさがありますね。
例えば、100ワットとか200ワットとか、それがあの言ってみれば放射能の強さに対応して、います。
え~、電球が明るければ放射能の強さが強いし、暗い電球の場合には放射能の強さが弱いと思ってください。
んで、その電球のごく近くにいれば、明るさを強く感じることが出来るわけですし、その電球から遠く離れていってしまえば、明るさを感じないようになるわけですね。
ですから、人がどこにいるかによって、明るさというのは変わってしまうわけで、その人が感じる明るさというものが、むしろ被ばくの単位であるシーベルトを意味しています。
ですから、同じ1ベクレルと言っても、危険の程度は違いますし、その放射性物質にどれだけ近づいているかによって、人々が被ばくをする量、つまりシーベルトというのも違ってくるということなのです。
◆石井
とすると、たいへんベクレルの高いものの近くにいれば、シーベルトは当然高くなると。
◆小出
おっしゃる通りです。
◆石井
たいへん危険であると。
◆小出
そうです。
ですから、放射能から被ばくをしないようにしようと思えば、何よりもその放射能、つまり放射性物質ですけれども、それから遠ざかるということが一番大切なことになります。
◆石井
で、今、その小出さんがおっしゃられたですね、放射能がたいへん危険だということなんですけれども、なぜ危険で、どのように人体に影響があるという風に小出さんたち科学者の間では、考えられているんでしょうか。
◆小出
はい、被ばくがどれほど危険かということの情報というのは、長い被ばくの歴史の中でだんだん分かってきたわけです。
え~、特に広島、長崎原爆でたくさんの人が死んでしまったりヤケドを負ったりしたわけですけれども、人間が大量に被ばくをしてしまうと、死んでしまうわけですね。
では、大量というとどのくらいなのかというと、え~、8シーベルトという被ばくをすると、人間は100パーセント死んでしまいます。
では、その8シーベルトという被ばくがどの程度のものかということですけれども、被ばくというものは元々放射線から人間なら人間がエネルギーを受けてしまうということなのですが、その放射線から受けたエネルギーで、人間の体温は8シーベルトという被ばくをしたとしても、1000分の2度しか上がりません。
私はこの数日ちょっと風邪気味なのですが、例えば体温が1度上がるということは皆さんどなたでもあると思います。
でも、人間は死なないんですね、そんなことでは。
しかし、こと放射線からエネルギーを与えられてしまう場合には、体温が1000分の2度上がるだけでも、100パーセント死んでしまうという、それほどものなのです。
なぜかというとですね、放射線と私たちが呼んでいるもののエネルギーが、生きものを支えているエネルギー、つまり、水素や酸素や炭素がお互いに結びつけ合って生きものというのは生きているのですけれども、その結びつけているエネルギーに比べると、何十万倍も何百万倍も高い、というのが放射線のエネルギーなのです。
そんなものが生きもののからだの中に入ってきてしまいますと、生きものが持っている遺伝情報などもズタズタに切り裂かれてしまう、そのためわずか1000分の数度というぐらいしか体温が上がらなくても、生きものは生きていられないということになってしまうのです。
◆石井
あの、大人の方よりですね子どものほうが非常に被害を受けやすいという風にも聞いていますが、これはなぜでございましょうか。
◆小出
はい、え~っと、石井さんと私は違う人間ですね。
私と纐纈さんも違う人間です。
それは、私が持っている遺伝情報が、石井さんとも纐纈さんとも違うし、すべての人で遺伝情報が違うからなのですね。
そしてその遺伝情報というのは、私という1人の人間の細胞の中に遺伝情報というものが書込まれていて、それが細胞分裂という形で増えながら私なら私というからだを支えているのですね。
ただもう私なんか60歳を越えた人間ですから細胞分裂をそんなに活発にしているわけではありません。
ただし、赤ん坊とか5歳、10歳、15歳というような子どもの頃には、細胞分裂をどんどん繰り返しながら、遺伝情報を正確に複製しながら生きていくわけです。
そういう時代に遺伝情報に傷を受けてしまいますと、その傷付いた遺伝情報がどんどん増幅してしまうというということで、子どものときの被ばくは大人に比べると圧倒的に影響が大きくなってしまうのです。
◆石井
うん、なるほどねぇ。
とすると、現在福島の原発の近くでですね、何らかの形で放射線の影響を受けている人たちのからだにですね、たいへん目に見えない影響が出ていると判断せざるを得ないですよね。
◆小出
そうです。
今、被ばくで傷付いた細胞が、大きくなっていくにしたがって細胞分裂という形で増殖していくわけですけれども、それがいつの時点かでガンや白血病という病気になって現れてくる可能性もあるわけですし、先ほど聞いていただいたように放射線の持っているエネルギーは、生命体を支えているエネルギーに比べて圧倒的に高いので、たぶんガンや白血病だけじゃなくて、さまざまな異状というものが出てくるのだろうと私は思います。
そういう中で子どもも含めてたくさんの人々が今現在も被ばくをしてしまっているわけで、本当であれば逃げて欲しいのですけれども、なかなか逃げることができないままになっています。
そうであれば、子どもたちを少しでも被ばくから守る、ということが私たち大人の責任だと思います。
「福島県」5歳階層別人口と被曝ガン死者数(年間20ミリシーベルト被曝の場合
◆石井
そうですね。
大人がですねぇ、放射能や放射線の危険について伝えていく一助になればと思いますんで、あの初歩的な質問ばかりで申し訳ないんですが、いましばらくお付き合いください。
今日はどうもありがとうございました。
◆小出
はい、こちらこそありがとうございました。
放射能? α線? ストロンチウム??? という人のために
http://youtu.be/z_5AlpmB4Sg
被ばくで細胞が傷つくとは?
http://youtu.be/NKsr4AI00es
【完全版】よくわかる放射能汚染
http://youtu.be/frpa_vXO4L0
放射性物質便覧
http://grnba.web.fc2.com/img99/radioactivity.html
ヨウ素放出と初期被ばく
http://youtu.be/GD06gTVoKzE
(´・艸・`;)
広島で被爆した肥田舜太郎医師、放射能の怖さを語る
http://youtu.be/cBVngZUNirg
広島原爆医師、肥田舜太郎氏のインタビュー。2011年8月。原爆による直接の大量放射線被ばくとともに、直接被ばくしていない人の体調不良や死のことがリアルに語られています。
①高熱がでて ②口の中が腐敗する ③目と鼻と口から出血 ④肌に紫色の斑点 ⑤髪が取れる その後死んでいく。
次の毎日新聞記事が、今の福島第一原発事故の内部被曝との関連で記事になっていました。
<被爆医師は今も闘う>
死ぬほどだるいと訴える全身衰弱「ぶらぶら病」、福島で出ても不思議はない
2012年1月12日 毎日新聞
http://blog.livedoor.jp/irukachan2009/archives/51797136.html
3.11以後,すべての日本人はみな被曝者である!(肥田舜太郎)
http://youtu.be/zWXLnQvOa2A
2013年1月27日(日)に埼玉県秩父市の市歴史文化伝承ホールで開催された,映画「核の傷:肥田舜太郎医師と内部被曝」(監督・撮影:マーク・プティジャン,2012)上映後の「肥田舜太郎医師講演会」を収録したビデオ
○●○●○●○●○●
【カマ吉さんにきく】橋下慰安婦発言、ドイツでも波紋について。- 2013.05.18
http://youtu.be/gYSgc1Uhd0A
【橋下は世界の恥!?】ドイツ・シュピーゲル誌、シュテルン誌も橋下発言を強く批判(カマ吉さんの翻訳つき)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/0e7471cb68bd954d40526e7976d32bb8
Zweiter Weltkrieg: Japanischer Politiker verteidigt Zwangsprostitution
http://www.spiegel.de/politik/ausland/japanischer-politiker-hashimoto-verteidigt-zwangsprostitution-a-899638.html
橋下発言に沸き立つ在特界隈 新大久保ヘイトデモ
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007129
「お前たちの方が言ってることムチャクチャだろ」。カウンターの市民に向かって怒鳴る在特会の桜井誠会長。=19日夕、新大久保 写真:山田旬=
新大久保や鶴橋で「朝鮮人は出てゆけ」などと連呼するヘイトデモが、政治家の発言に波立っている。
安倍晋三首相が7日、参院予算委員会で「一部の国、民族を排除する言動があるのは極めて残念なことだ」と答弁した。一方で橋下徹大阪市長が13日、「慰安婦(制度)はどこの国の軍隊にもあった」と言い、橋下発言を援護射撃する格好で西村眞悟衆院議員(日本維新)が17日、「韓国人売春婦がウヨウヨいる」と妄言を吐いた。
これまで崇め立ててきた安倍首相から突き放されたことは彼らにとって少なからずショックだったようだが、橋下市長と西村議員の発言は彼らを勢いづかせることになった。
安倍答弁以降、初めてとなった新大久保のヘイトデモがきょう行われた(主催:日本人差別をなくせデモ実行委員会)。デモに先立ち集会が開かれ、リーダーの女性が歴史認識を示した――
「我々のご先祖は日本を守るために戦争をした。侵略戦争はしていない…(中略)西村議員が言った“韓国人売春婦がウヨウヨいる” は、本当じゃないですか。なのになぜ離党届けをださなきゃいけないんですか(西村氏は17日付けで日本維新を除籍)」。女性リーダーは絶叫した。
埼玉県から足を運んだメンバー(会社員・男性=30代)も「西村議員は国士」と話す。男性は「橋下発言」のうち「“慰安婦”については正しい」と言った。
集会に参加した在特会の桜井誠会長に、筆者は橋下発言についての見解を聞いた。桜井氏は「橋下発言の半分は正しい。半分は正しくない。慰安婦(についての発言)は正しいが、“米軍に風俗を使って下さい”と言ったのは正しくない」ときっぱり。
歩道上の抗議グループに向かって突っ込もうとし、機動隊に制止される女性リーダー。=写真:山田旬=
2週間に一度、新大久保に吹き荒れるヘイトデモや街の住人や観光客は忌まわしいものを見るようにしていた。多くは関わらないように目を背けた。
大久保通りでデモが通り過ぎるのを見ていた50代のスナック経営の韓国人女性は、「うるさい、このヤロー! 冗談じゃない!」とデモ隊に向かって怒鳴り、腕を突き上げて中指を立てた。
「橋下の発言だって、政治の上の方の人があんなこと絶対言っちゃいけない。あんまりにもひどすぎる」。
隣にいた友人の韓国人男性は、「自分が逆の立場だったら、慰安婦が必要だったなんて言えると思うかい?言えないと思うよ」と声を揃えた。
「日本に来て30年、日本人男性と結婚して子どももいる。何度もヘイトデモを見てます。これがあるとストレスがたまるんですよ。ゴキブリ出て行けとか、犬野郎帰れとか言われて、石や卵を投げつけられたこともある。ここの韓国人たちは皆がまんしているの。以前、彼ら7-8人に囲まれてつばをかけられたことがある。警察も来たよ」。
「中には私達は彼らとは違うといって応援してくれる日本人もいる。カウンターの日本人達が韓国の国旗を持って「韓国がんばれ」と言ってくれたことがある。その時は涙が出ましたよ」。
「私は子どもも居て、もう帰るところもない。こっちで結婚した人、家を買った人たちもいる。日本と韓国の真ん中が故郷になった。子どもたちがかわいそうです。どうすればいいというのか?お金を払ってくれるっていうのか。こんなデモの写真がまた韓国に送られ、それを見た人がまた怒ると、感情的になることの繰り返しになる。よくない」。こう言ったきり女性は通りを見つめた。
新大久保で働く韓国人の多くは、ヘイトデモや橋下市長などの相次ぐ問題発言を知っている。「そういう考えもある」と理解しようとしたり、あえて見ずにやり過ごそうとしたりしていた。
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江戸川のウナギから基準値超えるセシウム。その事実を知りながら都と千葉県は隠蔽(秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_17.html
江戸川は東京都と千葉県の県境を流れ、この流域には数千万の住民が暮らす。
この川で獲れたウナギから、基準値を大幅に超える147.5ベクレルの放射性セシウムが検出された。
とうぜん都と千葉県は、住民にその事実を知らせる責務がある。
だが、都と千葉県は水産庁からこの報告を受けながら、調査も公表もしなかった。
セシウムという猛毒が含まれるウナギが棲息し、それを食する可能性があり、自治体はそれを知っているのかかわらず住民に知らせなかったのだ。
これは職務怠慢という「過失」として済まされるものではない。
それは確たる重罪行為である。
これは法律でいう、罪を犯すことを積極的に意図しないが、自分の行為によって実害が発生することを知っている「未必の故意」にあたる。
積極的ではないが、そこには犯罪的悪意が潜んでおり、過失犯ではなく故意犯として重い処罰が適用される。
ところで、江戸川のウナギがあぶないなら、関東に流れる河川の川魚や、その流域から注ぎ込む東京湾の魚介類もとうぜんウナギに匹敵する危険性があるはずだ。
たとえば、あんたがうまいと舌鼓を打ったあの江戸前のアナゴのにぎり、ちょいとやばいかも。
だけど、このことにたいする自治体の公表やマスメディアの報道は、ほぼまったく皆無である。
ぼくは太平洋岸の北海道から近畿以北の魚介類は食べない。
食べるのはほとんど、九州産や日本海産だ。
平気で食べる人もいるけど、ぼくにはそんな勇気はない。
まあ、おとなは自分で選択することができるが、せめて子供たちにはこんなものを食べさせてはいけない。
もし、おとなが子供にそんな魚介類を食べさせたら、そのおとなは未必の故意にあたるのではないか。
そう重罪である。
ウナギから基準超セシウム 研究者通報、都県は調査せず(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0517/TKY201305170093.html
【福井悠介】東京都と千葉県の県境を流れる江戸川で釣り人が取ったウナギから国の基準を超す放射性セシウムが検出されたとする研究者の調査結果について、3月末ごろ把握した都と千葉県が、独自調査や情報の公表を先送りしていたことがわかった。両都県は「漁業でなく流通しないので調査しなかった」と説明している。
調査したのは近畿大の山崎秀夫教授(環境解析学)。東京都葛飾区で自営業女性(47)が3月9日に釣ったウナギから、国の基準値(1キロあたり100ベクレル)を上回る147・5ベクレルの放射性セシウムが検出された。ゲルマニウム半導体検出器で調べた。女性は、報道で江戸川下流にセシウムがたまっていると知り、山崎教授へ送ったという。
公的調査の裏付けや、他の魚種への影響を調べる必要性を考えた山崎教授は3月末、水産庁へ通報。同庁は都と千葉県へ知らせたが、両都県は16日までに調査をしていない。
東京では東京新聞だけが存在価値がある / 武田 邦彦
東京では東京新聞だけが存在価値がある
http://takedanet.com/2013/05/post_2486.html
郡山の福島集団疎開裁判の報道をしたのは、東京では東京新聞だけだと思う. この裁判は単に「郡山で法令以上の被曝をしている児童は「勝手に移動しろ」」という判決で、その理由として「政府がそう言っているから」という内容だ.
三権分立というのは、政府が法令に違反して国民が被害を受けたときに裁判所が法令に基づいて国民を守ってくると学校で説明を受けた。でも、裁判所が「法令の被曝を超えているけれど、政府がOKというから、そのまま郡山にいろ.イヤなら自分で移動しろ」ということだから、大変な裁判結果である.
それを大新聞が報道しない理由は次の通り.
1)大きなニュースだから、
2)政府が隠したいことだから、
3)日本の三権分立に関わることだから、
4)郡山の子どもが法令を超えて被曝していることが分かるから。
5)我が社(新聞)は原発推進だから。
「危険なことは報道しない、大きなことは報道しない」という大新聞の性向が良く表れている. でも、大新聞が役に立たないことは事実だ。それでもオレの力は強いから、どんなに不正なことでも正面突破できると大新聞は信じている. なめられたものだ.
(平成25年5月14日)
原発 : おかしなことが起こるのは理由がある / 武田 邦彦
http://youtu.be/6O_O1wZinT4
原発: おかしなことが起こるのは理由がある
http://takedanet.com/2013/05/post_8be3.html
先日、朝のニュースで奇妙な原発報道の解説をした。
1)震災瓦礫の国の補助金が9割が別の用途に自治体が使った. ある市は40億円も!
2)高速増殖炉もんじゅで約1万件の「点検漏れ」があり、運転停止命令。点検漏れの中には非常用発電機など大切なものも。
3)浜岡原発再開ピンチ。防潮堤1500億円. 危険、超コスト高。
どれ一つをとっても尋常なことではない。この世にあり得ないことだ。解説する方も辛い。
4)福島原発の汚染水が増加している. 原因不明?
5)そして今日、敦賀原発で電力会社(原発会社)が激しく抵抗していたのがテレビで報道されていた。
このような「この世にもないこと」が原発で起こるのには理由がある。第一に原発推進の方は「反対派は何を言ってもダメだから、意味のないことも反対派の言うように決めておこう。やる必要はない」と考えているからだ。
第二に、原発開始以来、ほぼ一度も「冷静で科学的な議論」がないからだ.最終的な着地点は別にして、一度ぐらい、胸襟を開いて同じ日本人として議論をするべきである.
この際、事実は事実としてハッキリと合意することから始めるには原子力学会の奮起がもっとも良い。
(平成25年5月16日)
原発問題の解決方法 : 果てしない議論を終えよう ! / 武田 邦彦
http://youtu.be/UIr9ApdUtZY
原発問題の解決方法 果てしない議論を終えよう!
http://takedanet.com/2013/05/post_3994.html
原発問題をテコに日本に民主主義を定着させる第一歩にしたら良いと思う。まず原発に関心のある、政府、専門家、環境運動家、反対派、電力会社(やりたい会社)が、今、ある原発は議論せず、
1)三重県伊勢市か、鹿児島県知覧(南九州市)に集まり、
2)「モデル原発(100万キロワット級)」を3つ、東京(臨海部、冷却は江戸川か多摩川、利根川水系)、大阪(淀川水系)、名古屋(木曽川水系)に作ることを提案と反対のプレゼンテーションする、
3)モデル原発から発生する核廃棄物を直ちに建設都市が引きうける、
4)このことを東京、大阪、名古屋で住民投票を行い、すべて否決されたら原発は即時中止する.
5)もし1つの都市でも賛成が得られたら日本全員の国民投票を行う、
6)建設された原発の電力は立地住民が使用しうる、
という手順を提案する。
テレビ・ネット中継、できれば新聞報道のもと、推進側代表が2日間、推進理由を述べ、反対派代表が2日間、反対理由を述べる。質疑応答無し.真剣勝負. その後、直ちに都市投票を行う。
これで原発の議論を打ち止めにしよう。
(平成25年5月13日)
(音声で少し迷いながら言ったので、鹿児島県鹿屋市と言っていますが、知覧町の方が良いように思います。)
武田邦彦
2013/03/28 武田邦彦教授 in 郡山!
http://youtu.be/8gEpyVzPvkM
2013/03/28 武田邦彦教授 講演会 in 福島@郡山市
場所:福島県郡山市「郡山市労働福祉会館」3F
http://www.bunka-manabi.or.jp/kaikan/
本当にホント!??o(゚Д゚)
命にかかわる放射能汚染の「極度の危険」に入る四千万人の日本人、起こり得る大規模な避難
(David Icke in Japan)
http://www.davidicke.jp/blog/forty-million-japanese-in-extreme-danger-of-life-threatening-radiation-poisoning-mass-evacuations-likely/
「日本の官庁職員は、福島第一原発の原子炉四号機が完全に倒壊するという非常に起こりそうな事象で何千万もの日本の難民が移転する可能性のある場所について、現在ロシアの外交官と会談中だ。
EUTimes.netによる最近の報告によると、日本当局は四千万もの日本人が放射能汚染の「極度な危険」に入り、東京を含む多くの東部地方の都市は極度の放射能汚染を避けるためにここ数週間か数カ月で避難する必要があるかもしれないと明らかにした。
私たちが報告を続けているように、控え目に言っても、福島の状況はひどい。
原子炉四号機は、大気中に何千もの燃料棒からの放射性核燃料を直接放つ全壊の寸前にある。
これらの燃料棒は、結局、屋外にすでにさらされているが、その燃料の完全な放出は、地方の大災害だけでなく、世界的な核のホロコーストをも引き起こす。」
もっと読む:Forty Million Japanese in ‘Extreme Danger’ of Life-Threatening Radiation Poisoning, Mass Evacuations Likely
ホントo(゚Д゚)?
「戻りたい」「戻らない」同数 双葉郡医師会 会員にアンケート(福島民報)
http://www.minpo.jp/news/detail/201305208536
双葉郡医師会が会員の医師に対して実施したアンケートで、「東京電力福島第一原発事故災害が解決されたら帰郷しますか」の問いに対し、「戻りたい」「戻らない」の回答はそれぞれ5人で同数だった。10人は「分からない」と答えた。医療体制が充実すれば住民帰還に弾みがつくとみられるが、避難生活を送る医師の考えは分かれている。
19日、福島市のホテル辰巳屋で開いた同医師会総会で報告された。アンケートは開業医・勤務医の会員39人に対し今月1日から13日まで実施し、20人から回答があった。
会員の避難先は福島、郡山両市など県内が14人、東京都など県外が6人。避難先で定住する考えを聞いたところ「(考えが)ある」「ない」がそれぞれ5人、「分からない」が10人だった。
自らの健康状態(複数回答)については3人が「病気をした」、4人が「慢性疲労状態」と答えた。会員の医師は避難先で診療を続けているが、慣れない環境でストレスを感じていると医師会はみている。「良好」と答えたのは16人だった。
鈴木吉男事務局長は「以前は双葉郡に帰らないと考えていた医師も多かったはず。地元の復興のため貢献したいと思う会員が増えているのではないか」と話している。
「お前だけ助かればいいのか」「水筒は駄目だ」級友と教師に"一億総被曝"を強いられる小学生女子、東京。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/bc9299c18bed4792c69380b4cdc03886
実は、きょう「脳梗塞」の話を、続けて聞き続けました。都内在住の最初は四十代のかたの脳梗塞です。
「友達も昨夜、脳梗塞で倒れました。幸い、軽くて、すぐに退院できるらしいから、でも四十代前半なんですよ。こういう話は普通に聞こえてきます。東京の知り合いと話しても、もう聞きたがっていないというか、話が分からないわけではなくて、分っていて聞かない人達ばかりなってきている。防御も二年を過ぎると、続けられないのか、聞きたがらない、ふれたがらない。そういう人達ばかりで、すこし話してダメなら、もうはなせないですよ。」こう話す都内在住の男性。
彼自身も「心臓が痛いし、木下さん、それこそ関節痛という話はよく聞きますか?」と尋ねられました。
「関節痛はよく聞きますよ。」と返すと、「肩の付け根が痛いんです。しかも両肩の付け根が。ふつうの五十肩なら、やつぱり左右で偏りが出るのですが、両方均等に痛いですよ。」とそう話します。
この男性と話した後に、今度は、今は海外にいる女性から次のような話を伺いました。
-------------------
当地に疎開移住するまで、親友ママ友のお子さんとうちの息子が、私の実家近くの我孫子の空手教室に短期通っていたのですが、先週、そのママ友から、事件!との連絡が来ました。
三十代の屈強な、そこの空手の男性の先生。健康そうに見えたのだが、突然、お教室の先生が交代した、と。メンタル面の事情で、と当初は説明していたようですが、よく聞くと脳梗塞だった、とのことでした。
これ以外にも、脳梗塞ではないのですが、東京東部の知人の小学生のお子さんは、先日、だるさで早退→小児科受診、似たようなお子さん多数、など、あきらかに、知り合いのママ友からの情報に、関連性のありそうな事例が増えて来ました。
もっとも、将来に渡り、因果関係はなし、で済まされるのでしょうが。
そのママ友からは、子供達の目が痒い、皮膚が荒れる、痒がる、鼻水、などの症状について、ここ一年ほど連絡が多いです。我孫子のママ友自身も、痒みがひどく、強い薬を塗っています。
怖いです。
この二家族ママとは、頻繁に連絡取り合ってますが、まわりの状況もあり、お弁当、水筒持参も折れてしまっていて、本当に心配です。瓦礫もやしたりしていることも影響あるんでしょうか。本当に辛いです。
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この方と、スカイプで話しました。脳梗塞で倒れた空手の先生は、我孫子近隣在住で、まだ30代前半。ママさんたちから、その屈強な感じが慕われているようなタイプで、勿論体は頑健、脳梗塞で倒れるようなイメージは全くないそうです。
「知っている、こんな若い人の脳梗塞が聞こえてくると、一体どうなるのかと思います。さらに小学生のお子さんは、女の子なんですが、ダルくて耐えられないといつもこぼすようになっています。それで、小児科を受診したら、そういう子供で小児科がいっぱいで、どうなっているのだろうという話が伝わってきました。他でも、子どもの患者さんにそういう子が増えているという話を聞いています。」
そして、さらに違う意味で、嫌な話が続いたのです。
「この小学生の御嬢さんは、それでも自分の命をまもる、と言って、マスクをしたり、水筒を持っていこうとしたり、おかあさんに言われるというよりも、自ら進んで対応しようとするのです。これは、本当は偉いことだと思います。」
「しかし、このお子さんに、今度は、クラスメートの小学生が『お前だけ助かればいいのか』と詰め寄ったりするそうです。そればかりか、教師が『水筒を持ってくるな』、こういうことを平気で言うそうです。日本の、東京の公立小学校では、小さい女の子にこうしたことがおこなわれています。」
この小学生の女の子は、調子が悪くて、最近は、目がかすむこともあるそうです。
視神経が被曝症状であった場合、本当にまずいですが、このお子さんのいる地域が、汚染の酷い東京東部であるため、視神経の異常が起きても、何らおかしくないと僕は思います。イタリアでも、チェルノブイリ当時、白内障が多発していますから。お子さんの目の動向は注意して下さい。
ほんとに、なんと話していいかわかりませんが、政府や文部省の体制側が、被曝なんて大丈夫という雰囲気を捏造することで、それが学校現場でも、無言の圧力として浸透します。否、無言でなく、はっきりとした方針と押し付けられます。完全に狂った所業です。こうした所業を、率先して執り行おうとする学校の教師がいます。戦前の国民学校で日常的に展開した状態が、今、21世紀の日本で、さらにグロテスクな形で展開します。そうして、学校の教師という権威が、振りかざす刃を見て、同じ小学生が、クラスメートの女子小学生に詰め寄る構図です。
「お前だけ助かればよいのか」と。
一億総被曝という奈落の底に直走る滑車に、乗りたくないと懇願する人々にさえ、無理やり乗せて道連れにしようとする所業。上から下まで鬼畜以下の世界が、間近に到来しつつあるように僕にはみえています。
一年前に、ブログに書いた、永井隆博士の言葉が示す世界は、いよいよ現実化してきているようにも思えます。今から五十年以上前に書かれた言葉です。もう一度、載せておきます。
「原子爆弾によって私たちが受けた被害のうちで最も大きなものは。家を失ったことでもなく、財産を焼かれたことでもなく、多くの血のつながる者や友を殺されたことでもなく、体が不自由になったり、病気になって働けなくなったことでもなく、実にそれは私自身の魂の醜さをまざまざと見せつけられ、また隣の人たちの魂の醜さをもはっきりと見たことによる、人間に対する信頼を失ったことであります。 年月がたつにつれて、物がなくなったり、人が死んだりした時の悲しみや恐れなどは次第にうすれて行き、反対に魂に受けた被害の方は、いよいよ明らかになって、私を苦しめるのです。 」
(『如己堂随筆』より)
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僕はまず貴女が生き続けることが大切です。自分の命を護って下さい。
長崎の鐘
http://youtu.be/yzzF8QjMgq8
「裁かれるべき人間が、被害者に命令している」井戸川克隆・前双葉町長 (秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_21.html
きょう(21日)の朝日新聞朝刊「プロメテウスの罠」に掲載された井戸川克隆・前双葉町長のことばに、資源エネルギー庁や経産省、政府、東電など、原子力ムラへの怒りがふつふつこみあげた。
4月2日、福島原発4号機と核燃料プールの安全性についての市民団体の集会が衆議院第二議員会館で開かれ、井戸川前町長は出席していたエネ庁担当者に質問をした。
「あなたがた政府の人は、4号機が安全だと明言しない。それなのになぜ、そんなところに私たちを帰そうとしているのですか」
それにエネ庁担当者は「私はそれを話す立場にありません」と答えた。
いま「プロメテウスの罠」は「家が買えない」というタイトルで連載されている。
その内容は、福島原発から避難した人たちが、元の住居から離れた土地に家を立てる場合、東電から不当に安い賠償金しか提示されず、その賠償交渉に、経産省など政府が東電サイドでリードしていることを明らかにしたものだ。
本連載、ひさびさの鋭い切っ先である。
原発を推進してきたのは経産省であり、本省退職者の多くが原発メーカーなど、原子力ムラに天下りしていることはよく知られている。
そしてなにより、福島原発事故の責任の多くはこの経産省にある。
(経産省役人の天下り先の利益のために原発は存在する、と最近とくに強く思う)
そう、まさに事故の加害者であり、裁かれるべき側の人間なのだ。
そんな人間が、被害者である避難した人たちにたいして、安全だと明言できない原発近くの自宅に帰そうとする。
避難した人たちが、自宅は危険だから、新たに別の土地に家を建てたいといえば、現実的にとても買えない、不当に低い賠償金しか提示しない東電側に立って避難した人たちに命令する。
そして、そんな政府の役人たちに向けて、井戸川さんはこう述べたのだ。
「裁かれるべき人間が、私たち被害者に右向け、左向けって命令している。こんなことってありますか。いま裁いているのはニセ黄門なんですよ」
住宅建てられる賠償を/帰還困難区域 首相「実態に沿い検討」/参院決算委 紙議員
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-21/2013052101_02_1.html
http://youtu.be/5mDPfpjCZOI
日本共産党の紙智子議員は20日の参院決算委員会で、東電が福島第1原発事故の帰還困難区域の住民に示している補償額では新たな住宅を建てられないと追及し、事故前の生活を取り戻すことに責任を果たすべきだと主張しました。安倍晋三首相は「避難期間が大変長期におよび、避難者が移住せざるを得ないことも考えられるわけで、国としても被害者の実態に沿った賠償を検討していきたい」と答えました。
紙氏は、福島県浪江町の帰還困難区域のある被災者が、自宅敷地の放射線量が事故前の水準に戻るには100年以上かかり、「家には帰れない。早く新しい土地で生活できるよう賠償してほしい」と訴えていることを紹介。ところが東電の補償は事故直前の公示価格をもとに算定しており、福島市の土地の実売価格は浪江町の住宅地の補償額の2倍以上になると述べ、「東電の補償額でどうして福島市に家を持つことができるのか」とただしました。
東電の広瀬直己社長は「固定資産(税)評価額をベースにしてやらせていただいている」と述べ、実売価格を大きく下回る公示価格による補償が当然であるかのように開き直りました。
紙氏は、政府の「中間指針(第2次追補)」が帰還困難区域などでの補償について、「同等の建物を取得できるような価格とすることに配慮する」と明記していると指摘。被災者に責任がない以上、「中間指針(追補)」のとおり補償し、生活再建ができるようにすべきだと迫りました。
経産省資源エネルギー庁の高原一郎長官は「現在の賠償基準が実態を踏まえたものであるか、あらためて検討し、追加的な措置が必要であれば、東電の賠償基準に反映させるなど対応していきたい」と表明しました。
ビデオニュース 2013.05.11 【 放射能に分断されるコミュニティの現実 】
http://youtu.be/4fxgLgYt1ww
世界一危険な“竹やり作戦”福島第1原発3号機 作業員が語る(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-20/2013052014_01_1.html
核燃料溶融(メルトダウン)などで国際評価尺度で最高の「レベル7」という深刻な過酷事故(シビアアクシデント)を起こしてから2年余が経過した東京電力福島第1原発(福島県大熊町・双葉町)。今も高い放射線量が計測される3号機で、収束・廃炉作業につく作業員たちの現場を追いました。
(山本眞直)
建屋内は毎時4780ミリシーベルトの区域も
(写真)事故当時、高い線量を遮断するため鉛などで厳重に遮へい装備されていた重機。その後はいつのまにか姿を消したといいます=3号機建屋付近で
(写真)高い線量で作業員の大量被ばくが指摘されている東電福島第1原発3号機。遠隔操作でがれきをはさみ取り除く大型カッター(右)=福島県双葉郡大熊町・双葉町
「同じ第1原発でも1、2号機と比べて3号機の作業員の被ばく線量はダントツに高い。世界一危険といわれながら、やっていることは(戦争中の)竹やり作戦と同じだ」
2011年夏から3号機でがれき撤去に従事する30代の作業員、安田清彦さん=仮名=の体験的告発です。
3号機建屋内には、毎時4780ミリシーベルトもの高線量区域もあります。まともに被ばくすれば致死率が高まります。4日には建屋5階のオペレーティングフロアで毎時540ミリシーベルトもの線量を計測したがれきが見つかっています。がれき撤去作業にあたる無人機は光ファイバーなどを駆使したハイテクの遠隔操作によるものと、東電と元請けの大手ゼネコンは、アピールしてきました。しかし、現場は無人ではありません。作業員は無人機投入の現場の事前確認をし、大型カッターで分解したがれきをさらに細分化し、移動させます。
作業関係者は「連日、100人近い人間が3号機に張り付いている。東電のホームページには登場しない、『陰の作業チーム』だ。ほとんどが偽装請負だ」と労基法違反の事実も指摘します。
このうち安田さんら十数人の被ばく線量は2年間の累積で80ミリシーベルト近くに達しています。国が定める被ばく限度の年間50ミリシーベルト、5年間で100ミリシーベルトと比較すると事態の深刻さがわかります。
安田さんは、「3号機での作業以降に妻が妊娠し、出産している。子どもへの影響が気になる」と不安を隠しません。
東電が公表した一枚のイメージ図があります。3号機の原子炉建屋ががれき撤去用構台と名付けられた鉄で囲まれています。遠隔操作で動く巨大なクレーンが建屋上部の使用済み燃料プールのがれきを撤去、上部をカマボコ型に覆う特殊な工事の予想図です。
がれき撤去用構台を設置し、ここに燃料取り出しのための移動式クレーン用レールなどを設置する作業は有人作業に頼らざるを得ないといわれています。
現場は東電の放射線測定図によれば空間線量が毎時500ミリシーベルトという高線量エリア。安田さんは言います。「ボルト締めなどを複数の作業員による人海作戦でやっても被ばくは避けられない」
東電は「3号機など線量が高いほど計画的に交代の人員を付けている」(本店広報部)としています。
安田さんは、「現場では難しい特殊な作業が増えており、熟練作業員の被ばく線量は限度を超えている。国あげての英知を本気で結集しないと何十年、何百年かけても収束できない。東電の金をかけない、その場しのぎの対応ではトラブル続きで、作業員の安全も確保できない」と指摘します。
貯水槽近くの井戸から放射性物質 福島第一原発(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0521/TKY201305210424.html
東京電力福島第一原発の地下貯水槽から汚染水が漏れた問題で、東電は21日、貯水槽から1・5メートル離れた井戸の水から放射性物質が検出されたと発表した。漏れの場所を調べるために掘った井戸での検出は初めて。
検出されたのは2号貯水槽から北東側に掘られた井戸。ストロンチウムなどの放射性物質が1立方センチあたり0・29ベクレル検出された。東電は22日に再検査する。
2号貯水槽は4月5日に漏れが発覚。約1万3千立方メートルの汚染水が入っていたが、発覚後に地上タンクに移して現在は空になっている。
あのね・・1立方センチあたり0・29ベクレルって、1リットルあたり290Bqでしょ?
いかにも少ない量しか出ていないような印象操作はやめてくださいませんか?(;`O´)o
地下貯水槽No.2周辺のボーリング調査について(東京電力)
http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130521_07-j.pdf
【日本原電・敦賀原発】 海外コンサル、わずか1日の現地調査で「活断層ではない」
(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007139
日本原電が業務委託した海外コンサル。左がSCANDPOWERのエプステイン氏、右隣がベリマン博士。=21日、港区 写真:田中龍作=
「敦賀原発(日本原電)の2号機直下に活断層が走っている」と調査団が報告した原子力規制委員会に対して日本原電が巻き返しに出た。海外のコンサル会社に依頼し「活断層ではない」とする評価書をまとめ、原子力規制委員会に提出する予定だ。
同社はきょう午後、都内で記者会見を開いた。木村仁取締役は「国内の専門家だけでなく海外の専門家によるレビュー(評価)を頂戴して信頼性の高い評価報告書としたい」と期待を込めた。原子力規制委員会が国内の専門家で固められていることへの当てつけでもある。
そのうえで「(2号機の真下にあるのは)活断層ではないという我々の知見は認めてもらえなかった」と悔しさを露わにした。原子力規制委員会の専門家委員個人あてに抗議文を送りつけた会社だけのことはある。
日本原電が業務委託したのは、リスクマネジメント会社の「SCANDPOWER」(本社ノルウェー)と英国シェフィールド大学のNeil Chapman教授をリーダーとする地質関係の専門家グループ。
ケルビン・ベリマン博士(ニュージーランドGNSサイエンス)は「活断層と断定する根拠はなかった」と強調する。よほど詳しく調査したのかと思っていたら、そうではなかった。
筆者が「現場を見たのか?」と質問したところ「見た」と答えるので、「何日間滞在したのか?」と聞くと博士は「1日」。
地震大国日本にあって活断層は原発再稼働を左右する極めて重要な要素だ。その現地調査がわずか1日というのだ。
博士が判断材料としているのは、日本原電が雇っている現地調査員からの説明だった。
筆者は呆れてものが言えなかった。再稼働させたい一心の日本原電の調査員が、活断層につながるような答をするわけがない。
敷地内を走る浦底断層(太線)と破砕帯(斜線)。=写真:田中龍作=
ベリマン博士が敦賀原発に関する事情をよく知らないことが、もろばれになる場面があった。活断層についての取材歴が長い明石昇二郎記者(フリーランス)が次のような質問した時だ―
「日本原電は私の取材に対して“浦底断層(※)は活断層ではない”と説明してきた。(ところが)国のバックフィットを経て“浦底が活断層である”と認めるようになった。日本原電は30年間、地元住民に対して“浦底は活断層ではない、死んだ断層だ”と言ってきた。それは御存知か?」
博士は「(2号機の真下を通る断層が)明らかに活断層ではないことが示されている」と答えた。明石記者が質問しているのは浦底断層についてなのである。博士は当事者の日本原電が「浦底は活断層」と認めていることを知らないようであった。
明石記者「日本の安全基準では、活断層を否定できない場合安全側に判断する(稼働させない)という項目がある。それは御存知か?」
博士「予防原則も確かに必要です。・・・(中略)原子炉近傍の断層であっても安全であることは世界中で証明されている」。
博士はクライアントの日本原電とも すりあわせができていないことが明らかだった。根拠らしきものは明確に示さず「安全だ」を繰り返した。
筆者がベリマン博士を追及していると、隣に座ったSCANDPOWERのエプステイン氏が司会者に「巻き」を入れた。さすがリスクマネージャーと言ってしまえばそれまでだが、都合の悪いことは隠そうという姿勢がありありだ。「卑怯な記者会見だ」と筆者はマイクを握ったまま指摘した。
記者会見を通じて見えたものは、何としてでも原発を再稼働させたい、日本原電のなりふり構わぬ姿だった。
◇
(※)浦底断層
敦賀原発敷地内を南北に走る構造線(写真・太いタテ線)。2号機真下を通る破砕帯(細い斜線)と交わる。破砕帯についても原子力規制委員会・調査団は活断層との見解をまとめた。
事実上の廃炉勧告 「敦賀2号機活断層」規制委了承(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013052290135950.html
原子力規制委員会は二十二日の定例会合で、日本原子力発電(原電)敦賀原発(福井県敦賀市)2号機直下を走る「D-1断層(破砕帯)」が活断層だとする専門家チームの報告を了承した。活断層上に原発の重要施設があることは禁じられており、規制委は原電から2号機の再稼働申請があっても、受け付けない方針で、原電は廃炉を迫られる。
規制委は全国の六原発で活断層調査を進めているが、初の規制委としての結論となった。既存の原発が、活断層を理由に廃炉を迫られるのも初めて。
島崎邦彦委員長代理を座長とする専門家チームは、昨年十二月に現地調査を実施し、2号機の北約三百メートルに地層の変形を確認した。約九万五千年より少し古い時代に動いた痕跡があり、活断層と判断した。
この日の会合で、島崎氏は、この地層の変形と2号機直下にあるD-1は、ずれ方や断層の延びる方向の共通点から一体のものだと説明。D-1は、近くにある活断層「浦底断層」につられて動く活断層だと結論付けた。
国の現行指針や七月に施行予定の新しい規制基準は、いずれも活断層の真上に原発の重要施設を建てることを禁じている。
規制委は、2号機は再稼働の審査を受ける条件を満たしていないと判断。今後、原電が再稼働を申請しても審査しない方針で、2号機は再稼働できない。原子炉等規制法には強制的に廃炉を命じる規定はないが、再稼働できなくても、維持費はかかる。原電にとっては事実上の廃炉勧告となる。
田中俊一委員長は原子炉直下に活断層との結論が出れば、「(再稼働という)その先に進むのは難しい」との考えを示していた。
原電は、ほかに二つの原発を保有するが、敦賀1号機は運転制限期間の四十年を超え、東海第二原発(茨城県東海村)では地元の反発が強く、再稼働は極めて厳しい。
一方、原電は活断層であることを否定し、チームの専門家個人に「厳重抗議」を送るなどなりふり構わず規制委に抵抗してきた。自社の追加調査が六月末に終わる予定だが、結論を覆すほどの新証拠は見つかっていない。
◆法的権限なし 「停止状態」長期化も
原子力規制委員会の調査団が日本原子力発電敦賀原発2号機の直下にある破砕帯を活断層と判断したが、規制委には敦賀原発の廃炉を求めるまでの法的権限はない。原電の対応次第では“停止状態”が長期間続く事態にもなりそうだ。
国は活断層上に原発の重要施設の設置を認めていないが、建設後に活断層が見つかるケースは想定していない。原子炉等規制法は「災害発生の急迫した危険がある場合」に、規制委が必要な措置を講じることができると規定するものの、敦賀原発に急迫した危険があるか、意見が分かれる。
原電は「活断層」を否定するための調査を継続し、あくまで再稼働を目指す構え。再稼働を強行申請して法的に争うなど、長期戦にもつれ込む可能性もある。だが原発は停止中でも巨額の維持費や安全対策費がかかり、廃炉の判断をむやみに先延ばししても経営面で影響が出てくる。
民間企業の財産処分に関わる問題だとして、「廃炉は事業者の判断」との見解を繰り返し強調してきた田中俊一委員長。一方で「いつまでも(規制委からの安全確保の)要求に応えているよりは『もうやめた』という判断を常識的にされるのではないか」との見通しも示している。
(東京新聞)
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Minnesota Bees and Neonicotinoid Corn May 7, 2013
http://youtu.be/xxXXaILuK5s
5月7日ネオニコチノイド・コーンを撒いた直後に、ハチは蜂箱の外で死んだが、30~40匹は神経中枢系のけいれん
遺伝子組み換え作物 - Wikipedia
「橋下市長と元慰安婦の方は面会すべき?」- 2013.05.20
http://youtu.be/cfHLvm6Xp9g
【ぽぽんぷぐにゃんSTREAM】テーマ「橋下市長と元慰安婦の方は面会すべきか?」(twicas)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/03aeb37d81cb749875d48aebbcfdfb08
橋下氏、元慰安婦と24日に面会(日本経済新聞 )
橋下氏、一転取材に応じる 慰安婦発言、撤回せず(北海道新聞)
「悔しい、早く死にたい」 元慰安婦が証言(TBS News)
社説[元「慰安婦」証言]「私の存在が証拠です」(沖縄タイムス)
一転取材応じた橋下市長 慰安婦・風俗発言撤回せず(MSN産経ニュース)
橋下大阪市長:慰安婦発言 市民団体が「人間の鎖」で抗議(毎日新聞)
市民団体が「人間の鎖」で橋下発言に抗議(日刊スポーツ)
維新・西村氏が離党届 「韓国人売春婦うようよ」発言で(MSN産経ニュース)
【橋下慰安婦発言】公明市議とモジモジ先生の論争。- 2013.05.21
http://youtu.be/B0LBxt8_TUg
【橋下発言さらに波紋!?】大阪市会の公明・辻議員が、モジモジ先生の発言で阪南大に抗議を検討!?
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/7aa502816ed3aa86291c0ca671186635
もじもじ先生と市議の、大阪市長に関する対話(Togetter)
【橋下発言さらに波紋!?】大阪市会の公明・辻議員が、モジモジ先生の発言で阪南大に抗議を検討!?(ぽぽんぷぐにゃん)
日本軍「慰安婦」問題の早期解決に関する意見書(大阪市会 2011年3月16日)
発言方法にも注意受けた橋下氏...議長ら申し入れ(読売新聞)
橋下氏、元慰安婦と24日に面会(日本経済新聞 )
橋下氏、一転取材に応じる 慰安婦発言、撤回せず(北海道新聞)
橋下大阪市長:慰安婦発言 市民団体が「人間の鎖」で抗議(毎日新聞)
「論点ずらし」「責任転嫁」7連発 橋下市長“天賦の才”(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142465
絵に描いたような無節操
橋下徹大阪市長が20日、一度は「やめる」と宣言していた囲み取材を再開した。「日本人がこれだけ(従軍慰安婦に)意識を持つことになったので、いい方向に向かっていけばいい」と何か良いことをしたかのような言い草だ。
そもそも、「従軍慰安婦は必要だった」「在沖縄米軍の風俗業の活用を」と失言し、批判されたのは自分の責任。しかし、橋下市長は「今回はもう、大誤報をやられたんでね」とマスコミに責任を転嫁していた。
橋下はもともとそういう人物だ。論点のすり替えにかけては天賦の才がある。旗色が悪くなれば話を微妙にずらし、時には平気でウソもつける。これを世間では支離滅裂とか屁理屈と呼ぶが、と~っても柔軟性のある政治家なのだ。
そもそも、大阪府知事選への出馬を「2万パーセントあり得ない」と否定したのに、わずか数日後の出馬会見で「ウソと言えばウソだった」と言える。変幻自在ぶりは舌を巻くほどで、大飯原発の再稼働も断固反対の立場だったのに、先の衆院選で「建前論ばかり言っても仕方ない」とあっさり変質している。
国歌斉唱で先生の口元までチェックするのはおかしいと質問されれば、「国歌斉唱は誰が誰に命じたものですか。言ってみなさい!」と逆質問で切り返す。
<はぐらかし論法は昔から>
維新選出の府議や市議が、政務調査費でダイソン掃除機7万4800円やエアコン8万4000円を購入したことが発覚すると、「選挙活動に使う横断幕まで規制するルールはおかしい」と問題点を変えて切り抜けている。
大阪の高校のバスケ部員が自殺した問題も当初は、「正直、僕はクラブ活動の中でビンタをすることはあり得ると思っている」と答えていた。橋下が最初に所属した樺島法律事務所の樺島正法弁護士(神戸学院大教授)がこう言う。
「出会ってすぐは誰にでも愛想がよく、私にも〈妻と乳飲み子がいて生活が大変なんですよ〉なんて陽気に話していた。論点をずらして話をはぐらかすやり方は昔からで、不幸な生い立ちをしてきたからか、逆に従軍慰安婦のような弱者を憎んでしまう。〈自分は努力で這い上がってきた〉という自負が屈折した形で出てしまうのでしょう」
ホステスとのコスプレ不倫疑惑では、「家庭内のことですから」のフレーズを17回も連発。こんな人物が政党の顔だというのだから、海外の人から日本人はヘンだと思われるのも仕方ない。
若い人たちに知ってもらいたい慰安婦問題(鬼蜘蛛おばさんの疑問箱)
http://onigumo.sapolog.com/e394010.html
橋下徹大阪市長の従軍慰安婦に関する暴言、つまり「あれだけ銃弾が雨・嵐のように飛び交う中で、命をかけて走っていく時に、猛者集団、精神的に高ぶっている集団をどこかで休息させてあげようと思ったら、慰安婦制度というものが必要なのは誰だって分かる」、あるいは普天間飛行場の視察の際に、司令官に「合法的に性的なエネルギーを解消できる場所が日本にはある。真正面から風俗業を活用してもらわないと、海兵隊の猛者の性的なエネルギーをコントロールできない」という発言だ。このニュースを聞いたとき「もうこの人は終わっている」という感じで、呆れ果ててブログに書く気もしなかった。
「慰安婦」などというのはまやかしの表現であり、彼女らは性奴隷にほかならない。戦争を想定していながら「戦争」とは言わすに「有事」などという曖昧な表現で誤魔化してしまうのと似ている。被害者となった女性たちは騙されたり強制連行によって集められ、一日に何十人という兵士の性の相手をさせられたのだ。いたいけな少女も多く、考えるだけでもおぞましい犯罪行為だ。もちろんこうした事実は多くの証言によって裏付けられている。
米軍の司令官に対する発言にしても、よくこんなことを恥ずかしげもなく言えるものだ。司令官だってこんな非常識かつ破廉恥なことを言われ、さぞかしびっくり仰天しただろう。これらの発言は女性に対する蔑視、人権侵害であることは言うまでもないが、男性をも侮辱する発言だ。
橋下氏の発言は、戦争をも肯定し、性奴隷という犯罪を容認するあまりに無知蒙昧で人格を疑う暴言である。こんな人物が市長であり、政党の共同代表であり、弁護士であるというのだから、これほど恥ずかしいこともない。大多数の人から批判されるのは当然のことだ。
ところが、ご本人は批判されると「慰安所を認めたわけではない」と矛盾した言い訳に終始し、さらに自分の発言を撤回するどころか開き直って「マスコミの誤報」とか「国民の読解力不足」と、マスコミや国民に責任を押し付けてしまった。これでは事態が悪化するだけだが、それも分からないらしい。
橋下氏は18日に、国会議員に「誤解も含めて、意図しない形で伝わり、国会議員にも迷惑を掛けたことは申し訳ない」と陳謝したという。これだけ批判を浴びても、未だに「誤解も含めて、意図しない形で伝わり」と、自らの暴言を撤回しないようだ。もちろん、彼は辞任をするなどという考えは毛頭ないのだろう。
今日の新聞では、元従軍慰安婦の二人が沖縄と広島での集会に出席し「自分の娘を(慰安婦として)送ることができるのか」と話したそうだ。橋下氏は元慰安婦に会うとのことだが、彼女らに会う前に発言の撤回と謝罪をしないのなら、面会を果たすことによってなんとか名誉回復を図るつもりだろうだと受け止められても仕方ない。
安倍首相は憲法を改悪して戦争のできる国にしようと必死になっている。しかし、慰安婦問題は戦争と切っても切り離せない。ここにきて、戦後生まれの親に育てられた若い人たちは果たしてどれほど従軍慰安婦について知っているのだろうかとふと思った。
今回の橋下発言をきっかけに、とりわけ若い人たちには以下のブログなどで慰安婦問題やその背景について認識してほしいと思わずにいられない。
維新の会橋下共同代表の性暴力発言弾劾! (明日に向けて)
軍隊「慰安婦」問題と福島原発事故は底流でつながっている! (明日に向けて)
【再掲】台湾のおばあさんたちのこと(性奴隷問題被害者の素顔を知ってください!) (明日に向けて)
「慰安婦と兵隊」に寄せて (明日に向けて)
橋下氏の暴言 (inti-solのブログ)
あまりの矛盾(続・橋下氏の暴言) (inti-solのブログ)
いったい何が誤報なのか (inti-solのブログ)
橋下市長がまた妄言「韓国軍もベトナム戦争で女性を利用」=韓国(Searchina)
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2013&d=0521&f=politics_0521_001.shtml
橋下徹大阪市長が20日、「韓国軍もベトナムで性的な問題に女性を利用した」と発言したことに対して、韓国メディアは「また妄言」などと批判した。
橋下市長は20日、堺市内で行われた大阪維新の会のパーティーに出席し、慰安婦問題に関して「日本も悪かった。戦場の性の問題として女性を利用していたのは間違いない。その代わりアメリカだってイギリスだってドイツだってフランスだって、もっと言えば第2次世界大戦後のベトナムでは韓国軍だって、みんな戦場の性の問題として女性を利用していたんじゃないんですか」と述べた。
韓国メディアは、「橋下また妄言、韓国軍もベトナム戦での女性の利用」、「日本の橋下、韓国軍もベトナム戦争で慰安婦利用」などの見出しで伝えた。
慰安婦への発言で波紋を広げた橋下市長が、今度は「韓国軍もベトナムで性の問題として女性を利用した」と発言し、論議をさらに拡大したと指摘。これまでの妄言を希釈しようと、韓国軍まで引き込んだと解釈されるが、無理な主張だと批判した。
また、「日本の有権者70%が、橋下の慰安婦発言を不適切」、「朝日新聞、橋下の慰安婦発言は不適切との日本の有権者が70%以上」などと題して、毎日新聞と朝日新聞が行った世論調査の結果を紹介したメディアもある。日本の有権者の実に7割以上が、橋下市長の発言に否定的であり、維新の会の支持率も急落していると伝えた。(編集担当:李信恵・山口幸治)
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気温低下の中のCO2 400ppm / 武田 邦彦
http://youtu.be/iN1TD6noVbo
気温低下の中のCO2 400ppm
http://takedanet.com/2013/05/co2400ppm_b44c.html
2013年5月11日 読者からの問い合わせも多かった。
NHKもマスコミもすべて「CO2が400ppmになった」と報道した。
NHKもマスコミもすべて「地球の気温が低下している」とは報道しなかった。
自分に都合のよい(これまでに言ってしまった)ことだけを報道する。
CO2が上がって気温が上がるのかはまだ学説に過ぎない。
それにCO2の測定点はハワイ、気温の測定点は都市。都市は都市化で温度が上がっている。第一、1880年からの測定値だから、その頃、植民地(アジア、アフリカ、南アメリカなど)の地方の気温は測定されていない。
もう少し誠実に報道して欲しい。これでは本当に温暖化したときに分からなくなる。
(平成25年5月18日)
チェルノブイリ被害の全貌~
アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
http://youtu.be/lcdA5Xge0cI
チェルノブイリ被害の全貌~アレクセイ・ヤブロコフ博士講演会
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1585
真実はどれなのか??(´Д`)
人間の手に負えない事故であることを再認識すべき
「溶け落ちた核燃料取り出しは不可能でしょう」
小出 裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー(上)
(人民新聞)
http://www.jimmin.com/htmldoc/148101.htm
昨年12月、野田佳彦首相(当時)による「事故収束宣言」とはいったい何だったのか?汚染水の漏洩、停電による冷却ポンプ停止など、「収束」とはほど遠い現実が次々と明らかになっている。小出裕章さん(京大原子炉実験所助教)に現状を聞いた。質問項目は、
①事故原発の現状、
②事故現場と除染の被曝労働、
③再稼働について、
④廃炉計画についての評価と見通し、
⑤予想される大地震について、
など。2回に分けて掲載する。
「人間の手に負えない事故が起こってしまったのです」と小出さんは語る。1~3号機の事故原発建屋には、今も人が近づくことすらできず、ロボットも猛烈な放射線で電子回路が破壊され、帰還できずに討ち死にするものが多数。私自身も含めて危機感が薄れていることをあらためて痛感した。(編集部・山田)
※ ※ ※
編集部…汚染水の漏洩の実態と影響からお願いします。
小出…福島第1原発の1~3号機では、溶け落ちた炉心がこれ以上溶けないようにするために、ひたすら水を入れるという作業を2年間続けています。ただし、溶けた炉心は、鋼鉄製の圧力容器の底を抜け、格納容器の中に落ちています。格納容器にも穴が開き、入れた水が漏れ出て、原子炉建屋・タービン建屋の地下は、汚染水で水浸しになっています。こんな状態が2年続き、冷却水が溜まり続けています。
東京電力は、溢れてくる水を浄化して、冷却水として再使用する計画を立てましたが、コンクリート構造物(原子炉建屋、タービン建屋、トレンチ、ピットなど)にも割れがあり、地下水が流れ込み、1日に400~500㌧も汚染水が増えている状態です。
東京電力は、敷地内にタンクを作り、これを保管してきたのですが、追いつかなくなって、池を掘り、遮水シートを敷いて、汚染水を入れたのですが、それもまた漏れてしまいました。
やることが本当にお粗末だと思いますが、事故現場があまりにも酷い汚染状態だということです。放射能さえなければ、ゆっくり確実に工事もできるのですが、全てが猛烈な被曝環境でやらなければいけないのです。
私は放射線業務従事者ですが、その私すらが行きたくないと思うほど猛烈な汚染地帯なのです。そういう状況で汚染水は溢れ、現在も海に向かって流れているでしょうし、今後は、意図的に海に流すという日が遠からずくる、と私は思います。
私は、汚染水が地下水を汚染しないよう、周囲に防壁を張りめぐらすべきだと今も思っています。
新たな浄化装置=「アルプス」
編…浄化された汚染水は、どれぐらいの放射能レベルですか?
小出…今浄化しているのは、セシウムだけです。他の放射性核種については、何の浄化もしていないのです。例えばストロンチウムは、29万Bq/ccほどの汚染度で、法定濃度基準の何百万倍。近づくのも嫌だな、というレベルです。漏れ出たといわれる120㌧は35兆Bqで、広島原爆による放射能=89兆Bqの3分の1に相当します。
そこで、東京電力は他の放射性核種も除去できる「アルプス」という浄化装置を稼働させる、と言っています。どこまで浄化できるかは、私にはよく分かりません。原子炉施設から環境に放出してもいい濃度が、それぞれの放射性物質について定められていますが、そのレベルまで浄化するのは無理だと思います
でも仮にうまくいってセシウム、ストロンチウムなどの放射性核種も法定濃度を下回る程度に浄化できたとしても、トリチウムは不可能です。トリチウムは水素の同位体なので、水そのものになってしまっているからです。
浄化装置は、水の中に含まれている放射性物質を取り除いて水をきれいにするものなので、水そのもになったトリチウムは取れず、法定濃度限度の何万倍、あるいは何十万倍もの汚染水を、そのまま海へ流す日が来るでしょう。
想像を超えた汚染環境での復旧作業
編…被曝労働についてお聞きします。原発建屋周辺の作業環境は、一体どういう状態なのでしょうか?
小出…私は、京都大学原子炉実験所で働いていますが、放射性物質を取り扱う時には、放射線管理区域でやらなければなりません。1時間あたり0.6μSvを越えるような場所は、放射線管理区域に指定するのが日本の法律です。
私のような放射線業務従事者が管理区域内で仕事をするのですが、被曝を避けるため、20μSv/hを超える場所は、「高線量区域」に指定して規制します。
例えば、1カ月ほど前、ネズミが配電板の配線をショートさせ、停電が起こりました。冷却が一時停止して、大問題となりました。皆さん「何でそんな馬鹿なことを許したのか」と、散々文句を言ったわけだし、私もお粗末だなと思いました。けれども、その配電板がある場所とは、300μSv/hという放射線が飛び交っている場所なんです。
東電は、事故収束のために冷却水循環のためのラインを作り、ポンプを据え付けて、電源供給のための配電盤も作ったのですが、その配電盤をトラックに乗せて建屋に横付けして「置いてきた」という状況です。現場でゆっくり配電盤を組み立てる時間などない場所なのです。
ですから、配電盤をしっかり管理してトラブルがないようにすること自体が、とても難しい現場なのです。
300μSv/hというのは猛烈な汚染環境ですが、他の場所はもっと凄くて、東電としては「ここならば、まだ我慢できる」として、そこに置いたのでしょう。発電所の敷地の中には、到底、人間が行けない場所も山ほどあって、原子炉建屋内部は、人が入ることすらできません。
ロボットを送り込んでも帰ってこれず、次々と駄目になると。そういう場所なんです。皆さんは、「大事故だからもっとしっかり事故に対処しろ」と思われるでしょうけれども、そんなことが言えないほどに無茶苦茶ひどい場所だ、ということをまずわかっていただきたい。
4号機爆発の原因は3号機からの水素流入
編…4号機の使用済燃料プールが、今も大きな危機として存在しています。現状を説明してください。
小出…4号機の原子炉は、定期点検中でした。炉心にあった548体の燃料集合体は半分位しか燃えてないと思いますが、残りの約600体は、完全に使用済核燃料です。すべて燃料プールに移されていました。
使用済核燃料とは、猛烈な放射能の固まりです。
一番危険なのが、セシウム137です。概算すると、広島原爆約1万4千発分になりました。
運転もしていなかった4号機で、なぜ爆発が起きたのか?私は水素爆発だと思います。東電が言ってるように、3号機で発生した水素が共通のダクトの中を通って4号機へ流れ、爆発が起こったと思います。
1号機や3号機は、格納容器が破壊され、水素が吹き出しました。水素は軽いので、原子炉建屋の最上階に集まって爆発しました。ですから、最上階が吹き飛んでいます。
ところが4号機は、3号機からダクトを通して水素がきたので、最上階だけでなく下の階にも水素が存在し、爆発で壁が吹き飛んだのでしょう。この下の階が、使用済燃料プールを支えていた壁や柱でした。使用済み燃料プールは宙ぶらりんの状態となりました。
東電も「崩れ落ちたら手が着けられなくなる」ことは理解しており、補強工事をやりました。燃料プールの下の階の床から燃料プールの底に鉄骨を並べて支え、コンクリートで固める、という耐震工事です。
しかし、爆発で壁も抜けているので、床だって損傷しています。このため、実は格納容器の外にあるコンクリートで支えているのです。格納容器は、厚さ3㌢ほどの鋼鉄製ですが、フラスコのような格好をしていて、上の方は筒ですが、下の方に出っ張りがあります。その周りに1~2㍍のコンクリートを外張りしています。そこに柱を立てて、使用済燃料プールの底面を補強したのです。
使用済燃料プールは一部しか支えられていないので、今も宙ぶらりんの状態だと思います。
事故の状況は東電にもわからない
小出…東京電力は、「震度6の地震でも大丈夫」だと言っていますが、東電の耐震計算など信じるべきではありません。爆発で壁も何も抜けていて、本当はどこまで傷んでるかわからないのです。
もし大きな余震でプールに亀裂が入って、水が少し抜けるくらいなら、上から水を入れることもできるので、燃料が溶け落ちることはないと思います。しかし、燃料プール全体が崩れ落ちてしまうような大地震が来れば、広島原爆1万4千発分ものセシウム137がありますから、放射能を閉じ込める防壁が全くない、野ざらし状態で放射能が噴出します。こうなると、手の施しようがありません。
編…ロボットによる修復作業の可能性は?
小出…人間が入れない現場がたくさんあるので、できることはロボットにやらせなければならないと思います。しかし、そのロボットすらが、帰って来れなくなるほどの汚染環境なのです。頭脳にあたる電子回路が、放射能によって破壊されるからです。
そもそも、ロボットができること自体が限られています。自動車工場などはロボットを使っていますが、決められた部品で決められた作業工程だからできるのです。どうなっているかわからないような場所でロボットができることは、かなり限られていると思います。
例えば3号機です。壊れた原子炉建屋の中からガレキを運び出す作業をやっていますが、ロボットでは無理のため、カメラで見ながら遠隔操作で重機を使って人間が操作しているのです。ロボットでできることは、本当に限られています。(次号へつづく)
参考動画
20130223 UPLAN チェルノブィリ原発事故~福島3号機核爆発との関係で考える
http://youtu.be/VV1wCdirgRM
【ペイフォワード環境情報教室】130515田中優さんVol.032
http://youtu.be/aX5iyFumKmo
<本日のテーマ>
原発とエネルギー需給のうそ。電力会社から電気を買わない、電力自給生活の実践。
田中優の'持続する志'
http://www.tanakayu.com/
川田龍平さんに「子ども被災者支援法」についてきく。-1
http://youtu.be/Kg1dKeJYzLM
【対談】「放射能から子どもを救う法律は、すでにある。」みんなの党・川田龍平さん(KAZE to HIKARI)
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/05a215ad12eaca8b6b29dee4aa698b21
川田龍平さんに「子ども被災者支援法」についてきく。-2
http://youtu.be/lNNUErmCuHM
【対談】みんなの党・川田龍平さんにきく- 2『子ども・被災者支援法』
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/834009e6d96c13d8eefb337cb4348d82
放射能から子どもを救う、法律がある(Kaze to Hikari)
https://www.facebook.com/KAZEtoHIKARI
川田龍平ー鎌仲ひとみ対談 子ども被災者支援法とは何か!?
http://youtu.be/RdJjNkoytaM
20130522 TIMELINE「7万人がフォロー!収束作業の矛盾を訴える、元原発作業員のつぶやき」
http://youtu.be/swQgpxgIldQ
5月22日(水)出演:上杉隆▼7万人がフォロー!収束作業の矛盾を訴える、元原発作業員のつぶやき
東京電力福島第一原発事故の発生当初から収束作業に従事し、現場の様子をツイッターでつぶやき続け、その内容を7万超の人が注目している「ハッピー」さん。
ハッピーさんのつぶやきには現場で感じる政府や東電への率直な疑問が目立ちます。
政府や東電が、根拠のない楽観的な見通しを示したり、きちんと説明しない発表をするたびにいらつき、事実をありのまま伝えないことで、かえって不安をあおっていると感じたといいます。
元原発作業員が指摘する、収束作業の矛盾とは?
米原発劣化 #放射能 漏れ隠蔽! USA #Nuke Hid #Radiation Leak Evidence!
http://youtu.be/TmVw7a4kxLI
<日本語訳・字幕↓:Jo2Rayden>Hanford officials hid leak evidence from advisory panel
今夜、King5の調査で、ハンフォード原発の役員が、昨年の数か月間にわたる核廃棄物の漏洩に関し、公務員と市民を欺いていた事がわかりました。
記者は継続的に、ハンフォードの汚れた秘密を調査しています。
ジェニファー記者の調査で、その真実は、原発の重要なタンクに関して、市民や政策決定者に対して秘密にされていたのです。
総て不確実なハンフォード原発の暗で、確実に起こったものと思われます。
28個の頑丈な二重構造のシェル・タンク。もし、すべてが失敗すれば..。
少なくともこれらは、コロンビア川を守り、地球上の最悪の中の最悪の事態でも、食物連鎖していく人々を守るでしょう。
一重の古いタンクでなく、鋼壁性の核廃棄物を格納する追加安全防壁が。
科学者が核廃棄物を取り除く方法を考え出すまで、それはプラントの一部分なのです。
市民の監視団体:
「二重構造のシェル・タンクの失敗は、とてつもないニュースなのです。」
Hanford officials hid leak evidence from advisory panel
http://www.king5.com/news/investigators/Hanford-officials-hid-leak-evidence-from-advisory-panel-208417861.html
広瀬隆が提言「敦賀の次に廃炉にすべき原発は…」(週刊朝日)
http://dot.asahi.com/wa/2013052200065.html
福井県にある敦賀原発2号機(日本原子力発電)の「廃炉」が不可避となった。原子力規制委員会の有識者会合が5月15日、原子炉建屋直下の断層を「活断層」と断定する報告書をまとめたからだ。委員会は、ほかに五つの原発でも調査を進めており、今後も「激震」が続くとみられている。
安全性の低い原発は、即刻淘汰(とうた)されなければならないが、次に廃炉にすべき原発はどこか。作家の広瀬隆氏が緊急提言した。
* * *
大前提として、原子力規制委員会が「活断層と認めるか否か」を再稼働の基準にしているのは、完全に的外れです。過去に起きた大地震のほぼ半分は、表出している活断層ではなく、「未知の断層」が動いている。これは地震学の常識です。活断層があれば論外ですが、活断層がなければ地震が起こらないなんて、地震学のどこにも書かれていない。
それを前提としても、敦賀原発の次に廃炉にすべきなのは、愛媛県の伊方(いかた)原発(四国電力)です。ここは、南海トラフ地震による甚大な津波被害が想定されるうえに、日本列島を形成する過程で生まれた最大の活断層「中央構造線」のほぼ真上にある原発なのです。南海トラフと連動して中央構造線も周期的に動いており、いまは「ひずみ」がたまった危機なのです。この活断層が動いたら直下なので、ひとたまりもありません。
瀬戸内海に津波が入ってきたら、津波からの逃げ場もない。江戸時代に起こった宝永地震では瀬戸内海に津波が押し寄せ、死者は2万人に及びました。現在の人口なら、被害者は10万人以上でしょう。伊方原発は、次の再稼働候補のトップになっていますが、ただちに廃炉にすべきです。
もちろん、これ以外の原発も同様に廃炉にすべきです。日本列島にある断層はすべて活断層であり、原発を立地して安全な場所など、どこにもないのです。
※週刊朝日 2013年5月31日号
○● ちょっと寄り道(^ω^) ○●
新潟大学の講義にマリオとルイージいるんだけど(笑)
https://twitter.com/masahiro_1028/status/337078422817886208/photo/1
「ストライクなら結婚して」…日ハム戦、始球式でプロポーズ(読売新聞)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20130523-OYT8T00022.htm
「ストライクが取れたら僕と結婚してください」――。22日に札幌ドームで行われたプロ野球の北海道日本ハム―ヤクルト戦で、始球式に登場した男性が、交際相手にプロポーズするイベントがあった。
始球式後に、水野さん(右)から指輪を受け取る中野さん(22日、札幌ドームで)
「ストライクが取れたら僕と結婚してください」――。22日に札幌ドームで行われたプロ野球の北海道日本ハム―ヤクルト戦で、始球式に登場した男性が、交際相手にプロポーズするイベントがあった。
婚約指輪販売会社「プリモ・ジャパン」(東京)と日ハムが企画。夏の甲子園大会に出場したこともある白樺学園高校で野球部だった北海道帯広市、会社員水野圭太さん(28)が、同市の会社員中野有喜さん(25)を驚かそうと内緒で準備を進めてきた。
2人がグラウンドに入ってくると、イベントを告げるアナウンスが流れ、水野さんはマウンドへ。打席に立った日ハムの増井浩俊投手への1球は、緊張から外角に大きく外れたが、増井投手が空振りするアシストでストライクコールが響いた。その後、水野さんが指輪を手渡すと、球場から大きな拍手がわき起こった。
日頃から「映画みたいなプロポーズならOKするかも」と話していた中野さんも大興奮。「びっくりしすぎて涙も出ない。でも、こんなに度胸がある人なら一生守ってくれそうです」とほれ直した様子だった。
(2013年5月23日 読売新聞)
いいですね~(^ω^)
オクラホマ巨大竜巻、子どもの犠牲者10人 住宅2400棟に被害(CNN)
http://www.cnn.co.jp/usa/35032417.html
Storm 5-20-13
http://youtu.be/XMF22_MEMJU
日本の多目的トイレに外国人仰天
Japanese Toilet......wow
http://youtu.be/sByXV1J5wWQ
トイレがスタートレックみたいなSFの世界並に複雑になり得るとは想像もしたことなかったぜ。 イギリス
もう限界を超えてるのに更に押し込みました、って感じの作りだ。
カナダ
あんな綺麗なお手洗いで用を足すのは申し訳なくなりそう。
キプロス
施設の充実ぶりどうこうよりも、綺麗なことに何より感銘を受けた。
イタリア
複雑すぎるわ。そんなことより木陰はどこだ。 メキシコ
(^O^)
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲
被曝と再軍備の論理 / 武田 邦彦
http://youtu.be/F5Bi7Ga1VqA
被曝と再軍備の論理
http://takedanet.com/2013/05/post_9869.html
わたしは「日本にアメリカ軍が駐留している日本の現状は認められない。日本は独立したい。それには軍隊がいる」という考えだったが、最近の政府発言などや、低線量被曝に関する指導層の言動などを見ると、日本はまだ軍隊を持つ資格がないと思うようになった。
何かがあると「法令は無視する」という社会では軍隊は危険だ。軍隊を持つためには「非常時でも法令を守る」ということが前提だからだ。明治天皇も国家の危機に瀕しても「国際法は守れ」と命令されておられた。
戦前の「軍部の暴走」というけれど、軍部だけではなく、原発事故と同じように国民もマスコミを凍り付いて、「戦争は良い」と言う以外のことができなくなって暴走した。
2年前に厚労省大臣が「1年1ミリは法令」と言っているのに、今でも福島市危機管理課で「1年1ミリというのは法令ではない」と発言する役人がいる。
朝日新聞は戦争の時には「必要があれば法令は無し」と言い、原発事故が起こると同じ論理を使って世論を誘導した。リサイクルも同じだった。世論が凍り付く社会では軍備は危険だ。
先日、戦後、GHQが焚書した書籍の解説を聞いていたら、江戸時代に海外で「正義のために戦った日本人」を幕府が「外国との関係を配慮して」簡単に切り捨てたという事件を学んだが、日本人は「全体のために個人を切り捨てる」のに痛みを感じないのかとゾッとしたものだ。
最近の裁判はまさに「国民全体に裁判官が良いと思うことなら、個人を不当に罰しても良い」との確信を感じる。
(平成25年5月17日)
隠しているのか ? 知らないのか ? 南京事件 / 武田 邦彦
http://youtu.be/gAhINBEHuL0
隠しているのか?知らないのか? 南京事件
http://takedanet.com/2013/05/post_a1ab.html
反日報道が続くマスコミ.一度、報道してしまったので、引き返せないマスコミ.その中心にいるNHK。ずいぶん、巨大な腐敗構造を日本は引きずっているものです。
今回は南京事件報道を考えてみます.多くの日本人が「日中戦争の前に、南京で日本軍が大量の中国人を殺した」と信じています。その原因の多くは「本田記者の本と朝日新聞の記事」によっています。
日本軍が南京で大量虐殺を行ったとされていて、国際的な問題なのに自分は良く知らなかったので、南京事件関係の本を10冊ほど読み、更にネットや雑誌なども通読してみた.その結果、私は次のように理解した.
1)南京事件として知られている内容は「学問的研究」(事実研究)ではなく、東京裁判や朝日新聞などの政治的キッカケで作られたもの、
2)東京裁判は占領下の真偽で事実は明らかになっていない、
3)朝日新聞の本田記者のレポートは、南京に2,3日逗留して、現地の中国人から聞いたことから想像したものである、
4)その後は余りに政治的になり、事実研究の人がバッシングされているので、事実が良くわからない、
5)当時の戦争では「軍服の着用」、「降伏のしきたり」が国際法上で決まっていたが、中国軍は幹部が逃走したので、「軍服を着ていない中国軍人」や「国際法上の降伏のしきたりとは違う投降」がほとんどだから、本来は「敵として殺して良い」(戦争は殺した数が多い方が名誉)状態だった、
6)民間人は戦闘前で20万人、戦闘後で20万人だから、1万人を超える民間人の殺害はなかった。
ということだから、南京事件は事実では無いといった方が良いだろう.でも、このことが日本でハッキリとした形で報道されないのはなぜかという方が重要だ.
日中友好という意味でも、事実をハッキリさせた方が良いし、南京虐殺が無かった方が日本も中国も良いはずだから、日本のNHKは勇気を持って事実を報道するようにした方が良い。
しかし、それに踏み切れないのは、やはり「中国が怖い」、「事実は報道しなくて良い」、「日本軍が悪かったという方が日本人が喜ぶ」という事と考えられる。
(平成25年5月20日)
南京事件 (1937年) - Wikipedia
南京大虐殺論争 - Wikipedia
「南京事件」143枚の写真 "南京大虐殺"はウソか?
http://www.geocities.jp/pipopipo555jp/
(写真閲覧注意)
南京大虐殺 兵士たちの記録 陣中日記 2008
http://www.dailymotion.com/video/xnu8oo_%E5%8D%97%E4%BA%AC%E5%A4%A7%E8%99%90%E6%AE%BA-%E5%85%B5%E5%A3%AB%E3%81%9F%E3%81%A1%E3%81%AE%E8%A8%98%E9%8C%B2-%E9%99%A3%E4%B8%AD%E6%97%A5%E8%A8%98-2008_news
日中戦争真っ只中の70年前、南京陥落時に起きた南京大虐殺。様々な論議を生み、虐殺の人数さえ両国の間で大きな開きがある。その事件について、20年間身を削るような調査を続けてきた人がいる。彼が探り当てたのは、兵士が最前線で綴った「陣中日記」。そこには日本軍が中国人捕虜一万数千人から二万人を一挙に虐殺したことが記されていた。また日記からは、勤勉に田畑を耕し家族を愛し、生きるのに懸命だった農民が、突然戦場という異常な世界に放り込まれ、殺戮者に変貌していく姿が浮かび上がる。陣中日記をもとに虐殺の軌跡を追う。
南京で何があったのか。1万数千にのぼる捕虜の「処理」に直接かかわった兵士たちが書きつづった日記には、どんな事実が記されていたか―1軒、また1軒と旧日本兵とその遺族を訪ね歩く粘り強い探索によって発掘された資料から、歴史の実像がここによみがえる。
参考:Amazon.co.jp: 南京大虐殺を記録した皇軍兵士たち―第十三師団山田支隊兵士の陣中日記:小野 賢二, 本多 勝一, 藤原 彰
http://amzn.to/wQta54
ドキュメンタリーの主役は58歳の化繊工場に勤める工員。18歳から40年間会社に勤めながら、帰宅後のわずかな時間や、土日を使って20年間南京大虐殺について調べ続けた。彼が主として調査したのは、陣中日記。兵士たちが毎日、克明に記録し続けた生の声である。彼によると、証言はもちろん重要だが、それでも戦後の証言というのは変化するものだという。それはもちろん記憶違いもあるだろうが、後になって美化しようとする意識も働くのかもしれない。だから彼は証言よりも、現場で書かれた陣中日記を重視する。彼が20年間で手に入れた陣中日記は30冊ほど。何度も何度も元兵士の家にかよって、長い時間をかけて信頼を得て、やっとぽつりぽつりと語ってもらえるようになり、最後にその時の日記を見せてもらえる。一般に、兵士たちの陣中日記として製本されたものもあるが、基本的に彼はそれに重きを置かない。後で書き換えられているかもしれないからだ。この地道な努力から明らかになる歴史の重さに圧倒的される。
これは言いたい ! 政府のサギ、日本のサギ / 武田 邦彦
http://youtu.be/6WB2aOEXiKI
これは言いたい! 政府のサギ、日本のサギ
http://takedanet.com/2013/05/post_37d6.html
「詐欺(サギ)」などという言葉を使いたくない。でも「美しい日本」に詐欺は不適当だ。
政府の正式文書に東京にオリンピックを誘致する時に「電気は充分足りる」と書いた。その一方で国会では首相が「電気が足りないから原発を再稼働させたい」とも言っている。役人流の詐欺まがいの言い訳はできるが、美しい日本では無い。まるで民主党だ。
「森林がCO2を吸収する」、「リサイクルしたら資源が節約できる」、「ダイオキシンは人類が作り出した猛毒だ」、「節約は美徳だ」、「子どもは0才からお母さんと離した方が良い」、「福島は安全だ」・・・なにからなにまで「詐欺」の常習犯だけが活躍しているようにみえる。
国会では生活の党の質問に、経産大臣が「(政府の文書に)間違いがあるか、ないかはお答えする立場にはない」と答弁した。電力だから経産大臣の管轄だ。
こんな日本を子どもに引き継ぎたくない!!
(平成25年5月22日)
【796】 敦賀原発で考えなければならないこと (1) / 武田 邦彦
http://youtu.be/QBOxVei6Mu8
敦賀原発で考えなければならないこと(1)
http://takedanet.com/2013/05/1_66f2.html
日本原子力発電の敦賀原発2号機について、原子力規制委員会は活断層が存在するとして運転を認めず、会社の方は不服であるというテレビ会見を行っている。この問題は次のように考えるべきだ。
まず第一に、政府が国民と約束している原発の設置、および運転についてはどうなっているかだが、
1) もともとは原発の重要な建築物の下に活断層が存在する場合は建設が許可されない。地層のどれが活断層であるかは、建設当事者の会社が決定するのではなく、国のしかるべき機関が調査し、決定する。
2)敦賀原発が建設されているので、建設時(1980年台)には活断層は発見されていなかった(発見されていなくても活断層はあった)。どのような判断を誰がしたかをハッキリし、日本原電ではなく判断した当事者が説明する必要がある。
3)その時の建設許可の審査がどのように行われたかを明らかにする必要があり、これは責任問題を超えて、今後の審査に大きな参考になる。従来から、活断層の存在は意見が分かれるので、どのような状態の時に「活断層あり」とするのかが問題になっていた。
4)その上で、今回の判断となにが違うかをハッキリさせる。ここがもっとも大切なことで判断が2つに分かれている(建設されているのだからもともとOKで、今度は何が違うのか?)
5)このような問題が起こったとき、「大臣や社長」が出てくるのではなく、科学的な判断がどのように行われたのか(当時は分からなかった活断層が見つかったのか)についてまずは明らかにするという原則も存在する。
つまり原子力規制庁の発表も、テレビ報道や社長の会見もきわめて曖昧で、過去と違う理由を明確に科学的に国民の前にハッキリさせなければならない。まずここまでがまず第一段階である。
(平成25年5月24日)
武田邦彦
○●○●○●○●○●
「アホノミクス」が5つの悲劇を引き起こす! 浜矩子がアベノミクスに反対する理由 (東洋経済オンライン)
http://toyokeizai.net/articles/-/14072
アベノミクスによる株高・円安は勢いを増し、景気回復に対する期待が高まっている。しかし、同志社大学大学院教授の浜矩子氏は、この政策に対して、反対の態度を明確にしている。
浜氏はアベノミクスを時代に合わない「アホノミクス」とバッサリ。私たち読者が、現在の「好景気」の裏に潜む「罠」について知らぬまま、手放しでこの経済政策を祭り上げることに、強い危機感を示す。
本インタビューでは、著者の新刊『「アベノミクス」の真相』で著者が予言する「5つの悲劇」のうちひとつについて聞いた。
■ 株高・円安は「景気回復」の結果ではない
――政府は5月の月例経済報告で景気の総合判断を2カ月ぶりに上方修正しました。これはアベノミクスが一定の「成功」を収めたということではないでしょうか?
そうはいっても設備投資はまだまだ弱い。アベノミクスの「成功」は、もっぱら「株高」や「円安」に集中している。必死で市場を誘導しようとするチーム・アベの奮闘に、ひとまず市場が付き合って儲けを追求しているという姿です。
ここにきて、むしろ長期金利の上昇が目立ってきましたね。安倍政権が最も避けたかった展開です。しかしながら、これは身から出たさび。ここまで株式市場や不動産市場にカネが引き寄せられるようなあおり方をすれば、収益性の低い国債から資金が逃げ出して、株や不動産に投資されるのは当然の成り行きです。
このままいけば、「国債神話」を彼らが自分たちの手で壊していくことになりかねません。「国債神話」とは、すなわち、「日本の国債はあらかた日本の投資家が持っている。日本の投資家は日本の国債を売らない。だから日本はギリシャ化しない」というあの論法です。
円安についても、すでに少々制御が効かなくなっている感があります。魔法のかけ方は知っているが、魔法の解き方はまだ身に付いていない。そんな「魔法使いの弟子」的なところが、早くも露呈しつつあると思います。
■ バブルは起こるがデフレは終わらず
――具体的には、どのようなリスクが考えられるのでしょうか?
私は最悪の場合、アベノミクスによって「5つの悲劇」が起こる可能性があると考えていますが、第1の悲劇は「デフレ下のバブル経済化」です。
メディアでは「この金融緩和をきっかけに、設備投資や消費拡大が起これば、日本経済は本当の意味で、復活する」といった報道がなされていますが、これは間違いです。
安倍政権と日銀の「チーム・アベ」が目標とするのは、バブルによるデフレ退治です。つまり、彼らは企業が設備投資を拡大したり、私たち庶民の消費が拡大したりすることを、そもそも狙っていないのではないかとさえ思えてしまいます。
この金融緩和の結果、株や不動産などの資産、すなわち「カネの世界」だけがバブルに沸き、私たち庶民の毎日の生活に関係する「モノの世界」ではデフレが続くという、本来ならば起こりえないはずのことが、日本経済で起こってしまうのです。
もうおわかりでしょう。
結局のところ、この政策で恩恵を受ける個人は、差し当たり株や不動産を持っている人つまり、ごくごく一部の富裕層だけということになります。
しかも、さらに怖いのは、富裕層ではない人々も、今の調子であおられれば、投機性の強い株や不動産に手を出してしまうかもしれないということです。超低金利の中で、おとなしい投資をしていたのでは収益が上がらない。将来に備えて、この際、アベノミクス相場に乗ってみようか。そのような発想で、いわば「生活防衛型投機」へと普通の市民たち、生活に不安を抱える市民たちが誘導されてしまうのが恐ろしい。そのような流れが形成されたところで、アベ・バブルが崩壊した時が悲惨です。
痛い目をみるのが安倍政権だけならいいですが、そうは問屋が卸しませんからね。
■ 「Xデー」へのカウントダウンが始まった!
――「アベノミクス好景気」が終わるのはいつ頃とお考えですか?
カウントダウンは、もう始まっていると思いますね。
1ドル=100円を超えてから、円安が止まらず、国債の利回りも上昇しています。これまで、自分たちの思いどおりに市場を動かそうとしてきた「チーム・アベ」の人たちも、もしかしたら焦っているかもしれません。
私は市場と「対話」することの危険性を常々訴えてきました。グローバル化、複雑化した市場をコントロールすることは、絶対に不可能です。市場をコントロールしようとすればするほど、市場に振り回され、身動きが取れなくなる。
「Xデー」のカギを握るのは、この日本バブルでひと儲けしようとしている、外国人投資家たちです。彼らは当然、このバブルがいつか終わることを知っています。要するに、彼らは「売るために買う」人々ですから。今は虎視眈々と、「いつ売るか」を考えているところでしょう。
「株は上がる」という掛け声に押され、投資に手を出した個人が損をするという悲劇が、なるべく小さくなることを祈るばかりです。
(写真:木村文平)
浜矩子 (はま のりこ)さん アベノミクスについて語る
http://youtu.be/4em94m7TLBI
アベノミクスをアホノミクスと、バッサリ斬ってくれております。
2012.03.15 岩上安身さんのインタビュー
浜 矩子(はま のりこ、1952年8月3日 - )
日本のエコノミスト。
専門は、国際経済のマクロ分析。
同志社大学大学院ビジネス研究科長・教授。
同志社大学 大学院 HP
http://bs.doshisha.ac.jp/prof/hama.html
孫崎 享 氏 講演 長崎 2013518
http://youtu.be/pp8C9nrrX1Y
質疑応答 孫崎 享氏 長崎 2013.5.18
http://youtu.be/yq-Wnc2COgo
切迫と麻痺そして、あくどい金儲け( ̄^ ̄)凸
機構、今度は通報遅れ 被ばく55人か(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013052502000231.html
茨城県東海村の加速器実験施設「J-PARC」の放射性物質漏れ事故で、日本原子力研究開発機構は二十五日未明、東京都内で記者会見し、国への報告が一日以上遅れた原因を、放射性物質の漏えいが施設内にとどまっていると過小評価していたためと発表。「意識と連絡態勢が十分に機能していなかった」と謝罪した。
事故当時、施設に出入りしていた五十五人のうち、実験装置の付近で準備をしていた大学院生二人を含む二十二~三十四歳の男性四人が一・六~〇・六ミリシーベルトの内部被ばくをした。機構は残り五十一人も被ばくしている可能性があるとみて検査を急ぐ。
機構は「健康にどういう影響があるかは分からないが、原発作業員などの年間被ばく限度は五〇ミリシーベルトだ」としている。茨城県は二十五日午後、施設の立ち入り調査を始めた。
機構をめぐっては、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で重要機器の点検漏れが相次ぎ、鈴木篤之理事長が引責辞任したばかり。
実験は高エネルギー加速器研究機構が実施。機構や高エネ研によると、二十三日正午ごろ、原子核素粒子実験施設内で金に陽子ビームを当て素粒子を発生させる実験中、装置の誤作動でごく短時間に計画の約四百倍の強いビームが当たり、金の一部が蒸発して放射性物質が漏れた。
直後の午後一時半ごろには施設内で放射線量が上昇したが、管理区域内で想定される範囲内の汚染と判断し、同三時ごろと同五時半ごろに排気ファンを作動させた。この際に放射性物質が施設外に漏れたとみられる。
西に約五百メートル離れた研究所のモニタリングポストの数値が排気ファンを作動させた時間に合わせて上昇しているのが二十四日午後五時半ごろに確認され、施設外への漏えいを初めて認識したという。
高エネ研は排気ファンの作動を「内部の線量が下がるだろうと思った。間違った認識だった」と説明。放射線管理の甘さを認めて謝罪した。
◇
原子力機構は会見で、被ばくした四人について「被ばく線量を測ってみて、報告に値する数値ではないと考えた」と説明。敷地外への漏えいは、周辺住民の健康に影響がないレベルとしている。
国の基準では、一般人の被ばく限度は年一ミリシーベルト。原発作業員らの被ばく限度は年五〇ミリシーベルトで五年間で一〇〇ミリシーベルト以下となっている。
◆根深い安全軽視体質
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構の実験施設で起きた研究者たちの被ばく事故は、あらためて機構の安全管理のずさんさを露呈させた。
機構が運営する高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)をめぐる一万点に上る機器の点検漏れ問題では点検時期がマニュアルに記載されていなかった上、点検時期が過ぎていても職員が問題を感じないなど、安全管理体制や機構内の意識の低さが問題となった。
今回の事故でも、機構は施設外への放射能漏れはないと安易に判断。研究者らを帰宅させ、後になって内部被ばくが判明し、慌てて原子力規制委員会や県に通報するありさまだった。
もんじゅだけをみても、機構は二〇〇八年三月以降、原子炉の冷却用ナトリウムの漏れ検出器の点検体制の不備や、燃料交換装置の原子炉内への落下など、七件のトラブルを起こした。そのたびに、原因分析や再発防止策をまとめたが、分析や対策が形だけのものにとどまり、その後もトラブルを繰り返した。
体質改善に取り組もうとする矢先に、安全を軽視する事態が再び起き、機構が抱える問題の根深さを印象づけた。 (小野沢健太)
<加速器実験施設「J-PARC」> 直径約500メートルの大型加速器など3台の加速器を組み合わせた最先端の実験施設。加速器の中で陽子のビームをほぼ光速にまで加速、標的にぶつけて飛び出る中性子やニュートリノを研究に利用する。
【 801 / 緊急 】 東海村の放射性物質放出 / 武田 邦彦
http://youtu.be/uXZ2Hutgvec
【緊急】東海村の放射性物質放出
http://takedanet.com/2013/05/post_6811.html
東海村の原子力研究開発機構が、加速器実験で放射線漏れを検知しながら、警報を切り、換気扇を回して放射性物質を外に出しながら実験を継続したことが分かった。報告は1日半遅れてもし付近住民が危険でも逃げる時間はなかった。
あまり当てにはならないが実験の規模から言って、40ベクレル程度の放出は大きくは違いないだろう。なにしろ「泥棒に盗んだお金の額を聞く」ということだから、正確ではないが、実験の種類としてこの程度と思う(原子力関係者は当事者以外の人が至急、計算して報告して欲しい)。
もちろん犯罪でもあるし、警報を切って換気扇を回し自分たちが被曝しないようにして一般社会に放出したのだから、開発機構は直ちに解散しなければならない。
私たちにとっては緊急に逃げる必要は無く、マスクは有効ではない。水も食材も大丈夫である。
しかし、東電、日本原電、経産省、環境省、自治体、東大教授、気象学会に続いて、原子力機構も原子力の業務をする資格がない。
(平成25年5月26日(日))
武田邦彦
20130525 ラジオフォーラム 第20回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/4i8Bhk6nB7o
◆石丸
さて、ラジオフォーラム、今日はこのコーナーからスタートです。
小出さん、こんちには、よろしくお願い致します。
◆小出
はい、こんにちは、よろしくお願いします。
ゴールデンウィークは、小出さん、いかがお過ごしだったんでしょうか。
◆小出
はい、前半は原子炉実験所の宿直というのにあたっていましたし、後半は北海道の東部の3ヶ所で、集会を開いていただいて、そちらを駆け回ってきました。
◆石丸
じゃあ、ずっとお仕事だったんですね。
◆小出
そうですね、はい。
◆石丸
そのゴールデンウィーク中、安倍総理大臣もお仕事されていました。
◆小出
はい。
◆石丸
ロシア、中東を外遊されまして、特に中東では原発をはじめとした新幹線の公共交通システムとか医療分野などのトップセールスをされていました。
経団連の米倉さんとかをですね、引き連れて、されていました。
え、やはり注目されるのは、この原発の輸出、えらく安倍さん、一生懸命やられたっていうことなんですけれども。
◆小出
はい、そうですね。
◆石丸
え~、この中で安倍さん、次のようにコメントしています。
「過酷な事故がある中で、高い安全基準を持っている日本への期待は大きい、期待に応えていくべきだ。」
え~、これはどう思われますか。
◆小出
まったく事実に基づかない呆れた話です。
◆石丸
う~ん、呆れるというのは、具体的におっしゃっていただけますでしょうか。
◆小出
え~、今現在福島第一原子力発電所の事故が進行中です。
その事故をどうやって終息させていいのか、それすらが分からないまま、たくさんの労働者たちが被ばくをし続けてしまっていますし、放射能が環境に流出することを止めることもできない、という現実が目の前にある、のです。
え~、日本の原子力技術というものが全くあてにならないということが目の前で示されているわけですから、そうであるときに高い安全基準を持っているなどということが、どうしたら口をついて出てくるのか、私にはさっぱり分かりません。
◆石丸
安全基準、高い安全基準、これはたくさん我々も聞きましたね。
日本の原発は、チェルノブイリ、スリーマイルで事故があったけど、日本の原発は安全なんだと。
ところが事故が起こりましたよね。
◆小出
そうですよね。
◆石丸
これは、法的にはともかくとして、倫理的にやっぱり非常に大きな問題があると思うんですけれども、いかがでしょうか。
◆小出
もちろんです。
これまで、日本には58基の原子力発電所を作って、きました。
え、そのすべての原子力発電所は完全に安全ですと、安全の確認をしましたというお墨付きを自民党の政権が与えて、その原子力発電所でもたくさんの事故が起こってきまして、本当に大きな破局的な事故が起きないでほしいと私は願い続けてきましたけれども、でも、本当に悲惨な事故が2011年3月11日に起きてしまって、さきほど聞いていただいたようにその終息の方策すら分からないという状態なのです。
日本の原子力発電所が安全だなどということは、誰が見てもそう思えない筈だと私は思います。
◆石丸
はい、当然その、ま、お金儲けと、企業ですから利益追求のために、原子力発電所輸出したいということなんでしょうけど、これは裏返すともう日本で新規の開発、あるいは建設というものが非常に困難になったという裏返しだと考えていいですよね。
◆小出
そうです。
え~、まぁ、自民党政権は、既に作って、現在止まっている原子力発電所を再稼働させると言っていますし、え~、新たな原子力発電所も作ると未だに言っているのですけれども、でも、本当にそれをやるということは自民党にとってもかなり難しいことだと思いますし、国内で原子力発電所を作れないなら海外にとにかく売りつけるしかないというところに、日本の原子力産業が追い込まれているのです。
◆石丸
はい、え~、裏返すとですね、それでも、そういうその過酷な事故が日本であっても、それでも原発が欲しい国々があると、建てたいという国々があるという現実があのあるわけですけれども、これはどういう風に解釈したらいいんでしょうか。
◆小出
え~、日本の場合もそうですけれども、一方ではまあ金儲けをしたいという大きな企業があったわけですし、もう一つの原子力を求めた基本的な理由というのは、核兵器を持ちたいという、その動機から来ているのです。
はい、それはもう日本が原子力に手を染めた当時と今でまったく変わっていませんし、世界中の国々がなんとか核兵器を持てるような力を付けておきたいと、ずうっと思ってきてるわけですし、え~、日本がそうであったように他の国も、特に中東諸国などはそうだろうと思います。
◆石丸
電力ということ以外に、公言をしないにしても核兵器を作る能力を確保しておきたいという動機が各国にあると。
◆小出
はい、日本ではちゃんと公言をしていますというか、外務省の文書にもきちっとそのことが載っていますし、え~、政府の要人たちが度々そのことを発言してきましたので、え~、もういわば公言されていると考えていただいて構わないと思います。
◆石丸
なるほど、で、一方ですね、国際的な原発関連メーカー、開発会社にとっては、原発を作るということが、非常にコストがこれがかかるので、え~、これは商売にならないという動きもあります。
昨年10月には、イギリスの原子力関連会社セントリカ社が、福島事故後の新しい安全対策などでコストがかかり、もはや投資は適切でないと言って撤退をしております。
ところがこの会社、日立が買収するということに動いたわけですけれども、日本の原発関連会社にとって、コストのことを考えると、まだビジネス的にはまだまだおいしい面があるんでしょうか。
◆小出
そうです。
日本と言うのは、電力会社が独占企業ですので、どんなに高い投資も必ず電気料金として回収できるという法的な仕組みが既にあるのですね。
ですから、原子力発電所がどんなに高かろうと、むしろ逆に言うなら高ければ高いほど電力会社が儲かるという、そういう法律の仕組みの元でここまで来てしまっています。
そういう法律を一切、まずは撤去しない限りは、電力会社が原子力をやりたいという動機が残ってしまいますし、日本の原子力産業もその中で利益を得たいと思い続けると思います。
◆石丸
ん~、ですから日本の仕組みの中でも、原発開発を現在の仕組みの中で続ける限り、これは消費者にコストを転嫁出来るという、そういう仕組みになっているんですね。
◆小出
電気料金を高くすればいいだけなんですね。
◆石丸
で、先ほどちょっとお話に出ましたあの各国が電気だけではなくて核兵器を保有するということをまあ将来の希望としてと言いますか念頭において、原発輸入を目論んでいるんではないかということですけれども、今、あの、ベトナムあるいはヨルダンなんかもですね、あるいはトルコ、これ中東の国で言うと当然紛争の火種をずっと抱えている地域でありますよね。
で、こういうところに原発を作るっていうことはあの尚更危険度が増すということにつながると思うんですけれども、え~、例えばトルコなんかはですね、トルコに原発を作ってそれをトルコが核兵器を持つっていうことはやっぱり念頭においてやっているっていうのは、その政治的な意味はともかくとしてですね、それはあの、見方としてトルコの核兵器開発に日本企業が参画するという見方がしても構わないんでしょうか。
◆小出
もちろんです。
え~、どの国でもそうですけれども、原子力開発をするということは、技術的に言うなら核開発をするということと全く同じことですので、え~、何か日本では原子力発電と言うと平和利用ということをイメージされる方が多いのですけれども、そんなことは全くなくて、原子力開発をやってしまうとそれはそのまま核開発につながってしまうというものが技術の宿命なのです。
はい、ですから日本があたかも平和利用だなどと言いながら原子力技術を輸出するのであれば、それは核技術を輸出するということと全く同じこととなります。
◆石丸
はい、もうちょっとお聞きしたいところですが、お時間がきました。
どうも、小出さん、ありがとうございました。
◆小出
いいえ、ありがとうございました。
原発輸出/十分な国内対応こそ優先に(河北新報・社説)
http://www.kahoku.co.jp/shasetsu/2013/05/20130527s01.htm
福島第1原発事故から2年が経過し、安倍晋三首相が原発輸出に向けて一気にかじを切りだした。
首相は自身が掲げる成長戦略の柱の一つに原発輸出を位置付けている。だが原発事故の原因が未解明の上、多くの住民が古里を追われ避難生活を強いられている中での経済優先路線には、違和感を拭えない。
先の中東歴訪で首相は、自らのトップセールスで日本企業のトルコでの原発受注を確実にした。原発を輸出できるようアラブ首長国連邦と原子力協定に署名したほか、サウジアラビアとも協定締結に向けた交渉入りで一致した。
原発プラントは1基数千億円にもなる巨大ビジネスだ。多くの新増設計画があるアジアや東欧、中東は、日本企業にとって魅力的な市場であり、政府も以前から積極的な売り込みを図ってきた。
ただ、原発事故で日本の原発輸出の動きは停滞した。中国や韓国に受注レースで大きく水をあけられ、トルコの原発建設では中国の受注が決定的な状況だった。
それだけに首相主導による逆転劇を評価する声は経済界を中心に大きく、首相自身も経済外交に手応えを感じた様子だ。しかしここは冷静に、原発をめぐる国内状況に目を向けたい。
原発事故では、16万人もの住民が家を奪われ生活の立て直しに追われている。事故原因は専門家の間でも意見が分かれ、原子力規制委員会の検証が今月始まったばかりだ。
汚染水漏れや使用済み核燃料プールの冷却停止などのトラブルも相次ぎ、見通しが利かない廃炉作業が住民の帰還意欲をそいでいる。
停止中の国内の原発について首相は「規制委が新基準に適合すると認めた場合は再稼働を進めていく」との姿勢だが、新設については明言を避けている。高速増殖炉原型炉「もんじゅ」(福井県)が事実上の運転禁止命令を受けたことで、核燃料サイクル政策も破綻状態だ。
「事故の経験と教訓を世界と共有し、世界の原子力安全の向上に貢献することがわが国の責務」。首相は原発輸出の意義をこう説明する。そのことに異論はないが、原発事故の処理に手間取り、国内の原子力政策の方向性も固まっていない現状では説得力を欠く。
首相はまず、今国会で表明した通り、原発事故の被災者支援や廃炉に向け前面に立って責任を果たすべきだ。併せて、地球温暖化対策も踏まえた長期のエネルギー政策を明示し、先送りしてきた「核のごみ」の最終処分についても国民に丁寧に説明する必要がある。
共同通信社の世論調査では、原発輸出について、反対が46.2%と賛成の41.0%を上回った。国内外で原子力政策を使い分ける危うさを国民は見透かしている。
「福島第1原発事故の教訓」を、原発輸出の便利な口上として使われては困る。
2013年05月27日月曜日
電力会社・大手商社など原発輸出・再稼働 首相にハッパ(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-26/2013052601_04_1.html
安倍晋三首相が、トップセールスで原発の輸出を各国首脳に働きかけたり、再稼働に前のめりになるなか、電力会社や原発メーカー、大手商社などのトップでつくる「エネルギー・原子力政策懇談会」(会長=有馬朗人元東大総長、元文相)が2月25日に首相に原発輸出や再稼働を求める「緊急提言」を提出していたことがわかりました。
提言のタイトルは「責任ある原子力政策の再構築~原子力から逃げず、正面から向き合う」。有馬会長を発起人とし、川村隆・日立製作所会長、北村秀夫・東芝副社長、佃和夫・三菱重工業相談役の三大原発メーカーの代表はじめ、炉心をおおう圧力容器向けの素材で世界シェアの8割を占める日本製鋼所の佐藤育男社長、首相のトップセールスでトルコ原発の売電事業に参画することになった伊藤忠商事の小林栄三会長はじめ大手商社トップなど有志29人の連名です。
経団連元会長も
原発利益共同体の中核組織、日本原子力産業協会の今井敬会長(元経団連会長)や、経済産業事務次官当時、原発を「2020年までに9基」「30年までに、少なくとも14基以上」新増設するという「エネルギー基本計画」(10年6月)をまとめた望月晴文・日立製作所社外取締役も名前を連ねています。
提言は、原子力規制委員会について、「最高水準の叡智(えいち)と現在得られる最大限の情報を活用した検討が実現していない」と批判。「被規制者である事業者等ともオープンに意見交換し、実効的な規制を目指すべきだ」と注文しています。
さらに、「わが国の原子力関連技術に対する世界各国からの期待が大きいこと(を)考慮すると、原発輸出に対する政府の姿勢を明確化することをためらうべきではない」と“激励”。「徹底した安全性の確保を行い停止中の原発の再稼働をはかるべきだ」とハッパをかけています。
昨年にも「提言」
同懇談会は、昨年3月にも、当時の野田首相に、提言「福島からの再出発と日本の将来を支えるエネルギー政策のあり方」を提出、「原発を早く再稼働させるべきだ」と求めていました。
同懇談会のホームページによると、その後、同年4月から今回の提言まで6回の会合を行い、経産省の菅原郁郎産業技術環境局長、資源エネルギー庁の今井尚哉次長(いずれも当時)、東京電力の嶋田隆取締役執行役らから意見聴取しています。
エネルギー・原子力政策懇談会 前身は、2007年7月の新潟県中越沖地震で、東電柏崎刈羽原発が重大事故を起こし、原発への世論の批判が高まった際、「このままでは、日本の原発は、世界の潮流から取り残される」と危機感を持った勢力が設立した「地球を考える会」の「分科会」として、11年2月に設立された「原子力ルネッサンス懇談会」。同年3月の東電原発事故を受け、原発新増設の「エネルギー基本計画」が「見直しを余儀なくされる可能性」にふたたび危機感を持ち、同年4月、名称変更しました。
原発を核武装潜在力に 64年に首相ブレーン報告書(中日新聞)(再掲)
http://www.chunichi.co.jp/article/feature/arrandnuc/list/201302/CK2013022602100009.html
佐藤栄作首相のブレーンで、沖縄返還交渉の密使を務めた国際政治学者の若泉敬氏(故人)が、1964(昭和39)年に中国が核実験に成功した直後、その対応策として核兵器に転用可能な原子力技術を高めるべきだとする報告書をまとめていたことが分かった。首相直属の内閣調査室(内調、現・内閣情報調査室)に提出され、佐藤政権下で核保有をめぐる水面下の政策論議につながった。
若泉氏は報告書で、日本が非核政策を維持しながら、核武装の潜在能力を持つべきだと主張。核兵器を「持たず、作らず、持ち込ませず」という佐藤首相が唱えた67年の「非核三原則」にも影響を与えた可能性が高い。
報告書は当時、内調の調査主幹を務めていた志垣民郎さん(90)=東京都世田谷区=が保管していた。
本紙が入手したその報告書は「中共の核実験と日本の安全保障」のタイトル。内調への提出は、中国(中共)の核実験から2カ月後の64年12月2日付。
冷戦下、中国が核保有国入りしたことは日本の安全保障の新たな脅威とされたが、報告書はその影響は防衛面よりも「心理的、政治的なものである」と指摘。「わが国はあくまでも自ら核武装はしないという国是を貫くべきだ」とした。
ただ「何時(いつ)でもやれるのだという潜在的な能力」を持つ必要があるとし「原子力の平和利用に大いに力をそそぐと共に、他方では日本が国産のロケットによって日本の人工衛星を打ち上げる計画を優先的に検討するよう提案したい」とし、原発建設や宇宙開発に取り組むよう提言していた。
佐藤政権下の核保有論議では、内調のまとめた2部構成の「日本の核政策に関する基礎的研究」(1968、70年)や外務省の「わが国の外交政策大綱」(69年)が極秘報告書として作成されていたことが分かっている。
いずれも憲法9条や日米安全保障条約との関係から、日本の核保有に否定的だが「核兵器製造の経済的・技術的ポテンシャル(潜在能力)を常に保持する」(外交政策大綱)などと指摘していた。
若泉報告は、これら報告書より数年も早く、志垣さんは「大いに影響を受けた」と話している。
◆核政策動機記す
日米関係史に詳しい名古屋大の春名幹男客員教授(ジャーナリズム論)の話
若泉氏は佐藤首相のブレーンとして、現在も日本の基本政策である「核政策4本柱」(非核3原則の厳守、核軍縮、米の核抑止力依存、原子力の平和利用)を起草し、首相が1968年1月に国会で初めて表明した。今回見つかった報告書にはこの4本柱の動機が鮮やかに記されている。若泉氏は当時30代の若さで、日本の核政策の針路を形成したことになる。
◆現実主義の視点
「若泉敬と日米密約」などの著書がある日本大の信夫(しのぶ)隆司教授(政治学)の話
若泉氏についての研究は多いが、中国の核実験直後にこうした報告書を作成していたことは知られていない。原子力技術を軍事利用と結び付ける視点は現実主義者の若泉氏ならではだろう。この原発と軍事の関係こそ、福島第1原発事故後の現在も政治が原発ゼロを進めることのできない隠された理由になっている。
若泉敬(わかいずみ・けい) 1930年、福井県生まれ。防衛庁(現防衛省)防衛研究所の研究員を経て、京都産業大教授となり、67年ごろから佐藤栄作首相の密使として外務省とは別ルートでの対米交渉を担当。「緊急時に米軍が核兵器を持ち込める」という密約と引き換えに、72年の沖縄返還の実現を導いた。94年に自著「他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス」で核密約の存在を暴露し、沖縄への謝罪の念を書き記した。96年死去。
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追い詰められる、福島・双葉町123人の避難民
全国でただ1つ残る埼玉の避難所が閉鎖の危機(東洋経済)
http://toyokeizai.net/articles/-/14079
双葉町の避難住民の生活はどうなるのか(町が5月21日に開催した、避難所住民との懇談会で)
原発事故から2年2カ月が過ぎた現在、全国でただひとつ残った避難所で暮らす住民が不安を募らせている。
福島県双葉町は6月17日付で、役場機能を埼玉県加須市内の旧埼玉県立騎西高校校舎から、福島県のいわき市内に設けた仮設の庁舎に移転する。その際に大きな問題として持ち上がっているのが、役場と“同居”している旧騎西高校内の避難所で暮らす住民の処遇だ。
5月21日現在、123人いる避難所住民の平均年齢は68歳で、「約25%が介護または生活上の支援が必要な人」(伊澤史朗町長)といわれている。現在、その多くは家族と一緒に生活していたり、旧騎西高校内の双葉町社会福祉協議会(社協)から入浴や洗濯の支援を受けているが、「今までのような役場や、社協による対応は難しくなる」と伊澤町長は話す。
食事の回数を減らして生活費を捻出
町役場の移転が目前に迫る中で、社協の移転についても「どうするかを詰めている最中」(大住宗重・健康福祉課長)。一部の職員が残るとしてもサポートが手薄になるのは避けられないことから、「埼玉県や地元の加須市に支援をお願いしている」(同氏)という。しかし、新たな住まいの確保を含め、具体的な支援の方策は何も決まっていない。
校舎内で暮らす住民の中には、生活に困窮する人も少なくない。
双葉町で理髪店を経営していた大井川繁光さん(74)もその一人だ。現在、避難所で共同生活を送る大井川さんは、手続きに時間がかかっていることから、東京電力から賠償金を受け取っていない。大井川さんは加須市内にNPO法人が開設した避難者のサロンで仕事を再開したが、孫の教育費がかさむため、「1日3食のところを2食に減らして教育資金を捻出している」(大井川さん)という。
高校の敷地内の生徒ホール2階で避難生活を続ける菅本章二さん(57)は、双葉町でコメ作りをしてきた。だが、原発事故で田畑を失ったうえ、要件を満たしていないために雇用保険の受給もできなかった。
それゆえ東電からの賠償金が命綱だったが、昨年6月までの賠償金が入金されたのは今年3月。手元にあるわずかな資金を節約するために食事を抜くこともしばしばあるという。その菅本さんは町が4月下旬に実施した避難所生活に関する意向確認のヒアリングの際に「最後まで避難所に残りたい」と答えている。「なぜ放射線量が高い福島県内に戻らなければならないのか」と菅本さんは疑問を投げかける。
いまだに多くの人が避難所生活を続けざるをえない理由として、県外避難者の生活再建の道が厳しく閉ざされていることがある。最長で20年の居住が保障され、新たな生活の基盤となる災害復興住宅(公営住宅)を県外に建設することについて、今も5万人以上が県外で避難生活を送っているにもかかわらず「何も決まっていない」(福島県生活拠点課の國分守主幹)。
5月21日に騎西高校の体育館で開催された町長と住民との懇談会で、住民から埼玉県内に災害復興住宅を建てて欲しいという要望書が約300人の署名とともに提出された。しかし伊澤町長は「中身をきちんと見て判断したい」と答えるにとどめた。県も「双葉町の考えも聞きながら、国や受け入れ自治体とも話をしていきたい」(前出の國分主幹)というものの、県が掲げる帰還政策と相矛盾することから、ハードルは高い。
安心して暮らせる場所もない
双葉町は「プライバシーや衛生面など生活環境に問題がある」として、遠くない将来に避難所自体を閉鎖したい考えだ。その際、「介護や生活上の支援が必要な人とそうでない人の間で退去の時期にタイムラグが生じることは仕方がない」(伊澤町長)としている。
だが、元気な住民が先に退去を迫られた場合、彼らに支えられていた高齢者の介護や身の回りの支援も困難になる恐れがある。介護サービスで加須市の協力を得られたとしても、順番待ちが続く特別養護老人ホームやグループホームに入居できる保障もない。
双葉町が懇談会で住民に示した「復興まちづくり計画(第1次)案」では「町民一人ひとりの生活再建の実現」を目指すとしている。
ここで言う「生活再建」とは、「町民の皆さんが、それぞれの希望する場所で、住居を確保し、仕事や生きがいなどの生活の糧を見つけて、日常の生活を取り戻すこと」と明記されている。しかし、避難所の住民はそれぞれの希望する場所に住むことすらできないのが実情だ。その窮状を知っていながら、国や福島県は何の手だても講じていない。
経産省前ひろば・脱原発テントの600日
http://youtu.be/WJBIzrmU5R4
経済産業省の敷地内に設置されている「脱原発テント」に対して、国がテントの撤去を求めた裁判の第1回口頭弁論が23日、東京地方裁判所で開かれた。
「脱原発テント」は、東京電力福島第1原発事故から半年後の2011年9月11日に、脱原発政策を進めない政府に市民が抗議の意志を示すために設置した。テント前の小さな広場には、福島や全国各地から人びとが集まり、原発について議論する場所であるとともに、人びとが出会い交流する場としても親しまれてきた。
「脱原発テント」の600日を振り返る。
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調査委の超巨大南海トラフ地震「50年以内に90%」って、伊方・浜岡原発ヤバすぎ!(秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_25.html
政府の地震調査委員会は、南海トラフで起きる可能性がきわめて高い、マグニチュード8~9級の巨大地震の発生確率を発表した。
それによると、10年以内に20%、30年以内に60~70%、50年以内では90%以内に起こり得るというのだ。
調査委は「切迫性が高い」とまで表現した。
これは「リアルにあるよ」ということであり、「きょう、あすに起きても不思議ではない」という警告である。
南海トラフは駿河湾から九州沖にひろがり、これまでM8以上の大地震が何度も記録されている。
そして、この一帯には、四国電力の伊方原発、中部電力の浜岡原発が建ってしまっている。
M9っていえば、3.11の東北沖地震と同じだ。
こんな超巨大地震が、この二か所の原発を襲えば、「福島原発の二の舞」って、ふつうに想像してしまう。
とりあえず原発の核燃料を、地震から守る安全な場所に移そう。
ほんと、この列島から、一刻も早くすべての原発を撤去しないと、この日本は「廃国」ってことになる。
そうなると、「アホノリスク」じゃなかった「アベノミクス」も「改憲」も「国土強靭化」も「美しいニッポン」もへったくれも、ぜんぶないんだよ。
廃炉が先か、廃国が先か、時間がリアルに迫っている。
このままだと、ぼくたちがこの国に住める時間は、もう多くは残されていない。
そう、「切迫性が高い」のだ。
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【速報】 特派員協会で橋下市長、「慰安婦発言はマスコミの誤報」(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007169
警察のSPに両脇を固められ記者会見場に入る橋下大阪市長。うつ向き険しい表情だった。法廷に引きずり出されるような気分なのだろうか。=27日、正午 写真:田中龍作=
「慰安婦発言」で海外からも厳しい批判にさらされる橋下徹大阪市長が、一発逆転を狙い賭けに出た。釈明の記者会見をきょう、外国特派員協会で開いたのである。自らが引き起こした“国際的舌禍事件”の収束を図るのが狙いと見られる。
慰安婦を容認するかのような橋下氏の発言に対する海外の関心は高く、“当事者”の韓国はじめ外国のメディアが大挙取材に訪れた。日本の新聞・テレビ・雑誌の取材陣も夥しい人数だ。記者、カメラマンは約300人。
会見室に入りきれないジャーナリストのため、別室に大型モニター画面が用意された。
橋下氏はつい先ほど(正午)会見場に入った。「私の認識と見解」と題するA4版5枚から成る弁明書(英文・和文)を事前に公表する念の入れようだ。
「私は女性の尊厳と人権を今日の世界の普遍的価値の一つとして重視しており、慰安婦の利用を容認したことはこれまで一度もありません」。
そのうえで、「『私自身が(慰安婦を)必要と考える、私が容認する』と誤報されてしまった」とあくまでもマスコミに責任があるかのように述べている。
野党第2党の共同代表をつとめる人物が、自らの舌禍をマスコミになすりつけるのである。海外記者の質問が見ものだ。
【大阪報告】 元慰安婦「着いたのは戦場の遠い暑い国だった」(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007159
「私たちのような人を二度と出さないように」と訴える金 福童さん(右)と吉 元玉さん。=25日、大阪天満橋 写真:田中龍作=
「橋下市長のパフォーマンスに利用されたくない」として面談をキャンセルした元慰安婦の韓国人女性が、きょう、大阪市内で証言集会を開いた。
2人のハルモニ(お婆さん)は満場の中拍手で迎えられた。2人とも韓国伝統のチマ・チョゴリを現代風にアレンジした服装で登場した。
始めにマイクを握ったのは金福童(キム ボクトン・88歳)さん。金さんの次に吉元玉(キル ウォノク・86歳)さんが話した。金さんは自らの体験を詳細に、吉さんは自らの体験には触れずひたすら平和、世界に遍在する戦時性暴力に対する解決を訴えた。
金福童さんは、連行された時の様子を鮮明に覚えていた。日本の徴用に行かなければ、日本に反逆したと全財産を没収され追放される状況下だったという。
「満14歳の時、軍需工場に行くと言っていたのに、着いたのは日本ではなく戦場、遠い暑い国だった。そこで私は日本軍の奴隷となった。台湾を始め、中国の広東に着いた時は陸軍の軍医が身体を調べた。そこでは何人入るのか知っていて、私達の部屋が用意してあった」。
金さんは広東から、香港、マレーシア、スマトラ、ジャワと軍の移動と共に戦場を転々とし、終戦をシンガポールで迎えた。
シンガポールの陸軍病院に着くと、看護婦の訓練をさせられた。負傷した軍人を手術するのに血液を提供させられたこともあったという。いつのまにか日本兵たちはいなくなり、米軍によって収容所に入れられ調査を受けたという。
「祖国に帰っても、数十人の軍人を相手にしていたことを誰にも言えず、自分の胸だけにしょいこんで生きてきた」と金さんは語った。金さんは、「日本政府が間違っているというのではない。過去の政府の間違いを安倍さんが清算しなければならない」、と述べ、「正しく受け止め、清算してほしい」と訴えた。
会場外では在特会(交差点向こう)がヘイトスピーチを続け、カウンター有志がそれを制止した。=写真:田中龍作=
橋下発言について、金福童さんは最後のフリートークで、「頭がおかしい、とんでもない人。妄言を言う人がどうして市長をすることができるのか不思議でしょうがない。政治家の服を脱いで」と厳しく批判した。
金さんは両手をあげて「ハシモト、ムロナガラ!(韓国語で退陣せよの意)」と叫びながら退場した。来日後も続いた橋下市長の発言に傷ついた金ハルモニのせめてもの抵抗なのかも知れなかった。
橋下氏の風俗業活用進言 謝罪・撤回で済まぬ(沖縄タイムス)
http://article.okinawatimes.co.jp/article/2013-05-27_49737
「まったくばかだと思うと私は何度も言ったんだ。車を借りるカネで女を得ることもできたのだから」
1995年11月17日。同年9月に県北部で発生した3人の米兵による集団暴行事件について、クリントン大統領(当時)が予定していた謝罪会見のわずか数時間前、その問題発言は飛び出した。
首都ワシントンで国防担当の記者団を前にした朝食記者会見も終わりに近づき、緊張から解放されたのだろう。リチャード・マッキー米太平洋軍司令官(当時)がポロッと本音を漏らしたのだ。
発言の2時間後。米メディアの速報を手にしたバイデン上院議員(現副大統領)は本会議で「断じて許されざる発言」と糾弾。ファインスタイン議員は「レイプは金銭の問題でもセックスの問題でもない。女性に対する支配力の問題であり、下劣な重罪だ」と女性の人権を侵害した同氏の発言を強く非難するとともに辞任を要求。これに各議員らは次々と同意した。
米議会の強い非難を受け、マッキー氏は発言から12時間後に発表した声明で、謝罪とともに発言を撤回した。しかし、国防総省は間を置かずに同氏の辞任を発表。降格を伴った事実上の更迭だった。
マッキー氏が辞任に追い込まれたのは、軍を統率する指導者としての資質が欠如していただけではない。明らかに人権を侵害し、犯罪であるレイプと、性欲を満たす買春とを同一線上で捉えた発言は、公的な立場に立つ人間として、謝罪や撤回で許されないレベルのものだったからだ。
日本維新の会の橋下徹共同代表(大阪市長)は25日、在沖米軍に風俗業の活用を進めた自身の発言について、「米軍や米国民」に謝罪し、発言を撤回する意向を表明した。
橋下氏がまず謝罪すべきは、在沖米軍の性犯罪の被害者や沖縄県民だ。われわれを愚弄(ぐろう)し、尊厳を傷つけた人間が公的立場に居続けることは、人権侵害を誘発・助長する可能性をも容認することにもつながる。断じて許してはならない。(平安名純代・米国特約記者)
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平均値ではなく個々のリスクを正しく評価すべき/『チェルノブイリ被害の全貌』著者ヤブロコフ博士講演
http://youtu.be/m8
ニュース・コメンタリー (2013年05月25日)
平均値ではなく個々のリスクを正しく評価すべき
『チェルノブイリ被害の全貌』著者ヤブロコフ博士講演
博士は追跡調査の結果、チェルノブイリ事故を由来とする死者の数は、ベラルーシ、ウクライナ、ロシアにとどまらず全世界で約100万人に達するという結論を導き出している。IAEA(国際原子力機関)の公式見解でいわれてる4000人という数と比較すると、その数の開きには驚くが、ヤブロコフ博士は被曝に関する計算の手法が違うためだと説明する。
博士によると、国際機関の被曝に関する調査では「有効平均線量」という概念が用いられている。これは健康な白人の成人男子を想定した上で、被曝量の平均値を定めるもので、元々、原子力産業従事者を対象としたものだった。博士はそれを元に、原発事故後の一般の人たちが実際に浴びた被曝線量や放射性物質を内部に取り込んだ内部被曝の線量を計測するのは事実上不可能だという。事故後は放射線量も数倍から1000倍までめまぐるしく変化し、しかも個々人がたまたま立っていた場所によっても、被曝量が大幅に異なるからだという。
博士は、重要なのは平均値や何パーセントの人が癌や白血病に罹るかもしれないという平均を前提としたデータではなく、個々人が自分のリスクを正確に把握し、それに沿った対応を行うことだと言う。原発事故による個人への影響は、目の水晶体の混濁や歯のエナメル質の変質、毛髪や爪などにのこった核物質の痕跡などから知ることが可能だという。例えば、3%の確率で病気になるということだから、それほど心配しなくてもいいというのではなく、自分がたまたま100人のうちの3人に該当した場合と、97人の健康なグループに属していた場合とでは、当然取るべき対応が変わってくるはずだと博士は言うのだ。
チェルノブイリ事故に関するヤブロコフ博士の指摘はWHOやIAEAなどの国際機関のデータとは大きくかけ離れている。しかし、チェルノブイリの影響を27年間調査し続けてきた博士の指摘は重い。実際、現在、チェルノブイリ周辺で進行している事態は、博士の主張を裏付けつつあるとの指摘もある。
モラル..どこに行った?(´・_・`)
「原発の町を追われて~避難民・双葉町の記録」予告編
http://youtu.be/u1bt_oraG8Y
2011年3月、町全体が警戒区域に指定された福島県双葉町。福島原発事故の直後に、埼玉県の廃校になった高校で避難生活を始めた人々の一年を、さいたま市民が記録したドキュメンタリーの予告編。 制作者:堀切さとみ 2012年 56分作品
http://genpatufutaba.com/
Смерч над АЭС в Обнинске 23.05.2013 Tornado over the nuclear power plant in Obninsk 23.05.2013
http://youtu.be/v39AfkHWYAI
<日本語訳:Jo2Rayden>水上竜巻が、木曜日にオブニンスク原子力発電所の近くを通過。モスクワの約110km南東で、竜巻はその地域の建物に小規模の被害をもたらした。
2000年代に廃炉にされたObniskの原子力発電所は、世界で最初の民間原子力発電所でした。
Σ(゚д゚lll)
京都大学原子炉実験所 小出裕章助教の第3回インタビュー Powered byホワイトフード
http://youtu.be/A66OQQPtIQg
京都大学原子炉実験所小出裕章助教に、ホワイトフードのお客様から頂いた質問にお答え頂きます。
まず一つ目の質問です。
Q.1《事故の風化について》
周りのママ友と話をしていると放射能の問題は完全に風化していて、自分の方がおかしいのではないかと不安になりますが、子どもの食事などどれくらい気をつけると良いのでしょうか?
◆小出
大変むずかしいご質問だと思います。
事故から2年経って、ご質問くださったように、皆さんも福島の事故など無かったかように段々忘れてきているのだと思います。
国や東京電力が、忘れさせようと、むしろ作戦を立てて、情報を流さないようにしているので、当然のことだと思いますが、ただ残念ながら、福島原子力発電の事故は全く終息しておりませんし、何とかこれ以上大量の放射性物質をばら撒かないように今敷地内では沢山の労働者が被ばくしながら、作業を続けています。
そして、既に撒き散らささせれた放射性物質も、大地あるいは海に汚染を拡げて、そこから汚染した食べ物もでてきているわけですから、忘れるようなことはもちろんしてはいけません。
十分に注意をしながら、特に子どもたちを被ばくから守るということは大人の責任としてやらなければいけないと思いますので、注意を続けて欲しいと私は願います。
ただ、どんなことでもそうですけども、恐怖というものをずうっと持続するということは難しいし、できれば安全であって欲しいと皆さん思うはずなので、できれば忘れてしまいたいと思うことが当然なのであって、段々これからそうなっていくだろうなと私は思います。
でも、子どもたちにはこの事故を引き起こした責任がないのですから、やはりできる限り大人が注意をするということを私はやりたいと思いますし、長い間食品の汚染というものは続きますので、難しいことだとは思うけれども、やはり汚染の少ない食料を選んで子どもに与えるということはやって欲しいと思います。
◆ホワイトフード
ありがとうございます。
二つ目の質問です。
Q.2《東京の4月の放射性物質の降下量が高いことについて》
東京では今年の4月の放射性物質の降下量が1平方メートル当たりセシウムが64ベクレルもありました。
事故から毎日空気を吸っているので、積算すると大変な量の放射性物質を吸い込んでしまったことになるのではないでしょうか。
この東京の4月の降下量をどう考えたらよいでしょうか。
◆小出
え~、すみませんがその東京の降下量1平方メートル当たり64ベクレルという数字を、今私は聞いたばかりです。
え~、もしそれが本当だとすると、結構高いと思います。
ただし、この地球、東京も含めた地球が放射性物質で汚れたというのは、福島の事故が始めてではありません。
1950年代~60年代にかけて、たくさんの核実験というものが行われて、大気中に放射性物質が撒き散らされて、世界中に放射能が降ってきたという時代があったわけですし、その影響は今でも続いています。
日本というこの国は北半球温帯という地域に属しているのですが、その日本がこれまでに受けたセシウム137は1平方メートルあたりにするば5千数百ベクレルになっていると思います。
そこにまあ、4月ひと月ということでしょうか、64というものが上乗せされたということに、もしその数値が正しければ、上乗せされたということになるのだと思います。
核実験が行われてからもう随分長い時間が経っているので、今64ベクレルというのは私はちょっと高いと思うし、何か数字の間違いではないかと思いますけども、今聞いて頂いたように汚染がゼロということはもう残念ながらないし、毎日のように放射能が降ってくる時代に私たちが生きていると思って頂くしかありません。
ただ、64が多いと思うと言ったけども、でもその64だとしても慌てることではない、もう要するに5千数百ベクレル降っていたなかでの64ですから、何かそれが大変なことであって、今突然被ばくをしてしまったということとは違うと思います。
◆ホワイトフード
ありがとうございます。
Q.3《福島原発事故由来でない放射能について》
魚介類やキノコは福島原発事故由来でないが、セシウム135が1ベクレル/キログラム以下で検出されると聞いたのですけども、どのように理解したら良いでしょうか。
また、魚などは子どもたちに食べさせない方が良いのでしょうか。
◆小出
今聞いて頂いたように、人間が原爆というものを爆発させてしまってから、たくさんの核実験が行われてきて、もう地球上全部汚れているのです。
ですから、福島第一原子力発電所の事故が無かったとしても、もう汚れていない食べ物というものは無かったし、いま聞いて頂いたように、ご質問にあったように、1キログラムあたり1ベクレル以下という汚染は、世界中どこにでもあるのです。
日本のお米だって、1キログラムあたり0.1ベクレルぐらい汚染はどこでもありましたし、他の食べものももちろんありました。
特にキノコなんていう食べもののことを言うなら、1キログラムあたり何十ベクレルというようなものはずっと前からあったのです。
それは避けることができません。
魚にしても、そうです。
海は大量の水があって稀釈はされているのですけれども、やはり1キログラムあたり0.1ベクレルというような汚染は、もう殆どどこにでもありました。
もっとひどい場所というのももちろんあって、今は福島県の沖合が猛烈にひどくなっているわけで、そういうところの魚はもちろん食べない方がいいですが、先程から何度も聞いてもらっているように大気圏内核実験というものがあって世界中汚れていたし、あるいは原子力と呼ぶようなものをやるようになって、世界の海もあちこち汚れてしまっています。
特にイギリスという国、グレイトブリテン島という島にあるのですが、その島の対岸にはアイルランド島というまた島があって、グレイトブリテン島とアイルランド島の間はアイリッシュ海という内海になっています。
日本で言えば日本海のような海ですけれども、そこに面したグレイトブリテン島の一角にウィンズケールと私が呼ぶ場所がありました。
かつてイギリスの原爆開発を支えた工場群があったところで、今はセラフィールドと呼び名が変わっています。
そのセラフィールドには原子力発電所から出てくる使用済みの燃料を再処理するという工場があるのですが、その工場がこれまでに大量の放射性物質を海に流してきました。
それは事故ではありません。
工場が正常に動くために、放射性物質を海に流すということを続けてきて、既に広島原爆400発分のセシウム137をアイリッシュ海に流しました。
アイリッシュ海は今聞いて頂きましたように内海ですので、放射能の稀釈が思うように進まないで、アイリッシュ海で穫れる魚というのは、一時期は1キログラムあたり370ベクレルという基準を超えて汚れていました。
その今、私が聞いていただいた基準は、1986年に旧ソ連のチェルノブイリというところで大きな事故が起きたのですが、その時に日本が輸入規制をしたときに使った値が1キログラムあたり370ベクレルだったのですが、もうそれを遥かに越えるような汚染が、アイリッシュ海ではそれよりもっと前からずっと続いているという状態でした。
ですから、魚ももちろん汚染されていますけれども、でも、何も食べないで人間は生きられない訳ですし、どの魚がどれだけ汚れているということをやはりきちっと知りながら私たちが選ぶ。
私は大人は諦めてくれと言っているわけですけども、子どもたちに汚染の少ないものを与えるということを今後もやって欲しいと思います。
◆ホワイトフード
ありがとうございます。
4番目の質問です。
Q.4《放射能対策に良い食品》
放射能対策に良い食品ということで、放射能に勝つことはできなくとも、何か放射能対策に良い食品などはありますかというご質問です。
◆小出
放射能対策に良いというご質問が、どのようなことを期待されているのか私にはよく分かりませんが 、もちろん放射性物質を体内に取り込んでしまえば、それから被ばくすることを避けられません。
そして被ばくというのは必ず有害ですし、それを無害にする、あるいは有益にするなんていうことはもちろんできません。
もしできる可能性があるとすれば、取り込んでしまった放射性物質をできるだけ早く排泄するということだと思います。
原子力の現場にいる人間としては、かなり特殊な状況で、そういうことが可能な場合もあります。
例えば事故で大量の放射性物質を取り込んでしまった時に、薬物の力を借りてその放射性物質を体外に排出しようということはどこまで有効かという議論はあるけれども、何がしかの手立てがこれまでもありましたし、これからもそういう手立てをとることはあるかも知れませんが、今ご質問くださった方は、たぶんそういう事故ではなくて、普通の生活をしながらということで、ご質問だと思いますので、普通の生活の中で薬物を毎日摂り続けるということは、むしろ薬物の害の方が私は大きいと思いますし、そういう薬物の力を借りないとすれば、取り込んだ放射性物質だけをすみやかに体外に排泄するということはまず殆どできないと思っていただいた方がいいと思います。
◆ホワイトフード
はい、了解しました。
最期のご質問です。
Q.5《避難について》
小さい子どもがいるのですが、仕事や経済的な理由で、辛いですけども、避難することができないでいます。
線量が高いエリアで、子どもを守るにはどのようなことに気をつけると良いでしょうか。
◆小出
被ばくを防ぐというときには、もちろん2種類の被ばくがあるのですね。
外部被ばくという被ばくと内部被ばくという被ばくがあります。
外部被ばくというのは、外にある放射性物質から被ばくをすることを避けるということで、そのためにできることは、いくつかあります。
つまり、子供たちが生活している場所をきれいにするということです。
例えば、子どもたちが通っている学校をきれいにする、学校の校庭の土を剥ぎ取ってどこかに移動させる、幼稚園の園庭の土を剥ぎとって移動させる、あるいは子どもたちが家の近くの公園で遊ぶなら公園の土を剥ぎとってどこかにどけるということが必要だと思います。
もちろん各家庭の庭があって、子供たちがそこでどろんこになって遊んでいるような場所であれば、もちろん剥ぎ取った方がいいと思います。
そして、その上で段々分かってきたことでもあるのですが、汚染が弱いと一般的に思われてる町でも、汚染が猛烈に濃縮しているところがあるのですね。
それ、私たちは黒い物質と呼ぶようになってきましたが、道路の端っこであるとか、建物の下であるとか、何か雨水が溜まりやすくて、それがまた乾きやすいところであるとか、そういうところに放射能が猛烈に濃縮している場所があります。
それはどこにでもあります。
みなさんの住んでいる町のどこにでもそういうところがありますので、それを丹念に探して、その猛烈に濃縮した黒い物質と呼んでいるものを剥ぎ取るという作業が必要だと私は今は思っています。
ただし、今私が聞いていただいたような手段は、本来であれば、個人個人でやるのはとても大変です。
やはり行政にきちっと要請をして、やらせるということをまずは求めるべきだと思います。
それから次に内部被ばくですが、内部被ばくというのは放射性物質を体の中に取り込んでしまって、それから起きる被ばくですから、どうすればいいかと言えば、放射性物質をからだの中に取り込まないようにするのがいいのです。
からだの中に取り込むルートが2つあって、一つは呼吸で吸い込んでしまう、もう一つは食べもので食べてしまうということです。
呼吸で吸い込むのを防ぐためには、マスクをするぐらいしかできません。
ただ、空気中に大量の放射性物質が漂っていたときというのは、2011年3月11日からほぼ半月間でした。
その期間は大量の放射性物質が空気中に漂っていましたので、どなたにもマスクをして欲しいと私は思いましたけども、今はそういう状態ではありません。
マスクをするということはそれなりに結構苦しいことだし 子どもたちが遊ぶときにマスクを着けて遊ぶという姿を私自身は想像できないのです。
ですから、今現在でいうなら、特殊なことを除けば、マスクをどうしてもしなければいけないということではないと思います。
ただ、とても風が強い日であるとか、子供たちが砂埃の中で遊ぶようなときであるならば、一度地面に降り積もった放射性物質が舞い上がってきたりしていますので、そういう時に限ってはマスクをした方がいいと思います。
ただマスクというのは皆さんが期待しているほどに捕集効果がありません。
本当にぴったりと付くようなマスクはもちろん高価なものですし、そんなピッタリと付くようなマスクはそれこそ呼吸が今度は困難になりますので、通常のマスクであるとすれば、要するに空気がつうつう抜けてしまっているわけで、余り効果がないと思った方がいいと思います。
もう1つは要するに食べ物を気をつけるということであって、ホワイトフードの利用者の方であれば、できる限りホワイトフードが提供する放射能の汚染の値というものを見ながら、子どもに対してはできる限り低いモノを与えるということをやって欲しいと思います。
ただし、私が願っているのは、どこかの家の子ども、というそういうことを守りたいというのではなくて、全ての子どもを私は守りたいと思っていますので、各家庭が自分の子どもを守るということももちろん大切なことではありますけれども、そうではなくて、全体の子どもを守れるような方策を作るためにむしろ働いて欲しいと思います。
例えば学校給食というものがあるわけですけれども、学校給食の材料については細かく汚染を調べて汚染の少ないものを与えるということをやるべきだと思いますし、そのためには、行政、学校、自治体というところに動いてもらうしかないだろうと思います。
最後に一言だけ言っておきますけども、先程も外部被ばくを避けるために、学校の校庭の土を剥ぎ取るとか、黒い物質をきちっと調べて剥ぎ取るとか、学校給食の材料をきちっと調べるということが必要だと私は言いました。
そして、行政とか自治体の力を借りるしかないだろうと言ったわけですけれども、一番本当のことをいうなら、この汚染というものは、東京電力が撒き散らした汚染ですので、東京電力にこそ測定をさせるべきだと思います。
自分が撒き散らした物質がどこにどれだけ汚染を広げているかということを調べるのは、東京電力の最低限の義務だと私は思います。
東京電力が知らぬ存ぜぬとして、まったくのうのうと今でも会長社長以下、生き延びているわけですけれども、彼らにこそきちっとした責任を取らせたいと私は願っています。
◆ホワイトフード
ありがとうございます。
質問は以上になります。
第3回めのインタビュー、ご回答いただきまして、ありがとうございました。
◆小出
はい、ありがとうございました。
◆ホワイトフード
今後とも宜しくお願い致します。
◆小出
はい、よろしくお願いします。
小出裕章さんにきく。-5「福島の子どもの被ばく問題について。」2013.05.01
http://youtu.be/coztlMS6XLE
脱原発市民ネットワーク『KAZE to HIKARI』
https://www.facebook.com/KAZEtoHIKARI
ぽぽんぷぐにゃん
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/
子どもたちに、責任を取らせてはいけない(KAZE to HIKARI)
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/05/-60-20msv3-1.html
確かに多くの日本人は国家・電力会社・巨大産業・マスコミが一体となった安全宣伝の前に「だまされた」のだと思います。でも、「だまされた」から無罪だとは思えません。だまされたのなら、だまされた責任をとるべきだ、と私は思います。
日本人の大人は、すべからく責任がある。だから、大人は被ばくをあきらめてくれ、と私は思っている。でも、子どもには責任はない。子どもたちに責任を取らせる、押しつけるということは、けっしてしてはいけないことだと思います。そして、さらに悪いことには、私のように60歳を超えた人間は、子どもに比べたら(放射能感受性が)何百倍も鈍感です。赤ん坊にくらべれば千倍と言ってもいいかもしれない。
推進派の言い分は、これまでは平常時だったが、今は緊急時だからこれまでの法律は適用しなくてもいい、という言い分です。でも、それならば緊急時にした責任をまずとってくれ、と思うわけです。「事故は起きない」と言ってきた彼らが間違いで、事故で膨大な放射能を撒き散らした。彼ら自身が決めた法律を守れなくしたわけですから、まずはその責任をきちんと取ってから次のことを言え、と私は思います。
怒りを、本当に感じます。まずは、これまで日本の国家をいいように動かしてきた人達が、自分たちのやってきたことの間違いの責任を明らかにして、個人責任を含めて、その責任をとる。そのうえで、大変申し訳ないけれども緊急時になってしまった、大変申し訳ないが20ミリシーベルトまでは我慢してくれというのなら分かります。そうではない、東電の会長、社長以下、経産省の官僚も政治家も、だれも責任をとらない。
そして、被ばくは子どもたちを含めて我慢させる、というようなことを言っている。とうてい許すべからざること、だと私は思います。
< インタビュー内容 >
一部削ってあります、詳細は上記URLインターネットラジオをお聴きください
高橋
今日は「だます側」と「だまされた側」という視点を伏線としながら、原発や福島の子どもたちのことについてお話をお伺いしたと思います。私たちは事故が起きてから「だまされた」と知ったわけですが、国や電力会社はだましてきたわけです。こうした状況で、先生は子どもたちだけは、何とか守りたいと、いろいろなところでお話されています。
小出先生
確かに多くの日本人は国家、電力会社、巨大産業、マスコミが一体となった安全宣伝の前に、「だまされた」のだと思います。何となく原子力発電所って安全なんだろうな、めんどくさいし、国に任せとけばいいくらいにたぶん思ってこられてきた方がほとんどだと思います。でも、「だまされた」から無罪だとは思えません。だまされたのなら、だまされた責任をとるべきだ、と私は思います。
ですから、日本人の大人はすべからく責任がある。だから、大人は被ばくをあきらめてくれ、と私は思っている。でも、子どもには責任はない。子どもたちに責任を取らせる、押しつけるということは、けっしてしてはいけないことだと思います。そして、さらに悪いことには、子どもたちは放射線の感受性がめちゃくちゃ高いということです。私のように60歳を超えた人間は子どもに比べたら、何百倍も鈍感です。大幅に差があります。赤ん坊にくらべれば千倍と言ってもいいかもしれない。
その私のような大人が、原子力の事故をここまで許してしまったわけで、私が責任をとることはいいけど、子どもたちにとらせるということはやってはいけない。ですから、何としても子どもの被ばくを減らすということを、大人の責任でやるべきことだと思っています。今現在も子どもたちを含めて汚染地域に取り残されているわけですが、せめて、子どもたちだけでも避難させることをやりたいと思います。
高橋
手元に20mSvでもいいんだという、今年の3月に出された経産省の「年間20ミリシーベルトの基準について」があります。これには、チェルノブイリの避難基準は厳しすぎたと書かれています。
小出先生
もともと日本では年間で1ミリシーベルトを超えてはいけないという法律があります。どうしてこれができたかというと、被ばくというのはどんなものでも危険だ、だから被ばくに関しては国家が法律で規制するしかないということでした。1ミリシーベルトにしても安全ではないけれども、日本という国に住むのであればこれくらいのことは我慢するしかないということでした。それも、大人から子どもまで別々の基準を作るということはできないから、とにかく1ミリシーベルトということでやってきたわけです。
それで事故になった。その途端に20ミリシーベルトでもいいんだ、と言い出した。この20ミリシーベルトは、事故が起きる前の「私の基準」です。つまり、放射線業務従事者という非常に特殊な仕事に従事して、その仕事ゆえに給料をもらっている人間に対する基準です。他の仕事と同じようにその仕事による労働災害、つまり被ばくする仕事であれば何とか我慢できるはずだというものです。このように私のような者の基準を持ち出して、子どもたちに同じでいいと彼らが言い出している。
彼らの言い分は、これまでは平常時だったが、今は緊急時だからこれまでの法律は適用しなくてもいいという言い分です。でも、それならば緊急時にした責任をまずとってくれと思うわけです。事故は起きないと言ってきた彼らが間違いで、事故で膨大な放射能を撒き散らした。彼ら自身が決めた法律を守れなくしたわけですから、まずはその責任をきちんと取ってから、次のことを言えと私は思います。
高橋
先生、いま、テーブルをボンと叩いたので、録音しているテープに、お怒りがそのまま入りました。
小出先生
はい、すいません、怒りを、本当に感じます。まずは、これまで日本の国家をいいように動かしてきた人達が、自分たちのやってきたことの間違いの責任を明らかにして、個人責任を含めて、その責任をとる。そのうえで、大変申し訳ないけれども緊急時になってしまった、大変申し訳ないが20ミリシーベルトまでは我慢してくれというのなら分かります。そうではない、東電の会長、社長以下、経産省の官僚も政治家も、だれも責任をとらない。被ばくだけは子どもたちを含めて我慢させるというようなことを言っている。とうてい許すべからずのことだと私は思います。
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橋下氏の飛田新地の顧問弁護士の経歴について。- 2013.05.27
http://youtu.be/jAmNCI7RBmI
【売春の顧問弁護士に慰安婦批判の資格は!?】橋下氏、飛田新地の顧問弁護士であった事を認める。
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/0671e16c11a3197d6164f4bb9f2a25f9
飛田新地の組合で顧問弁護士経験、橋下氏認める(朝日新聞)
橋下市長、飛田新地顧問弁護士は「かつてです」(スポーツ報知)
大阪旧遊郭街顧問弁護士の経歴もやり玉に 外国人記者らが橋下市長釈明を追及(J-CASTニュース)
大阪維新の会:都内の決起大会、出席わずか40人(毎日新聞)
橋下氏、参院選次第の辞任示唆 特派員に慰安婦発言釈明(共同通信)
橋下氏、参院選敗北なら代表辞任の可能性示唆(読売新聞)
橋下氏:会見で釈明も「軍のため女性利用」認識に批判集中(毎日新聞)
韓国与党「ずうずうしい釈明」と橋下氏批判(MSN産経ニュース)
飛田遊廓 - Wikipedia
橋下氏会見 海外メディア不満「明確な回答なかった」、失笑もれる(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007176
通訳(左・女性)と入念に打ち合わせる橋下徹氏。=27日、日本外国特派員協会 写真:田中龍作=
狙い通りの一発逆転はならなかった。「慰安婦発言」で国内外の批判を浴びる橋下徹大阪市長はきょう、外国特派員協会で釈明の記者会見を開いた。
だが、海外メディアの質問に対して明確な回答はなく、政治家としての資質を疑われる事実も指摘された。記者会見は橋下氏の思惑通りにはいかなかったようだ。
橋下氏が席につくと、恒例により、外国特派員協会の会長がゲストを紹介した。そこに「sex slavery(性奴隷)」という言葉が含まれていることに、同席した日本維新の会の桜内文城・衆議院議員が過剰反応した。桜内議員は「sex slaveryという言葉を使うのはアンフェアだ。強制の事実はないと言っておきたい。」と応酬し、会長が引用した歴史学者の吉見義明氏(中央大学教授)の見解を否定した。
橋下氏はまず、「表現の自由、報道の自由が一番重要な価値だと考えている。報道の自由こそが権力をチェックする。民主主義において絶対必要だ」として、毎日記者会見する自分はいかにオープンであるかを強調した。
事前公表されたペーパーでは、今回の騒動が「一連の報道において、発言の一部が文脈から切り離されて、断片のみ伝えられた。極めて遺憾」と決め付けたので、あらかじめ弁明したかったのだろう。
橋下氏は、米軍に対しての謝罪は繰り返したものの、「韓国の一部の元慰安婦は償い金の受領を拒んでいる」とし、「韓国政府は・・(中略)・・日韓請求権並びに経済協力協定が未解決であるというなら法の支配に基づき、国際司法裁判所等での解決を望む」と用意したペーパーを読み上げた。そこには「元慰安婦の心に響く」謝罪の言葉は見当たらなかった。
~遊郭の顧問弁護士を「料理組合の顧問弁護士」と詭弁~
橋下氏の政治家としての資質を問う質問も飛び出した。イタリア人記者が「大阪の飛田遊郭の顧問弁護士をしていたというが、売春は日本で禁止されている。女性の尊厳を重視するといいながら、相反していないか?」と質問した。
橋下氏は「守秘義務があるのでここで語ることはできない。かつて料理組合の顧問弁護士だったことは事実」と一部雑誌などで報道されたことが事実であったと認め、「料理組合自体は違法ではありません」とかわした。会場からは失笑がもれ、質問した記者めがけて「good job!」の声がとんだ。
筆者は「飛田の料亭の二階に上がりお金を払えば売春できることは大阪の中学生なら誰でも知っている。“橋下さん嘘ついてはる”といわれる。中学生でも分かるような詭弁を弄して政治家として恥ずかしいと思わないか?」とたたみかけた。
橋下氏は「違法なことがあれば、捜査機関が来て処罰されます」とだけ答えた。遊郭の弁護士をしていたからこそ、「風俗活用」発言が飛び出したのではないか。
カメラマンが鈴なりになった。海外メディアの関心の高さが目立った。=写真:田中龍作=
海外メディアからは、「従軍慰安婦の問題について、日本軍の関与がどのようなレベルのものだったと考えているか」と相次いで質問が投げかけられた。
橋下氏は、「日本の過ちを正当化するつもりはない」「責任逃れはできない」と繰り返しながら「日本政府が認めているのは施設の管理、戦地への移動に軍が民間業者に女性を集めてほしいとの要請をしたことだ。核心的な部分は日本が国家の意思として組織的に女性を拉致、人身売買した事実を裏付ける証拠はないことだ」とし、日本の強制連行を否定した。
これに対し、ニューヨークタイムズの記者は「人身売買(human trafficking)の定義には3つある。だますこと、組織的移送、意に反して働かせること。世界ではすべて人身売買を指すといわれている」と反論した。橋下氏は明言を避けた。この定義に従えば、日本軍が移送に関わったと認めることは人身売買があったと認めることになるからだ。
河野談話については「否定するつもりはない。ここに書いてあることはおおむね事実。変える必要はない」としながらも「肝心な論点を明確にしていない。表現についてもっと付け足さなければいけない。強制性の言葉をもっとていねいに」書くべきだと主張した。
会見が終わると外国人記者の感想を取材しようと日本のメディアが取り囲む姿があちこちでみられた。
香港のテレビの女性記者は「答えはかみあわなかった。彼のコメント自体が不明確だ」と不満げに語り、(米軍幹部に)「風俗を勧めたことは、道徳が疑われる」と付け加えた。
韓国ケーブルテレビの記者に「会見は満足いくものでしたか?」と聞いた。記者は、「がっかりした。いままでの話の繰り返しで、何も新しい話は出なかった。マルチャンナン(言葉のいたずら)だ。欧米のマスコミから免罪符をもらうためのね」と失望を隠さなかった。会場からも「何も答えていないじゃないか」という声が上がった。
3時間にわたり、橋下氏は「日本だけが悪くない。お前たちもやってたじゃないか」「日本は強制連行してない」と持論を展開することに終始した。
「大前提として、日本の責任を否定することはない」と言いながら、橋下氏の主張は、なんらかの公的な強制性があれば「sex slave」だと考える世界水準にはるかに満たなかった。外国人記者に不満と不信が残る記者会見となった。
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原発事故後、東大放射線医療研究室の専門医たちは妻子を九州や関西に避難させていた!(秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_28.html
「私の研究室にいる、放射線医療を専門とする医者のうち何人もが、原発事故の後、妻子を九州や関西に避難させたのですが……」
この「私」とは、東大医学部付属病院放射線科准教授の中川恵一である。
そう多くの人から、「御用」って札をつけられた、あの御方である。
その御仁みずから、共著書(『低線量被曝のモラル』)でこう述べたのだ。
3・11の福島原発事故から数か月あまり、主に東大や東工大の放射線の専門家と称する学者がテレビに登場しては、「ただちに健康への影響はない」「子供は外で遊ばせても大丈夫」「放射能よりタバコのほうが危険」などと公言していたが、その裏ではこのありさまだったのだ。
事故当時、当時の官房長官をはじめ政治家の家族が関西や外国に避難した、といううわさが飛び交ったが、すくなくとも東大の放射線医療の何人もの研究医たちは、事故後真っ先に妻子を避難させていたことは事実だったのである。
この切迫した危機的事態を知らぬは、テレビの前で彼ら専門家のことばを信じた庶民ばかり。
この『低線量被曝のモラル』(河出書房新社)は、中川をはじめ児玉龍彦や島薗進など東大教員6名の共著である。
例によって中川は、本書でも問題発言を連発しており、他の共著者からもその「問題」を指摘されている。
なかでも共著者の一人である影浦峡(情報媒体論、言語メディア論専攻)は、中川の偽りのレトリックを痛快にあばく。
しかしそれにしても、つぎの中川の発言は聞き捨てならない。
「われわれにとっての被曝の問題とは、がんが増える可能性があるということだけです」
こんなことばが放射線専門医から発せられるというのは、もう「問題」を超えて「犯罪」の領域ではないだろうか。
ところで中川さん、『低線量被曝のモラル』って、「モラル」の意味をご存じ?
【797】 今年の福島のお米は食べられない / 武田 邦彦
http://youtu.be/nbX77LoIoSw
今年の福島のお米は食べられない
http://takedanet.com/2013/05/post_2135.html
1年ほど前、埼玉の近くで講演をしたときに、福島の農業関係議員から罵倒された。
議員「福島の農家は死んでも良いのか!」
武田「ベクレルを表示してもらえば良い。農家も大切だが子どもの健康も大切だ。汚染されたものは出荷せずに電力に買い取ってもらった方がよい。方向が違う!」
その時、私は日本の農家はこのようなものかと心底、がっかりした。
福島の汚染米の実体はまったく公表されていない。民間の測定では玄米は汚染されているが、胚芽をとった精米からはあまり汚染は見つかっていない。だから数値を公表すべきだ。
田んぼの汚染度、移行係数、測定値、その後の処理・・・すべて公表されていない。セシウムやストロンチウムはどこに行ったのか?
東京などから「福島を助ける」というボランティアが福島の農家にいって汚染米を製造している。
理由:(すべてはお金)
・・・農産物の産出額(お金)には大きな落ち込みが見られる。果実は2010年に292億円あった産出額が2011年には197億円と、32.5%も下落(お金)。野菜は551億円から389億円に29.4%、肉用牛も29.0%落ち込んでいる(お金)。ところがコメだけは、2010年の791億円から2011年の750億円に、わずか5.2%しか減少していない・・・
マスコミは汚染された食材を避けることを「風評被害」という。汚染された食材を隠してベクレル表示しない。それで買うのを控えると風評と呼ぶ。酷い社会だ。もちろん、正々堂々とベクレルを表示して販売するべきだ。
日本人は「お金教」ではないのだから。
(平成25年5月15日)
【 800 / 最重要 】 早急に日本政府は日本国民を守れ ! / 武田 邦彦
http://youtu.be/6U6OpmcCU4o
【最重要】早急に日本政府は日本国民を守れ!
http://takedanet.com/2013/05/post_d2ce.html
2012年11月に日本を調査した国連特別報告者アナンド・グローバー氏が国連人権理事会へだした報告書の暫定版が公開された。長い報告だが、まずは緊急性を要するところだけ。
「1mSv以上の地域に居住する人々に対し、健康管理調査を実施すること」
「避難地域・公衆の被ばく限度に関する国としての計画を、科学的な証拠に基づき、リスク対経済効果の立場ではなく、人権に基礎をおいて策定し、公衆の被ばくを年間1mSv以下に低減するようにすること」
「年間1mSv以下の放射線レベルに下げるよう、時間目標を明確に定めた計画を早急に策定すること」
福島県の約3分の1、茨城県北部、千葉県柏市周辺、東京都江戸川区周辺がこれに当たる。
まず、これまで「1年1ミリシーベルト」を否定してきた自治体、週刊新潮、専門家は辞職、廃刊、引退をしなければならない。日本の法律と国際協定に明らかに反した言動は、具体的な行為で贖わなければならない。絶対にごまかさず、武士らしく自らの罪を償え!子どもは被曝したのだから!!
原子力規制庁委員も含めて関係者は早急に辞職せよ! 政府は至急、被曝線量を計算して日本国民の健康を守らなければ、日本政府、霞ヶ関の中央官庁が自ら解体するか、検察庁が幹部を逮捕するべきである。
(平成25年5月26日)
【803】 敦賀原発で考えなければならないこと (2) / 武田 邦彦
http://youtu.be/s9vjLR9luTM
敦賀原発で考えなければならないこと(2)
http://takedanet.com/2013/05/2_35ed.html
(敦賀原発2号機の問題の2回目です)
6)敦賀原発の耐震性(たとえば加速度=ガル)がどの程度なのか?現実に、どの程度の耐震性でできているのか(電源系、建物、原子炉など)、
7)今回の活断層はそれに対して最大でどのぐらいの大きさの地震が考えられるのか? もし小さな活断層で耐震性が高く取ってあれば現実的な危険性はないので制度上の不備があるということになる、
8)「きわめて活発な活断層」というのはおよそ何年後に動く可能性のあるのを「きわめて活発」と言うのか? 抽象的な表現ではいけない。事故確率と時間範囲、被曝による遺伝子の損傷とその回復は科学的に決まっている、
9)日本の安全基準では原発は何年に一回の事故を想定しているのか(著者の記憶では10万年に一度だから、活断層がいかに「不活発」であっても10万年以内に一度の活動があれば、それは原発としては活発ということになる)、
によって「危険か安全か」の実質的な判断ができる。
(平成25年5月27日)
【805】 敦賀原発で考えなければならないこと (3) / 武田 邦彦
http://youtu.be/xw258IFAvDY
敦賀原発で考えなければならないこと(3)
http://takedanet.com/2013/05/3_ee64.html
これに加えて、敦賀原発の場合は、運転の可否の前に日本原電の「当事者能力」の審査が必要である。
10)敦賀原発はこれまでの放射線漏れの隠蔽事件が2回起こっている、
11)特に2号機は福島事故の3ヶ月後(2011年05月)に放射性物質が通る配管に33カ所の穴が見つかっており、これが同時にできたと考えられないこと。つまり漏れを隠蔽していたことが分かった、
12)放射線漏れによって手動で緊急停止されている。それからの再開である。
このことから、まずは日本原電が原発の運転ができる誠意ある会社ではないことが証明されている状態で、それからの回復は為されていない。だからまずは運転しうる資格のある事業体なのかどうかの審査が必要である。
日本原電も行政不服をもうしたてるなら、自ら敦賀2号機の不祥事の説明と原因、それに再発防止についての説明を行い、それについて公開された場で国民が納得しなければならない(審査委員会でも良い)。
原発の安全基準というのは、まず第一に事業体が誠実で、原発を運転するに足る誠意のある会社であることを求めている。だから過去に2回も隠蔽があり、しかも再開しようとする原発は隠蔽によって停止している。それに触れないのは「自ら不利になることには触れない」ということだから、それだけで原子力基本法に反するので、敦賀2号機は運転することができない。
(平成25年5月28日)
【 806 / 緊急 】 政府、文科省、NHKは直ちに行動しなければならない / 武田 邦彦
http://youtu.be/YgvQxtAoABw
【緊急】政府、文科省、NHKは直ちに行動しなければならない
http://takedanet.com/2013/05/nhk_d6cf.html
茨城県東海村の実験施設の事故は、当初、発表された内容とかなり違う事が明らかになった。至急、政府は実験施設付近の当時の風向きを明らかにし、消防隊を派遣して風下の人の被曝量、土壌の汚染について発表すべきである。1日か2日以内にやらないと分からなくなる。
1) 被曝量が当日分からないと言うことは放射線の施設として運営されていなかった可能性が高い。線量計を付けていなかった?
2) 当初、1万ベクレル以下と想定されたが。1000億ベクレルを超える可能性がある。室内放射線量も公表されていない。
3) 金199が主たる放射性元素なら半減期は3.5日、肺に蓄積する可能性が高い、
4) 発生したと考えられる放射性元素の種類を明らかにしなければならない、
5) 風下の人の被曝量と健康診断をしなければならない、
6) 土壌、食品の汚染度を測定しなければならない。
これは大至急である。やはり「泥棒に盗んだ金額を聞いてはダメ」という原則は生きていた。
(平成25年5月28日)
その時どう動く?どう生きてきたか?(;´д`)
小出裕章さんにきく。-7「福島県民の避難問題について。」2013.05.01
http://youtu.be/KuSvkxkYWYE
【対談】小出裕章さんにきく。-7「福島県民の避難問題について。」2013.05.01
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/9ae0054f8b5a1358bd382d977947ad29
未来の子どもたちに問われます、お前はどう生きてきたかと(KAZE to HIKARI)
http://www.kaze-to-hikari.com/2013/05/post-32.html
国は積極的にだまそうとしてきましたし、今でもそうしようとしているわけです。1ミリシーベルトを超えたって安全だ、20ミリシーベルトまではいいんだと言っています。
国が大々的に言っているわけですし、福島の人たちだって、もちろん自分の家に住みたい、自分の街に住みたいのです。そういう時に、戻ったって安全ですよと言われたら、やはり、それを信じたくのなるのは当たり前です。やっぱりみんな、どこかで安心したいとずっと思っているわけで、そこに国がデタラメインチキ宣伝を流すわけですから、みなさん簡単にだまされるのです。
前双葉町長の井戸川さんは、たいへん偉い人だと思います。「だまされ」て、こういうことになった責任は自分にもある、と彼は強烈に自覚した。だから「だまされた」ことの責任を取ろうと、たぶん彼は決意したのです。彼の街、双葉町はなくなってしまったわけですが、だまされた責任をとって、とにかく国と東電の責任を正したい、その思いひとつで彼は生きていると私には見えます。
私は自己責任ということが、とても大切なことだと思っています。人間も他の動物も、自由に尊厳をもって生きてほしいと思いますけれど、自分が選んでやったことは、その責任も取るべきだと思います。
「だまされた」日本人にも責任はあると思います。一人ひとりが責任をとってほしいと思います。未来の子どもたちから必ず問われます。福島の事故が起きた後、お前はどう生きてきたかと。
子どもたちには責任はないわけですから、子どもたちをどうやったら被ばくから守れるのかということが、一番の重要なポイントになると思いますので、みなさんもそのことを心にとめて、自分の責任をどうやって果たすかを考えてほしいと思います。
高橋
先日、前双葉町長の井戸川さんとお話しました。原発を作るときも「だまされた」、避難するときも「だまされた」、ところが今、福島は安全だ、大丈夫だという宣伝の前に、双葉町民の多くの人は「福島で頑張る美徳」に取り憑かれているとおっしゃっていました。今また、だまされようとしていると思うのですが。
小出先生
国は積極的にだまそうとしてきましたし、今でもそうしようとしているわけです。1ミリシーベルトを超えたって安全だ、20ミリシーベルトまではいいんだ、と言っています。国が大々的に言っているわけですし、福島の人たちだって、もちろん自分の家に住みたい、自分の街に住みたいのです。そういう時に、戻ったって安全ですよと言われたら、やはり、それを信じたくのなるのは当たり前であって、怖いけれどここに居たいなどと、そんな気持ちではずっといることはできない。やっぱりみんな、どこかで安心したいとずっと思っているわけで、そこに国がデタラメインチキ宣伝を流すわけですから、みなさん簡単にだまされるのです。
高橋
井戸川さんから「だまされた」という言葉が出てきたとき、僕の中にある違和感が残りました。推進してきた方が「だまされた」では済まないだろう、とどこかで思っていたのかもしれません。しかし、考えてみると、それは電気を使ってきた東京都民である私自身使ってきた言葉でもあるのです。「だまされた」は免罪符にならないけれど、そのことに気づいた後の態度が大事ではないかと思いました。
小出先生
井戸川さんは、たいへん偉い人だと思います。彼は、「だまされた」ということを、強烈に自覚した(力強く)、のです。昨年、中間貯蔵施設の話が双葉町に打診された時に井戸川さんは断った、私はそれを聞いたときに、この人何を言っているのだろうと思ったのです。あなた達が原子力発電所を誘致してやってきたからこんな事故にあって、周りの人達がこんなに苦難のどん底に落とされている、それまで誘致をしてきて何十億円、何百億円も町に入れた、その責任者である町長がゴミは嫌だというのは何たることか、と実は私はその時に思ったのです。
しかし、井戸川さんは違ったのです。自分が「だまされて」こういうことになった責任は自分にもある、と彼は強烈に自覚した。だから「だまされた」ことの責任を取ろう、とたぶん彼はその時に決意したのです。そして、その時の決意は今でも持続しているはずです。彼の街、双葉町はなくなってしまったわけですが、だまされた彼は責任をとって、とにかく国と東電の責任を正したいと、その思いひとつで彼は生きているというふうに私には見えますし、大変素敵な人だと私には思えます。
高橋
先生はご本の中で、他者の尊厳を認める、とくに弱者にたいして優しくなくてはいけないとおっしゃっています。この点から、福島の問題をお話いただけますか。
小出先生
先ほどから「だまされた」ことの責任を、井戸川さんが取ろうとしていることをお話しましたが、私は自己責任ということがとても大切なことだと思っています。人間も他の動物も、自由に尊厳をもって生きてほしいと思いますけれど、自分が選んでやったことはその責任も取るべきだと思います。ここまで原子力を進めて、こんな事故を起こしてしまったことに猛烈な責任がある人たちは山ほどいるはずだし、その人たちが一切の責任を取らないまま、まだ原子力だなどと言っているわけで、到底、許すべからざることだと、私は思います。
そういう人たちの宣伝にだまされた日本人にも責任はあると思いますので、一人ひとりが責任をとってほしいと思います。未来の子どもたちから必ず問われます。福島の事故が起きた後、お前はどう生きてきたかと。
子どもたちには責任はないわけですから、子どもたちをどうやったら被ばくから守れるのかということが、一番の重要なポイントになると思いますので、みなさんもそのことを心にとめて、自分の責任をどうやって果たすかを考えてほしいと思います。
そもそも原発事故は生態系に影響を与えていないのだろうか?
http://www.dailymotion.com/video/x10clpv_%E3%81%9D%E3%82%82%E3%81%9D%E3%82%82%E5%8E%9F%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%95%85%E3%81%AF%E7%94%9F%E6%85%8B%E7%B3%BB%E3%81%AB%E5%BD%B1%E9%9F%BF%E3%82%92%E4%B8%8E%E3%81%88%E3%81%A6%E3%81%84%E3%81%AA%E3%81%84%E3%81%AE%E3%81%A0%E3%82%8D%E3%81%86%E3%81%8B_news
モーニングバード・そもそも総研 2013.5.30.
そもそも福島第一原発事故は、生態系に影響を与えていないのだろうか?
帰宅困難区域では事故後6年以上、放射線量が高いので戻れないとされている。
健康に被害がありえるということは、人間だけでなく動物や植物にも影響があるはず。
そこで昆虫の異変を調べている琉球大学の大瀧丈二准教授と北海道大学の秋元信一教授にお話を聞いた。
「原発さえなければ」 自殺した酪農家の妻子が東電を提訴(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/05/0007196
「原発(事故)がなければ、お父さんはまだ生きている」。涙を流しながら話す菅野バネッサさん。=30日午後、司法記者クラブ(東京地裁内) 写真:田中龍作=
福島原発事故を苦に自殺した酪農家の妻と子が東電を相手どり総額1億2,600万円の損害賠償を求める訴えをきょう、東京地裁に起こした。
訴えたのは自殺した酪農家、菅野重清さん(相馬市・享年54歳)の妻バネッサさん(フィリピン出身・35歳)と長男の健太朗君(8歳)、次男の純平君(7歳)。バネッサさんは提訴後、弁護士と共に司法記者クラブで記者会見した。
重清さんとバネッサさんは2000年に国際結婚し、二人の男の子を授かった。菅野牧場の名前で約40頭の乳牛を飼育していたが、2011年3月、東電福島原発の事故により、生乳は出荷停止となり、牧草も汚染された。
子どもの健康を気遣ったバネッサさんは4月、2人の子どもを連れてフィリピンに帰国する。重清さんも妻子の後を追ってフィリピンに渡るが、翌月帰国。うつ状態となる。
重清さんは、原発事故から3ヵ月後の6月10日、堆肥小屋の壁に「原発さえなければ」と書き遺した後、首を吊って自殺した。重清さんの年収は590万円だった。
原告代理人の保田行雄弁護士は「原発事故と自殺の因果関係が争点になる」と話す。バネッサさん側は東電と示談交渉を進めてきたが、東電は「因果関係を客観的に示す証拠を出せ」と言って受け付けてくれなかった、という。
「裁判をした方が早いと判断し、提訴することになった」。弁護士は提訴に至った理由を明らかにした。
重清さんが堆肥小屋の壁に書き遺した「原発さえなければ」。パネルを持っているのは原告代理人の弁護士。=写真:田中龍作=
バネッサさんは2人の子どもと共に伊達市に住む。仕事もなく、重清さんの保険金を取り崩しながらの暮らしが続く。
記者団が「東電への思いは?」と質問した。
「助けてほしいだけ。(伊達市は線量が高いこともあり)子どもと私の体調が交互に悪くなる。東電はきちっと補償してほしい」。バネッサさんは目を赤くはらしながら答えた。
東電!(--〆)
2013/05/30 「原発さえなければ」 夫を失ったバネッサさん、1億2千万の賠償請求訴訟へ ~菅野ヴァネッサさんらの提訴後の記者会見(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82360
原発さえなければ ある酪農家男性の死(再掲)
http://youtu.be/TaTZQ0jg_uU
「馬鹿につける薬なし
原発で手足ちぎられ酪農家
やる気力なくした
姉ちゃんには大変おせわになり
長い間おせわになりました
ごめんなさい
大工さんに保険金で支払って下さい
原発さえなければと思ます
残った酪農家は原発にまけないで頑張て下さい
先立つ不幸を
仕事をする気力をなくしました
ごめんなさい なにもできない父親でした
仏様の両親にももうしわけございません
原発さえなければみんな平和に暮らせた
この弟が逝かなくて済んだのに
酪農家の人たちがこの後を追わないようにね
一人も負わないように
こんなことがあってはならないから
今国会でこの総理が駄目だ あの総理は駄目だと
喧嘩してる矢先じゃないでしょう
もっともっと国民のために働かなくちゃなんねえのに
なんのあのザマ
みんな笑ってますよ 国民が」
(;_;)
敦賀原発で考えなければならないこと (4) / 武田 邦彦
http://youtu.be/Bliywg42VPI
敦賀原発で考えなければならないこと(4)
http://takedanet.com/2013/05/4_72fd.html
つまり、敦賀原発の問題は、a)規則の問題、b)実体的な安全の問題、c)原電の当事者能力(誠意)の問題、がある。それに加えて、自治体は、逃げる準備を開始する必要がある。
13)事故の連絡体制。(どの時点で誰が、誰に連絡するか?)本来なら現場の技術者(責任者ではない)や会社の上層部ではない人が「危険だ」と判断したら、地元消防に通報することだが、そうなっていないと考えられる、
14)事故時と直後の風向き。福島事故の時には、気象庁は公表せず、気象学会は公表を禁止し、NHKは「風力計が壊れた」という名目で報道しなかった。そのために住民は余計な被曝をした、
15)国民への通報体制。福島原発の時にはテレビ、新聞の記者は退避したのに地元住民には退避勧告をしなかった、
16)大型バス、水、マスク、ヨウ素剤の準備と手配。ソ連のチェルノブイリ原発でも退避させたのに福島原発はそれより高い汚染地帯でも退避させなかった、特に幼児を持つ母親へのミルクをとく水の供給をしなければならない
17)疎開先の学校の建設、児童は疎開して授業を受けなければならない。準備はしていない、
18)直後の畑などの防御と除染。福島の例でもわかるように原発の爆発と同時に田畑にビニールシートをかぶせるなどの措置がいる、
このように、多くの問題を抱えているが原発の再開には、絶対に文明国家、近代国家として明らかにし、準備をしておかなければならないことがおおい。
(平成25年5月18日)
法令は国民が決めて政府が守るもの / 武田 邦彦
http://youtu.be/0u_gi-qmPgw
法令は国民が決めて政府が守るもの
http://takedanet.com/2013/05/post_7f23.html
国連の人権委員会に提出された報告書で「1年1ミリ」がくり返し求められた。このことについて、私の従来の見解をまとめました。
1)子どもは大人の所有物ではない、
2)大人は自ら判断できるし、実行できる、
3)子どもは法令で守ってあげる必要がある、
4)1年何ミリまで大丈夫というのは子どもには意味が無い。
これまで結果的にしても子どもに1年1ミリ以上の被曝をさせる原因と作った政府、自治体、専門家、NHK、週刊新潮、原子力規制委員会などは子どもの人権を守ることを忘れてはいけない。
(平成25年5月31日)
武田邦彦
槌田 敦 さん、福島第一原発2号機について解説 [ 2013.05.25 ]
http://youtu.be/tMW39FlhJvs
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■□■ 寄り道(^ω^) □■□
犬を投げ倒す猫(judo cat)
http://youtu.be/CsSwT69stvQ
一本!決まったニャン(=‘x‘=)
Pocket Blu-ray laser kills 100 black balloons in a row! IMG
http://youtu.be/HuceDT2R4f4
ブルーレイに使われているレーザー光線でここまで・・(゚o゚;;
Norwegian air ambulance does crazy maneuver
http://youtu.be/OvvohasN_WY
ドクターヘリがガードレールに着陸!(ノ゚ο゚)ノ
Amazing Japanese Precision
http://youtu.be/4p0DsVPkyZg
日本体育大学による体育研究発表実演会の演目「集団行動」〔゚Д゚〕
▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽▲▽
橋下市長の問責決議案の否決について。- 2013.05.30
http://youtu.be/3mJlH6cc9co
【ああ~、やっぱり土壇場で裏切る公明党!?】橋下大阪市長:松井氏、出直し市長選言及…問責回避へ調整
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/3370f176c2eddc9ba6abb15b4b683982
橋下市長の問責案否決 大阪市議会(日本経済新聞)
橋下氏問責可決なら出直し選=松井大阪府知事(時事通信)
弁護士有志、橋下氏の懲戒請求 「弁護士品格どん底に落とす」(共同通信)
橋下市長の問責、否決へ=公明が反対の方針-大阪市議会(時事通信)
橋下大阪市長:松井氏、出直し市長選言及...問責回避へ調整(毎日新聞)
橋下市長の問責決議案可決へ(共同通信)
大阪弁護士会:橋下氏発言「極めて不適切」抗議の声明(毎日新聞)
維新役員会:橋下氏「慰安婦必要」は撤回せず(毎日新聞)
橋下氏の声は世界に響いたのか/橋下大阪市長の特派員協会会見を読み解く
http://youtu.be/UanXGI8OZ2s
ニュース・コメンタリー (2013年05月29日)
橋下氏の声は世界に響いたのか
橋下大阪市長の特派員協会会見を読み解く
橋下徹大阪市長は5月27日、都内の日本外国特派員協会で、従軍慰安婦などに関する一連の発言について国内外に釈明するための記者会見を行った。
この日の会見には、特派員協会での記録を塗り替える200人を超える報道関係者と28台のテレビカメラが集結し、問題に対する関心の高さを印象付けた。
会見の中で橋下氏は、先のぶら下がり会見で「従軍慰安婦は必要だった」と発言したことの真意は、戦場における性の問題について世界の国々にもっと関心を持って欲しいところにあったと釈明。それがメディアの誤報によって世の中に歪んで伝わってしまったとの認識を示した。また、他の国でも従軍慰安婦に似たような制度があったからといって、日本の行為を正当化したり言い訳するつもりはまったくないと語った。
その上で橋下氏は、日本政府が「国家の意思として」慰安婦を強制連行したり、慰安所の運営に関与していたことを裏付ける証拠は見つかっていないとする政府答弁を引き合いに出し、にもかかわらず日本だけが国際社会から厳しい指弾を受けている現状はおかしいとの持論を展開した。
結局橋下発言は何が問題だったのか。この会見で、釈明は十分なされたと言えるのか。そもそもこのような問題が繰り返し起きる背景に、何があるのか。ジャーナリストの神保哲生と哲学者の萱野稔人が橋下氏の発言内容を検証しながら、どこに問題点があったのかなどを議論した。
橋下氏慰安婦発言:ノーベル平和賞受賞の女性5人が非難(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130531k0000m030147000c.html
イランのシリン・エバディさん(65)ら女性のノーベル平和賞受賞者5人が連名で30日、旧日本軍の従軍慰安婦を巡る橋下徹大阪市長の発言を強く非難する声明を発表した。
声明を出したのはエバディさん(受賞2003年)と、北アイルランドのマイレッド・コリガンマグワイアさん(同1976年)▽グアテマラのリゴベルタ・メンチュウさん(同92年)▽米国のジョディ・ウィリアムズさん(同97年)▽リベリアのリーマ・ボウイーさん(同2011年)。
声明は、「戦時における『性の奴隷』は、今日では戦争犯罪と規定されている」と指摘し、「私たちノーベル平和賞受賞者は、いわゆる従軍慰安婦制度を『必要だった』などとした橋下市長の発言を最も強い言葉で非難する」とした。
そのうえで「性暴力は紛争後も被害者や社会に、長期間にわたって深い傷を残す。慰安婦への罪は個人や家族に大きな痛みを与えるだけでなく、東アジアの緊張を高め不信を増大させることになっている」として橋下市長に発言の撤回と十分な謝罪を求めている。
また声明は、日本政府に対し、戦時におけるレイプや性暴力を停止させるための政策推進を求めるとともに、日本の市民に対し、性暴力に反対する声を結集するよう呼びかけている。
声明発表後、ジョディ・ウィリアムズさんは、「性暴力は戦時においても、必要ではなく容認もできるものではない。日本政府は、紛争時の性暴力を禁止する主要8カ国(G8)宣言を支持している。私たちは(橋下)市長が、この動きを支持することを期待する」とコメントした。【小倉孝保】
母子遺体 「ごめんね」のメモ
http://youtu.be/c4gVRTKpavw
昨夏から困窮か、役所に生活保護相談 大阪・母子死亡(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0528/OSK201305280129.html
大阪市北区天満2丁目のマンションで母子の遺体が見つかった事件で、母親が昨年7月、夫と3人で住んでいた大阪府守口市の役所に、生活保護の相談をしていたことがわかった。
守口市によると、母親の井上充代さん(28)は昨年7月4日、生活保護相談の窓口を訪ね、「これから生活が不安定になる。仕事が見つからなかったらどうすればいいか」と相談した。担当者は、仕事がなければ再度来るよう勧めたが、その後、連絡はなかった。
子の瑠海(るい)君(3)は、1歳半の乳幼児健診と2歳の歯科検診が未受診だった。市は繰り返し電話したが連絡が取れず、今年4月下旬、市の保健師が自宅を訪ねると夫がおり、「2人はどこに行ったかわからない」と話したという。
(´;ω;`)
5時間ごとに1人、1日に5人近くが餓死する日本-生活保護改悪は国家による殺人を増幅させる
(すくらむ)
http://ameblo.jp/kokkoippan/entry-11541237843.html
国内総生産で世界で第三位、一人当たりの国内総生産でも世界で17位~22位の日本で、年間1700人も餓死するって・・どういうこと!!(;`O´)o
国は政府は憲法第25条の生存権を守れ!!
(`・ω・´)
生活保護法改正案の修正合意をふまえての見解
(生活保護問題対策全国会議)
http://seikatuhogotaisaku.blog.fc2.com/blog-entry-134.html
国民の申請権を侵害し、餓死や孤独死をうみだす
生活保護法「改正」案の廃案を求めます
(全国生活と健康を守る会連合会)
http://www.zenseiren.net/osirase/download/pdf/2013/130522_02.pdf
今、ニッポンの生活保護制度 はどうなっているの?
~生活保護のことをきちんと知って、正しく使おう~
(日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/library/ja/publication/booklet/data/seikatuhogo_qa.pdf
我が国の生存権保障水準を底支えする生活保護基準の引下げに強く反対する会長声明(日本弁護士連合会)
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2012/120920.html
母子の餓死は人ごとか? じりじりと増える日本の貧困率
失われた20年と「1票の格差」がもたらしたもの
(日経ビジネス)
http://business.nikkeibp.co.jp/article/opinion/20130520/248261/
ビデオニュース 2013.05.25 【 社会のセーフティネットをどうする 】
http://youtu.be/VhC4SkJrMLg
マル激トーク・オン・ディマンド 第632回(2013年05月25日)
社会のセーフティネットをどうする
ゲスト:森川清氏(弁護士)
われわれは社会のセーフティネットをどうすべきか。
先週政府は生活保護法改正案を閣議決定し、今国会で法改正に向けた審議が始まる。しかし、法改正の中身を見る限り、生活保護費の不正受給防止など、締め付け側に主眼を置いた改正のように見える。
確かに、生活保護の受給者数が215万人と過去最多を更新し、財政負担も3.8兆円にのぼる中、野放図に生活保護費をばらまく余裕はない。不正の防止も必要だろう。しかし、生活保護は社会の最後のセーフティネットだ。今われわれに必要なのは、最後のセーフティネットにこれだけ多くの人が頼らざるを得ない状況をどう改善するか、一時的にセーフティネットに救われた人たちをいかに社会復帰させていくかなど、セーフティネットをどうするかの本質的な議論ではないか。
昨年来、名の知れた芸能人の親族が生活保護費を受給していたことが発覚してメディアで大きく報じられたことで、国民は生活保護制度への不信感を募らせ、受給者に対してもより厳しい目線を投げかけるようになっているのはわかる。
しかし、生活保護費全体のうち不正受給が占める割合は0.4%程度だ。その一方で、日本の生活保護制度は世界でも類を見ないほど捕捉率、つまり政府や自治体が把握できている生活保護を必要としている世帯の比率が低く、本当に生活保護費の支援が必要な困窮者の2割程度しか生活保護を受けられていないのが実情なのだ。また生活保護の申請手続きの窓口となる市町村の担当部署では、あれこれ理由を付けて事実上申請を受け付けない「水際作戦」が日常化しているという。生活保護を受けられなかった困窮者が餓死したり、自殺したりするケースも相次いで報告されている。生活保護制度自体が根底から揺らいでいるのだ。
弁護士で、生活困窮者の支援活動に取り組んでいるゲストの森川清氏は「今回の改正によって受給申請のハードルがより高くなる」とまずは改正案の問題点を指摘する。今回の改正案では、生活保護を申請する際にこれまで以上にさまざまな書類が求められるようになるが、現行法の下でも水際作戦の一貫で「申請書を渡さない」「書類を受け取らない」などの行為が横行する中、更に提出しなければならない書類が多くなれば、より生活保護を申請しにくくなることは想像に難くない。森川氏は違法な「水際作戦」を助長しかねないと危惧する。
また、森川氏は近親者による扶養義務の強化にも懸念を持つ。日本では民法上、直系血族や同居の親族、兄弟姉妹、夫婦に互いの扶養義務を規定している。ただ現行の生活保護制度の下では、この規定は厳格には運用されていない。生活困窮者にはそれぞれに複雑な家庭の事情があることを勘案しての対応だ。これが今回の改正案では、近親者による扶養が義務化され、申請者本人だけでなく、近親者の収入や資産状況なども調査される可能性があるという。ますます生活困窮者はサービスの申請をためらうだろう。また、これに合わせて自治体などの調査権限強化につながりかねないことも懸念されるという。
生活困窮者向けの対策には、入りやすく(利用が容易)、出やすい(自立につながる)制度が必要だ。しかし、今の日本の支援体制は、利用しにくく、利用してもなかなか自立につながらないという課題を抱えている。そのため今回の法改正にあたり、生活保護法とセットで生活困窮者自立支援法案というものが提案されている。自立を促す制度は重要だが、森川氏は生活保護制度にこれだけの不備がある中では、自立を支援する制度も効果が期待できないばかりか、生活保護を受けにくくするための隠れ蓑に使われかねないことが危惧されるという。
保護が必要な人にはサービスは行き渡らず、国民は一部の不正に目くじらを立てて、行政は権限強化を狙うと同時に費用を削減しようとばかりする。こういう状況にあって日本のセーフティネットはどうなってしまうのか。持続可能な社会が必要としているのはどのような理念と施策なのか。生活保護法改正案の問題点から見えてくるわれわれ自身の問題、社会が抱える矛盾などについて、ゲストの森川清氏とともにジャーナリストの神保哲生と社会学者の宮台真司が議論した。
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○● おまけ・・気分転換(^^♪ ●○
EL VIAJE DE CHIHIRO / SPIRITED AWAY / VIRTUAL TOUR
http://youtu.be/L7XH8sl07Go
これは素晴らしい!・・千と千尋の神隠し
Revolutionary Coin Technique by Giacomo Bertini (DVD) - Alberico Magic
http://youtu.be/smx-yGCXhXw
とうなっているの~(メ・ん・)?
Você acha que sabe dançar!?!
http://youtu.be/I306rqHzfrM
可愛いですね(^ω^)・・けど上手だなぁ(@_@。
The Ohio State University Marching Band - TBDBITL Halftime 10-6-12 Video games Nebraska
http://youtu.be/sAzzbrFgcUw
途中でピカチュウが出てきますよね??(笑)それにしても見事です!(゚O゚)
剣の舞
http://youtu.be/hggTOIDPkKA
ゲルギエフの暴奏(^O^)
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歴史を創る者・・それは私たち一人ひとりです!
6.2集会へ寄せられたメッセージ
http://sayonara-nukes.org/2013/04/0602message/
20130602 UPLAN (手話通訳付)つながろうフクシマ!さようなら原発集会@芝公園
http://youtu.be/WJ5yUAXDBl8?t=37m39s
【「さようなら原発一千万署名」市民の会】
集会ライブ演奏:李政美〔いぢょんみ〕さん
発言:鎌田慧さん(呼びかけ人)
落合恵子さん(呼びかけ人)
澤地久枝さん(呼びかけ人)
大江健三郎さん(呼びかけ人)
渡部ミヨ子さん(福島/農業者)
村上達也さん(茨城県東海村村長/賛同人)
東井怜さん(静岡/原発震災を防ぐ全国署名連絡会事務局長)
原発ゼロノミクス(ゼロノミクマさん)
国会行動アピール(MisaoRedwolfさん/反原連)
司会:橋本美香さん
2013/06/02 「原発は人間がコントロールできるものではない」―参加者連続インタビュー ~原発ゼロをめざす中央集会(遊軍&デモ六本木コース)
(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/82785
遊軍チャンネルとして、明治公園で行われた、原発ゼロをめざす中央集会とその後のデモを中継し、参加者へ連続インタビューを行った。
天気がよく、日差しが強い中、明治公園は人で埋め尽くされた。デモに参加した男性は、「原発には猛反対。人間を含めた生態系が変わってしまうし、福島には帰れなくなってしまったわけですから」と述べ、原発反対の意思を示した。「福島第一原発事故までは無知だった。学生時代から勉強なんか大嫌いだったが、本をたくさん読んで、勉強した」と、自発的に行動した時の経験もお聞きした。
■内容(予定)
13:00~ 第2部「原発ゼロの日本の実現、原発再稼働反対をアピールする集会」
連帯あいさつ ミサオ・レッドウルフ氏(首都圏反原発連合)/富山洋子氏(さようなら原発1000万人アクション)
福島からの訴え
政党からの連帯あいさつ 志位和夫氏(日本共産党 委員長)
各地からのリレートーク
京都の自主避難者のとりくみ/佐賀・福岡で玄海原発の差し止め訴訟原告団のとりくみ/愛媛の伊方原発再稼働反対のとりくみ/新潟の柏崎刈羽原発の再稼働反対のとりくみ/島根原発・エネルギー問題県民連絡会のとりくみ/関東の放射能から子どもを守るとりくみ
集会アピール
「原発いらない」「再稼働反対」2万人コール コーラー 千葉麗子氏
14:00~ 第3部 主張をアピールするデモ行進
四谷コース → 四谷外濠公園
原宿コース → 代々木公園
六本木コース → 三河台公園
■主催 原発をなくす全国連絡会(詳細)
原発ゼロ共同行動 再稼働反対 国民の声
ノーニュークスデイ 明治公園1万8000人 国会前6万人
(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-03/2013060301_01_1.html
「原発ゼロへ、圧倒的な市民の声をたたきつけよう」と、「6・2NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」の諸行動が2日、東京の明治公園、芝公園23号地、国会前で行われました。原発をなくす全国連絡会、「さようなら原発一千万署名」市民の会(1000万人アクション)、首都圏反原発連合(反原連)による共同行動です。三つのグループが合流して国会前に集まった6万(反原連発表)の人びとは、「原発ゼロ」を求める民意に逆らって原発の再稼働・輸出を推進する安倍晋三内閣に、「原発いらない」「再稼働反対」の声を突きつけました。
「原発反対の運動をしている全国の青年と交流できて、めちゃよかった。元気をもらった」というのは、札幌市から参加した女性(22)。妻と娘、息子の4人で青森県から参加した男性(32)は「原発反対の声をもっともっと広げたい」といいます。
明治公園で開かれた全国連絡会の「原発ゼロをめざす中央集会」には1万8000人が参加。ミサオ・レッドウルフさん、1000万人アクションの富山洋子さん(日本消費者連盟)が連帯あいさつしました。
被災地・福島県から参加した熊谷智さん(33)は「安倍政権はあくまで再稼働や輸出に進んでいます。私たちが味わったあの恐怖は原発のせいじゃないかと、怒り心頭です」と訴え、「収束宣言ただちに撤回」「危険な原発今すぐなくそう」と会場と一体になり唱和しました。最後に、金曜官邸前抗議行動でおなじみの千葉麗子さんがドラム隊のリズムにのって「原発いらない」「いますぐ廃炉」「再稼働反対」「福島かえせ」とコールしました。
芝公園で開かれた「つながろうフクシマ! さようなら原発集会」では、作家の大江健三郎さんや落合恵子さん、ルポライターの鎌田慧(さとし)さんらが発言。大江さんは「次の世代が生き延びうる世界を残したい」とのべました。
夕方、国会前で開かれた反原連の「反原発☆国会大包囲」行動には、「中央集会」、「さようなら原発集会」の参加者も続々と合流。「国会議事堂がいま全包囲されています」とのアナウンスに、参加者は歓声をあげました。
国会前大集会では各党の国会議員や著名人、原発立地県の人びとがスピーチしました。
反原連のミサオさんは「参院選で、これ以上原発推進派の政党に議席をとらせません。一日も早く原発ゼロを政府にいわせるため、力をあわせましょう」と呼びかけました。
福岡県から明治公園のデモに参加した看護師の女性(23)は「人の命を助ける仕事をしている人間として、命を脅かす原発をなくして、希望をつくりたいんです」と話します。
沿道から飛び入りでデモに参加した東京都大田区の男性(33)は「集会には参加できなかったので、デモが通るのを待ち構えていました。力をあわせて、原発ゼロを政府に決断させたい」と語りました。
(写真)「原発なくせ」とコールする集会参加者=2日、東京・明治公園
国会包囲 「孫子のためにも原発止めたい」人々のマグマ(田中龍作ジャーナル)
http://tanakaryusaku.jp/2013/06/0007216
国会議事堂前は久々に人で埋め尽くされた。原発を葬る意味を表す十字架(左)も登場した。=2日夕、写真:山田旬=
「立ち止まらずに前に進んで下さい」。制服警察官がトラメガで連呼する。国会議事堂前の歩道は人で一杯になった。おし合いへし合いしながら進まなければならない。
「再稼働反対」「原発いらない」…シュプレヒコールが6月の空に響く。原発に反対する国会包囲集会が今夕、開かれた。(主催:首都圏反原発連合)。
新聞報道によれば安倍政権は今月中にまとめる成長戦略の素案に「原発活用」を盛り込む。口先だけでも「2030年代までに原発をゼロにする」と掲げていた前政権とは、180度の政策転換だ。
「警戒区域の解除」「原発輸出」…。政治もマスコミもまるで福島の惨劇などなかったかのように“前向き”なイベントのオンパレードだ。
多くの人が危機感を抱くのも頷ける。国会議事堂前が人で埋め尽くされたのもその表れだ。
「(安倍政権が原発活用を成長戦略に盛り込んだことは)勘弁してほしい。もし何かあったら日本は終わりだもの」。練馬区から足を運んだ男性(70代・年金生活者)は顔をしかめた。
彼は今朝、孫と将棋を指していたという。「原発事故が起きれば孫の将来もない。孫たちの世代のために来た」。
原子炉格納容器から戦闘服姿の安倍首相が飛び出す模型を手にして参加したのは、木工職人の男性(山梨県在住・50代)だ。模型はきょう午前1時までかけて作った。
「自分の所の事故も収束できてないのに、原発輸出とはふざけるな」。男性は怒りを露わにした。原子炉格納容器と安倍首相の模型は、執念の作品でもある。
忌野清志郎が生きていたら、脱原発運動の広がりはどうなっていただろうか。=写真:山田旬=
参院選を来月に控え、原発政策をめぐる政治家の動きも活発化しつつある。野党党首も含めて6人の国会議員がステージにあがり「脱原発」をアピールした。
菅直人元首相のスピーチの時だけは様相が違った。「カン、先ず謝罪だ」「今さら遅い」……曲りなりにも一国の元総理に向けて厳しいヤジが飛んだ。警察のSPもいて緊迫した雰囲気が漂った。
「謝罪だ」のヤジを飛ばしたのは、福島の仮設住宅にボランティアに通う男性(60代)だ。「今の状況を作り出したのがカンだ」。男性は怒りが収まらないといった表情で話してくれた。
「今さら遅い」は埼玉の会社員(女性・50代)だ。「(事故直後)自分が現場視察に行くよりも、すぐに子どもを避難させるべきだった」。女性は歯噛みしながら、ヤジを飛ばした理由を話した。
原発事故の風化を危惧する向きもあるが、そうではなかった。「孫子のために何としてでも原発を止めたい」。こう願う人々のマグマは沸々とたぎっていた。
RCサクセション サマータイムブルース~LOVE ME TENDER
http://youtu.be/aJdMa1VI0do
6.2 NO NUKES DAYに向けて。- 2013.06.01
http://youtu.be/wB-u8ni5DUo
【ぽぽんぷぐにゃんコラム】6.2 NO NUKES DAY
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/43aae3542aa6bb0d9e7129329eb11657
原発こわいの歌 - ぽぽんぷぐにゃん
http://youtu.be/GYLm8yy3fC0
【うた】原発こわいの歌 - ぽぽんぷぐにゃん
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/d8e320ff41fe7d7b46e3dc718084f376
放射能の雨が降る - ぽぽんぷぐにゃん
http://youtu.be/GqAfelSP_a4
【うた】放射能の雨が降る - ぽぽんぷぐにゃん
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/dc69d6f417e09895c06ba6225241a126
(・∀・)
20130601 ラジオフォーラム 第21回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/KHweBqkLP-A
◆湯浅
今日も、電話がつながっています。
小出さん、よろしくお願いします。
◆小出
よろしくお願いします。
◆湯浅
えっと~、基礎知識編ということで、今日は、放射能のゴミって何ですかっていうことでちょっとお伺いしたいんですけれども、まぁ放射能のゴミと一口で言ってもたぶんいろんな種類のものがあって、それがまあどっから出んのかっていうのまあそれぞれ部署みたいな、箇所みたいなのがあって、あの~報道なんかでも高レベルだ、低レベルだ、なんかいろいろ言われているんですけど、そいがどんなものがあってどんな問題があるのかっていうのは改めて教えていただきたいと思うんですけど、まず、所謂その放射性廃棄物っていうのはどんなものなんですかね。
◆小出
はい、今、湯浅さんおっしゃってくださったように、多種多様なゴミが出てきます。
で、一番問題なのは、私たちが電気が欲しいとして、原子力発電所を動かしてしまうわけですが、そうするとウランを核分裂させる、そうなると核分裂生成物という放射性物質が大量に出てきてしまいます。
え~、もともとウランが持っていた放射能の10億倍にも放射能が膨れ上がってしまう。
◆湯浅
10億倍。
◆小出
はい、ということになります。
で、それは基本的には、使用済み燃料というものの中に残ってくるのですが、原子力発電所も機械ですので、さまざまな形であちこちから漏れてくるわけで、それがすべて放射能のゴミとして日常的にも出てくるわけですし、最後には今聞いていただいた使用済みの燃料というものが、本当にどうしていいか分からない放射能のゴミとして残ってしまうというものです。
◆湯浅
う~ん、固体もあれば液体もあるということなんだと思いますけど。
◆小出
そうです。
◆湯浅
ある意味では、今回のあの汚染水ってヤツも、放射能のゴミっていうことになるんだと思うんですけど、今日のゲストの石坂さんが、ちょっとそれについてぜひ小出さんにお伺いしたいってことなんで。
◆小出
はい。
◆石坂
あの私はですね、やっぱりあの福島で、え~汚染水を、海に流すのもやむなしで、漁連の関係の方たちにもですね、了解を得ることにするということの内容だったんですけれども。
◆小出
はい。
◆石坂
もうこれはやはり致し方ないというか、ほかにもう選択がなかった状況なんでしょうか。
◆小出
え~、難しいご質問です。
え~、私は事故が起きた直後から、原子炉建屋の周辺に深い遮水壁を張り巡らせて、溶けてしまった原子炉と地下水などが接触しないようにしなければいけないとして発言を続けてきたのですが、東京電力も国もその手段を一切取らないまま、汚れてしまっている原子炉建屋と地下水がもう渾然一体となっているような状態となってしまっているのです。
え~、ですからどんどん汚染水がふくれあがってきてしまって、おそらく今の状態で言えば近い、本当に近い将来に汚染水を海へ流す以外には無くなると私は思います。
こうなってしまうと、たぶんそれしか手の打ちようがないと思うのですが、それでも、出来ることであれば今からでも遮水壁というものを造って、汚染水を減らすべきだと思います。
◆湯浅
小出さん、あの~~~私も覚えてんですが、あ~、原発事故のあった年に、あのかなり早い時期でしたよね、4月とかもう。
◆小出
はい、5月からもう私は発言をしています。
◆湯浅
5月から。
◆小出
はいはい。
◆湯浅
おっしゃってましたね。
◆小出
はい。
◆湯浅
あれはちょっと地下のイメージっていうのが私しらみたいな素人にはイマイチあの~イメージできないんですけど、その遮水壁っていうのはかなり分厚いコンクリートの板をダ~ンダ~ンとあの囲むように入れるべきだという話だったんですよね。
◆小出
はい、原子炉建屋の周囲を囲うように、地下にまあ10メートル、20メートルぐらいのコンクリートの壁を張り巡らせて、周辺の地下水と遮断するということを私は提案しました。
◆石坂
でも、それがあるだけでもやっぱりイメージ的、絵的なイメージなんですけど、ずいぶん違う気がしますよね。
◆小出
はい、たぶん当時それをやっていれば、今のような困った事態には陥らないで済んだと思います。
◆石坂
あの~、私たちはいろいろ不安を口にしたりですね、不満を言ったりすること出来るんですけど、もう実際にそこで生活されている漁連の方たちなんていうと、本当にもう何でしょうか抵抗のしようがないというか、え~悔しい思いをされていると思うんですけれど。
◆小出
はい、当然そうだろうと思います。
漁を自粛しなければいけないという状態に追い込まれて既に2年経ってしまっているわけで、漁民の方から漁を奪ってしまうということは、要するにもう人間として生きていられないというそういう状態になってしまっている筈ですので、たいへんなことだと思いますし、まあ、陸の方で言えば農民の人たちが土地そのものを奪われて、追い出されてしまっているという状況なわけですから、もっともっと皆さん、この現実というのを知ってほしいと思います。
◆湯浅
で、それで小出さん、さっき遮水壁、今からでもっとおっしゃったけど、今もう混ざっちゃってる状態で、それでもまあ入れることには要するにこれ以上新たに入れた水が漏れ出さないって意味で意味があるだろうってことですね。
◆小出
そうですね。
あの、今はもう毎日400トンぐらいずつ増えてきているのですけれども、それを少しでも減らして、持ちこたえられる期間を先に延ばす、そしてその間にまたなにがしかの打つ手を探すということぐらいは出来るだろうと思います。
◆湯浅
う~ん、あの~最後にもう1個聞いていいですかね。
◆小出
はい
◆湯浅
ま、最終処分が出来ない日本の核燃料サイクル、挫折してますけれども、そういう中でトイレのないマンションと言われ、トイレの無いマンションを輸出しようとしたら冗談じゃねえって普通まあそういう話になりますよねえ。
◆小出
そうですね。
◆湯浅
だから、住宅だったらそうなるんだけど、まあ原発だと受け入れましょうってかやってくださいって話になりかける国が現実にあるというのは、その国の~あの政府としてみると、日本はそれでもやっぱりどうしてもトイレの無いマンションなんだけどやりたいっていうのはどっかでやっぱ核武装したいっていう気持ちがあるからだっていう話がありますよね。
◆小出
はい、私はそう思います。
◆湯浅
やっぱその~他の日本から原発輸出を受け入れるって言ってる国も、あわよくばっていうそういういわば色気があるからトイレの無いマンションだけど受け入れましょうっていう話になんですかねえ。
◆小出
日本もそうだったわけですし、世界のどこの国もそうだと思います。
◆湯浅
う~ん、なるほどね。
◆石坂
う~ん、あの~本当に日本中の人に手塚治虫の火の鳥を読んでいただきたいなと思いました。
◆小出
はい、私もそう思います。
◆湯浅
ありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました、はい。
◆湯浅
以上、小出裕章ジャーナルでした。
火の鳥
http://www.youtube.com/playlist?list=PL7DEB5EAFE131D623
成長戦略に原発再稼働 なし崩しの推進は許されない 社説(愛媛新聞)
http://www.ehime-np.co.jp/rensai/shasetsu/ren017201305299004.html
政府が来月まとめる成長戦略の原案に、原発の再稼働を進める方針が明記された。
安倍晋三首相の従来の方針を、いわば政府が正式に追認する。自民党も参院選公約に盛り込む構えで、政府与党の目指す路線が明確化した。
前民主党政権の「脱原発」「2030年代に原発ゼロ」戦略からの大転換。しかし、政権交代したとはいえ、原発を取り巻く状況や国民感情は変わっておらず、十分な議論や対策の進展もないままの方針転換は到底容認できない。強く再考を求めたい。
東京電力福島第1原発の事故から2年余。原因も、収束の見通しもいまだ不明の苦境が続く。にもかかわらず、事故の記憶を早くも風化させ、旧来の経済観、安全観に固執してなぜ再稼働を急ぐのか。根本的な疑念が拭えない。
首相や政府は、原発の「安全性確認」を前提に「国が責任を持って再稼働する」と、繰り返し主張する。
その「安全」の根拠は、原子力規制委員会がまとめた新規制基準。事故の教訓を踏まえた厳格な基準のはずが、緊急時制御室など費用がかかる対策には5年の設置猶予を認めるなど、例外を残したまま7月から施行される。
たちまち伊方原発など多くが再稼働を申請するとみられるが、5年の間に過酷事故が起きた場合の安全は、誰も保証できない。早期再稼働ありきとも見える基準にのっとって「確認」された「安全」には、信を置きようがない。
まして「責任」など、結局は国も電力会社も取れないことは福島を見れば一目瞭然。首相は、再生可能エネルギー普及の見極めが付かない以上「脱原発は責任ある政策とは言えない」とも述べるが、それこそ無責任だろう。電源多様化の加速や、原発頼みの電力会社の経営と電源立地の生活の転換を支援、誘導する政策を一刻も早く打ち出すことこそ「政治の責任」である。
今月の共同通信世論調査でも、54.3%が依然、再稼働に反対している。民意を無視し、「値上げか再稼働か」の二択を迫る電力業界や経済界に同調して「次の一手」を考えようとしないのなら、政治の怠慢のそしりは免れまい。
さらに見逃せないのが「争点隠し」。自民党は昨年末の衆院選でも「持続可能な『電源構成のベストミックス』確立」と極めて抽象的な公約にとどめた。あと2カ月を切った参院選でも、詳細な政策集では再稼働に言及しながら、街頭で配るパンフレットには記載しない「曖昧戦略」を取ろうとしているという。
明確に信を問わないまま選挙をしのぎ、なし崩しに再稼働に突き進むことは許されない。国民の側も、将来への重要な岐路に立っている自覚を持つべき時機に来ている。
アベノミクス成長戦略に「原発活用」って、アホノリスクの本領発揮ですか
(秋葉龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/05/blog-post_31.html
けさは雨も上がって、絵に描いたような五月晴れ。
すがすがしい気分で朝刊を自宅ポストからとり、巻頭の見出しが眼に入った瞬間、一気に気分は爽快から暗鬱に。
これがほんとの曇天がえし(?)
いや、冗談言ってる場合やないのです。
ちょっと、これみてください。
成長戦略に「原発活用」
政権素案 再稼働の推進明記
原発依存社会を継続
(朝日新聞朝刊、5月31日、1面)
どうですか?
みなさまの気分を害させて申し訳ないです。
6月にまとめるアベノミクスの経済戦略に「原発活用」を盛り込むとか。
「原発活用」って、どんだけアホなんや、と絶句しますよね。
巷では、アベノミクスを「アホノミクス」とか「アベノリスク」とか呼んでますが、ぼくはまとめて「アホノリスク」とさせていただきました。
これ、ほんと、冗談でなく、史上空前の最悪リスクです。
原発事故で16万人が自宅を放棄して避難生活に追い込まれ、福島県を中心に東北・関東・北陸・中部に住む4千万はくだらないという人たちが被曝し、太平洋沿岸から一帯の海洋に棲む魚介類を放射能まみれにし、被曝後5年から急増するという晩発性放射能障害に多くの人がおびえているのに、それでもまだ原発をやろうっていうのです。
それに、こんど福島に震度6程度の地震が起きれば、4号機プールが崩壊する可能性が大。
そうなると、すくなくても日本は滅ぶでしょ。
そんなとき、「成長戦略」もへったくれもないわけです。
この「原発活用」を盛り込む成長戦略って、7月の参院選を見据えての選挙戦略ですから、安倍政権は原発で正規戦をやるつもりなんですかね。
原発再稼働に向けて「政府一丸となって最大限取り組む」ということですが、そんなことより、4号機の安全対策や福島第一の事故処理、それに遅々と捗らない避難生活をしている人たちへの補償、被曝した福島や東北・関東近県の子供たちをはじめとした健康調査にこそ、「政府一丸となって最大限取り組む」べきではないでしょうか。
おっと、けさの朝日新聞一面の「原発活用」のとなりに、こんな見出しがありました。
東証また急落737円安
1週間で2000円 時価総額48兆円減
アホノリスクではじめた「異次元の金融緩和」で急騰した株価だけど、ここにきて急落に次ぐ急落です。
株価で政権支持率が高かったのですから、株が下がれば支持率もとうぜん下がるでしょうね。
「原発活用」と「東証また急落」が同じ1面って、完全にシンクロしてます。
「原発活用にて山河なし」「株価下がりて山河あり」ってとこですか。
異次元のアホ政策、「アホノリスク」を一刻も早くやめていただきたいものです。
小出裕章×小沢一郎 「福島第一原発を抑え込むために」
http://youtu.be/lkVyQrT7sUU
日本に“原発を建てても安全な場所”はない!(;`O´)o
【広瀬隆】「時間の止まった街」原発避難区域一時帰宅の記録
(日々雑感)
http://hibi-zakkan.net/archives/27005296.html
原発さえなければ、こんな廃墟にはならず、今頃は人が戻り、大きく復興の道を歩んでいたのにね。
この資料はJR東海労働組合の方(避難区域の方)が、今年の3月に撮ってきた写真を広瀬さんがまとめたものです。
2011年3月11日で止まったままの街の今の現状、今の現状と過去の華やかな頃との対比がスゴイ。
上の写真を含めてサイトにはたくさん掲載されてます。ぜひご覧ください。
甲状腺がん「確定」12人に 福島18歳以下、疑いは15人(共同通信)
http://www.47news.jp/CN/201306/CN2013060401002544.html
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康管理調査」の検討委員会が5日、福島市で開かれ、甲状腺がんと診断が「確定」した人は前回2月から9人増え12人に、「がんの疑い」は15人になったとの結果が報告された。
甲状腺検査は、震災当時18歳以下の約36万人が対象。これまで1次検査の結果が確定した約17万4千人の内訳を、調査主体の福島県立医大が説明した。
前回2月の検討委では、がん確定は3人、疑いは7人だった。
検討委の星北斗座長は、記者会見で「現時点では放射線の影響を明らかに示すものではないと理解している」と述べた。
第 11 回「福島県『県民健康管理調査』検討委員会」後の記者会見について
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250603kentouiinkai.pdf
被曝の恐怖がジワジワッと出てくる現実を直視しよう! (ハイヒール女の痛快日記)
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1198.html
はじめまして!東京ルミックスです。
ハイヒールでスキップして被曝を避ける?!
東京新聞4日「環境白書の原発汚染表現骨抜き」とトップで掲載されていた。それによると、昨年は原発汚染に対する表現が「最大の環境問題」と断じていたのが「影響甚大」へとトーンダウンされているのだ。安倍政権の加速する原発再稼働を後押しする論調になっていると見ていい。
結局、原発汚染の事実を発表するより自分達が可愛いのだろう。
何れにせよ、環境白書に携わった連中は良心の一欠片もないのだろうか?哀れでさえある。安倍政権から圧力が掛かったのだろう。それしかない!同じく東京新聞5日付けで、リンクするように被曝安全神話が掲載されていた。
甲状腺がん「確定」12人に 福島18歳以下、疑いは15人!
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の県民健康管理調査で、18歳以下で甲状腺がんの診断が「確定」した人が9人増え12人に、「がんの疑い」は15人になったことが4日、関係者への取材で分かった。これまで1次検査の結果が確定した約17万4千人の内訳。5日に福島市で開く検討委員会で報告される。検討委の2月までの調査報告では、がん確定は3人、疑いは7人だった。これまで調査主体の福島県立医大は、チェルノブイリ原発事故によるがんが見つかったのが事故の4~5年後以降だったとして「放射線の影響は考えられない」と説明している。
チェルノブイリの4~5年後を絶対根拠にする否定は幼稚なすり替え論だ!
放射線の影響なし?いったい、今起きてる現実をどう説明するのだ。被爆者が納得する説明が何もなされてないじやん!誰がこんな言い訳を信用するなんて思ってんのかしら?じゃあ、誰も検査をする必要すらなくなるでしょう?溯って、東京新聞3月9日「こちら特報部」にも以下のような怖い記事が。
同市の主婦津田亜紀子さん(39)も県の検査に納得せず、別の医療機関で子どもを再検査させた。結果は異なっていた。小学6年生の長男(12)と5年生の長女(11)で、県への問い合わせで、長男は「最大2.5ミリ」、長女は「複数」の嚢胞があることが分かった。別の医療機関の検査結果では、長男の嚢胞は最大3.8ミリが2個で、長女の嚢胞は4ミリ大を筆頭に12個以上。長女の検査写真には嚢胞のつぶが無数に写っていた。
政治家、官僚、財界の人間は、高邁な屁理屈を垂れるのではなく、真摯に自分たちのポジションや影響を考えるべきだ。大多数の国民の命、生活、将来を預かっているのよ。本当に被曝の影響がない思っているのなら、関係者は自分の家族を福島に住まわせなさいよ!
福島に居住して被曝の影響がないことを証明すれば簡単でしょ!
影響甚大が分かっていて、こんな嘘を押し通すのであれば、いずれ、全員未必の故意による殺人者で逮捕されることになる。この国は私たちを護ってくれない。子供を持つ親はせめて、子供の日常被曝を避ける努力をするしかない。
環境白書
http://www.env.go.jp/policy/hakusyo/
除染は「移染」 放射能無毒化は不可能
福島第二原発敷地を核のゴミ捨て場に
小出 裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー(中)
(人民新聞)
http://www.jimmin.com/htmldoc/148204.htm
小出裕章さんインタビューの2回目は、
①除染・被曝労働、
②廃炉・事故対応体制、
③海洋汚染の実態について。
①除染は、環境の循環によって効果は上がらないが、子どもの健康を守るために、何度でもやるべきだ。集めた汚染ゴミは、できれば東電本社に返すべきで、それができないのなら福島第二原発をゴミ捨て場にすべき。
②事故原発収束作業は、小出さんも呆然としてしまうほど、困難な事業である。
③海洋汚染は、太平洋全域に広がっており、その実態は識りようがないと語った。
小出さんの目線は、常に子どもの健康と被曝を引き受けて作業にあたる労働者をいかに守るか?で一貫している。東電と政府が無視し続ける視点だ。(編集部・山田)
※ ※ ※
編…除染作業の実効性と、作業労働者の被曝管理は?
小出…除染そのものができないと思います。除染というのは「汚れを除く」と書くわけですが、汚れと私たちが呼んでいる正体は放射性物質です。これを消し去ることはできないのです。「除染」の実態は、放射性物質を移動させる「移染」です。しかも、環境は常に循環しています。雨が降れば流れていき、風が吹けば飛んでいきます。一度除染をしたつもりでも、また放射能が戻って来るのは、当り前です。
ただし私は、事故直後から「除染すべきだ」と言ってきた人間です。子どもたちは放射線の被曝に敏感だからです。子どもたちが集中的に時を過ごす学校の校庭、幼稚園の園庭、地域の公園などは、移染をしなければいけない。「移染」ですから効果は限定的ですが、何度でもやって、子どもを被曝から守らなければいけない、と私は言っています。
では、汚染物を何処に移動させるのか?今は仮置場にフレコンバッグに入れて積み上げていますが、すぐに置き場所がなくなります。政府は各県に一カ所、集中的中間貯蔵施設を作る方針です。これは事実上「永久貯蔵施設」です。一度集めたものを別の場所に移動することはありえないからです。それを覚悟で引き受ける自治体があるかもしれませんが、引き受けて欲しくありません。
汚染の正体である放射性物質は、元々東京電力福島第一原子力発電所の原子炉の中にあった物で、東京電力の所有物です。環境にばら撒かれた東京電力の所有物を集めているのだから、東京電力に返せばいいのです。住民が何とかしようなんて思ってはいけない。
ただし、福島第一原発の敷地は、猛烈な被曝環境になってしまっているし。そこで日夜労働者が被曝しながら闘っているわけですから、そこに新たな放射性物質を返すことはできない。だから、東京電力の本社ビルに返すべきだと思います。
私は本気でそうしたいんですけど、多分できない。そこで私は、現実的な案として、福島第二原発に集めるのがいいと思います。ここは4基の原子炉が停止中ですが、東電は再稼動させたいと言っています。とんでもないことです。嘘をついて、周辺の住民を苦難のどん底に突き落としながら、自分は無傷で生き延び、壊れかけた発電所を再稼動させるなんて有り得ないと私は思うし、福島第2原発の広大な敷地を放射能のゴミ捨て場にすると、各県の中間貯蔵施設も必要なくなります。
杜撰な被曝管理
編…作業者の被曝管理は?
小出…放射線業務従事者である私は、常に被曝量を測定するためのガラスバッチを付けています。それが規則ですが、事故原発では、誰が働いているかすら把握できていません。働いた人が、どこに行っているかもわらない。東京電力が作業委託すると、1次、2次、3次と10次まで下請け関係があり、労働者がどこからか駆り集められて来ています。こんな状態でしっかりした放射線管理は無理です。
さらに深刻な問題があります。下請け会社の指示で労働者の線量計に鉛のカバーを付けたという事件がありました。被曝線量を低く見せるためです。発覚したのはほんの一部です。酷い被曝作業では、線量計そのものを置いて行くこともあります。
もっと深刻なのは、労働者自身がそれを望んでいることです。理由は、総被曝線量が100㍉Svの基準を超えてしまうと、働けなくなるからです。集められている労働者は、多分経済的に困窮していて仕事がない。大阪なら西成、東京なら山谷、横浜なら寿町などから連れて行かれています。猛烈にピンハネされた賃金ですが、彼らはそれで生きているので、被曝が限度を超してしまうと、サッと捨てられて、生活ができなくなります。だから、自分から望んで被曝限度を超えないよう誤魔化しを行う、そういう現場だと思います。私はそれが一番辛いです。
炉心回収は不可能?
編…事故原発の廃炉作業・事故対応体制について、IAEAすら疑問視しています。小出さんのご意見は?
小出…仮に私が事故対応の全権を持っていたとすれば、東京電力や国とは違う対応を取ることもあるでしょう。例えば、汚染水が漏れないように地下に遮水壁を張ることなどは、事故直後から言い続けています。汚染水をタンカーに移して柏崎刈羽原子力発電所まで走らせて、そこの放射能浄化システムで処理するプランもあります。でもそれすらが、瑣末なことなのです。
溶け落ちた炉心がどこにあるかもわらないし、見に行くことすらできない。ロボットだって、何ができるかわからない事態です。誰がやろうとも無理なのです。それほど困難な事態だと思います。私は、ああすべきだ、こうすべきだと発言はしますし、IAEAだって「世界の英知を集めてやるべき」だとか、さまざま提言しています。でも、(大きなため息)何をやってもうまくいかないというほどの、難しい現実が目の前にあるのです。
東電に当事者能力はありませんが、学者だって無能です。東電自身は、放射能の知識も、原子炉に対する知識も持っていません。原子炉に関する知識は、大元は米国のGE、そしてそれを日本に導入した東芝と日立です。瓦礫撤去ならゼネコンです。そういう彼らが現場の知識を持っていて、収束作業を総力でやっているのです。今のシステムが悪いから、もっといいシステムがありうるか?といえば、そういうふうに私は思えません。
私に「政府委員になれ」と言ってくださる方もいます。私なりにやりたいことはありますが、それは瑣末なことで、原子炉本体をどう収束させるのかは、本当にわからないのです。
海洋汚染は太平洋全域に
編…海の汚染について、小出さんがわかってることを教えてください。
小出…海に汚染が広がっていることは、歴然とした事実です。事故原発の敷地の外側にある防波堤の中の海底の砂・泥は、猛烈に汚染していることがわかっています。そこで生きている魚が猛烈に被曝していることも、わかっています。ですから、防波堤の出口に網を張って魚が外へ出ないようにするという、馬鹿げたことでもやってみようと思うほど、防波堤の中は汚れています。
発電所から海へ向って放射能が出ているので、防波堤に網を張っても汚染水は流れ出て、沖合いのコウナゴが猛烈に汚染されている例もたくさん報告されています。
ただし、東北の沖合には黒潮が流れ、昔から「海は広いな大きいな」と言われるように、拡散して薄まっているのだと思います。大震災の瓦礫が、太平洋を越えて米国大陸に届いています。瓦礫が届いたということは、海水が流れたということですから、汚染水も太平洋の全域に広がっていっているということです。
地面に降り落ちた放射能は、海のように拡散しません。風雨で流れるとしても、海の拡散とは全然違うレベルです。陸地の汚染は留まりますが、海はどんどん拡散していくので、汚染そのものが見え難いし、国も東京電力も測定しようとしないので、データそのものが少ない状態です。
その上で、海の汚染で特に私が問題だと思うのは、ストロンチウムです。セシウムは、揮発性が高いので、空気中に噴出して大地を汚します。ストロンチウムやプルトニウムを心配される方もいるのですが、事故で大気中に出たストロンチウムは、セシウムの1000分の1程度。プルトニウムは100万分の1程度です。そのため、大気の汚染は、セシウムが圧倒的に多いのです。
ところが、海の汚染の場合、揮発性は無関係です。水に溶けるかどうかが問題で、ストロンチウムはセシウムと同様に水に溶け易いのです。このため、ストロンチウムの汚染も考えないといけません。しかも、ストロンチウムは測定が大変難しいのです。ひとつの試料を測るのに何日もかかってしまうほどの面倒な操作が必要なのです。
海洋汚染のデータは少ないし、これからもなかなか出て来ないだろうと思います。でも、海の汚染に関しては、セシウムだけ注意していればいい、というわけにはいかず、ストロンチウムに注意を払わなければいけません。(つづく)
作業員が減り続ける福島原発の深刻 (日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/142680
ネズミの配電盤侵入、増え続ける汚染水対策……と、「廃炉」に向けて次々と問題が見つかっている福島第1原発。汚染水対策では、土を凍らせて遮水壁をつくる案が浮上したが、これで問題解決とはいかない。むしろ「廃炉」に向けた状況は悪化するばかり。最大の問題は、作業員の確保だ。
福島原発では現在、1日2500~3000人が収束作業に当たっている。少なくとも「廃炉」まで30~40年必要とされる中で、作業員確保の課題は当初から指摘されていた。だが、ここにきて、急速に人手不足が深刻化しつつあるのだ。
原発作業員の相談を受けている渡辺博之・いわき市議はこう言う。
「(作業員が減っている)理由はいくつかありますが、まずは手当が減らされているのが問題です。東電が安い価格で入札を出すために、人件費にシワ寄せがくる。賃金が削られるだけでなく、弁当が出ない、自宅に帰る旅費も削られる、という具合です。高線量の被曝(ひばく)の危険性が高い場所で作業しながら、賃金は最も安い人で1日5000~6000円。一方、環境省が主導している除染作業の日当は約1万6000円です。それで『やってられない』と考え、原発から除染作業に変わる人が出ています。原発では今、技術者ほど被曝線量が増えていく。それなのに、将来の健康被害に対する補償どころか、健康診断も受けられない。まさに使い捨てです。東電に任せるのではなく、政府が責任を持って対応しないと作業員は確保できません」
電力各社は全国の原発再稼働に向けて動き始めているが、再稼働させるための人材がいるなら、一刻も早く福島原発に投入するべきだ。
「日本に“原発を建てても安全な場所”はない」
小出裕章氏が警告(日刊SPA!)
http://nikkan-spa.jp/450015
「世界一の地震国・日本には『原発を建てても安全な場所』はありません。そのことをよく考えなければ、また悲劇を繰り返すことになる」と警告するのは、京都大学原子炉実験所助教の小出裕章氏。
「原子力産業を牽引してきた米国も欧州も、大地震の危険性がある場所を慎重に避けながら原発を建設してきました。欧州のかなりの部分は非常に地盤が強いですし、米国ではその多くが地震の少ない東海岸に建てられています。日本列島のような大地震の頻発地帯に原発を建てるというのは異常なことです。福島第一原発の事故が起きる前、私が最も心配していたのは浜岡原発(静岡県)についてでした。世界中の地震学者が『明日起きても不思議ではない』と口をそろえる東海大地震の予想震源域の“ど真ん中”に原発が建っている。そのため、私はずっと浜岡原発の事故の危険性を警告してきました。しかし実際に事故を起こしたのは、福島第一原発でした。つまり日本列島においては、次にどこで巨大地震が起きるのか、正確に予測することは不可能なのです。東日本大地震で事故を起こしたのが福島第一原発だけだったのも偶然でした。例えば女川原発(宮城県)は、外部からの送電線が辛うじて一系統だけ倒壊を免れたため、運良く事故にならなかったのです」(小出氏)
危険度では、四国電力の伊方原発(愛媛県)も要注目だ。「伊方原発をとめる会」(http://www.ikata-tomeru.jp/)の和田宰氏は「九州から関東まで伸びる国内最大の断層系、中央構造線と伊方原発は5kmしか離れておらず、直下も同然。ここで大地震が起きれば、地震波を機器が感知して原子炉を停止させる前に、揺れが原発を直撃するでしょう」と語る。
「しかも、中央構造線が四国南方の『南海トラフ』と連動する恐れもあります。その場合、耐震基準の数倍以上の揺れが伊方原発を襲う可能性は極めて高いのです。瀬戸内海は外洋との海水の循環が少ない内海なので、太平洋に面した福島県沿岸に比べて放射性物質が溜まりやすい。事故が起きれば、汚染被害は極めて深刻なものとなるでしょう」(和田氏)
政府の中央防災会議は、南海トラフで起こりうる巨大地震に関して「今後30年間でマグニチュード8以上の地震発生率は60~70%」と算出。「最悪の場合は東日本大震災をも上回る規模の超巨大災害となる」と予測している。それにもかかわらず、政府は南海トラフ地震での原発事故を想定していないのだ。
今後の原発再稼働については、原子力規制委員会が7月に公表する新規制基準をクリアすることが条件となる。政府や電力会社はこの新基準公表後、再稼働の動きを本格化させていくものとみられている。
「緑の党」(http://greens.gr.jp/)の共同代表で、第一原発事故後の対応について政府との交渉を続けてきた杉原浩司氏は「大飯原発の『特別扱い』は危険」と語る。
「新基準も決して充分とはいえませんが、現在稼働中の大飯原発3・4号機に関しては新基準をすぐには適用せず、次回の定期検査まで運転を継続させるというのです。つまり、その2基については以前の緩い基準のままの運転を認めるという。この特別扱いは、大飯原発が止まれば日本の稼働原発がなくなってしまい、国民が『原発ゼロ』に慣れてしまうのを避けたいからでしょう。しかし、大飯原発の敷地内にある破砕帯については『活断層である疑いが濃い』と、原子力規制員会のもとでの有識者会合でも指摘されているのです。天災は大飯だけを『特別扱い』してくれるわけではありません。例外はなくすべきです」(杉原氏)
6/4発売の週刊SPA!ワイド特集「大マスコミが報じない激ヤバネタ16連発」では、小出氏が今でも危険な福島原発の状況に警鐘を鳴らしている他、アベノミクスで復活した無駄な事業などのニュースから、関東連合の最新情報などを連発している。 <取材・文・撮影/志葉玲>
活断層データベース
http://riodb02.ibase.aist.go.jp/activefault/
2013/06/04 「核のごみ問題は、国連の安全保障会議の課題に成りうるくらい大きな問題だ」 ~第26回国会エネルギー調査会(準備会)(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/83156
第26回目になる「国会エネルギー調査会(準備会)」が開かれ、今回は原発から出る「核のごみ」の最終処分問題を考えるをテーマに様々な議論が出た。
東京工業大学大学院教授の今田氏は「この(核のごみ)問題はすごい問題になる。これから世界的規模で増えていくだろう。開発途上国や発展途上国が(原発を)導入しようとしていて、このままだと莫大な量になるだろう。それをどうするかはもはや一国の管理ではなく、国連の安全保障会議の課題にも成りうるくらい大きな問題だ」と警鐘を鳴らした。
続けて、原子力委員会の見解、政府方針等について資源エネルギー庁、原子力規制委員会から説明があったが、この点について今田氏は「今日はどうしたら原発の高レベル放射性廃棄物の問題をうまく処分することができるかについて議論する場であったはずだが、専門的なレベルの話になってしまった。その事は国民の皆さんが聞いて分かるレベルで話をするべき。そうでないと国民の理解が本位でない方向にいってしまう」と危惧した。
■テーマ 原発の「核のごみ」最終処分を考える
■内容 日本学術会議の提言について
報告:「原子力委員会の見解について」
今田高俊氏(日本学術会議高レベル放射性廃棄物の処分に関する検討委員会委員長、東京工業大学大学院教授)
報告:「政府方針について」(資源エネルギー庁、原子力規制庁より)
鈴木達治郎氏(原子力委員会委員長代理)
コメント:植田和弘氏(京都大学教授)、金子勝氏(慶應義塾大学教授)、伴英幸氏(原子力資料情報室共同代表)、他
討議・意見交換:出席国会議員、有識者を交えて
核のゴミ 最終処分「地下試験場」の全貌
http://www.dailymotion.com/video/x10j2qp_%E6%A0%B8%E3%81%AE%E3%82%B4%E3%83%9F-%E6%9C%80%E7%B5%82%E5%87%A6%E5%88%86-%E5%9C%B0%E4%B8%8B%E8%A9%A6%E9%A8%93%E5%A0%B4-%E3%81%AE%E5%85%A8%E8%B2%8C_news
MBS毎日放送・NEWS23 2013.6.3.
国内には現在57基の原発があるが、事故や老朽化ですでに7基の廃炉が決まっている。
今後は安全対策や老朽化で廃炉になる原発が増えていくことが確実だが、廃炉で出る廃棄物の処分先が決まらず、そのため廃炉作業が遅れるということが起き始めている。
こうした中で、廃棄物の最終処分の試験をしている六ヶ所村の地下試験場を取材した。
「もんじゅ」で重大トラブル発生! 3日午前0時から4時間半余り、原子炉監視データ送信不能に (秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/06/304.html
さっき「NHK NEWS WEB」を見ると、「もんじゅ データ送信できないトラブル 」という、目が飛び出るニュースが載っていた。
なんと、高速増殖炉「もんじゅ」の原子炉の状態などをチェックするシステムが、3日午前0時すぎから4時間半にもわたり、データ送信不能になるトラブルが起きたのだ。
午前4時すぎにデータ送信は復旧したというのだが、「4時間半」ものトラブルは致命的な時間の長さである。
もし、これが冷却装置などの異常であれば、いまごろ(3日午後12時半)は福井県敦賀市から半径数百キロの住民は避難しなければならなかったかもしれない。
そんな大げさな、と思うのは愚かである。
そう思った人は「もんじゅ」がどれほど恐ろしいシロモノで、しかもそれを維持管理する組織がどれほどずさんで責任感を欠如したものか、ご自分で調べるといいだろう。
ちなみに、「もんじゅ」は冷却材にナトリウムを使用する。
ナトリウムは中高生でも知っているように、水や酸素、空気と激しく反応する。
そうちょっと触れただけで火災になる。
それでなくても超危険な高速増殖炉なのに、そこにナトリウムを使うというのは、正気の沙汰ではない。
「もんじゅ」が爆発すれば、すくなくとも北陸・近畿・中部・山陰一帯は人が住めない。
しかも、こんな絶対にミスが許されない施設であるにもかかわらず、きわめてトラブルを誘発しやすい構造になっているし、これまでトラブルは頻発している。
「もんじゅ」を推進する側も、これが運転できないことはよくわかっているはずだ。
もういいから、潔くやめようよ。
取り返しがつかないってことがこの世にはあるけれど、「もんじゅ」は地球史空前の取り返しがつかない事案である。
ところで、「もんじゅ」って、「文殊の知恵」から拝借したネーミング?
こんなものを造り、こんな名前までつけ、金のためだけに無理を承知で推進しようなんてヤツには、きっと仏罰があたるだろう。
もんじゅデータ送信停止 約4時間、電源切れで(福井新聞)
http://www.fukuishimbun.co.jp/nationalnews/CO/science_environment/713069.html
原子力規制庁は3日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉もんじゅ(福井県敦賀市)から、全国の原発の状態を把握するための国の緊急時対策支援システム(ERSS)へのデータ送信が、同日0時すぎから約4時間止まったと発表した。
原子力機構によると、3日午前0時すぎ、もんじゅの原子炉の温度などのデータを表示するシステムで警報が鳴り、データを外部へ送信できなくなった。データを伝送するサーバーの電源が切れており、再起動して復旧した。電源が切れた原因を詳しく調べている。
データ送信が止まった間、規制庁は機構からファクスやメールなどで情報を入手する対応をした。
ストップ・ザ・もんじゅ
http://www.page.sannet.ne.jp/stopthemonju/
地震大国日本に原発はいりません
もんじゅは最も地震に弱い原発 今すぐ廃炉の決断を!
【816】 敦賀原発を考える・第二弾 (1) ... 活断層調査と子どもの健康 / 武田 邦彦
http://youtu.be/IKfm66lc3rQ
敦賀原発を考える第二弾の1・・・活断層調査と子どもの健康
http://takedanet.com/2013/06/post_0091.html
コロンブスのアメリカ大陸発見とは何を言っているのか?
活断層は数1000万年前からあるもので、「活断層があることが分かった」というのは、地質学者の知識が不足している(だから悪いと言うことではない)からで、活断層は日本列島と共にある。
地震学者や地層の専門家の試験をしているのではない。子どもの安全を守らなければならないのだ。世界で地震地帯の原発は日本だけだ。その時に基本的な考え方を作る必要がある。
私の考えは、最大の震度に備えるべき。子どもの健康を地質学者の学力に依存させるな。日本人も宮城県のレベルでいたり、根本的な論理の整合性に関心を持たないと原発のような巨大技術を安全に利用することはできない。
(平成25年6月3日)
【地図】全国活断層ハザードマップ【距離】
http://arch.inc-pc.jp/004/index_23.html
敦賀原発を考える : 第二弾 (2) / 武田 邦彦
http://youtu.be/bJd8Y9HvNtQ
敦賀原発を考える第二弾の2
http://takedanet.com/2013/06/post_0542.html
原発の安全性は、原発自身の安全性、事故の時の通報、避難などにもよるが、何よりも大切なのは「当事者の資格」だ。そして当事者の資格の中でももっとも大切なのは「原発を運転するに足る誠実性を持っているか」が問われる。
敦賀原発2号機を再開しようとしている日本原電(日本原子力発電株式会社)は、過去に大きな「放射線漏れ隠し」があり、2号機は放射性漏れのために緊急停止し、原因となった配管の穴が33ヶもあった理由もハッキリしない。
配管の穴が突然、同時に33カ所もできるはずも無い。敦賀原発の再開にはまず「原発を運転する会社は、原発を運転する資格が必要」という当然の審査を公開で行うべきである。
また日本原発は東海第二原発も担当しているが、この東海第二原発は東北大震災の時に停電し、爆発寸前まで行ったとされている。原因は防潮堤の工事が杜撰で穴を開けていたと言われる.説明はない。
今のままでは日本原電に当然、資格はない。原子力機構、電力会社、原子力規制庁、東大教授は資格がない。
(平成25年6月4日)
武田邦彦
2013.06.02 広瀬隆講演 in 福島市
【原発、福島・人権 そして憲法】
http://youtu.be/SWkamExSYpU
ふくしまWAWAWA-環・話・和-の会
http://wawawa1210.blog.fc2.com/blog-entry-31.html
福島原発震災から3年目の今も、事故の全容はつかめておらず、原発難民が15万人を超えています。原発被災者への賠償・保障は不十分極まりなく、健康やくらしの先行きの見通しはほとんど立っていません。
先の衆議院選挙で自民党政権が復帰し、原発ゼロの見直しと原発再稼働の方が明言されています。憲法さえも変えようとしています。
このままでいいのでしょうか? 私たちは今こそ、人権と平和について一緒に考えてみませんか。
もうめちゃくちゃε=(・д・`*)
チェルノブイリの小児病棟 ~5年目の報告~(再掲)
http://www.dailymotion.com/video/xkema4_%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E3%81%AE%E5%B0%8F%E5%85%90%E7%97%85%E6%A3%9F-%EF%BC%95%E5%B9%B4%E7%9B%AE%E3%81%AE%E5%A0%B1%E5%91%8A_news
内部被ばくに迫る(再掲)
http://www.dailymotion.com/video/xlmgga_%E5%86%85%E9%83%A8%E8%A2%AB%E3%81%B0%E3%81%8F%E3%81%AB%E8%BF%AB%E3%82%8B_tech
チェルノブイリ原発事故によるその後の事故影響(今中哲二)(再掲)
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/GN/GN9705.html
山下俊一は、なぜグラフを改ざんしたのか?
(Fukushima Voice version 2)
http://fukushimavoice2.blogspot.jp/2013/06/blog-post_3.html
福島県の放射線リスクアドバイザーであり、福島県立医科大学副学長(当時)の山下俊一氏は、2013年3月13日にメリーランド州ベテスダで開催された米国放射線防護測定審議会議会の年次総集会で基調講演を行なった。
NCRPのサイト http://www.ncrponline.org/
山下氏の基調講演の動画 http://echo.colostate.edu:8080/ess/echo/presentation/d6ddb666-85bd-48a3-8d83-a691910906be
山下氏の基調講演のパワーポイント講演資料PDF http://www.ncrponline.org/Annual_Mtgs/2013_Ann_Mtg/Yamashita.pdf
山下氏の講演パワーポイント資料では、カーディス氏他による2005年の研究論文「子ども時代のヨウ素131への被ばく後の甲状腺癌のリスク」内のグラフが使用されていた。山下氏はこの研究論文の共著者の1人であり、使用されたグラフは、729ページ目の「図2: 11の線量区分で推定された区分別オッズ比の最適なリスクモデルによって予測されるオッズ比(ORs)の比較」である。
カーディス論文の727ページ目には次のように述べられている。
「図2では、被ばく線量を関数としたオッズ比の変動が表されている。強い線量反応関係(P<.001)が観測された。オッズ比は、1.5~2グレイの線量までは直線的に増加するようであったが、それ以上の線量では横ばいになった。統計的に有意なリスクの増加は、0.2グレイ以上の被ばく量区分すべてで見られた。
これらのデータを最適に表す統計モデルは、1グレイまでの過剰相対リスク線形モデル(注:カーブ③)、2グレイまでの過剰相対リスク線形モデル(注:カーブ②)、そして全線量域での過剰相対リスク線形-二次モデル(注:カーブ①)である。しかし、図2でみられるように、後者のモデル(注:カーブ①)は、2グレイ以下でのリスクを過小評価する傾向があった。」
これが、山下氏のパワーポイント講演資料スライド12「チェルノブイリ付近での小児甲状腺癌リスク」内のグラフである。
これがカーディス氏のグラフである。
山下氏は、最適のモデルのひとつだとみなされたカーブ①:全線量域での線形-二次線量反応モデル(過剰相対リスク線形-二次モデル)を除外した。このカーブが「2グレイ以下でのリスクを過小評価する傾向があった」からなのか?
山下氏の基調講演の動画では、このスライドに関しては次のように述べられていた。(山下氏の英語発言からの意訳)
「他のケース・コントロール共同研究によると、甲状腺癌が放射性ヨウ素の線量反応的に増加するのが明らかにわかります。このようなデータは、近年、米国・ベラルーシ、そして米国・ウクライナのコホート研究によって確認されています。甲状腺被ばく量の線量反応性を理解することは本当に大切です。」
このスライドは、甲状腺癌のリスクの線量反応を示すために使われたと思える。
チェルノブイリ事故後と福島事故後の出生率や死亡率のデータを分析してきたドイツの物理学者アルフレッド・ケルプラインは、山下氏のグラフのデータポイントを、元のカーディス氏のグラフのデータポイントと共に図示した。
山下氏がカーブ①を除外した理由は明らかではない。さらに、図自体を「改ざん」しているのに、スライド内で元論文を引用するのが適切なのかという疑問が残る。
これは研究者として倫理的だと言えるだろうか?
海外の研究者達とのメール交換では、倫理的とは言えないということで意見が一致した。カーディス氏には、この件について何度もメールを送ったが、返答はなかった。
山下氏が独自のグラフを作成しながらもカーディス論文を引用したことについてどのように思ったかをケルプラインに尋ねた。返事は、「これはごまかし、もしくは詐欺、と呼べると思う。」だった。
「必ず誤診」 訴訟恐れ巨額保険加入 ~福島県甲状腺検査(OurPlanetTV)
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1593
http://youtu.be/3Ifomr9n79A
これまで「精度の高い検査」と説明されてきた福島県県民健康管理調査の甲状腺検査。しかし、アワプラの入手した会議資料によると、福島県立医科大外による甲状腺検査はぎりぎりの検査体制にあり、福島医科大の幹部が「必ず誤診が起こる」と明言。医療訴訟から医師を守るために10億の医療損害賠償責任保険に加入していたことがわかった。
福島健康管理調査・甲状腺がん「確定」12人について。- 2013.06.05
http://youtu.be/BtflAYdXlGs
【もう異常すぎる福島県、逃げろ!?】甲状腺がん「確定」12人に 福島18歳以下、疑いは15人
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/e3489f71824b7669bed0d399adc9947f
甲状腺がん「確定」12人に 福島18歳以下、疑いは15人(共同通信)
新たに9人が甲状腺がん=原発事故の影響否定(時事通信)
甲状腺がん新たに9人 福島県調査、計12人に(日本経済新聞)
福島健康調査:検討委員4人が退任 「秘密会」不信高まり(毎日新聞)
甲状腺がん12人・悪性疑い15人~福島県調査(OurPlanet-TV)
甲状腺がん「確定」12人 福島の18歳以下、9人増(東京新聞)
甲状腺がん 確定12人に 福島県民18歳以下(MSN産経ニュース)
第11回「県民健康管理調査」検討委員会(ノーカット版)
http://youtu.be/DaUJ6LOOYjM
東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県民健康管理調査で5日、県の検討会が開かれ、事故当時18歳以下だった子どもの甲状腺がんが、手術によって新たに9人「確定」し12人にとなった。また、細胞診で「悪性」または「悪性疑い」と診断された人は15人に増えた。
新座長は星北斗医師、副座長に清水修二福島大学教授
福島県民健康調査の検討委員会は2011年5月から開催され、今回で11回目となる。「秘密会」の開催や、実施主体である福島県立医科大の関係者が多数含まれていることに批判が集まり、前回2月13日に開催された第10回検討会を最後に、福島県立医大の山下俊一副学長が座長から退任。今回より委員が大幅に刷新された。検討委員会では、冒頭に座長の互選を行い、山下氏の後任として、福島県医師会の星北斗常任理事が座長に選ばれた。また副座長には、福島大学の清水修二教授が選任された。
検討委員会では、県民全てを対象に実施している 基本調査のほか、事故当時18歳以下だった子どもに実施している「甲状腺検査」、避難区域などの住民に実施している「健康診査」と「こころの健康度・生活習慣に関する調査」。更に「妊産婦に関する調査」について報告が行われ、委員による検討が行われた。
甲状腺がん新たに9人、疑い15人
今回も注目を集めたのは甲状腺検査。福島県立医大県民健康管理センターの甲状腺検査部門長・鈴木眞一教授が説明に立ち、主に平成23年度と24年度に実施した検査の結果を報告した。それによると、平成23年と24年に1次検査受診したのは、それぞれ399,193人、133,787人で、そのうち、2次検査を終了した計543(H23年160人、H24年383人)のうち、5月27日までに227人(H23年82人、H24年145人)に細胞診を実施。28人が悪性または悪性の疑いと診断された。更にこのうち、13人が手術を終え、12人が甲状腺がんが確定したとの診断結果が公表された。前回では、甲状腺がんの確定診断例が3例、悪性疑い7例と報告されていた。
バンダジェフスキー博士から、福島でこどもの甲状腺がん大幅増加について、ベラルーシ・ゴメリとの比較。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/45fa28d0eebc0ee7d9bbd3deb359861b
本日早朝に、ユーリー・バンダジェフスキー博士に、福島での甲状腺がんについて下記の情報をお伝えしました。
「甲状腺がんが12人確定していて、疑いが15人ということです。17万人の検査で、二年経過した、現段階で、すでに疑い例も含めると、申し訳ないですけれども、1万人で1.6人程度、甲状腺がんと言うことになります。通常、甲状腺がんは、子どもは100万人で1人あるのかどうかという罹患率です。これと比べると、今回、発見された数は、そのおよそ160倍にもなっています。」
そうすると彼が、医科大学の学長をつとめたベラルーシのゴメリ地域について、日本の皆さんに簡単な事実を伝えていただきました。
「1991年(事故5年後)に、チェルノブイリ原子力発電所で事故によって最も影響を受けたゴメリ地域では、子どもの中の甲状腺癌の頻度は10万人の子どもあたり11.3人でした。この中にふくまれますが、少女は、10万人あたり16.8人となります.」
チェルノブイリで、最も汚染が酷くても、居住者が存在した地域で、5年後に影響が出た割合が、1万人あたりだと1.1人。女の子で1万人あたり1.7人ということです。しかも、がんというのは、通常のがん疾患の場合、数年から数十年の潜伏期間があるとされますから、甲状腺がんと雖も、やはり時間経過とともに罹患率は増えますし、疾患者数は増えると、考えるのが適切です。この県民調査でも、そうした傾向はあると思います。そう考えれば、事故後2年の時点での、福島の18歳以下のこどもで発見される率と、5年後のゴメリ地域の女の子(女の子の方が甲状腺疾患は発症しやすい)での頻度が、ほぼ同程度になっているということです。ふつうに考えると、福島県の状態は、ゴメリ州以上の、緊迫した状態になることも、示唆されています。
バンダジェフスキー博士は、去年の来日の際にも、こうした危機をずっと警告されていましたが、その警告を裏付けるような結果がおきていることに、彼も衝撃をうけているということです。分っていたこととはいえ、そうしたことがはっきりとおきてくることを示されると、事態の本質は何なのかと言うことです。
これを政府や福島県、さらに医師達の大半が、無理な言説で誤魔化そうしていることを、許してはなりません。メディアがどう伝えたかも含めて、こちら側は常にチェックしないと、生き残れないですから。
○●○ ちょっと一息(^^♪ ●○●
なんだこれ画像集
Кот на скользком полу
http://youtu.be/QtGEdSt-o_E
よくすべ~るニャン∧_∧
食欲が減退しませんか~?(笑)
ド迫力!(゚o゚;;
北海道白老町にあるそうです。http://kanigoten.co.jp/index.htm
Radar (Rémi Gaillard)
http://youtu.be/uvYxXBMqEOM
自らがスピード監視カメラになりきるレミ・ガイヤールさん
A×B=B×Aですよね?正解じゃないのかしらん?
(; ̄ェ ̄)
世界の巨大な穴10選
http://youtu.be/Qdu-taJN1r4
世界中にある巨大な穴の画像を解説付きで紹介します。
自然に出来た穴から人工的に出来た穴、突如現れた恐怖の穴など等...。
いいセンスしてますね~?(笑)
見事にハマってますね~?(笑)
炊飯器に負ける猫2
http://youtu.be/zfcpdEAbOH0
なごみますね~(´▽`)
■□■□■□■□■□
ワタミ・渡辺会長「365日24時間死ぬまで働け」について。- 2013.06.06
http://youtu.be/L7EVG40ULqU
【本当に書いてある!さすが自民党公認!?】ワタミ社内文書入手 渡辺美樹会長が「365日24時間死ぬまで働け」
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/ecf63cdac3821d4fef21719accd06c5e
ワタミ社内文書入手 渡辺美樹会長が「365日24時間死ぬまで働け」(週刊文春)
自民が「ブラック企業」公表提言へ 参院選公約(日本経済新聞)
ワタミ会長、出馬会見で「夢のない若者、世界に関心持とう」 自民から参院比例区(J-CASTニュース)
ブラックジョーク?ワタミ会長、自民党から出馬を検討【目がテン】(マイナビニュース)
https://twitter.com/magazine_posse/status/342477192086839296
https://twitter.com/konno_haruki/status/342269021955190784
アベノミクスで「民間活力の爆発」? それより「原発の活用」で「民間の怒り爆発」だろ! (秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/06/blog-post.html
安倍政権の「経済政策」アベノミクスならぬ、アホノリスク第3弾「民間活力の爆発」が昨日発表された。
それは1人あたりの国民総所得(GNI)を10年後に150万円増、市販薬のネット販売の原則解禁など、そして「原発の活用」「再稼働を進める」ために「政府一丸となって最大限取り組む」というものだ。
きのう午後0時半に安倍首相がこの成長戦略「民間活力の爆発」を発表すると、市場はすぐに反応、その20分後の0時50分には株価が急落、日経平均終値はことし3番目の下げ幅(前日比518円安)で引けた。
2週間ほど前まであれほどイケイケだった株価は大きく値を崩し、いま(6日午後0時)日経平均株価の前引は1万3千円を割った。
アベノミクスへの「失望売り」ということだが、ここにきて投資家もこの「経済戦略」なるものが、異次元の愚策「アホノリスク」だったことに気付いたのだ。
この「戦略」のどれもが実現性に乏しいだけではなく、「国民総所得150万円増」や「原発活用」は国民を愚弄するもの以外なにものでもない。
「国民総所得(GNI)150万円増」は、10年後に国民1人あたり150万円増えるかのような印象をあたえるが、実は国民や家庭の年収が150万円増える、というわけではない。
「1人あたりのGNI」とは、個人と企業が国内外で稼いだ総額を人口で割ったもの。
つまり、たとえ安倍が語ったとおり、10年間で150万円増額(たぶん絶対にできないだろうが)したとしても、それが家庭の収入増になるとは限らないのだ。
企業が儲けた金を社内留保したり、給料を上げなければ、GNIは150万円増でも、国民の年収は増えないのである。
それに物価の上昇も考慮しないと、本当の国民の実質的な年収増は見えない。
それにしても、「成長戦略」に「原発活用」って、ブラックユーモアかい。シュールな響きだよね。
アホノリスクの「成長戦略」って、「世界壊滅戦略」のまちがいじゃないの?
日本どころか、トルコやインドなど、世界中に原発を「活用」しようっていうのだから。
民間の怒りが爆発する前に、「原発の活用」やめたほうが、おたがいの身のためだ。
「原発再稼働へ一丸」 「成長戦略」素案提示(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-06-06/2013060601_02_1.html
政府は5日、産業競争力会議(議長・安倍晋三首相)を開き、「成長戦略」の素案を提示しました。エネルギー分野では、「原子力発電の活用」を盛り込み、原発の再稼働に向けて「政府一丸となって最大限取り組む」と明記しました。「原発ゼロ」を願う国民世論に真っ向から挑戦するものです。
素案は、(1)日本産業再興プラン(2)戦略市場創造プラン(3)国際展開戦略―の三つのアクションプランを提示。規制緩和など大企業支援策を盛り込み、多国籍大企業の利益を重視する姿勢を全面的に打ち出しました。
また、「民間の力を最大限引き出す」と強調。これまで企業が参入できなかった分野で「規制・制度改革と官業の改革を断行する」としています。さらに、「日本企業を国際競争に勝てる体質に変革する」など大企業支援をうたいました。
「大胆な規制改革等を実行するための突破口」として、「国家戦略特区」の創設を掲げました。規制緩和や減税措置を進め、多国籍企業の活動を後押しします。「特区」を足がかりに、大企業支援策の全国的な拡大を狙います。
日本の農業と国民生活に大打撃を与える環太平洋連携協定(TPP)交渉参加を強調。貿易のFTA(自由貿易協定)比率を2018年までに70%に高めるとしました。
雇用問題では、雇用を守る企業を支援する「雇用調整助成金」を減らし、労働者を放出させる企業のための「労働移動支援助成金」に予算の増額をうたいました。
「成長戦略」などウソ八百 むしろこの先は不況が深刻化する (日刊ゲンダイ)「日々担々」資料ブログ
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-8990.html
市場の反応は正直だ。
きのう(5日)、安倍首相が成長戦略の第3弾を発表。夕刊の締め切り時間とマーケットを意識して、わざわざ取引時間中に講演したのだが、安倍のスピーチの途中から、株価が見る見る下がり出した。あれよあれよで終値は1万3000円割れ目前まで下落、前日比で518円89銭安。今年3番目の下げ幅となった。
「もともとの期待も大きくなかったし、成長戦略の中身はすでに織り込み済み。とはいえ、まさか、ここまで売られるとは予想外でした」(銀行系エコノミスト)
薬のネット販売解禁や国家戦略特区など、事前に報道されていた内容で新鮮味に乏しかったのは確かだが、急落の理由は“鮮度”だけではない。中身の悪さ、具体性の乏しさ。要するにハッタリだらけなのだ。
安倍は「達成すべき目標を年限も含めて明確にする」と言って、「国民総所得(GNI)を10年後に150万円増やす」とブチ上げた。一瞬、景気がいい話に聞こえるが、この数字には裏がある。経済ジャーナリストの荻原博子氏が言う。
「報道では所得150万円増という部分ばかりが強調されたので勘違いしそうになりますが、決して皆さんの給料が150万円増えるわけではありません。日本が1年間に稼ぐお金が3%増えれば、それが1人当たり150万円というだけの単純計算です。GNIには、日本の企業や個人が海外に投資して得た配当収入や利子も含まれる。企業が儲けても、その分が社員に丸々還元されるわけではないし、成長戦略の中身を見るかぎり、3%の成長実現も難しいと思いますね」
第一生命経済研究所・首席エコノミストの熊野英生氏も「なぜ1人当たりの名目GDP増加ではなく、GNIなのか」と疑問を呈していたが、GDPでは都合が悪いのだろう。労働人口の減少で、今後はGDPベースでの成長は難しい。GNIならば、対外資産から得られる所得を増やすことで高い成長率を見積もれる。安倍の成長戦略は一事が万事、こんな調子で、ウソとゴマカシのオンパレードなのである。
◆派手な形容詞と数字を並べただけの空疎さ
「3年間で民間投資70兆円を回復します」
「2020年にインフラ輸出を30兆円に拡大します」
「2020年に農林水産物・食品の輸出額を1兆円にします」
「10年間で世界大学ランキングトップ100に10校ランクインします」
こうした「宣言」も口からデマカセみたいなものだ。どうやって目標を達成するのかというと、とたんに怪しくなるからだ。大学ランキングなんて、外国人の職員を増やせば、グローバル化の評価が上がると踏んでいるらしいが、そんなことをしたら、日本人職員は失業してしまう。つまり、机上の空論なのだが、こうなると、疑いたくなるのが安倍の本気度だ。実現可能性なんてどうでもいいのではないか。派手な見出しを並べて、参院選までイケイケのムードを引っ張れればいい。その程度の軽いノリなのではないか。
だからこそ、安倍の口からは「世界一」「世界の真ん中」「世界最先端」「革新的」「最大限」なんて大仰な言葉がやたらと出てくるのだろう。中身が空疎だから、形容詞だけ派手になる。やたらと数字を並べて、具体的であるかのように装う。口先政治家の薄っぺらさがよく分かる。
「こんなスピーチを聞けば、誰だって株を売っ払いたくなりますよ。大風呂敷を広げているようでいて何ひとつ新しいことがないし、その中身がまたヒドイ。講演が始まった途端に株価が急落したという現実が、アベノミクスの失敗を物語っています。期待感だけで膨らんだアベノミクス相場ですが、最後の矢がこれでは目も当てられない。中身のしっかりした第4の矢を放たないと、株価は大暴落しますよ」(経済アナリスト・菊池英博氏)
これが専門家の声なのである。
◆日本に必要なのは成長より富の分配だ
アベノミクスは、成長戦略で経済が復活すれば日本が再生すると喧伝してきた。「第3の矢が本丸だ」とも言ってきた。それがこのザマ。安倍自身が「株価が下がれば、アベノミクスは終わりだと言う人がいる」と気にしていた株価はズッコケた。3本の矢はもう折れたも同然だ。
「そもそもアベノミクスの成長戦略は、ピントがズレているのです。今の日本の課題は経済成長を達成することではない。たしかに高度成長期から見れば、成長の軌道は緩やかになっていますが、マイナス成長を続けてきたわけではないのです。それより問題なのは、豊かさの中の貧困です。日本はこれだけの経済大国なのに、OECD加盟24カ国の中でメキシコ、アメリカ、トルコなどに次いで貧困率が高い。富は十分形成されているのに、どんどん格差が拡大する方向に進んでいる。これは明らかにおかしくて、富の分配が間違っているのです。今の日本に必要なのは、成長戦略ではなく分配です」(同志社大教授・浜矩子氏=国際経済学)
それなのに、安倍の成長戦略は「小泉構造改革の出がらしみたいなメニュー」(菊池英博氏=前出)で格差拡大を煽っている。柱に据えている規制改革は米国と大企業を喜ばせるだけだし、グローバリズムの名の下に首切り自由化のような弱者切り捨てを盛り込もうとしている。目指すべきベクトルが違うのである。
しかも、安倍がやろうとしている規制緩和はイカサマだ。既得権者のための規制緩和で、新規参入や活性化、価格競争につながらないのだ。元経産官僚の古賀茂明氏もこう指摘する。
「アベノミクスの3本目の矢は的外れで、距離も足りません。民間の活動を活性化させる規制改革にしても、口では『一丁目一番地』とか『官業を開放』などと言っていますが、本当に必要なところに切り込もうとしない。参院選でお世話になる業界団体の顔色をうかがっているから、エネルギーの発送電分離さえどうなるか分かりません。要するに、既得権と戦う勇気がないのです」
◆高度成長期を「取り戻す」という幻想
安倍は改革を気取っているが、その一方で公共事業バラマキを加速化させ、昔ながらの土建屋政治を復活させようとしていることも忘れちゃいけない。原発再稼働もなし崩し。既存の電力会社はみ~んな温存させる気だ。早い話、安倍のやろうとしていることは支離滅裂なのである。
「安倍政権のメーンテーマが『日本を取り戻す』だから仕方ないのかもしれませんが、出てくるのは高度成長期のような時代錯誤な発想ばかりです。安倍首相は、成長戦略の基本は『企業が世界一活動しやすい国にすること』と言っています。その結果、何が起こるか。高度成長が見込めない以上、経済成長の役に立たない者は切り捨てられる。賃金は抑え込まれ、人材の選別が厳しくなる。脱落者が増え、格差はますます拡大します。つまり、経済社会を支える土台が狭くなっていくのです。労働機会を与えられた一握りの者もコキ使われてロボット化し、画一的で創造性の低い社会になっていくでしょう。そんな社会からは何も生まれません」(浜矩子氏=前出)
安倍は、きのうの講演の終盤、こんなことを言っていた。
「停滞の20年から再生の10年へ。チャレンジ、オープン、イノベーション、そしてアクション。成長戦略によって、日本経済を停滞から再生へと大きく転換していきます」
あれこれ横文字を並べてみたところで、この政策では再生など無理だ。理念も哲学もない場当たり首相が居座る限り、この先もまた「失われた10年」が続くことになる。
ビデオニュース 2013 06 01 【TPPをテコに日本に譲歩を迫る米の戦術に 気づいて 】
http://youtu.be/cvr7A41nVX4
ニュース・コメンタリー (2013年06月01日)
TPPをテコに日本に譲歩を迫る米の戦術に気づいて
インタビュー: ジェーン・ケルシー教授(NZ・オークランド大学)
TPP(環太平洋パートナー協定)に反対する団体らが、海外で反TPPを訴える学者、法律家、市民運動家を多数招き、「TPPをとめる!国際シンポジウム 韓米FTA・NAFTAからの警告」を5 月26日から6月2日にかけて全国で開催しているが、これに参加するために来日中だったニュージーランド・オークランド大学教授のジェーン・ケルシー氏はビデオニュース・ドットコムのインタビュー応じ、アメリカが日本に対してTPP参加を口実に二国間交渉で無理難題を突きつけている現状の異常さを指摘した。
この中でケルシー教授は、日本政府の姿勢を「全面的にアメリカに身を委ねてしまっている」、「世界第三位の経済大国の扱いを受けていない」などと、TPPとは別に日米の二国間で貿易交渉が進んでいる事態に懸念を表明した。
その他、先週のヤブロコフ講演で引用された福島の出生数データの裏付け、橋下大阪市長外国特派員協会講演の評価、など。
断層上の原発 VS 生活の窮状
足尾から水俣、反原発へ 没100年を生きる田中正造(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130608/k10015158311000.html
公害の原点といわれる足尾鉱毒問題を追及した田中正造が死去して、ことしで100年。
徹底して被害住民の側に立って国や企業の責任を追及し続けた正造の思想や行動は、その後も水俣病などの公害闘争や市民運動などに大きな影響を与え、今、反原発を訴える研究者からも「正造の行動が支えになっている」との声が上がっています。
没後100年を経て今に生きる「正造」を追いました。
ゆかりの地巡るツアーに200人
ことしの4月29日、田中正造の出身地、栃木県佐野市では、正造ゆかりの地を巡るツアーが開かれました。
主催したのは、正造の業績を語り継ぐ活動などを続ける「渡良瀬川研究会」や「田中正造大学」などの市民団体。
県内外から約200人が参加し、正造の墓がある惣宗寺や、正造を支えた地元支援者の旧宅跡などを3時間かけて歩きました。
隣の群馬県館林市から参加した増山千鶴子さん(69)は「隣の市にいても意外と知らなかったことが多く勉強になりました。ほかの人にも伝えたいです」と話し、東京から訪れた松木弥栄子さん(68)は「祖父が正造と縁があったと知って6年位前からイベントがあるたびに佐野に来るようになりました」と話しました。
主催団体の1つ、「田中正造大学」の坂原辰男代表は「県外からの参加者が全体の3分の2です。正造から学ぼうという動きが今も広がっていると実感しますね」と話しました。
足尾鉱毒問題と被害住民救済にささげた生涯
田中正造は、1841年に現在の佐野市で名主の家の長男として生まれました。
青年時代から反骨精神をのぞかせ、県議時代には、強引に土木事業を進める三島通庸県令に徹底して対抗し、投獄されたこともありました。
1890年に衆議院議員に就任し、足尾銅山の鉱毒被害に直面しました。
渡良瀬川流域の洪水で鉱毒が広がり、農作物に深刻な被害を引き起こしたのです。
正造は被害者の救済と銅山の操業停止を求めて国会で政府を激しく追及、「押し出し」という住民の請願運動とも連動して活動を続けました。
しかし、政府は銅山の生産を優先して積極的な対策を取らず、正造は1901年、議員を辞職して天皇への直訴に踏み切りました。
直訴は失敗しましたが、死を覚悟したとされるこの行動は社会に衝撃を与え、当時、中学生だった石川啄木が新聞配達でためたお金を義援金として送ったというエピソードも残っています。
その後、政府や県が渡良瀬川の氾濫を防ぐ遊水池をつくるため下流の谷中村(現在は栃木県藤岡町)を強制的に買収する計画を進めると、正造は村に移り住んで村に残る住民と共に抵抗して闘い続けましたが、1913年8月、奔走中に病に倒れ、翌9月に死去しました。
新潟水俣病訴訟の法廷に“登場”
志半ばで倒れた正造ですが、その行動と足尾鉱毒問題は、公害が深刻化した昭和30年代以降、改めて注目されました。
とりわけ水俣病問題は、原因究明に向けた行政の動きの鈍さや、僅かな見舞金で問題を終結させようとする企業など、企業と行政、被害者の構図が足尾鉱毒問題と酷似していると指摘されました。
四大公害訴訟の最初の裁判となった新潟水俣病訴訟に30年にわたって取り組み、熊本の水俣病訴訟でも指導的役割を果たした坂東克彦弁護士(80)は、正造に学びながら裁判を闘い続けたと振り返ります。
「裁判を通して公害の問題を調べれば調べるほど足尾に行き着きました。国や企業が被害者をつぶしていく構図が同じでした」と当時を振り返ります。
昭和46年に第1次訴訟で勝訴すると、仲間を連れて初めて足尾を訪れました。
以来、何度も足尾や佐野に足を運び、新潟水俣病第2次訴訟の最終弁論では、法廷で正造のことばを引用しました。
「被害者の声ノ立タザル原因一ノミニナシ(被害者が声を上げられない原因は1つだけではない)」。
水俣病の認定を求める被害者は、本来、結婚や仕事での差別をおそれて被害を受けたのに隠そうとする事情がある。
それなのに被害者として認定を求めると「ニセ患者」と言われる。
こうした状況に坂東さんは激しい怒りを感じ、足尾鉱毒事件から変わらない被害者の置かれた現状を法廷で訴えたのでした。
その後、政治的な決着の流れに反発して訴訟の最終盤で弁護団長を辞任した坂東さんは、今も水俣病問題を伝える活動を続けています。
「とにかく徹底した現場主義だったことは学ぶべきで、いつの時代も変わらない大切な姿勢だと思います」。
反原発の研究者「正造さんの存在が支え」
大阪府熊取町にある京都大学原子炉実験所。
反原発を訴える代表的な研究者の1人、小出裕章さんの机には、約20年前から正造の写真が置かれています。
「正造さんの生き方そのものが私の支えでした」。
原子力に夢を求めて東北大学工学部原子核工学科に入学しましたが、女川原発の建設計画や反対運動に直面し、原発について考え抜いた末に「都会で引き受けられない危険を抱えているから過疎地に押しつけている」との結論に行き着きました。
1970年に反原発に転じ、大学闘争や水俣病問題が進行するなか、自然と足尾銅山や正造を学び、その生き方に強くひかれたといいます。
「名家に生まれて国会議員になり、出世街道をばく進できたのに、銅山を優先する国の流れに命を懸けて抵抗し続けた。自分に忠実に生き続けたその存在がずっと支えになっています」。
小出さん自身も40年以上にわたって一貫して反原発を訴え続け、福島の原発事故のあとは、毎週のように原発問題を考える集会などに招かれ、全国を駆け回っています。
小出さんは、原発事故を巡る国と企業、被災者の関係も「足尾鉱毒問題と違うところがあれば教えてほしいほど似た構図」と指摘します。
「加害者が加害者としての責任を取らず、国家が加害者を助けて被害者を見捨てる構図になってきている。福島の事故は今も進行中で、人々の苦難も進行中であることを忘れないでほしいと思います」。
研究室ではむだなエネルギーを使わない主義で、日中は電灯をつけず、夏もエアコンをつけず、時折、正造の写真を見ながら地道な研究生活を送っています。
「足尾の問題と同じで、原発も再稼働や原発輸出の流れになるかもしれませんが、私自身は研究者として責任を果たしたい。正造さんのようには到底できませんが、少しでも正造さんのように生きたいと思います」。
「真の文明は山を荒さず」
田中正造の地元の佐野市では、市役所と市民グループが連携して、去年から「没後百年顕彰事業」を進め、来年春までに56事業を行い、1万5000人の参加を目指しています。
100年前に正造の葬儀が行われた10月12日と13日には、記念式典や、当時の葬儀の列を再現するパレードを行い、正造の思想を未来につなげようとアピールします。
「田中正造大学」の坂原辰男さんは「一過性のイベントでなく、足尾鉱毒問題の環境汚染の爪痕が残った場所を語り継ぐなど、正造の思想や足尾の教訓を次の世代に伝えていきたいと思います」と話しています。
最後に、正造を慕い続ける坂東さんと小出さんが共に、強く印象に残っているという正造のことばを紹介します。
没後100年の今も輝きを増すことばは、さらに今から100年後、どう受け止められるでしょうか。
「真の文明は 山を荒さず 川を荒さず 村を破らず 人を殺さざるべし」
(ネット報道部 山田博史)
亡國に至るを知らざれば之れ即ち亡國の儀に付質問
田中正造(明治三十三年二月十七日、衆議院提出)
http://www.aozora.gr.jp/cards/000649/files/4892_10243.html
足尾鉱毒事件田中正造記念館
http://www.cnet-ga.ne.jp/syozou/
田中正造 Shouzou Tanaka
http://youtu.be/ijywrPg2Jv0
六つの墓
http://youtu.be/4fudN_vyCqg
廃村から100年
http://youtu.be/B-AyrfKtack
足尾銅山の鉱毒により、栃木県下都賀郡の旧谷中村が廃村になり、渡良瀬遊水池になった経緯と、現在の様子を叙情的に表し、文明のあり方を考えてもらう。
小出裕章氏講演 "田中正造アースデイ ひとに夢、地球に愛"
http://www.youtube.com/playlist?list=PL2hEjnCla-LOM09Jw02_eouIU3XYBr8Sp
(社食風土記)東芝、食べて復興支援 被災地の食材活用(朝日新聞)
http://www.asahi.com/business/articles/TKY201306050317.html
【若松真平】日本の代表的な電機メーカー、東芝の社員食堂では、東日本大震災の被災地から食材を定期的に仕入れて料理を提供し、少しでも量を増やそうと取引先にも参加を呼びかけている。そうした努力を支えているのが実は調達部門なのだという。
JR浜松町駅から屋根付きの通路を歩くこと10分。ドラマの舞台として使われたこともある東芝ビル(東京都港区)が見えてきた。食堂で取り組んでいる復興支援について、調達部の岡山徹さん(45)に聞いた。
――食堂取材のときは広報担当の方が対応するケースが多いのですが、今回はなぜ調達担当の岡山さんなんですか?
「被災地の食材を使うにあたって、企画段階から関与しているからです。きっかけは、社長の佐々木(則夫氏)が昨年夏に宮城県南三陸町の志津川漁港を訪れたことでした。『漁業の復興支援のために何かできないか』ということで、社員食堂で地元のサンマやサケを使った料理を提供することになったのです」
――社員の反応は?
「用意した料理の9割が売れるなど好評でした。社長から『横に展開できないか』という話が出て、我々調達部門に話がおりてきたんです」
――調達部門といえば、優れた製品を生み出すため、「いいものを安く仕入れる」を使命とする部署でしょう。で、どうしたんですか?
「東芝では2008年から年に1回、国内外の主要サプライヤーが集まる説明会を開いています。副社長で調達担当の田中(久雄・次期社長)に社長が相談して、『説明会の場で協力をよびかけよう』ということになったんです。量を確保するためには、うちだけでなく1社でも多い方がいいですから」
福島原発三号機は東芝製・・原発輸出のため??鉱毒ならぬ放射能という毒を社内で内部被曝再拡散してまで安全性を強調なのでしょうか??
いいかげんにしなさい!(;`O´)o
○●○●○●
もう一度知ってみよう。福島原発汚染水問題について(5/29/2013)
http://youtu.be/IvMGQjtip3Y
【環境市民Channel】福島第一原発事故発以来、大量の冷却水が発生しています。現在、この汚染された水はどこから、どのように漏れており、またどのような危険があるのでしょうか。汚染水の状況を、京都大学原子炉実験所小出裕章先生に伺いました。
■パーソナリティー:本会理事 下村 委津子(収録日:2013年5月29日)
汚染水1日400トン 貯水池からも移送 タンク増設きりがない
(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013060802000111.html
四月に相次いだ東京電力福島第一原発の地下貯水池からの汚染水漏れ問題で、ようやく池の水を地上タンクに移す作業が終わりに近づいた。だが、福島第一では毎日四百トンのペースで汚染水が増え続け、タンクは完成するとすぐに使われていく。作業員たちは強風や暑さの中、タンク増設に追われている。 (片山夏子)
「敷地内はタンクでいっぱい。すき間を見つけ、猫の額ほどの小さな土地にもタンクが造られている」。長く事故収束作業に当たってきた男性作業員が様子を語った。
ここ一カ月半ほど、現場はタンク増設で大わらわだった。水漏れで池が使えなくなり、約二万四千トンもの汚染水を一気に地上タンクに移す必要があった。
敷地南側の高台に、急きょ三十八基のタンクを増設。その作業と並行し、新規に発生する汚染水用のタンク増設もどんどん進めないと、水の行き場がなくなってしまう。
空いた敷地が少なくなってきたため、せいぜい三基しか造れないような場所にも、タンクを造る状況になってきた。各所で地盤改良や組み立てなどが同時並行で進む。
福島第一を離れたベテランを急きょ呼び戻し、新しい人も次々増員した。ある作業員は勤務が長時間になり、休みも大幅に減った。「暑くなったし、疲れて食欲もない。起きているのは、帰って二時間ぐらい。少しでも早く寝る」
最近では、鋼材をボルトでつなぎ合わせて短期で完成するタンクのほか、耐久性に優れた溶接型のタンクも導入された。
ただ、溶接型は一枚数トンある鋼材をクレーンでつり上げ、現場で溶接する難しい作業を伴う。福島第一周辺はもともと風が強く、突風であおられれば大事故になりかねない。風速計をにらみ、強風のときはサイレンを鳴らして作業を中止する。
ベテラン作業員は「前倒しにと言われても、これ以上できない。完成したらすぐにでも水を入れたいという感じ」とため息をついた。
人が増えて一時期よりは少し楽になったというが、残業が百時間を超えた月があったという人も。「みんな疲れがピークに達している。事故が起きないかとても心配」
それでもタンク増設の手を休めるわけにはいかない。「五月の大型連休もなかったが、このままだとお盆休みも危ない」と作業員の一人はつぶやいた。
20130608 ラジオフォーラム 第22回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/isNZhKJp4k4
◆今西
さて、ラジオフォーラム、今日はこのコーナーからスタートです。
それでは、小出さんとお電話がつながっています。
もしもし、まいどぉ、小出さ~ん。
◆小出
はい、こんにちは。
◆今西
今日もよろしくです~。
◆小出
こちらこそよろしくお願いします。
◆今西
先だってからですねぇ、大きなニュースとしてぇ、伝えられてる中でですねぇ、やはり福井県敦賀市にありますですねぇ、日本原子力研究開発機構のですねぇ、高速増殖炉「もんじゅ」でですねぇ、まぁ重要な機器にですねぇ、点検漏れが1万点も見つかったとぉ、いうニュースが伝えられておりますけれどもぉ、1万点のですねぇそういう機器、まあ部品なんかがですねぇ、点検時期が過ぎてたにも関わらずぅ、そのまま放置されていたと、いうことがぁ原子力規制委員会のですねぇ、え~調査で分かったということなんですがぁ、1万点も期限が切れとったということでですねぇ、こんなもん放っといてもし運転再開しとったらえらいことになるなぁと思うんですがあ、小出さん、その辺いかがお感じになられましたでしょうか。
◆小出
もちろん、私もそう思います。
ただし、何か日本原子力研究開発機構だけがさぼっていたという風に報道されているようなのですが、いったいこれまで国の規制機関は何をしていたのかと私はむしろそちら側が不安です。
◆今西
なるほど。
◆小出
はい。
◆今西
まぁ、原発事故が起こってですねぇ、国民の関心が急に原発に向いてきたぁ、それで慌てて、きちんと規制する側も見始めた、そんな風に取られかねないですよねぇ。
◆小出
もちろんそうですね、要するにきちっとこれまで規制も何もして来なかったということなんですね。
何か国のほうが偉そうにその原子力研究開発機構が悪いという風に言ってますけれども、悪いのは国も同罪だと私は思います。
◆今西
なるほど、そういう中でですね、え~、監督官庁がですねぇ、文部科学省だそうなのですがねぇ、その文部科学省ですねぇ、毎年、日本原子力研究開発機構、まあ昔は動燃と呼んだですねぇ。
◆小出
そうです。
◆今西
え~、ところなんですがぁ、え~、安全確保の徹底とかですねぇ、ま、もんじゅの研究開発についてというですねぇ、評価基準がいろいろあってですねぇ、その中でぇ、A評価、順調であると、いう評価をですねぇ、ずっと下してた。
◆小出
んふふ…。
◆今西
という報道もあるんですが、何か小出さん、マンガみたいな話なんですけどねぇ、はぁ~い。
◆小出
はい、本当にマンガのような話ですね。
え~、元々、今、今西さんもおっしゃってくださったように、動燃という組織ですけれども、正式名称で言えば「動力炉核燃料開発事業団」といいました。
◆今西
はい。
◆小出
え~、新しいまあ形の原子力発電所を作ったり、あるいは核燃料をどうやって調達するかということを考える研究所の筈だったのですけれども。
◆今西
一種の国営の研究所のようなものですよね、実質的には。
◆小出
そうです、はい、元々は科学技術庁傘下でしたし、今は文部科学省の傘下にあるのですが、言ってみれば国営のものです。
で~、その動力炉核燃料開発事業団が手掛けた所謂発電用の原子炉というのは、「ふげん」という原子炉と「もんじゅ」という原子炉の二つなのですが、ふげんはもうとうの昔にこんなものは役に立たないといって廃炉になってしまいましたし、もんじゅも造ってはみたものの、未だに1キロワットアワーの発電も出来ないまま1兆円を越えるお金を捨ててしまったという本当にどうしようもないものなのです。
そいで~核燃料に関しても、人形峠でウラン鉱山を掘ってみたりしたわけですが。
◆今西
そうですね。
◆小出
そこも結局何の役に立たないまま、放射能のゴミを周辺に撒き散らせて知らん顔をしていうというそういう組織ですし、海外でウラン鉱石を調達しようとしてきたのですけれども、まったくそれも出来ないという、想像を絶するほどダメな組織なのであって、A評価なんていうものはどれを考えてもあり得ない組織です。
◆今西
おまけにあれですよね、ナトリウム漏れ事故というですねぇ、重大な事故を起こしぃ、その上その事故の詳細を隠しぃ、地元の方々にたいへん迷惑をかけですねぇ、恐怖を与えた、というとんでもない組織ですもんねぇ。
◆小出
そうです。
◆今西
ですよねぇ。
◆小出
はい。
◆今西
それでまたぁ、同じ福井県でですねぇ、え~今度はですねぇ、え~日本原子力発電、まぁあのよく日本原電と言われるですねぇ、会社がありますぅ。
ま、電力会社、関西電力だとかぁ、中部電力がですねぇ、株主になってる発電の専門の会社ですよねぇ。
◆小出
そうです。
◆今西
そのぉ~日本原電が保有する敦賀原発の2号機のですねぇ、え~下にあるですねぇ、断層がですねぇ、活断層だったぁというですねぇ、え~調査がですねぇ、調査報告書がこのほどまとまりですねぇ、敦賀原発2号機がですねぇ、ま、廃炉に迫られるのではないかという報道も大きくなされてます。
◆小出
はい。
◆今西
その活断層ですねぇ、地震の多い日本においておまけに活断層の上に原発があるなんてとんでもないことやと思うんですけれどもねぇ、こんなことがあっていいんでしょうか。
◆小出
え~、あっていいも何も実際にある、のですね。
◆今西
ははい。
◆小出
日本というのは、皆さんご承知の通り世界一の地震国なわけです。
え~、なぜかと言えば、大陸を造っているプレートという、まあ大きな固い岩盤があるのですが、その岩盤が4枚も日本列島周辺でこすれ合って動き合ってるという、まあ地球上ではとてもまあ特異な場所であって、え~、地震が起きないほうがむしろ不思議だし、岩盤が割れて断層が走るということなど当たり前のことなのです。
え~、そんなところに原子力発電所を造ってしまうという、そのこと自身が間違いなのであって、え~、日本という国、既に58基もの原子力発電所を造ってしまった、そして、それら全てが所謂断層と無縁ではいられないという、そういう場所なのです。
え~、調べてみればあちこちまた活断層というものが見つかってくるわけで、活断層と無縁の原子力発電所など日本には無いと私は思います。
◆今西
それで、小出さんね、ま、報道ではね、2号機だけが廃炉という風に書かれているんですがね、要するに断層というのは要するにそこがずれてしまったらその範囲全体でですね大きな地震になったりですねぇ、多大なる被害が出てしまうわけですよねぇ。
◆小出
そうです。
◆今西
それを考えるとぉ、敦賀原発全体も含めですね、あの福井県にはたくさんあの原発があるのですが、そこも見直さなければならないと、私はそう考えるのですがぁ。
◆小出
はい、私もそう思います。
ただし、断層が動いて地震というものが起きるわけですけれども、え~、原子力発電所については、これまで地震が起きたときの揺れに関しては耐震設計を施したと言ってきた、のです。
ただし、もし原子炉の真下に断層があって、それが動いてしまうようなことになると、今度は揺れではないんですね。
要するに変位と私たち呼んでいますけれども、要するに土地自身がずれてしまうわけ、高さ方向にずれたり、水平方向にずれたりしてしまうわけで、それはもう揺れではなくて、もう直接的に建物、建屋、あるいは機器が破壊されてしまうということで、そういうものに関しては、いかなる計算も出来ませんので、活断層の真上にはとにかく造ってはいけないということになってきたのです。
そいで、敦賀2号機の場合にはまさに活断層の真上に原子炉が載ってしまっているということが、最近になって分かったと言っているわけで、もちろんそんなものを動かしてはいけません。
◆今西
まぁ私もぉ大阪に住む身としてですねぇ、そう遠くない福井県にそういう原発がある、これ不安でならないのですけれども、今どぉ~すればいいんでしょうか。
◆小出
もちろん止めればいいのです。
◆今西
はいぃ。
◆小出
ただし、止めたところでこれまでに作ってしまいました使用済みの燃料、所謂核分裂生成物をたくさん含んだ使用済み燃料そのものが消えてくれるわけではありませんので、まずは止める、そして止めた後に、これまでに作ってしまった毒物をなんとか周辺に撒き散らさないように今後長い間苦労を重ねなければいけないということになっています。
◆今西
なるほどぉ。
それでまぁ敦賀、ええぇ~日本原電のですねぇ敦賀原発っていうとですねぇ、関西電力がですねぇ、え~ここからですねぇ、受電している割合も結構多いのですがぁ、あのラジオネームのしろくまさんという方から質問が来ておりましてですねぇ、え~敦賀原発がもし止まってしまうとですねぇ、またあの今年の夏のですねぇ、電力需要ですねぇ、大丈夫なのかと心配する声があるのですけれども、その辺について小出先生いかがでしょうか。
◆小出
まったく大丈夫です。
◆今西
はい。
◆小出
日本には火力発電所と水力発電所が既に膨大にありますので、原子力発電所の全てを即刻停止させたところで、電力の供給に支障が出ることはいついかなるときもありません。
え~、昨年、大飯の原子力発電所を動かさないと、停電になってしまうぞと国と電力会社が脅かしをかけてきまして、多くの方は何かそうだと思ってしまったようなのですが、そんなことは元々ないのです。
大飯の原発なんか動かさなくても、去年も十分に火力発電所は余っていましたし、今年も原子力発電所のすべてを止めたとして何の問題もありません。
◆今西
なるほどなるほど。
分かりましたぁ。
◆小出
はい。
◆今西
小出さん、今日もいろいろありがとうございましたぁ。
◆小出
いえ、ありがとうございました。
◆今西
以上、小出裕章ジャーナルでした。
「敦賀活断層」再調査を=福井知事(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013061000325
福井県の西川一誠知事は10日午前、首相官邸で菅義偉官房長官と会談し、原子力規制委員会が敦賀原発2号機(同県敦賀市)直下に活断層があると認定した専門家調査団報告を了承したことについて抗議するとともに、再調査を求める要請書を提出した。
要請書は、「結論ありきの姿勢に固執し、立地地域の声に聞く耳を持とうとしない」と規制委を批判。さらに、2号機を再稼働させない場合には、使用済み燃料を直ちに県外へ撤去するよう強く求めた。(2013/06/10-12:22)
利権の権化!( ̄^ ̄)凸
再稼働準備で作業員の出入り増加 伊方原発(愛媛新聞)
http://www.ehime-np.co.jp/news/local/20130610/news20130610552.html
2012年1月の全基停止以降沈黙してきた四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)で、作業員の出入りが活発になっている。原子力規制委員会による新規制基準の7月施行をにらみ、安全対策工事など伊方3号機の再稼働に向けた準備が佳境を迎えているためだ。しかし5日、原発内で起きたトラブルの報告遅れが発覚。再稼働の行方は不透明さを増しており、約1年ぶりに客足が戻った同町旅館関係者からは「一時的なにぎわい」との見方が出ている。
午前8時。佐田岬半島を縦断する国道197号と原発を結ぶ同町九町越の県道に、原発構内に向かう従業員や作業員を乗せた大型バスや乗用車が長い列をなす。全3基停止前、各基で13カ月ごとに行われていた定期検査時と同じ光景だ。四電によると「正確な数は把握していないが、定検と同程度の2500人前後が作業しているとみられる」。
四電は1月に示された新基準の骨子案を踏まえ、3号機原子炉の冷却水確保や非常用電源の強化など6項目の追加安全対策工事を4月から開始。6月末の完了を目標に同時並行で工事を進めている。
旅館や商工業者でつくる伊方町商工業協同組合は「一息ついているところだが、宿泊施設の客足増加は一時的なものと捉えている」と現状を認識。先行きへの慎重な見方を崩せずにいる。
2013/06/09 【長野】小出裕章講演会 未来を担う子どもたちのために今できること(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/83999
2013年6月9日(日)、長野県松本市の松本文化会館で小出裕章氏講演会「原発事故後の日本を生きる ~ 未来を担う子どもたちのために今できること」が行われた。
■内容(予定)13:00~16:30
講師 小出裕章氏(京都大学原子炉実験所 助教)
■主催 小出裕章講演会実行委員会
■詳細 http://no-genpatu.com/information/327.html
(サラバ原発・変えよう暮らし方の会)
■Ustream録画
http://www.ustream.tv/recorded/34052713
http://www.ustream.tv/recorded/34058071
ブルブル((((;゚Д゚)))) 本当に来たら、日本は終わりでしょ
「70%の確率で発生」って、どういうこと? で、南海トラフ大地震(M9.1)は来るの?来ないの? ——本当に来たら、日本は終わりでしょ(週刊現代)
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36091
よく耳にするけれど、よくよく考えると意味が分からない。大地震の発生確率はそんな数字の代表格だ。天気予報で降水確率70%なら傘を持って出る人は多いだろうが、地震はどう受け止めればよいか。
聞けば聞くほど絶望的
「もしそれが来たら、待っているのは、まさに地獄のような世界ですよ。大勢の人が亡くなるのもつらいが、震災そのものを生き延びた人々にも恐るべき苦難が待っているのです」(まちづくり計画研究所・渡辺実所長)
いま、政府が次々と被害想定などを発表し、「次に来る大地震」として国民的関心が高まっているのが、南海トラフ大地震だ。
最大M9・1とも予想される巨大な地震だが、この大災害ははたして、本当に来るのか、来ないのか。
現在のところ、私たち国民に「南海トラフ大地震がどれくらい切迫した脅威なのか」を判断する材料として与えられているのは、政府の地震調査委員会が発表した「今後数十年以内にM8以上の南海トラフ大地震がやってくる確率」だ。
・今後50年以内に90%以上
・今後30年以内に60~70%
・今後20年以内に40~50%
・今後10年以内に20%程度
しかし、「これから地震が来る確率は70%です」と言われても、地震が近々、実際に来るということなのか、来ないかもしれないのか、肌感覚で分からないという人は多いだろう。
そもそも「発生確率」という数字は、どのようにして算出されるものなのだろうか。
「計算の原理自体は、極めてシンプルなんですよ」
と話すのは、地震学が専門の武蔵野学院大学特任教授・島村英紀氏だ。
「ある地域で、過去数百年間、数千年間に地震が起きた回数を調べて、年数で割ってやると、平均的に見て地震が来る間隔が分かる。たとえば、ある地域で1200年間の歴史的な記録が残っていて、そこに6回の地震の記述があるとすると、1200÷6=200で、200年に1回地震が起こるのだろうと考える。
すると、その地域で最後に地震が起こったときから経った年数に応じて、次の地震が来る確率が計算できる。地震の間隔が200年なら、前の地震から100年の間に次の地震が来る確率は50%となるわけです」
毎日、確率は上がっていく
過去の実績から将来の可能性を類推するという意味では、これは野球選手の打率にも似た指標だ。たとえば今季のイチローの打率は5月30日現在で・251(25・1%)だが、先述の南海トラフ大地震が今後10年以内に起こる確率は約20%。大地震が起こる確率はイチローがヒットを打つ確率に近いと言えば、かなり起こる可能性が高いものだと実感できるだろう。
あるいは「あなたががんになる確率は70%です」と言われたら、たいていの人は自分はがんになるのだと考えるだろう。ハリウッド女優アンジェリーナ・ジョリーは遺伝性の乳がんになる確率が87%と言われて乳房を切除したが、今後ガンの発症率50%とされた卵巣も摘出する予定だ。
立命館大学歴史都市防災研究所教授の高橋学氏はこう解説する。
「地震の発生確率はあくまでもひとつの目安です。たとえば、歴史に残っていない、私たちが知らない地震がひとつでもあれば、数字はすぐ変わってしまう。
ただ、いずれにしても、ひとつ確かなことがあります。それは、今日地震が起こらなければ、明日地震が起こる可能性は、今日より高くなるということです」
地震が明日起こるかどうかは分からない。
だが、次の地震が起こるまでの時間は、刻一刻と短くなっている。今日より明日、明日より明後日と、次なる大地震がやってくる可能性はどんどん高くなっていく。
「いつ来るかは分からなくとも、巨大地震は、残念ながら必ず再びやってくるのです」(高橋氏)
では、南海トラフ大地震が本当に来たら、日本はどうなるのか。
南海トラフ巨大地震で想定される死者数は最大32万人、経済的損失は220・3兆円。東日本大震災での死者・行方不明者は1万8559人、被害総額は16・9兆円だから、まさに「桁違い」の惨状だ。
都市防災が専門のまちづくり計画研究所・渡辺実所長はこう話す。
「とくに震源に近い名古屋や静岡などの都市は阪神・淡路大震災と東日本大震災の両方に襲われたような状況になります。
地震発生直後は建物の倒壊で人々が圧死し、大火災が襲いかかってくる。交通網は寸断され、高層ビルではエレベーターに閉じ込められる人が大量に出る。阪神・淡路大震災に似た都市型の被災です。ここに、沿岸部なら数分から数十分で巨大な津波がやってくる」
さらに、最初の災難を生き残った人々にも壮絶な日々が待っているという。
「一瞬にして950万人が被災者になる。避難所はとても足りません。救援の手も足りず、食料が届かず餓死する人が出るかもしれない。回収を後回しにせざるを得ない遺体が放置されて、感染症が流行することも考えられる」(渡辺氏)
破滅するしかないのか
こうした人的な被害に加え、南海トラフ大地震が日本経済に与える影響も甚大なものだ。
内閣府の被害想定では、震災後1年間の企業の生産やサービス活動の低下による被害額は44・7兆円。国内総生産(GDP)の1割弱が一瞬にして吹き飛ぶ。
たとえば東日本大震災では、震災発生の金曜日こそ反応は薄かったものの、週明けの東京株式市場では日経平均株価が1万円を割り込んで急降下。2日間で約1600円安の8605円(終値)となり、その後は9500円前後で推移するようになった。
「東日本大震災のときは国内の個人投資家が日本経済の先行きを危ぶんで売りが膨らみ、日経平均が急落しましたが、しばらく経つと割安感から日本株を買う外国人投資家が出てきました。ただ南海トラフで大地震が起これば、さらに影響は深刻になると思います」
と語るのは投資情報会社フィスコのリサーチ部アナリスト・小川佳紀氏だ。
「南海トラフの場合、最近の製造業の回復ムードを牽引してきたトヨタ自動車や関連の部品メーカーが大打撃を受ける可能性があります。さらに東京、名古屋、大阪と日本経済の中心地も被災するわけで、長期間、経済に深刻な影響があるかもしれない。国内、海外問わず投資家の日本離れが一気に進む可能性はある」
もし日本売りが一斉にはじまり、株価が暴落すれば企業が保有する株式の含み損が拡大。地震被害ともあいまって、とくに大手製造業の破綻が起こる可能性も否定できないだろう。
復興財源に関しても見通しは暗い。被害総額16・9兆円の東日本大震災ののち、政府は復興増税を行った。所得税を2・1%増し、保有する日本たばこ産業の株式を売却するなどして計14・5兆円を確保する計画を立てた。
だが、被害総額220・3兆円の南海トラフ大地震ではそうはいかない。そもそも金額が膨大な上に、企業、個人ともに被災して経済活動が停滞、税収の激減が考えられる。しかも今後は消費税、所得税、相続税などの増税が予定されており、これ以上大幅な増税を行う余地はほとんどない。
さらに、国と地方の借金である長期債務残高は'12年度末の段階ですでに940兆円に達している。このうえ借金を重ねれば国債価格の暴落と利払い費の高騰を招き、財政破綻へ一直線、まさに日本が終わるというシナリオもありうるのだ。
前出の高橋氏はこう嘆く。
「政府は今回の最終報告書でも、官民が事前にしっかり対策をすれば死者数は5分の1、経済的損失は半額にできると言っています。
しかし、せっかく対策を行っても、行政のやることにはどうも頓珍漢なことが多い。たとえば名古屋市では海側の地区で最大20m以上の高い津波が予想され、小中学生は校舎の最上階である3階以上に逃げるよう指示されています。ところが食料や防災グッズなどの備蓄場所を見ると地上や1~2階にあったりする。
名古屋港の一部には伊勢湾台風などの被災経験から6・5mの高潮防波堤がありますが、行政はこの高さを積み増す工事をしている。
ところが高潮防波堤は低気圧に吸い上げられたりして海面の高さがジワリと上がるのに対応するものなんです。津波のように速度があって破壊力の大きい波がぶつかれば木っ端微塵になってしまうかもしれない」
覚悟しておいたほうがいい
これではとても減災など望めないが、高橋氏はいまが正念場で、あきれているヒマなどないと警告する。
「繰り返しますが、いつ来るか分からなくても、今後大地震は必ず来ます。
南海トラフ大地震に限らず、東日本大震災の影響もまだまだ広範囲で続いており、内陸部でも海底でも地震が頻発していますし、最近では日本海を飛び越えて韓国の鬱陵島や、中国と北朝鮮国境の白頭山周辺までが活発な地震活動を起こしているくらいです。
また、20世紀以降に起こったM8・5以上の大地震ののち、震災後に周辺で火山の大規模な噴火が起きていないのは東日本大震災だけです。富士山や桜島など火山の大噴火も起きてくる可能性が高い」
今後の何年以内に何%などという数字に戸惑う必要はない。専門家たちは、大地震はやがて必ず来ると口を揃える。
次の大地震後、日本国は財政破綻するかもしれないが、私たちひとりひとりはとにかく生き延びなければならない。そのときに備え、どこまで真剣に準備をしておけたかがあなたの生死を分けるのだ。
「週刊現代」2013年6月15日号より
東海地震、東南海・南海地震対策の現状について(中央防災会議)
http://www.bousai.go.jp/jishin/nankai/pdf/nankaitrough_genjou.pdf
東海地震(南海トラフ巨大地震)が切迫している理由(再掲)
http://youtu.be/qMwx2-zaHnw
巨大地震は必ず来る!![2003年9月21日]
http://youtu.be/fRX7GBIrFmQ
東海大地震発生の驚異とシミュレーション
http://youtu.be/W5ZvnOvg6Os
東海地震88%~東日本大震災から学ぶこと~
http://youtu.be/XoLgxEPwn5I
テレビ静岡制作
和歌山市、震度4が2回 阪和線一部で終日運転見合わせ(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0608/OSK201306080030.html
8日午後4時すぎから夜にかけて、和歌山県北部を震源とする地震が相次ぎ、和歌山市で最大で震度4の揺れを2回観測した。被害の情報はなかった。
和歌山地方気象台によると、午後8時39分に和歌山市で震度4の地震があり、同県海南、有田、紀の川各市で震度3を、大阪、和歌山、奈良の各府県の広い範囲で震度2~1を観測した。震源はごく浅く、地震の規模を示すマグニチュードは4・0と推定している。
和歌山市では午後4時17分にも震度4、同10分と同47分には震度3、同58分には震度2の地震があった。いずれの地震も震源は和歌山市に近い地点とみられる。
震度4が観測されるたびに、JR西日本は安全確認のため和歌山県内の全線で一時運転を見合わせ、阪和線の和歌山―和泉砂川(大阪府泉南市)間は午後8時39分以降、運転を終日取りやめた。南海電鉄や和歌山電鉄貴志川線も一時徐行運転した。県は警戒態勢を敷き、総合防災課や危機管理課などの職員約60人が情報収集のため登庁を繰り返した。
○●○●○●○●○●
北海道大学 森谷武男博士の地震予知(夢中になって北海道)
http://mutyuu.cocolog-nifty.com/blog/2013/02/post-c4a2.html
えー突然ですが。
怖すぎるよ。何がって?
北海道太平洋沖でM9.0~9.3の大地震が間もなく起きるって!ほんまかいな?
↓↓↓ これを見て! ↓↓↓
http://matome.naver.jp/odai/2135981782305422701
こんなの嘘っぱちだよ!って思いたい。けど・・・
↓↓↓ これも見てよ! ↓↓↓
http://www.youtube.com/watch?v=aKoDpfPL190(削除)
怖いよ~。もう海に釣りなんか行けないよ。
ってか、早急に防災対策を始めよう!
明日から合宿で家を離れるけど、心配やな~。
北海道大学 森谷武男博士 凄すぎる地震予知(2008年十勝沖地震)(再掲)
http://youtu.be/uD6bHcNTD7Q
ロバート・ゲラー教授 「地震は予知できない! "想定外"という茶番劇」 1/3
http://youtu.be/zZFpt-NGY2M
ロバート・ゲラー教授 「地震は予知できない! "想定外"という茶番劇」 2/3
http://youtu.be/pN3q1D9sqeE
ロバート・ゲラー教授 「地震は予知できない! "想定外"という茶番劇」 3/3
http://youtu.be/y8AxcPmFgas
「地震予知より地震対策」 武田邦彦(再掲)
http://youtu.be/0nDdub_JGjo
2011/4/26 石橋克彦先生講演 「福島原発震災」の彼方に
http://www.ustream.tv/recorded/16808571
地上の脆弱な高度文明社会が、地下の動乱時代に遭遇するのは、人類史上初である。
地球上で最も過酷な地震空間が、最も活動的時間にあるという、厳然とした自然条件。
→大自然の猛威を何とかすりぬけてきた日本人が、それに直撃される。
「人々の幸せのための物々交換」から「金儲けのための自由貿易至上主義」へ、「暮らしを支えるための技術」から「利潤追求のための欲望刺激型技術開発」へ、「大自然をよりよく知りたい科学」から「欲望実現の用心棒としての科学」へと発展してきた現代文明。それが「進歩」だったのか。
このような人類史を根底から問い直すべき秋が到来したのではないか?
(石橋克彦「史料地震学と原発震災」報告レジュメより)
原発震災. 破滅を避けるために(石橋克彦)(再掲)
http://www.iwanami.co.jp/kagaku/K_Ishibashi_Kagaku199710.pdf
q( ゚д゚)pブーブーブー ただでは済まされません!(-"-)
「科学の進歩」は人間の幸せにつながっていなかった
原発「規制基準」は再稼働目的の方便(人民新聞)
小出 裕章さん(京都大学原子炉実験所助教)インタビュー(下)
http://www.jimmin.com/htmldoc/148304.htm
3回にわたる小出裕章さんへのインタビューの最終回。
原子力規制委員会が「世界一厳しい基準」と豪語する「新規制基準」は7月に施行され、再稼働への手続きがまた一歩進められる。新規制基準の中身はどうなのか?また、事故原発の収束・廃炉作業は、どのような手順で行われ、果たして政府が言うように「30年」で終わるのか?作業の困難さを含めて聞いた。
現場に近づくことすらできない事故原発(1~3号機)では、全ての作業を遠隔操作でやらねばならないという。この現実を見れば、再稼働などもってのほかだ。(編集部・山田)
※ ※ ※
編集部…原子力規制委員会は、再稼動について「世界一厳しい基準を設ける」と言っていますが…。
小出…原子力規制委員会は、当初「安全基準」を作ろうとしたのですが、「規制基準」になりました。安全性の確認なんてできないからです。機械は壊れるので、完璧な安全基準は不可能です。そこで「世界一厳しい規制」と言っているわけです。でも、本当に世界一厳しい規制を作ったら、地震が頻発する日本で原子力発電所は1基も動かせません。
そもそも、原子力規制委員会は「原子力基本法」に基づいており、同法は原発を推進するための法律です。規制委員会が何を決めようと、原子力基本法がある限り、推進が前提なのです。原子力基本法を撤廃して「脱原発法」を作らないと、「規制基準」は再稼働のための方便に過ぎないと思います。
編集部…政府は、廃炉作業を30年で終える計画を示していますが、可能ですか?
小出…そもそも「計画」とは、状況が分ってないと立てられないものですが、ひとまず、4号機の核燃料プールの底に沈んでいる使用済核燃料を、より危険の少ない所に移さねばなりません。それだけでも大変な作業です。
使用済核燃料は、プールの水面から出した瞬間にバタバタと人が死んでしまう程の強い放射線を発しているので、巨大な鋼鉄と鉛で作った「キャスク」という容器をプールの底に沈め、その中に燃料の集合体を入れて、蓋をして、吊り上げて移動させる、という作業となります。
キャスク自身が100トンもの重さがあるので、巨大なクレーンが必要です。原子炉建屋の中に設置されていたクレーンは、建屋が吹き飛んで壊れました。そこで東京電力は、壊れた建屋の上部を撤去して燃料プールを剥き出しにし、その上に巨大な建屋を建て直して、クレーンを設置しようとしています。建屋が完成してクレーンを据えつけるのに、今年の暮れまでかかるそうです。
そこから1331体の使用済燃料の全てを、完璧に移動させなければいけません。一度でも掴み落とせば、プールが放射能で汚れてしまい、作業が何カ月も遅れることになります。「本当にできるのだろうか?」と思ってしまいます。
幸いできたとしても、1号機、2号機、3号機にも使用済み燃料プールがあります。1号機も3号機も、建屋はボロボロです。特に3号機は、猛烈な破壊を受けているので、瓦礫の撤去に何年かかるのかわかりません。遠隔操作の重機で瓦礫をどけようとしたら、掴み損ねてプールの中に落としてしまう失敗もありました。
4号機は、定期検査中で炉心に燃料はなく、メルトダウンも起きなかったので、1~3号機に比べて放射能汚染は、比較的酷くありません。だから使用済燃料プールから燃料を掴み出す作業ができるのですが、1~3号機は、現場に近づくことすらができないのです。全ての作業を遠隔操作でやることになるので、途方もない時間がかかるでしょう。それでも使用済燃料プールにある核燃料は、掴み出すしかない。10年かかるのか?20年なのか?わかりません。
その上で、1~3号機の熔け落ちた燃料を取り出す作業が出てきます。ところが、メルトスルーした核燃料は、どこに、どんな状態であるか?すらわかっていないのです。
1979年、米国のスリーマイル島原子力発電所で、メルトダウン事故がありました。炉心の約半分が圧力容器の底に熔け落ちたのですが、圧力容器の底が抜ける前に事故を収束できたのです。つまり、水を圧力容器の中に貯めることができたのです。事故から5~6年後、圧力容器の蓋を開けてみると、中に水が残っていたので、プールと直結させて全体を水浸しにし、一度はドロドロに熔けたけれど、それでも圧力容器の中に固まって残っていた炉心を掴み出すという作業ができました。
ところが福島原発の場合は、圧力容器の底が抜けています。熔けた炉心も下に落ちて、どこにあるのかもわかっていません。東京電力は、「格納容器の床に留まっている」と発表しています。核燃料は、厚さ1㍍のコンクリートを破壊しながら熔け落ち、1㍍の内30㌢分は残っているので、「格納容器はまだ放射能閉じ込め機能がある」と言っています。
しかし、水をかけても全然溜まらないで、じゃじゃ漏れになっているので、格納容器に大きな破壊があることは確実です。ひょっとしたら熔けた核燃料は、格納容器のコンクリートを貫き、さらに下に沈んでるかもしれないのです。そうなると、どんなことをやっても、上から掴み出すことはできないと思います。
東電や国の工程表では、30年で核燃料を掴み出して封鎖作業をする計画ですが、熔けた核燃料を掴み出すことができないと思うので、この工程表は意味がないと思います。
「原発は作らず、動かさず」─これが地震に備えた当然の選択
編集部…原発再稼動の準備が進み、「今秋にも」とも言われてます。予想される大地震について、どういう事態が予想されますか?
小出…私は地震学者ではないので、どんな地震が来るのかわかりません。でも、マグニチュード9という東日本大震災の地震が放出したエネルギーは、広島原爆3万発分です。とても人間の手に負えるものではありません。
地殻は動乱期に入り、東日本大震災が起きて、ますます大地震が来やすくなっていると、素人ながら思います。元々「何時起きても不思議でない」と言われていた東海地震や、東南海地震や、南海地震だって起こるかもしれないのです。
地震なんか誰も願っていませんが、来るのです。人間が対処できるようなものではないものが来てしまうのですから、原発のようなものは作らず動かさないのが、当然の選択だ、と私は思います。
編集部…今も小出さんは科学の進歩や、人間の進歩を信じてますか?
小出…(笑) 科学は、確実に一歩一歩進みます。ただし、一歩進むと、解らなかったものがもっと増えます。元々科学とは、解らないものを知りたいという動機で始まっているのですが、解るものが増えていくと、その何倍もの解らないものが拡がってしまうので、際限のない営みなのです。
科学は進歩しますが、それが人間の幸せにつながっているか?と問われると、必ずしもそうではなかった。武器だって、科学の力で進歩しました。ナイフや刀で戦って相手を刺し殺すようなことをやれば、勝った方だって猛烈な心の痛みを感じるでしょう。ところが現代は、空襲ができるようになって、上からバラバラバラっと爆弾落とすわけです。下で人間がどんなふうに苦しんでるのか?なんて見ないで済みます。
現代は、誘導ミサイルです。米国本土でゲームのようにボタンを押すと、イラクで爆弾が落ちたりするわけです。そういうものを「科学の進歩」と呼ぶのだろうか?と思います。
「人間は進歩したか?」と聞かれてしまうと、進歩したとは全く思わないですね。むしろ、どうしょうもない生き物になってきたように思います。
今日未知のものが明日はまたひとつ解る、ということはあると思いますが、解った先にまた未知が広がってしまうし、解ったことが人類の幸せにむしろ逆行するようになっていると思います。
科学が一部の人間によって独占され・儲けのために利用されている・・(´・ω・`)(。-_-。)
電池不法投棄で逮捕って、放射性物質ばらまいて、まだ誰も逮捕されないんだけど。(秋場龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/06/blog-post_12.html
さっき、お昼のテレビニュースをちらっと見たら、電池180キロを不法投棄した容疑で二人の男性が逮捕され、警察に連行されていくようすを映していた。
180キロって大量だけど、電池を捨てて逮捕され、テレビで顔をさらけだされるって、どうなんだろ。
この二人、警備会社(会社は書類送検)の社員で、業務の一環として投棄したわけで、実名と顔をテレビに出されるほどの大罪なんだろか。
まあ、犯罪といえば、犯罪なんだけど。
逮捕された者をテレビカメラが追うって日常茶飯事だけど、これ江戸時代なら「市中引き回し」ってとこだよね。
で、このニュースを見ながら、「どうしていまだに、原発事故で大量の放射性物質を環境にばらまいた、東電の役員や幹部社員は逮捕されないの?」と思った。
「大量の電池」と「大量の放射能」じゃ、その犯した罪の大きさからみれば、どっちが重罪かあきらかなのに。
しかも「放射能」のほうは、数千万人が被曝し、16万人が自宅を捨てて避難し、自殺者も出たりと、被害者が確実に存在するのだ。
なのに、なぜ「電池」を逮捕して、「放射能」は逮捕しないの?
逮捕どころか、原発事故の現場検証や東電本社、役員たちの強制捜査もしない。
ふつうなら、こんな大事故が起きれば、絶対にガサが入るだろ。
また、報道するマスメディアも、なぜこの不公平・不条理に加担しているのか。
福島第一原発事故の責任がある、東電をはじめ、政治家、経産省を筆頭とする原子力関係官庁、御用学者、マスメディアなど、原子力ムラに巣くう輩に、どうしてお縄をかけることができないのか。
この国に、本当の民主主義社会が誕生するのはいつなんだろう。
こんなモノドモを一網打尽に成敗したい――。
そんな思いが募っているのは、拙者だけではあるまい。
被災者や議員へ中傷ツイート連発~復興庁「支援法」担当
http://youtu.be/Be-lHHlIxG0
被災者や議員へ中傷ツイート連発~復興庁「支援法」担当
http://www.ourplanet-tv.org/?q=node/1598
「原発事故子ども・被災者支援法」の担当をしている復興庁の参事官が、ツイッター上で、被災者や「子ども被災者支援議連」の議員らを中傷する発言を繰り返していたことがわかった。参事官は、国会議員から質問通告を受けることを「被弾」と表現。国会を軽視するような言葉も連発していた。「子ども被災者支援法」が議員立法として成立して間もなく1年。原発事故という未曾有の事故を担当しているという自覚が欠如した霞ヶ関官僚の不謹慎な態度が浮き彫りになった。
「左翼のクソども」~被災者や専門家を中傷
ツイッター上で問題発言をしていたのは、復興庁の水野靖久参事官。水野参事官は原発事故子ども・被災者支援法が成立した1月ほど後の2012年8月に復興庁法制班の参事官に就任「基本方針」を取りまとめる担当者として、自治体からの要請や市民との交渉に対応し、市民の中には「きちんと話を聞いてくれる担当者」と評価する声もあった。
しかし、市民団体主催の院内セミナーに出席した今年3月7日夜、水野氏はこんなツイートをしていた。
復興庁:幹部ツイッター暴言 「左翼クソ」「懸案曖昧に」(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/news/20130613k0000m040089000c.html
復興庁で福島県の被災者支援を担当する幹部職員が個人のツイッター上で「国家公務員」を名乗り、課題の先送りにより「懸案が一つ解決」と言ったり、職務上関係する国会議員や市民団体を中傷したりするツイートを繰り返していたことが分かった。政府の復興への取り組み姿勢を疑われかねないとして、同庁はこの職員から事情を聴いており、近く処分する方針。
この職員は総務省キャリアの水野靖久・復興庁参事官(45)。千葉県船橋市の副市長を経て昨年8月同庁に出向し、東京電力福島第1原発事故で約15万人が避難する福島県の支援を担当。超党派の議員立法で昨年6月に成立した「子ども・被災者生活支援法」に基づき、具体的な支援策を定める基本方針のとりまとめに当たっている。
水野氏は今年3月7日、衆院議員会館で市民団体が開いた集会で、同庁側の責任者としてとりまとめ状況を説明。同日「左翼のクソどもから、ひたすら罵声を浴びせられる集会に出席」とツイートした。翌8日には「今日は懸案が一つ解決。正確に言うと、白黒つけずに曖昧なままにしておくことに関係者が同意」と、課題の先送りを歓迎するかのような内容をツイートしていた。
ツイートは水野氏が現職に就いて以降、分かっただけで計約600回に上る。以前は本名でツイートしていたが、昨年10月からは匿名に切り替えた。
実際に同法を巡っては、支援の対象とする地域の放射線量の基準が決まらないことから、成立からほぼ1年がたっても基本方針がまとまっていない。根本匠復興相は3月15日、基本方針と別に同法の趣旨を踏まえた支援策「被災者支援施策パッケージ」を発表したが、成立に関わった国会議員や期待していた市民団体は、内容が当初の想定から後退しているとして「骨抜きだ」と批判していた。
水野氏はこれらの国会議員や閣僚に対しても文脈から相手がほぼ特定できる形で「ドラえもん似」「虚言癖」などと中傷していた。
水野氏はツイートの真意をただした毎日新聞の取材に「個人でやっている」「記憶にない」とだけ繰り返し、コメントを拒否。その直後、ツイッターのアカウントを削除した。復興庁は重大な事案だとして事実を確認中で、「結果などを踏まえて適切に対処したい」としている。【日野行介、袴田貴行】
復興庁で福島県の被災者支援を担当しているんでしょう?被災者の現実や気持ちがわからんのか!!震災復興に、集団被曝に右も左もないんです!!
(`・ω・´)
背広を着た高級?ゴロツキ!!(--〆)
日本国憲法
第十五条第二項
すべて公務員は、全体の奉仕者であつて、一部の奉仕者ではない。
○●○● 一息(^^♪ ○●○●
「人は本来は善人の可能性」の実験結果(NHK)
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130613/k10015264491000.html
赤ちゃんに図形を使っていじめの様子を見せたところ、赤ちゃんはいじめられた側に関心を示すとする実験結果を京都大学の研究グループが明らかにしました。グループでは「赤ちゃんが弱い立場の側に同情的な態度を示した結果で、人は本来、善人である可能性を示唆している」としています。
これは、京都大学大学院の鹿子木康弘特定助教らの研究グループが発表したものです。
研究グループは、ある図形が別の図形を攻撃していじめている様子をアニメ-ションで描き、生後10か月の赤ちゃん20人に見せました。このあと、赤ちゃんにアニメーションと同じ図形を選ばせたところ、80%に当たる16人がいじめられた側の図形を選んだということです。
研究グループでは、弱く苦しい立場の側に同情的な態度を示した結果と解釈できるとしています。グループでは、大人を対象に同じような実験を進めていて、大人では、いじめられた側に同情する割合が少なくなる傾向があるということで、鹿子木特定助教は「人は本来は善人である可能性を示唆している」と話しています。
猫の子守.mpg Nursing of a cat
http://youtu.be/w2mmpMu8ycM
ほっこり(*´∀`*)
二十世紀の豫言-報知新聞社明治34年正月版掲載
http://hochi.yomiuri.co.jp/info/company/yogen.htm
記事は、電気通信、運輸、軍事、医療、防災などの23項目について、20世紀に実現するであろう科学・技術の内容を予測している。
半分近く的中してますなぁ~(^^♪
逆境突破 伊達政宗~戦国鍋TV
http://youtu.be/0KglKpZVYqc
なんだこれ~(笑)史実を反映していて面白いですね(ノ∀`)
Sanddornbalance by Miyoko Shida Rigolo in Flic Flac January 12, 2012
http://youtu.be/6KiJU4dQdLE
まさに神業!(°д°)最後は度肝を抜かれました~(゚o゚;;
The world's first gaming frog who doesn't like to play the game.
http://youtu.be/K9jq51Qnda4
最後のオチは蛙ちゃんが怒ったからですかね~?(笑)
Two Faced Kitten: Rare 'Janus' Cat Born In US
http://youtu.be/Fn-4IhIZSjY
双顔のにゃんこ生まれる・・(/ω\)
超高速猫パンチ!
http://youtu.be/yiawCB28OWY
(^O^)!
特訓するねこ。
http://youtu.be/hPzNl6NKAG0
思わず微笑んじゃいます(^O^)
Scottish Fold munchkin
http://youtu.be/7VSR4_tAYvw
撮影者がいじりすぎ?(*´∀`)アハハン♪
叱られちゃったの・・ "I was scolded...."
http://youtu.be/L3s_qGI2ge8
カワ(・∀・)イイ!!
おもしろ猫!♥かわいい猫劇場♥
http://youtu.be/Zwi9yVXHGG8
おもしろ猫!ロシア・モスクワのククラチョフ猫劇場(猫のサーカス)です モスクワにある世界で唯一の「猫劇場」が全面改修を終え、1年半ぶりに公演を再開しました この改修工事は市が全面的に協力をしたそうです ロシアも猫が好きな国ですね
パフォーマンスを繰り広げる支配人、ククラチョフさん、無類の猫好きだそうです(好きでなければ出来ませんよねw)猫の芸も凄いっ!
Moscow Cat Theatre
http://www.kuklachev.ru/eng/gallery/video/112/
■□■□■□■□■□
東京都議選と待機児童問題について。- 2013.06.13
http://youtu.be/_0nbD3RZiM8
【劣悪保育所断ると、待機児童にカウントされないカラクリ!?】横浜市 待機児「ゼロ」を考える
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/1739fe5c463b38086236e324b459d983
都議選:争点は 「待機児童」「防災」に色(毎日新聞)
数え方次第で「待機児童」が半減する?(朝日新聞)
'13都議選:争点「待機児童」「防災」で色 「原子力」「地下鉄」「築地」影薄く(毎日新聞)
【東京都議選2013】保育所ニーズに溝、保護者は「質」候補者は「量」(MSN産経ニュース)
民党、極秘世論調査 都議選維新は1、2議席... 自民は圧勝(ZAKZAK)
待機児童数、数え方変え3倍以上に 東京・杉並区(朝日新聞)
横浜市「待機児童ゼロ」のカラクリ(ゲンダイネット)
横浜市 待機児「ゼロ」を考える(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-05-22/2013052203_01_1.html
保育所の待機児童がゼロになった―。20日、横浜市の林文子市長はこう発表しました。21日には安倍晋三首相が同市の保育所を視察し、「横浜方式を全国に広げる」と発言しています。横浜の「待機児童ゼロ」を考えます。(鎌塚由美、堤由紀子)
突出する企業参入
横浜市の待機児童数は、2010年4月の時点で1552人と全国ワースト1位でした。これが4月1日時点で「ゼロ」になったというものです。
昨年度、認可保育所を71カ所増設し、31カ所で定員を増やしました。
しかし、今回の「待機児童ゼロ」にはいくつかの問題点があります。
一つ目は、同市では、認可保育所580カ所のうち、4分の1を株式会社が占めていることです。全国平均はわずか2%であり、突出しています。株式会社参入を一気にすすめたことによる矛盾が生まれています。
民間による保育所整備の手法として(1)法人所有地による整備(2)市有地の無償貸与(今年度から有償)(3)ビルのテナントを借り上げ内装整備―の三つがあります。(1)(2)では株式会社には整備費補助は出ませんが、(3)では補助が受けられるため、横浜市では園庭のないビル内の企業園が次々とつくられました。
保育士の入れ替わりも激しく、開園して半年で半数以上の保育士が退職したという園が複数あります。
09年には経営の悪化から企業が撤退し、別企業が引き継いだという事態も生まれており、株式会社による運営の不安定さはぬぐえません。
保育問題に詳しいジャーナリストの猪熊弘子さんは「オーストラリアでは10万人規模の保育企業が倒産するという体験から、保育は公的なものでという流れに変わっています。こうした例を見ても、株式会社の参入をこれ以上促進させることには賛成できません」と言います。
神奈川県保育問題協議会の辻村久江会長は「保育所は本来、地域に根付き、地域の人とともに子育てしていく公共性があります。株式会社はその性格をもち合わせているのか。公共性とは相いれないのではないか」と話します。
子どもをつめこみ
二つ目は、定員拡大や弾力化、面積基準の引き下げなどによる子どものつめこみです。
毎年のように無理な定員増を押し付けた上に、適正化という名のもとに定員を上回る子どもを入所させて、つめこみ保育をしています。定員増をはかるために園庭やプールをなくして園舎を増築したり、ホールをつぶして保育室にしたりしているため、保育環境が悪化しています。
保育研究所の逆井(さかさい)直紀さんは「待機児童解消のために行政が動くのは重要だが、手放しでは喜べない」として、面積基準を独自に運用した問題を指摘します。「最低基準では0、1歳児1人あたり3・3平方メートル以上とされているのに、横浜は2・475平方メートルに緩和して問題になりました。新設園では3・3平方メートルにしましたが、既存施設はそのまま。最低基準を守ることが当然必要です」と言います。
定義変え数合わせ
三つ目が、待機児童の定義を変え数合わせをしていることです。
市独自の横浜保育室に入所できたり、育児休業を延長したりした場合は、待機児童には含みません。
さらにこの定義を少しずつ変え、意図的ともいえる「待機児童数減らし」をしました。
全国ワースト1位といわれた当時の定義では(1)事業所内保育への入所(2)一時保育、乳幼児の一時預かり施設への入所(3)育児休業の延長(4)主に自宅での求職活動―という場合も待機児童に含まれていました。ところが(1)(2)(3)を11年度から、(4)を12年度から待機児童からはずしました。
横浜市は、取材にたいし、「統計上のゼロですから」(保育対策課)といっています。
猪熊さんは「認可保育所に入れない子どもが1700人以上いると聞き、『待機児童ゼロじゃないんだ』と思いました。定義を低い方に合わせるのではなく、認可保育所に入れない子どもを待機児童とすべきでしょう」と話しています。
「横浜方式」全国拡大狙う
安倍首相が視察
安倍首相は21日、横浜市にある株式会社立の認可保育所を視察し、「横浜方式」を全国に広げ「5年間で待機児童ゼロを達成したい」と表明しました。
安倍氏は、「民間参入には(慎重な)議論もあるが、ニーズを受け止めて対応するサービスの面では優れている面もある」などと述べ、横浜市を「成功例」だと宣伝し、慎重論の強い企業による保育所経営を一気に推し進める構えです。
安倍政権が「横浜方式」の全国展開に固執する背景には、財界の利益を代表する規制改革会議が“待機児童解消が進まないのは自治体が株式会社の参入を排除してきたから”だと問題をすり替え、株式会社参入に慎重な自治体を批判していることがあります。
同会議は「政府がガイドラインを策定し、もっとも効果をあげている自治体(横浜市)並みの水準を目指すべき」だと要求。厚生労働省は15日、都道府県・政令・中核市に対し認可保育所への株式会社の参入をいっそう促す通知を出しました。
保育所への株式会社の参入は2000年に解禁されていますが、認可保育所への企業参入率は全国平均で約2%にとどまっています。
「横浜方式」→詐欺師か!ヽ(`Д´)ノ
武田教授 敦賀原発を考える第二弾の3・・・原子力機構も資格無し
http://youtu.be/u7CfnN6SiGs
敦賀原発を考える第二弾の3・・・原子力機構も資格無し
http://takedanet.com/2013/06/post_85fd.html
「御用学者」という用語が急に浮上したのは原発事故のあとでしたが、「原子力実施の資格問題」が浮上してきました。
東海村の加速器実験装置で放射線漏れを隠蔽、外部に出す
電力、原電、もんじゅに続いて原子力機構も原子力を扱う資格無し
岐阜県の核融合の研究も研究者に資格なし
東大の福島県の人の被曝を調べた教授も資格無し
「俺たちは偉いんだ」という意識を捨てなければ日本の原子力そのものは放射線利用も含めて全滅する。関係者はなぜ声を上げないのだ!
高度な技術には高度な倫理観が必要(名大の想い出)
(平成25年6月6日)
武田教授 東海地震予知の罪と罰・・・親の責任
http://youtu.be/c1q7G0mx53k
東海地震予知の罪と罰・・・親の責任
http://takedanet.com/2013/06/post_0ac3.html
最近の世相を見ていると、一人前の男になんとなく余裕が無いように見える。指導層は自分の利権を最大にと策謀しているし、生活がやっとという人たちは自分のことだけで精一杯だ。
お年寄りは年金を当てにしていたのだけれど裏切られ、年功序列がなくなり、労働組合も衰退して仕事は厳しくなるばかりだ。
社会が複雑になり、日本の指導層やNHKが策謀したとおりに、富と時間的余裕は一部の人たちに独占されていて、日本人の一人一人が政治を論じ、将来を考え、親として責任ある一員として考えられなくなったような気がする。
私が異論を唱えている「クールビズ」や、ご婦人がすっかり騙された「節約は美徳」などがその一端ではないかと思う。でも「女性手帳」が制度化されず、「国民総背番号制」が進まないように、多くの人が矛盾に気がついているように見える。
「東海地震、予知できず」という先日の中日新聞の見出しはなかなか刺激的だった。40年前「予知できる」として膨大な税金とその結果の3万人弱の犠牲者の恨みは深い。
40年前に「できる」という科学が40年後に「できない」にかわることはない。科学は積み上げて厳密な論証をもとに進むので、できることができなくなることはない。できないことができるようになるのが科学である。だから地震予知は科学ではないし、また無かった。
原因は「架空の学問を仕立てて利権をとった文科省と東大」であり、親として、日本の将来を子どものためにまもる親の責任として徹底的に責任を追及し、悪いところを修理しておく必要がある。
それは親の責務である。
(平成25年6月10日)
武田邦彦
東海地震「予知は困難」 「前兆滑り」に疑問(東京新聞)
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013052902000141.html
南海トラフの巨大地震を現在の手法で予知するのは難しいとの報告を二十八日、内閣府の専門家部会がまとめた。この日発表された防災対策の最終報告に合わせて昨年七月から、どの程度予測できるかを再検討していた。岩板のわずかな滑りを地震発生直前にとらえる手法の限界を指摘、新たな観測と防災態勢づくりを促した。唯一、可能性があるとされる東海地震の予知にも疑問を投げかけた形で、予知情報をもとに出される警戒宣言のあり方も問われる可能性がある。
東海地震の予知は、地震の発生前に震源の岩板がわずかに滑る「前兆滑り」を検知し、直前に警戒宣言を出すことが基本。そのため静岡県や愛知県などに地殻変動を検知するひずみ計の観測網を敷いている。
報告書では「前兆滑りが検知できず地震が発生することや、検知されても地震が発生しないことはあり得る」と指摘。南海トラフ沿いの東海、東南海、南海の三地震が連動するかどうかもわからず、東海地震や連動型の巨大地震の確度の高い予測は困難だとした。
部会では検討結果を踏まえ、南海トラフの地震観測や新たな防災体制のあり方を議論すべきだと提言した。地震予測の技術研究そのものは、今後も進める必要があるとした。
委員からは、予測の確度が高くないのに警戒宣言で交通網や経済活動を制限する防災対応は重いのではないか、などの指摘も出た。
一九九七年には、当時の文部大臣の諮問機関だった測地学審議会が「地震予知は困難」と報告したが、東海地震については前兆滑りが出れば予知できる可能性があるとしていた。前兆滑りの検出に期待がかけられてきたがマグニチュード(M)9の東日本大震災で観測されなかったため、確実性が疑問視され始めた。
古屋圭司防災担当相は「どういう観測態勢で、どういう情報を伝えればよいのか。東海地域も含め南海トラフ全体で議論する必要がある」と述べ、調査会などを置いて検討を始める考えを示した。
<東海地震予知と警戒宣言> 東海地域のひずみ計などで異常な地殻変動を検知し、東海地震の予知を目指す地震防災対策強化地域判定会(地震学者6人で構成)が前兆と判断すると、気象庁長官の報告に基づき首相が警戒宣言を発表。強化地域(静岡県全域を含む1都7県の157市町村)では東海道新幹線をはじめ鉄道が全面ストップするほか、高速道や一般道でも域内への流入を制限。百貨店や銀行、劇場も営業停止し、地震発生に備える。
小出裕章 福島第一原発の現状と私たちの未来
原発ゼロ世界へ 2013/03/10
http://youtu.be/cCV9d6xXDLo
小出裕章さん講演:3月10日:「原発」を考える市民公開講座
http://kodomomiraikibou2012.seesaa.net/article/322405255.html
デタラメをよぶ変な菌
Japan Professor, Fukushima release Cesium-137 equivalent to more than 10000 Hiroshima Atomic Bombs(再掲)
http://youtu.be/C2IJAsu7JtM
「ああ、ついにきたかなあ」都内体調不良女性が甲状腺診断で思うこと。バンダジェフスキー講演の大切な話。(木下黄太のブログ)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/12f193cc9f5651eada8c307856403cd3
前略
「2012年、バンダジェフスキー博士来日で、ぼくが大切に思ったこと。」
バンダジェフスキー博士と、今回、2013年の7月にも一般公演を一緒に行う僕が、2012年3月に、来日されたことに関して、書き留めた内容です。一部手直ししています。専門的な事というよりも、概説的な部分です。
① 博士本人は、ある意味汚染された場所に新設された医科大学を、ベラルーシ政府側から引き受けさせられた人物であること。元々政府に否定的な学者というわけでなく、元々は、政府の意向も受けて、その現地の汚染に立ち向かったスタンスであること。
②事故発生から数年した、90年代当時の現地の状況が酷く、彼は亡くなった方の解剖を進めて、当時のベラルーシの技術水準で、臓器ごとに可能なかぎりの放射能の検査をおこなったこと。
③生きている人の調査は、開架型(椅子型)のホールボディカウンターでおこなっていたこと。生きている人のBq/kgはこれで出されたもの。このため、精密型のホールボディカウンターよりも数値が高く出ていると考えられること。
④調査・検査をやったことで、病気の多発、死者の増加について、彼が提示しているのは、臓器にセシウムが大量に蓄積されている実態を明らかにしたこと。彼はセシウムがこの事象の主な原因と考えていること。
⑤この実態を明らかにしたため、政府の意向に反したとして、逮捕され、長年にわたって刑務所に入れられたこと。それによって研究データの大半が残存していないこと。ベラルーシは、ソ連の中で情報隠ぺい、弾圧が最も強い国であること。
⑥少なくとも、ウクライナやベラルーシをはじめとして、そのエリアでは、死者が、生まれる人々を、上回る状態が継続していること。人口が大きく減り続けている社会に、この国々が恒常的になっている状態があること。
⑦人口の減少は、放射性物質による影響しか考えられないこと。特に他の強い要因はないこと。
⑧福島第一原発の事故は、彼の考えではチェルノブイリよりも広範囲ではないが、深刻度において、さらに問題が大きいという認識があること。福島県内の汚染程度が酷いこと。チェルノブイリは汚染が農村地帯が多かったが、今回は東京のような大都市にまで酷い汚染の地域があって、深刻度が桁違いとなる可能性があること。ゴメリの汚染と江戸川区の汚染にあまり差がないこと。また、セシウム以外のほかの核種の影響も甚大であること(これが未解明なこと)。
⑨死者の増加は、キエフでも顕著に増えていて、さらに高濃度のエリアでは、かなりの勢いで増えていること。ゴメリなど。これは、今回の福島第一原発事故によってもおきる可能性が高いこと。それを考えた場合、福島は当然のこととして、宮城や東京、関東の汚染エリアから移住できる人は移住したほうが良いこと。子供、妊婦、妊娠可能な女性は優先すること。
⑩日本、特に関東・東北のエリアでこれから起こることについて、博士本人が相当な危惧を抱いていること。これをとめることそのものは、実は、大変に難しいこと。
⑪こうした中で、政府がガレキの広域拡散を進めているが、放射性物質が付着したガレキを、汚染の少ないエリアに移すことも、さらに移送して焼却することもありえない行為ということ。放射性物質を拡散させないことが大切で、旧ソ連でもおこなっていない所業を日本政府はすすめていること。
⑫日本政府や行政当局が情報隠蔽をおこなっていることは間違いないこと。これについて、市民側が風穴をあけるしか方法がないこと。
⑬ペクチンなどの排出剤は効果が最低限しかないこと。短期的一時的なもの。アップルペクチンは、そのままりんごを皮ごと食べるほうがマシなこと。しかし、排出剤に頼ることは何の意味もないこと。それよりも安全な、放射性物質が含まれていない食品を食べることが望ましいこと。
⑭可能なら、福島のみならず、関東・東北のエリアの中で汚染地域からは移住するのが望ましいこと。優先は、妊婦、子供、妊娠可能な女性だが、全年齢で放射性物質の影響はあるため、逃げることのできる人は、全て、逃げるべきであるということ。沖縄、札幌、京都などで、博士は関東東北から避難移住した全ての人々に「あなたたちの選択は正しい」と明言したこと。
⑮東京23区の土壌汚染状況が、ぼくたちの調査で平均してセシウム合算で800Bq/kgの状態(キエフ以上)であることを伝えたところ、「可能な人は逃げたほうが良い。最低でも保養に出たり、汚染されていない食べ物を食べないとならない。でも、移住がベターだ」と話していたこと。
⑯世田谷区でほこりに50グラムで75Bq(1500Bq/kg)検出された一般の木造家屋の話を伝えると、「そこは危険だ」と断言し、可能なら移住したほうがよいと明言したこと。吸気による危険も大きいと本人も判断していること。
⑰日本の大半のメディアは、博士の来日についても、記者会見の内容に関しても、完全に無視するか、ほとんど記事にしようともしていないこと。沖縄の新聞や共同通信、東洋経済などの一部メディア以外、掲載する雰囲気はほとんどないこと。博士が伝えている内容そのものの衝撃が大きく、「無視」という結論に大半のメディアが至っているのが今の日本の現実であること。というかこの内容を報じると、首都圏に人がいるかどうかという議論になることを消化できないとして記事にしないとするマスコミも存在した模様であること。
⑱ほとんどのメディアが無視するにも関わらず、品川区の1000人会場も即日満員、世田谷区の四百五十人会場も二回で九百人が三十分程度で満員になるなど、一般の皆様へのインターネットを介しての情報発信が強くなってきていること。マスコミと一般の皆さんの間に乖離現象もおきていること。
⑲今後起きることへの懸念が強い中で、博士本人は日本に対して最大限の協力をしたいという意志は持っていること。しかし、博士本人が有効な防御策を数多く持っている訳ではなく、彼の協力に助けられても、放射性物質との闘いはきわめて厳しいということ。
⑳ここまでまとめてみたが、それでも伝わらない現実が、今の東京や日本ということ。
復習の意味で書き直してみましたので、バンダジェフスキー博士が、どういう感覚を有している人なのかをもう一度確認して下さい。
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「来たるべきものが来た」「ああ、ついにきたかなあ」、最近、こうした単語を目にすることが多くなりました。こうした感覚が、懸念していた、特に女性たちの中で強まっているということは、認識しておいてください。それが、まだそんなに大きな異常でなくても、わかりやすい話が、わが身に降りかかる時、特に女性は痛感するようです。甲状腺に少し異常が出た話ですが、慢性被曝が続く中で、大丈夫だった人にも、思わぬ以上は出ると考えています。
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前回は周りの知人、友人の心筋梗塞や脳梗塞の話をさせていただきました。
あれから自分自身の移住の話を進める中で
私本人も健康被害がついに出てしまいました。
爪の割れや心臓の痛み、止まらない咳と言った異常を感じるが、病院では病気と見なされない症状が続く中で、 先月喉に異常を感じたので耳鼻科へ行った所、両方の甲状腺の腺腫様甲状腺腫と両耳下膿胞と診断されました 。
幸い悪性ではなく血液検査も異常なく、小さな物で心配ないと言われましたが
中には悪くなるもの(ガンの事だと思いますが。はっきりとは言いませんでした)もあるので
経過観察で今後は半年に一度は検査を受ける様言われました。
また固くなったり、触れたりするようなら早く来なさいとも。
ああ、ついにきたかなぁという感じです。
もっと早く東京を離れていれば?とか
一旦被曝しているのだからどのみちこうなったとかいろいろ考えましたが
最初の爆発の日からしばらく、雨にも濡れたし
なんと言ってもランニングを二度もしてしまったのですから
おかしくならな い訳は無いですね。。
それからは食べ物も水も、西や海外から取り寄せて気は付けていましたが.....
このことをなにか皆さんの参考になればと思います。
東京でも異常は出て来たと。
因みに病院では原発、という言葉は一言も言いませんでした。
ただ、首の中にしこりが出来た、喉もつまり、咳も止まらないと症状を
言っただけです。
最近内科にかかる用事もあったのですが
不調を言うと甲状腺かな、とすぐ言われました。
多いのでしょうかね。。。
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こうした慢性被曝の危険についても、バンダジェフスキー博士は発言しています。
以下略
市民と科学者の内部被曝問題研究会総会および研究報告会のご案内(2013年6月15日、16日開催)
http://www.acsir.org/info.php?2013-6-15-16-36
2013/06/15 「流通している食品の中には産地偽装され、放射能検査をしていないケースも」 ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 1日目(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/84910
2013年6月15日(土)16時20分より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で、「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の1日目が開催された。この研究報告会は、6月15日、16日の2日間で行なわれる。1日目の特別講演では、宗教学者の島薗進氏が「福島は5重苦と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害は、科学者に責任がある」として、現在の放射能防護体制や御用学者を実例を挙げて批判した。
■内容
16:20~ 沢田昭二氏「放影研の『黒い雨』に関する見解を批判する」
16:40~ 牛山元美氏「内部被ばく問題に臨床医としてどう関わっていくか ― ベラルーシ研修、被ばく関連検診の報告」
17:00~ 大沼淳一氏「市民放射能測定センター(Cラボ)が取り組んできたこと」
17:30~ 特別講演 島薗進氏(上智大学 教授)「つくられた放射線『安全』論」
http://youtu.be/NGaQqlFlcuo
まず、名古屋大学名誉教授の沢田昭二氏が「世界で、内部被曝を過小評価する一番の根拠にされるのが、放射線影響研究所の原爆被爆者の研究だ。原爆被爆者認定裁判で、もっとも批判されたのが、御用学者による『彼らに、放射線降下物の影響はなかった』という証言だ。今、厚労省で、原爆症認定基準を改訂中だが、放影研は放射線降下物の影響はないことにしようとしている」と述べ、「われわれは、ねじ曲がった科学を正しいものにしていこう」と呼びかけた。
次に、さがみ生協病院医師の牛山元美氏が登壇。牛山氏は、今年3月、ベラルーシの医学アカデミーで医師向けの研修に参加した際、ある教授から「チェルノブイリ原発事故当時、原発から300キロ離れたミンスクに住んでいた。何も知らない6歳の息子は外で遊び回り、家に帰ってくると吐き気を催した。ほかの多くの子どもも同様だった。その原因は25年たっても不明だ」と聞いたという。
その上で、「自分が住む神奈川県相模原でも、3.11以後、子どもの鼻血の症例を多く聞いた。医者の常識では、放射能が原因の鼻血は200ミリシーベルト以上の急性被曝をしないと起こらない。相模原ではありえないはずだが、自分にも子どもがおり、母親の感覚としては『おかしい』と思う」と語った。また、被曝の健康被害を調べるスクリーニングが福島県内でしか行なわれていないことを問題視。さがみ生協病院でスタートした「放射線被ばく関連健診」について説明した牛山氏は、「被曝による健康被害を減らすために、医師としてできることを行ないたい」と語った。
大沼淳一氏は、市民放射能測定センター(Cラボ)の取り組みについて説明し、「当センターは、この1年半の間に1600検体ほどを測った。これは国の測定数の1%にあたる。現在、日本には100ほどの測定グループがある。明らかに国の実施数は少なすぎる」と指摘した。さらに、同センターの検査で汚染が判明した、愛知県の放射性セシウム含有腐葉土、春日井市の学校給食、メディアに大きく取り上げられた、岡崎市竹の子幼稚園の給食で使用された乾燥シイタケについて、経緯を報告。「乾燥シイタケを調べたら1260ベクレル/キロが検出され、保健所に通報した。行政での再測定の結果は1400ベクレル/キロ。流通ルートを調べると、メーカーは当初、仕入れ先をごまかしたが、茨城県JAから仕入れた乾燥シイタケを、放射能検査をせずに他産地のものに混ぜて出荷していたことが判明した」と振り返った。
宗教学者で前東京大学大学院教授の島薗進氏は、近著『つくられた放射線「安全」論』を上梓した理由について、「原発事故後、『原子力工学のムラ』では反省の色が伺えるが、『放射線の健康影響はないとするムラ』があり、今なお強固に牙城を守り、政府に対する影響力を保っているのが不思議だった。いまだに権力を持ち続ける山下俊一氏や東京大学准教授の中川恵一氏らの、発言の背景を調べてみた」と述べた。
続けて、「100ミリシーベルト以下の被曝は健康被害はないという説は、電気中央研究所が筆頭になり、現在は放射線医学総合研究所にいる酒井一夫氏が旗振り役で進めている。1999年、『低線量放射線影響に関する公開シンポジウム』が、米仏日の機械学会共催、電事連のバックアップで開催された。これは、放射線防護のために使っている多額の予算を減らす目的の国際学術会議だ。チェルノブイリ原発事故以降、衰退した原発業界の復興計画の一端だった」と、放射能推進の方向へ進む学会の動きを説明した。その上で、3.11による放射線リスクコミュニケーションの破綻を受けた日本学術会議の動きを例に挙げて、「学者たちも自己反省し始めた」と解説した。
島薗氏は、原発事故後の福島の現状について、「福島は5重苦、と言われている。地震、津波、原発、風評被害、離散・分断被害。とくに離散・分断被害については、科学者に責任がある」と語り、発災後、専門家や日本学術会議のとった年間20ミリシーベルト基準の指針や、安心安全を流布した学者たちの態度を批判した。
また、住民の健康調査について、島薗氏は「福島同様に被曝している茨城県、岩手県、千葉県の住民などは含まれていない。福島の県民健康管理調査でも、白血球分画検査などの上乗せ健診は、浜通りの住民しか対象にしていない。中通りは検討中だという。山下氏が秘密会議で『20ミリシーベルト以上の地域に4ヶ月いた住民が対象』としていたものが、消えているのだ」と述べた。さらに、「山下氏がチェルノブイリで行った健康調査では、子どもに白血球系異常が多数認められていたにもかかわらず、福島では、それをまったく話題にしていない。だが、福島でも、すでに白血球異常は見つかっている」と指摘した。【IWJテキストスタッフ・関根/奥松】
20130616 UPLAN 【第1部】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午前
http://youtu.be/ZfwJb5fYzEY
2013/06/16 放射能汚染の現状と内部被ばくの実態とは? ~「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会 2日目(IWJ)
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/85085
2013年6月16日(日)10時より、東京千代田区にある日比谷図書文化館で「市民と科学者の内部被曝問題研究会」研究報告会の2日目が開催された。研究報告会は、昨日より引き続き、医療やマスコミ、科学など、さまざまな分野から見た汚染や被曝について報告があり、市民と意見を交換した。
■内容
10:00~ 吉木健氏「汚染と『除染』」
10:20~ 土居保良氏、松井英介氏、松井和子氏、肥田舜太郎氏「乳歯を保存するプロジェクト ― ストロンチウム90の内部被曝追跡調査」
10:40~ 生井兵治氏「自然核種と人工核種の大きな差異の証明 ― 自然放射性カリウムK-40のリスクは無に等しい」
11:00~ 川根真也氏「ベラルーシ報告 ― 日本が学ぶべきこと」
11:20~ 地脇美和氏、松井英介氏、松井和子氏「IAEAが福島に常駐する目的とは? ― IAEAとWHOがチェルノブイリで行ったことから、考える」
11:40~ 松井英介氏、井戸川克隆氏、梶村太一郎氏「もうひとつの選択肢=『脱ひばく』集団移住権利法実現の課題と展望」
12:00~ 田中一郎氏「(脱原発・脱被曝・被害者完全救済を実現しよう)これからの『市民と科学者の内部被曝問題研究会』への提言」
13:10~ 柳原敏夫氏「ふくしま集団疎開裁判 ― 世界は見ている(2013年4月24日仙台高裁判決)」
13:30~ 大石光伸氏「関東における被ばく線量評価をめぐる市民による測定」
13:50~ 特別講演 太田昌克氏「3・11が啓示する教訓とは何か ― 『救護の不可能性』という核の非人道的帰結」
15:00~ 特別講演 西尾正道氏「放射線健康被害の未解明な医学的課題について」
16:00~ 特別講演 矢ヶ﨑克馬氏「放射線防護と人権 ― チェルノブイリ法と福島原発事故被災」
吉木健氏の「汚染と『除染』」から、報告会が始まった。まず、福島原発事故の実態、放射能飛散を分析した吉木氏は、「セシウムは水に溶け、効果的な除染は不可能。ゆえに環境省除染ガイドラインは意味がない」と話した。次の、「乳歯を保存するプロジェクト―ストロンチウム90の内部被曝追跡調査」の報告では、「親が子どもにできることは、放射能が危ないかもしれない、ということを、学校でもどこでも、真面目に話し合える社会にすること。それが一番大切だ。自由に一緒に考えられる社会を望む」とまとめた。生井兵治氏の発表では、自然カリウム核種と人工核種の危険性の証明を試みた。生井氏は「自然核種の粒径は、多くは0.2~0.6nm。人工核種は、10nm~20μmなど数倍。人工核種は大きく強い。よって低線量被曝も安全とは言えない」と報告した。
川根真也氏は「福島の子どもたちには、パンデミックに近いことが起こる」と警鐘を鳴らした。「今でも福島第一原発から、毎時1000万ベクレルの放射性セシウムが放出され、福島県各地に、除染の意味がないほど降り注いでいる」と数値を示して指摘。「福島県の小児甲状腺がんの検査結果では、2011年と2112年で17万5465名のうち、2次検査対象者が1140名。2次検査実施者383名のうち、悪性およびがんの疑いが27名見つかった。しかし、2次検査対象者の757名は、未検査なのである」と語った。そして、ベラルーシでの甲状腺がんの実態、検査方法、発症する病気の性質などを報告した。
地脇美和氏は「現在、IAEAと福島県立医大が協定を結び、福島県環境創造センターを建設中だ。そのトップになる人物は、原発事故の際、スピーディの予測データのメールを隠蔽した福島県職員だ」と述べて、IAEAとWHOの原子力推進戦略と、チェルノブイリ事故に対する同機関の対応、また福島閣僚会議の内容などを糾弾した。松井英介氏は、「20ミリシーベルト以下なら住んでいい、というのが福島の唯一の選択肢。チェルノブイリでは、土での汚染が年間1ミリシーベルトの地域で、移住の権利を認めた」と、汚染地域の住民を移住させる理由を説明した。
弁護士の柳原敏夫氏は、ふくしま集団疎開裁判の報告をした。「郡山地裁1審で負け、2審の仙台高裁では却下されたが、低線量被曝と除染の限界の問題などの事実認定があり、1ミリシーベルト基準を認めた異例の判決だった。世界が注視する中での、真実、正義、市民の力が影響したのではないだろうか」と分析した。続いて、茨城県常総生協の大石光伸氏が、生協組合員の住む地域を中心に放射能の土壌調査を行った報告をした。また、地域の母親たちが、ドイツのセバスチャン・プフブルークバイク氏の著作『チェルノブイリの健康影響』を翻訳したり、ハウスダスト、玄米、大豆加工品などを測定する活動をしていることを紹介した。
特別講演では、共同通信編集委員の太田昌克氏が「アメリカは、広島・長崎の被爆地調査で残留放射線の影響はないとした。原爆を上空で爆発させたことで、核分裂生成物質は散逸し、内部被曝はないと考えたのだ。しかし、ビキニ環礁の水爆実験で内部被曝の深刻さに気づく。原爆投下24年後の1969年、長崎大がホールボディカウンター調査を実施して、内部被曝を確認した」と、原爆の被爆者調査について説明した。また、太田氏は「福島原発事故発災の3日後、米国の国家安全保障会議(NSC)は、福島に被害管理対応チーム(CMRT)派遣を決定。空中測定システムで、3月17~19日に汚染調査を実施し、放射能汚染マップを日本政府に提供していた。ところが、日本の事務方に、あらかじめブリーフィングしていたにもかかわらず、当時の内閣に報告されていなかった。そのため、住民の避難が3日も遅れた」と語った。
次に、北海道がんセンター名誉院長の西尾正道氏が「内部被曝は、化学兵器や毒ガス兵器と同じ。死ぬのが遅いか早いかの差があるだけ。放射線の影響は、慢性と急性、局所と全身とでまったくその作用は違う。人体で一番影響を受けるのは、細胞分裂がさかんな造血臓器、生殖腺、小腸(消化管)、水晶体上皮などだ。日本の放射線防護の教科書は、ICRP(国際放射線防護委員会)の基準で書かれているが、今のICRPとIAEAなどの放射線防護の議論は、まるで神学論争。作られた物語だ」と語った。さらに、「飯舘村で、今年1月から相次いで仔馬15頭が死んだ。解剖したら2000ベクレル/キロのセシウムが出た。しかし、医師たちは『発表する必要はない』ともみ消す。哲学が欠如した、金の損得勘定だけで、医学会も行政も進んでいる」と指摘した。
最後に、琉球大学名誉教授の矢ヶ﨑克馬氏が「日本でほとんど報道されていないが、チェルノブイリ法では、年間1~5ミリシーベルトの地域の住民には移住権利がある。空間線量3ミリシーベルト/年に内部被ばく2ミリシーベルトの設定だ。同様の方法で、5ミリシーベルト/年以上は、強制移住の対象。日本で1ミリシーベルト/年の汚染地域は、チェルノブイリより広域になり、100万人の移住規模になる。そのせいか、日本の汚染状況は可能な限り過小評価される」と述べた。そして、「行政による放射線量の偽装測定。これは、ICRPやIAEA、国連科学委員会、各国政府が行っている、知られざる核戦争だ」と話した。【IWJテキストスタッフ・関根/奥松】
20130616 UPLAN 【第2部前半】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午後前半
http://youtu.be/el3bQNYzLw8
20130616 UPLAN 【第2部後半】 市民と科学者の内部被曝問題研究会・研究報告会午後後半
http://youtu.be/iVW459V9IQM
○●○ 寄り道 ●○●
Safety in Russian Subway... No Problem
http://www.liveleak.com/view?i=31c_1371635667
え~!ロシアの地下鉄恐るべしΣ(゚д゚lll)アブナッ !
もう一つロシア
Russian Ammo Depot Explodes!
http://youtu.be/N2w5Lgu1sSI
ロシア・サマーラ市の弾薬庫が大爆発(°°;)"((;°°)
ロンドンで歩道が突然爆発?事故続発(CNN)
http://www.cnn.co.jp/video/11188.html
ロンドンで近年、歩道が何の前触れもなく爆発するという事故が相次いでいる。政府によれば昨年1月以降、歩道の爆発によりけがをしたのは少なくとも5人。なかでも1年前に起きた爆発では、55歳の女性が体の20%に火傷を負ったと報じられた
Mars Rat Photographed by Mars Curiosity Rover!
http://youtu.be/PQ6Iskq65AM
火星にリス!?(メ・ん・)?
http://www.ufosightingsdaily.com/2012/12/nasa-almost-makes-historical.html
■□■□■□■□■□
自民党 高市早苗政調会長、原発発言を撤回~つボイノリオ 2013-06-20
http://youtu.be/4ev24JjytJg
被曝死は沢山いる。高市政調会長は腹を切れ! (ハイヒール女の痛快日記)
http://tokyolumix.blog60.fc2.com/blog-entry-1206.html
高市は原発再稼働をめぐり「原発事故で死亡者が出ている状況ではない」などと発言した問題で、野党各党は高市氏の辞任要求を含め激しく反発。与党内からも選挙への影響を懸念し、批判の声が上がった。
選挙は関係ない!政治家のモラルどころか人間としてもクズだ。
即辞任させよ!原子力村の村の手先になって高市が都合のいいように使われてるだけだ。自ら、原発権益の仲間入りして裏権益でも確保するつもりだろう。ちなみに政府が認定した福島県内の「震災関連死」が1400人に上ると指摘した人数だって大ウソだ。
政府は関連死なんて言葉ですり替えてるが、被曝死も半分以上はいる!
更に、この数字に反映されて闇に葬り去られた。数百人の被曝死の人たちがいるのだ。以前にも書いたが覚えているだろうか?原発事故が起きた後の2011年3月31日付で共同通信が配信した記事がある。
20キロ圏に数百~千の遺体か 「死亡後に被ばくの疑い」
福島第1原発事故で、政府が避難指示を出している原発から約20キロの圏内に、東日本大震災で亡くなった人の遺体が数百~千体あると推定されることが31日、警察当局への取材で分かった。27日には、原発から約5キロの福島県大熊町で見つかった遺体から高い放射線量を測定しており、警察関係者は「死亡後に放射性物質を浴びて被ばくした遺体もある」と指摘。警察当局は警察官が二次被ばくせずに遺体を収容する方法などの検討を始めた。【中略】27日に、大熊町で見つかった遺体は、除染が必要な基準の一つである10万cpmまで計ることができる測量計の針が、振り切れる状態だったという。このため福島県警の部隊は遺体の収容を断念している。
元記事 http://www.47news.jp/CN/201103/CN2011033101000278.html
凄いショッキングな記事内容だったのでよく覚えているが、収容を断念するほど激しく被曝した遺体はどうしたの?数百人から千人もの遺体を放置したのか?その後、私が知る限りではこの記事の続報は見当たらない。そして、政府と御用マスコミの被曝死隠しが始まった。
政治家はこの事実を知っているはずだ。闇に葬り去り墓場まで持って行く秘密として。
高市発言について、民主細野は、この数字を踏まえることができない人は政権を担う資格がない。与党の政調会長失格だとコメント。維新の橋下は、死者が出ていなくても、精神的被害など計り知れない被害がある。今の日本では原発推進は目指すべき道ではない、と指摘。
みんなの党の江田も、高市は即、政治家を辞めるべきだ、と辞任を促した。
政治家たちも少しは良心が残っているのか、数百人から千人もの激しく被曝した遺体の処理を隠したまま、悉く同じコメントを出している。このコメントこそが被曝直接死1400人ということを認めている証拠でしょう。
再稼働ありき、原発「新・規制基準」のデタラメ(日刊ゲンダイ)
http://gendai.net/articles/view/syakai/143033
一体どこが厳しくなったというのか。原子力規制委員会が19日、正式決定した原発の「新規制基準」のことだ。
新基準は、シビアアクシデント(過酷事故)対策として、想定される最も大きな津波を「基準津波」とし、原発敷地内に浸水させないよう義務付けたほか、浸水が想定される場合には「防潮堤」の建設を要求。活断層の真上には原子炉建屋など重要施設を認めないことも明確化し、放射性物質を外部に逃すための「フィルター付きベント」の設置を求めた。
田中俊一委員長は「世界最高水準の規制」と自画自賛していたのだが、「安全よりも再稼働を優先させている」と怒りの声を上げるのが、「原子力規制を監視する市民の会」の阪上武氏だ。
「ベント設置を義務付けましたが、それ以前に、格納容器の構造的な欠陥はないのか、といった問題は手付かずのままです。福島原発でも故障が明らかになった原子炉水位計も基準に盛り込まれていない。津波対策に重点を置いてばかりで、地震対策には目をつぶっている。あまりに拙速です」
<福島事故の原因は不明のまま>
そもそも、国会事故調が指摘した通り、福島原発の事故は「地震」なのか、「津波」なのか原因がいまだに分かっていない。それなのに新たな「安全基準」を作るコト自体がデタラメ過ぎる。
新基準には、事故の際に敷地境界での住民の被曝(ひばく)線量などを制限した「立地審査指針」も盛り込まれなかった。
基準に加えれば、国内の原発のほとんどが再稼働できなくなる可能性があるからだが、これでは事故による住民の大量被曝を容認したようなものだ。
「“抜け穴”はほかにもあります。格納容器が大きいタイプの原発のベント設置や、原発を操作する中央制御室が使えなくなった場合に備えた『第2制御室』などの整備について、5年間の猶予期間を設けたことです。地震や災害は明日起きてもおかしくない。それなのに、なぜ猶予期間が必要なのか。原発を再稼働したい電力会社に配慮したのはミエミエです」(科学ジャーナリスト)
再稼働ありきのザル基準は明らかである。
【847】 原発再開で最低でも日本国民の合意が必要なこと (2) 資格と準備 / 武田 邦彦
http://youtu.be/OIVFodoOLJo?t=20s
原発再開で最低でも日本国民の合意が必要なこと(2) 資格と準備
http://takedanet.com/2013/06/post_e585.html
(1) 実施者(電力会社)がウソをつかないこと、
(2) メディア(NHK)が報道すること、
(3) 事故の責任は実施者にあること、
(4) 事故が起こったときの直接的対応と周辺住民の対策をあらかじめ準備しておくこと、
(5) 特に、主要な事故4種類(核爆発、水が関与する爆発、倒壊、テロ)に対して事故後の行動を明示すること、
(6) 事故を発電所から直接、地元消防へ連絡すること、
これも当たり前のことですが、国民としては政府および実施側との確約が必要です。
(平成25年6月17日)
【850】 困った ! 選挙に行くと言論の自由がなくなる ? / 武田 邦彦
http://youtu.be/M7kzD2eGuH0?t=20s
困った!選挙に行くと言論の自由がなくなる?
http://takedanet.com/2013/06/post_9b10.html
自民党は憲法改正を行い、言論の自由などの基本的人権を無くそうとしている。つまり改正原案によると「公の秩序」を「言論の自由」の上に置いた。
だから「指原さんのスキャンダルを暴いて個人をバッシングする」というのは許されて、「被曝限度は法令で1年1ミリと決まっている」というのは「政府がウソをつこうとしているのだから、公の秩序に反する」ということになって、正しいことを言うことができなくなる。
選挙に行くとおそらく自民党が勝つだろう。民主党はウソばかりついたし、今でもウソをついている(先日党首が「民主党は民主主義を守る」と言っていた)し、維新の会は代表がテレビのコメンテーターに「小金稼ぎ」と言ってこれも言論封殺をしている。
ああ、投票する政党がない!
(平成25年6月19日)
【852】 困った ! 選挙に行くと原発が再開される ? / 武田 邦彦
http://youtu.be/Sy9XaIpz54Y?t=20s
困った!選挙に行くと原発が再開される?
http://takedanet.com/2013/06/post_56bd.html
原発再開に反対 約70%
福島の子どもの甲状腺ガン増加している(3名から12名)
原発事故の原因不明
原発の安全と事故対策の基本が未定
自民党は原発再開を明記した白書を出す。
選挙に行くと自民党が勝って原発が再開される! 困った!!
(平成25年6月16日)
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 1/8 - 最後のチャンス
http://youtu.be/a5W9-ukMIo4
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 2/8 - 森を守る男
http://youtu.be/X5Z0uPvV5KM
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 3/8 --試練
http://youtu.be/tgeevugV618
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 4/8 --福の島
http://youtu.be/MegDgcXwCsU
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 5/8 -- 変な菌
http://youtu.be/eyzUyTwr1Pw
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 6/8 -- 蛸
http://youtu.be/MB_SAnv07BY
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 7/8 -- メイド イン フクシマ
http://youtu.be/qHa2ypWwd8o
福島原発・ベルギーのドキュメンタリー 8/8 -- 重大問題
http://youtu.be/VhuVZU6NC0Q
無関心はいずれ自分の首を締めちゃうよ!
An individual has not started living until he can rise above the narrow confines of his individualistic concerns to the broader concerns of all humanity.
人は、個人的な狭い関心事を越え、人類全体に関わる広い関心事に向かうようになって初めて本当の人生を歩み始めるのである
Martin Luther King, Jr
(キング牧師)
20130622
ラジオフォーラム 第24回 小出裕章ジャーナル
http://youtu.be/99jpAPgzx1Q
◆西谷
はい、それでは今日もこのコーナーから始めたいと思います。
え~、小出さんと電話がつながっています。
小出さ~ん。
◆小出
はい。
◆西谷
こんにちは、今日もよろしくお願い致します。
◆小出
はい、こちらこそよろしくお願いします。
◆西谷
え~、小出さん、今日はですね~、あのプルサーマル計画とMOX燃料、この~特集をしたいと思うんですが~、関西電力がですねぇ、高浜原発3号機で導入されてるプルサーマル向けのですねぇ、いわゆるMOX燃料、プルトニウム・ウラン混合酸化物ですね、これをフランスから海上輸送していてですねぇ、え~、6月下旬にですねぇ、日本に到着すると発表しているんですよねぇ。
◆小出
そうですね、はい。
◆西谷
もしかすると、この放送がオンエアされてるときにはもう日本に着いてるかもしれないわけですがぁ、ここでちょっとリスナーから質問が来ております。
48歳女性からの質問ですがぁ、現在日本に運ばれているMOX燃料やプルサーマル計画について、もう一度詳しく教えてくださいということなんですがぁ、先生どうでしょうか、これ。
◆小出
はい、え~と、プルサーマルという名前ですけれども、プルというのはプルトニウムのことです。
サーマルというのは、いわゆる熱という日本語。
◆西谷
サーマルは熱ですね。
◆小出
はい、つまり、プルトニウムを現在使っている普通の原子力発電所で燃やしてしまおうという計画のことです。
◆西谷
あの普通の原子炉は、え~、ウランを燃やすということで設計されているけれども。
◆小出
そうです。
◆西谷
その普通の原子炉で、プルトニウムを混ぜたもの、つまりMOX燃料を燃やすと。
◆小出
もちろん危険は増加します。
◆西谷
ただでさえ危険な原子炉に、更に危険度をアップさせて、この~~~無理矢理プルサーマルをするというのは、やはり、プルトニウムを燃やさないと都合が悪いということでしょうか。
◆小出
そうです。
プルトニウムというのは原爆の材料だった物質なのです。
え~、それをこの日本という国は、原子炉で燃やすということをずっと言ってきました。
ただし、その原子炉と言っても、普通の原子力発電所でプルトニウムを燃やすというのは今聞いていただいたように危険なことなのであって、日本というこの国が言ってきたのは高速増殖炉という。
◆西谷
もんじゅですね。
◆小出
そうです。
日本ではもんじゅというまあ実験炉というかちいちゃなものを作ろうとして未だに動いてもいないのですけれども、そういう形の原子炉で燃やすための燃料だとして、イギリスとフランスに頼んで、日本の原子力発電所で生まれたプルトニウムを分離して取り出してもらってきたのです。
しかし、もんじゅはもちろん動いていませんし、ほかの高速増殖炉も1台もありませんので、分離してしまったプルトニウムを燃やす手段が日本では無い、のです。
え~、それなのにプルトニウムは原爆の材料なわけですから、日本というこの国が使い途のないプルトニウムを取り出してしまって懐に入れてしまったという状態になっているのです。
◆西谷
ということは、国際社会は、これはあなたのとこ核兵器を作るつもりなのかと疑われないためにも、燃やさざるを得ないということですか。
◆小出
そうです、そうです。
え~。
◆西谷
やっかいなものが。
◆小出
リスナーの皆さんは、この日本という国がいわゆる世界のほかの国々からどのように見られているかということを、どうお考えになっているかなと私は思いますけれども、世界の国々は日本というこの国がそんなに立派な国だとは思っていないのですね。
何十年か前までアジアの国々に侵略をして、たくさんの人々に苦難を味合わせた国だったわけですし、
より大きな地図で 太平洋戦争地図 を表示
今現在も平和利用だと言いながら、原爆材料になるプルトニウムを着々と懐に入れてきて。
◆西谷
確か40トンぐらいあるとか。
◆小出
はい、現在45トンあって。
◆西谷
45トンもある。
◆小出
はい、それで長崎の原爆を作ろうとすれば、4000発も出来てしまうというほどの。
◆西谷
4000発ですか。
◆小出
はい、既に懐に入れてしまっている。
◆西谷
だから、自民党の石破さんがね、プルトニウムは持ってるだけで、あの潜在的なあの抑止力になるとおっしゃってたもの。
◆小出
そうです、はい。
◆西谷
いみじくも。
◆小出
はい、あの~石破さんもそうですし、まあ自民党というその政党が日本の原子力をずっと進めてきたわけですけれども、一番始めから平和利用と標榜しながら実はプルトニウムを持ちたかったというのが彼らの狙いだった、のです。
http://youtu.be/dDCZY9Q9d9U
え、そんなことをでも世界の国々が許してくれるわけはないわけで、日本の国は使い途のないプルトニウムは持たないという国際公約をさせられた。
◆西谷
ということは、無理矢理でもプルサーマルやっとかないといけない。
◆小出
そうです。
もうどうにもならなくなって、危険なことは承知だし、やればやるだけ経済的に損をするというのも分かっているのですが、もうどうしようもなくなって燃やすしかない、危険を承知で普通の原子力発電所で燃やしてしまおうというところに追い込まれてしまったのです。
◆西谷
あのね、先生ね、このMOX燃料を本来なら日本で作れると僕は思っていたんですが、フランス・イギリスに頼んでいるということは、日本の技術では作れないということですか。
◆小出
もちろんそうです。
元々使用済みの燃料というものが原子力発電所から出てくるのですけれども、その使用済みの燃料の中からプルトニウムを取り出すという作業を私たちは再処理と呼んでいます。
え~、その仕事というのは、原爆材料になるプルトニウムを取り出すために、どうしてもやらざるを得なかったから開発された技術、です。
で~、核兵器保有国はもちろん皆再処理ということをやったのですが、再処理工場の周辺では猛烈な環境汚染をどこの国でも起こしています。
たいへん危険な技術で、日本という国でも六ヶ所村でやろうと今しているのですけれども、え~、日本というこの国の手には負えないということで、なかなか動くこともできないのが現在なのです。
◆西谷
困ったことになってますねぇ。
あともう一つですねぇ、使用済み核燃料棒が非常にあの~処理がね、ガラス固化体にしてとかいうことなんですけど、普通の原子炉から出てくる使用済み核燃料棒と、プルサーマルから出てくる使用済み核燃料棒は、やっぱり違うんですか。
◆小出
違います、はい。
◆西谷
やっぱりやっかいですか。
◆小出
はい、一度プルサーマルということをやってプルトニウムの燃料を燃やしてしまいますと、私たちが超ウラン元素と呼んでいる特別に寿命の長い放射性物質が。
◆西谷
超ウラン元素。
◆小出
超ウラン元素というのですが、ウランを超えるというようなヤツですね、はい。
あのウランというのは自然界にある一番重たい元素なのですけれども。
◆西谷
そうか、プルトニウムは超ウランですよね。
◆小出
そうです。
プルトニウムも超ウランですし、プルトニウムよりもっと重たいキュリウムとかそういうような原子核がたくさんその~使用済み燃料の中に貯まってきてしまうのです。
それ、取り扱いがたいへん厄介ですし、寿命が長いので、再処理をするにしても、ガラス固化にするにしても、今までやってきたような時間の長さでは到底できないで、何十年もまずは原子力発電所の中で冷やしておかなければいけない。
◆西谷
またこれ、子々孫々までツケを後回しにするということですね。
◆小出
そうです。
日本にある、あるというか作ろうとしている六ヶ所の再処理工場ではプルサーマルの燃料を再処理することすらができませんので、え~どうしていいかまったく分からないものをまた生み出してしまうということになります。
◆西谷
先生、すみません、聞いてたらアタマが痛くなってどうしたらいいのか分からないという、そのどうしたらいいのか分からないということが分かりました。
◆小出
はい。
◆西谷
ちょっとお時間になりました。
え~、この問題はまた引き続き追求していきたいと思います。
小出先生、どうもありがとうございました。
◆小出
ありがとうございました。
核再処理工場・英セラフィールド
http://youtu.be/wfWtIAOv33A
施設内部映像と施設周辺の汚染状況等
羊頭狗肉 使用済み核燃料 再利用の行方は その1 セラフィールド
http://youtu.be/evUjs_s7FcI
羊頭狗肉 使用済み核燃料 再利用の行方は その2 ラ・アーグ 六ヶ所村
http://youtu.be/CeyKCgUBrJ0
10万年先まで危険が続く...核廃棄物の現実(再掲)
http://youtu.be/5axeW9Gmf4E
放射性廃棄物はどこへ?(再掲)
http://youtu.be/WL2E0vwb3Zc
○●○●○●○●○●
【東京都議選】日本共産党の野党第1党について。- 2013.06.24
http://youtu.be/SMJmStubtEE
【まさかの大躍進!?】都議選:日本共産党が17議席獲得で野党第1党に。議席も倍増の快挙!
http://blog.goo.ne.jp/sithux7/e/b6fabd531b18aa48c08c0822d0635d0b
共産倍増、民主上回る 全127議席が確定 都議選(朝日新聞)
東京都議選:反アベノミクス 共産支持広げる(毎日新聞)
都議選 共産党倍増17議席 民主上回り第3党 議案提出権を回復(しんぶん赤旗)
都民の願い実現に全力 都議選結果について 志位委員長が会見(しんぶん赤旗)
自公が全員当選 民主は第4党に転落 都議選(朝日新聞)
<東京都議選>自民59人全員当選 第1党奪還 民主惨敗(毎日新聞)
自公、着々75議席以上...共産も大きく上積み(読売新聞)
東京都議選、自公が過半数確保 民主惨敗、維新も後退(共同通信)
民主 共産を下回り都議会第4党に(NHK)
志位委員長「都議会第3党 うれしい」(NHKニュース)
都議選 みんな7議席 維新2議席(NHKニュース)
都議選 投票率43.50%(NHKニュース)
共産躍進、護憲・反原発の訴え届く 低投票率も影響か(朝日新聞)
生活者ネット、改選前3議席を維持(朝日新聞)
生活・社民・みどり、議席獲得ならず(朝日新聞)
初の都議選 みんな20人擁立、7議席獲得(朝日新聞)
選挙:東京都議選 自民全勝、民主第4党 公明も全勝、共産倍増し第3党 維新は敗北(毎日新聞)
自民は全勝 共産が民主超え(日刊スポーツ)
都議選 自民全勝 第1党 民主、維新は惨敗(東京新聞)
数字から東京都議選の結果を考える(江川紹子)
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20130624-00025930/
選挙は、獲得議席数がすべて。その結果を見れば、今回の東京都議選は自公圧勝、民主大敗、共産復活、みんな健闘、維新沈没ということになる。ただ、数字をあれこれ比べていると、必ずしもそれだけでくくれない傾向も見えてくる。
公明党は「圧勝」なのか
ここ20年の都議選の投票率や主な政党の得票数、得票率、獲得議席を一覧にしてみた。(以下、今回の都議選の結果の数字は、すべて6月24日付東京新聞による)
自民党の得票率は、小泉人気で湧いた2001年をわずかながら上回っている。少なくとも東京では、安倍政権強し、を印象づけた。だが、公明党はどうだろうか。前回よりは得票率は上がっているものの、14.10%という数字は、今回と同じように低投票率だった2005年(18.00%)、1997年(18.74%)に比べてかなり見劣りがする。得票数も、70万票を大きく割り込んだ。国政選挙でも公明党の獲得票は減少傾向にある。人口減の日本にあっても今なお人口が増えているはずの東京でも、支持基盤の創価学会が退潮傾向にある、ということなのかもしれない。参院選挙でもこの傾向が続くと、自民党が圧勝した場合、憲法改正などで安倍政権のタカ派色を和らげる役割をこの党がどれほど果たせるのだろうか、という疑問も湧いてくる。
民主党の負けっぷりは目を覆わんばかり。獲得議席15とは、共産党より少なく、2001年に獲得した22議席より少ない。それでも、得票率は共産党よりは高く、01年の時よりも得票数は多い…というのは、何のなぐさめにもなりそうにない。おまけに、海江田代表は「安愚楽牧場事件」でも、同牧場の資産運用法「和牛オーナー制度」を評価していたなどと批判されている。同氏の地元では、新宿区と港区で現職都議が落選し、千代田区では候補者も立てられなかった。菅元首相の地元でも、武蔵野、小金井両市で現職が落選。こうした「顔」で参院選を戦っても、苦戦は必至だろう。
「反自民」受け皿としての共産とみんなの存在感は
共産党は、オール与党化した都議会の中で、唯一の野党を標榜し、今回は「自民vs共産」の構図を打ち出して、反自民の受け皿となった、と評価されている。確かに前回の都議会選挙に比べて議席は倍増。市田書記局長は「これまでのどの選挙と比べても、街頭演説で耳を傾けてくれる人が多かった」と手応えを語った。しかし、獲得票数や得票率をみると、同じく低投票率だった2005年や1997年に比べて、明らかに減っている。議席増=支持者増とは限らない。これでは党勢の回復とは言えないのではないか。憲法や原発を巡る重要な課題で民主党の態度が今ひとつはっきりしないのに比べ、鮮明な主張で存在感を高めている共産党。その存在感が、参院選では票の獲得につながるのか、注目したい。
また、7議席を獲得し、「ぶれない姿勢が評価された」と渡辺代表が胸をはったみんなの党。維新の会が2議席と惨敗したのと対照的な結果となった。しかし、獲得した票の総数は、維新の方が6万票余り多い。得票率6.87%では、みんなが「反自民」のもう一つの受け皿となった、とまでは言い切れないだろう。みんなと維新を合わせた得票数は685,387票で、民主党に5000票ほどの差で迫っている。橋下氏の慰安婦を巡る発言や石原氏の「謝れ」発言などのゴタゴタがなく、両党が選挙協力をしていれば、今回の選挙結果はかなり違ったものになったに違いない。少なくとも当面、みんなが維新と復縁することはないだろう。参院選挙で、地方での組織力に欠けるみんなが単独で、「反自民」の受け皿としてどれほどの存在感を示すことができるのか、注意深く見ていきたい。
そして参院選は…
ネット上では熱心な支持者たちの発言が目立つ生活の党だが、今回の都議選に3人の候補を立てたものの、得票数はわずか9,563票。総投票数の0.21%しか獲得できなかった。驚くべき、と言いたくなるほどの存在感のなさである。社民党は1人を立てて12,948票、みどりの風はやはり候補者1人で6,463票。いずれも存在感は希薄だ。民主党は選挙区によっては生活などとの選挙協力を行うとしている。もちろん地域によって事情は大きく異なるのだろうが、今回の都議選の結果を見ていると、そういう戦術がどれほどの効果を生むのか疑問に思えてくる。
今回の都議選は、私には選挙らしい熱気がまるで感じられなかった。投票率43.50%は、1997年の40.80%に次ぐ低投票率。しかも1997年は現行の期日前投票制度がなく、利用しにくい不在者投票制度しかなかった。今回は、有権者の8.33%が期日前投票をしている。この制度がなければ投票率が史上最低となった可能性も否定できない。
低投票率の原因は、「民主党に失望したが、自民党には投票したくない。かといって他の政党や候補者にもそれほど魅力を感じない」という人たちが投票所に足を運ばなかったからだろう。共産党やみんなの党が「反自民」の受け皿として名乗りを上げているとはいえ、そこに乗れる有権者ばかりではない。今の民主党がなすべきは、自民党との対立軸を明確にし、それを明快に語れる人(いれば、の話だが)を「顔」にすえて、「反自民」や「非自民」の受け皿としての役割を果たすことだろう。そうでなければ、「反自民」「非自民」の有権者は、今後も投票行動へのモチベーションが持てないまま、参院選の投票日を迎えてしまうのかしれない。
今回の結果に、安倍首相は「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と自信を深めている。確かに自民党は、「小泉旋風」の時より高い得票率は得た。だが、得票数を見れば、2001年より88,300票減らしている。「小泉旋風」は、人々に熱気を吹き込み、投票所へと足を運ばせ、投票率を高める効果もあった。安倍首相には、未だ小泉氏のような動員力はない。
そんなこんなで、参院選も低調な選挙になってしまう…ことのないよう、各党の奮起とマスメディアの工夫や努力が必要だ。
【860】 棄権しかできない日本(1) 政党なし選挙 / 武田 邦彦
http://youtu.be/0xJp2bKUH2I
棄権しかできない日本(1) 政党なし選挙
http://takedanet.com/2013/06/post_1815.html
選挙の選択(自由な人生、国家が決める人生)
自由な人生の党:日本にはなし
他人が決める人生:共産党、公明党、社会党系
不明な政党:自民党、民主党、みんなの党、維新の会、国民の生活が第一など
個別の政策は選挙では選択できない
(平成25年6月24日)
武田邦彦
自公、参院選へ手応え=安倍首相「実績評価された」-都議選【13参院選】(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2013062400001
23日の東京都議選で自民、公明両党は、全員当選で過半数を確保し、目前に迫った参院選へ向け「大きな弾みになった」と手応えを感じている。特に、自民党は、安倍政権の経済政策「アベノミクス」が評価されたとして、参院選でも前面に掲げていく方針。安倍晋三首相(党総裁)は同日夜、都内の私邸で記者団に「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と強調した。
さらに、首相は「景気回復を実感していただけるよう全力を尽くす。実績を残していく中で参院選の勝利を目指す」と述べた。石破茂幹事長は、党本部で記者団の質問に答え「第3の矢の成長(戦略)は、(国民に)示した段階。参院選までに多くの国民に得心してもらえるようさらなる努力が必要だ」と述べ、成長戦略の柱である規制改革などの着実な実施を訴えていく考えを示した。
自民党は都議選の結果が参院選に直結するとみて、石破幹事長ら党幹部が連日応援に入り、首相も英国での主要国首脳会議(サミット)から帰国すると、遊説に繰り出し、支援を訴えた。
もっとも、地方選出の議員を中心に「アベノミクスの恩恵が広がっていない。地方と東京は違う」との警戒感が消えない。実際、他県の首長選挙では自民党が支援した候補が相次いで敗北している。執行部は今回の勝因を「野党が駄目だっただけだ」(幹部)と分析。引き締めを図りつつ支持拡大に努める考えだ。
一方、公明党の山口那津男代表は23日夜、記者団に「この流れは参院選でも続く」と述べ、参院選での与党過半数確保、ねじれの解消に自信を示した。(2013/06/24-01:32)
東京都議会選の結果に世間では共産党が躍進したことを驚きを持って受け止められています。
改選時8議席から17議席へと伸ばしたのは、反原発・反TPP・反憲法改悪の立場からは歓迎するところです。社民党や緑の党などの反原発・反TPP・反憲法改悪を掲げる党に票が行かなかったことには残念ですね・・(´・ω・`)
しかし、忘れてはならないのが、自民党・公明党の完勝ですね!この選挙結果を受けて安倍首相はアベノミクス」が評価された、「半年間の政権の実績に一定の評価を頂いた」と得意げです・・。
江川氏のいう「反自民」や「非自民」の受け皿として票が共産党に流れたのでしょうか??「反自民」や「非自民」の実態は何か?それは反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮している人々なのですよね?それらの人たちが自らの意思表明をしたのだとしたら、この低投票率は納得いきません。
民主党に騙されて、民主党には懲り懲りしほかに入れるところはないという消極的な姿勢が都議会選挙の低投票率と結果をもたらした一因ではないでしょうか?
反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮している人々がなぜ自民党を勝たせるのですか??もし高投票率になり「反自民」や「非自民」の票が全て共産党に流れたのでしたら、共産党が第一党になってもおかしくないですよね?
候補者過多で乱戦になり、当選ラインが下がったため当選できたのでしょう?選挙制度も中選挙区制に近いですし!
心の底から真に反原発で怒りに燃えている人、アベノミクスによって生活がますます困窮している人とは実勢上は少数派なんでしょうね?そんな気がしてきます・・
なぜなら、認識と感情と行動は表裏一体のものでしょう?我が子が車に轢かれそうになって、「あら?車に惹かれそうねえ?」と静かにしていられる親がどこにいます?我が子が車に轢かれそう=認識、これは大変だ!と思う=感情、助けに行く=行動、これらは一体のものです。
となると、先の総選挙も今回の都議選も反原発・反TPP・反憲法改悪・反増税、そしてアベノミクスによって生活がますます困窮しているのも他人事なのだということになりませんかね??(´・ω・`)
だからこそ、それぞれの運動を担っている人や意識の高い人は一層、奮闘し、スイシンジャー等の分断をはねのけて大きなうねりを作り上げなければいけないのですね!!
(`・ω・´)ゞ
東京都議会議員選挙 開票結果内訳
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h25togisokuho/h25gik_kai_023.pdf
平成25年6月23日 東京都議会議員選挙
開 票 結 果
http://www.senkyo.metro.tokyo.jp/h25togisokuho/h25gik_kai.html
The ultimate tragedy is not the oppression and cruelty by the bad people but the silence over that by the good people.
最大の悲劇は、悪人の圧制や残酷さではなく、善人の沈黙である。
Martin Luther King, Jr
(キング牧師)