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原発も地震も油断禁物・・ε=(・д・`*)

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◆小出裕章ジャーナル 第30回  農業用水に汚染水340トンの杜撰「もう多分日常的にやっていると思います」

http://youtu.be/unIY8wYzQEQ
<除染はできない>「これまで原発を造って儲けてきたゼネコンが事故を起こしたらまた除染ビジネスで儲けるという、そういう事をやっているのです」~小出裕章ジャーナル8/3ラジオフォーラム(文字起こし)
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-category-11.html
湯浅:
今日はゲストの想田和弘さんと一緒にお話を伺わせていただきます。
$私にとって人間的なもので無縁なものはない今日お伺いしたい事なんですが、7月12日の共同通信が、「農業用に汚染水340トン 原子力機構が計画了承」というタイトルで、「南相馬市で生じた汚染40トンを農業用水に使う川に流していた」っていう話だっていうんですが、原子力機構が設け放射性セシウム管理基準というのが、1リットル当たり最大90ベクレル以下なんだけれども、実際にはそれを上回る100から121ベクレルの水が60トン含まれていて、流出した放射性物質の総量は1600万ベクレルという事なんですが・・

小出:
いま湯浅さんがおっしゃった、1リットル当たり最大90ベクレル以下という値はですね、いわゆる国の法律に書かれている値でして、「それ以上の濃度の廃液であれば事業所から外へ出してはいけない」というそういう法律の値なのです。
ですから日本の企業であるとか、いわゆる研究所であるとか、そういうところが動くためには、ずこの基準だけは守らなければいけないという、そういう値なのですけれども、それを上回っているような廃液も流してしまった。
そして、もともと原子力機構はそれを承知だったという、そういう話のようなんですね。

湯浅:この、最大90ベクレルいかという基準は、昔からずーっと同じ基準なんでしょうか?

小出:
えっとですね、歴史から言えば数字は細かくは変わっていますけれども、かなり前から、セシウム137に関しては1リットル当たり90ベクレルという数字はもう、10年じゃないな、20年から30年位は続いていると思います。

湯浅:
たとえばですね、いま、そういう基準は変わらないと。
だけれども、あの大規模な大事故が起きて、この同じ基準でですね、汚染水を処理していくとなると、それがもしかしたらキャパを超えてしまったからこういうことになったんじゃないかなというふうに・・

小出:
はい、多分そうです。
要するに大量の放射性物質がすでに放出されてしまいまして、大地全部が猛烈に汚れているのですね。
それを全てこれまでの法律のもとで管理するという事はもう出来なくなってしまっているわで、
そのために、たとえば被ばく量でいえば、「普通の方々は1年間に1ミリシーベルト」というのがこれまでの法律だったのですけれども、「そんなものはもう守れない」という事で、「1年間に20ミリシーベルトまでのところには人々が住んでもいい」というように、日本の政府が言っているのですね。
ですからもう…、廃液中の濃度というものも、もう全く守れないという、実質的には守れないという状況になってしまっている。
日本原子力機構もそのことを十分承知しているので、「これまでのものなどは、もう到底守っていられないよ」いう、そういう事だと思います。

湯浅:
あの、ちょっとおさらいというか、確認させてもらいたいんですけど、これは除染で出た汚染水という事なんですが、除染作業で出た。
除染作業っていうのは、保育園の屋根を高圧洗浄機で、水を流したりしておりますが、それは通常、基本はまずその水っていうのはどうしているんですか?

小出:
本当は集めると言っているのですね。
高圧洗浄でジャージャー使った水はそのまま流してはいけないで、「それをちゃんと集めなさい」という事になっているのですけれども、そんな事をやっていたら到底仕事にならないし、お金もかかってしまうので、要するにジャージャー流してしまうという事をこれまでもやってきたわけですし、汚染物も川に蹴り落とすなんて言う事前にも朝日新聞に載っていましたけれども、もう、多分日常的にやっていると思います。

http://youtu.be/ly0W2D95_Z0

湯浅:やらざるを得ないんですよね、きっと現場的には。

小出:
現場の作業で言えば、そんな一つ一つの排水を溜めるとかですね、汚染物をきちっと梱包して保管するという事は、「実際上はもう出来ない」と、多分現場では思っていると思います。

湯浅:
お聞きしていると、除染という事自体がもしかすると幻想というかですね、フィクションに近いんじゃないかと思いますが・・

小出:
おっしゃるとおりです。
除染というのは汚れを除くと書くんですけれども、「汚れ」と私たちが読んでいるものは放射能な訳で、放射能を消すなんていう事はもともと出来ないので、言葉の本来の意味で言えば除染は出来ないのです。

湯浅:前にこの番組でもおっしゃっていましたよね、「除染は移染だ」って。

小出:
そうです。
汚れを移動するという事しか私たちにはできないのですけれども、その移動のためのお金が膨大になり過ぎてしまっているので、もうそこいら中にとにかく流してしまえという事になっているのです。

湯浅:
そうすると小出先生目からご覧になって、いまその除染をすると。
今これは国が主導して実施計画書を作ってやっていると思うんですけれども、全体的にこの除染という作業に意味があると思われますか?

小出:
私は除染は、まずは反対なのです。
一番やらなければいけないのは汚染地域の人々を逃がすという事なのであって、汚染地域を除染出来るなんていう事そのものが間違えていると思います。
ただこの除染というのは、いわゆる除染ビジネスになっているわけで、これまで原子力を進めてきたゼネコンとかが、これまでつくる事、原子力発電所をつくることで儲けてきたわけですし、事故を起こしたら今度はまた除染ビジネスで儲けるという、そういう事をやっているのです。

湯浅:
これは、国が約110億円の事業予算を投じていると。
これは年間110億円という事ですよね?

小出:
これまでも何千億円と確か費やしたと思います。
2011年2012年で合わせれば、多分数千億円に達していると思います。

湯浅:
ここにありましたね。
2012年度の国の予算に計上された除染費用は約3千7百億円。

小出:あ、そうでしたかね、はい。

想田:それでこの下水に流した水っていうのは、当り前ですがどこへ行くか分からないんですよね。

小出:川を通って、農業用水にも使われながら、最終的には海へ行くことになります。

想田:でもその間に農業用水から外れて地下に・・・、

小出:
もちろんですね。田畑を汚しながら地下にもぐって、ある所では地下水を汚して、最終的には海へ行くんだと思います。

湯浅:という事はまた再汚染をさせてしまうという形に

小出:
そうですね。
もともと環境というのは全てが繋がっているわけで、汚染した場所から汚染していない場所に移動したりすることもあるわけですし、えー…簡単には汚染を食い止めるという事はもともと出来ないのです。

湯浅:だからこそ原発をやっちゃダメだという事ですね。

小出:そうですね。はい、おっしゃるとおりです。

湯浅:はい、小出さんありがとうございました。

小出:ありがとうございました。


除染で出た汚染水

http://youtu.be/kOST3QVIlmQ
日本原子力研究開発機構 福島環境安全センター
中山真一副センター長
「汚染の濃度は関係なく下水処理場の人が『いい』と言えば流す」
「膨大な量の水で希釈されるからいい」
「除染して出た汚染水を側溝に流し泥の中に溜まったら、次はそこの泥を除染すればいい­んじゃない」


「先行除染も手抜き」 福島第一原発周辺の作業員証言(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0106/TKY201301060323.html
 東京電力福島第一原発周辺の除染現場で働く作業員の交流会が6日、福島県郡山市であった。複数の参加者が朝日新聞の取材に対して、建物や道路から20メートル内の本格除染に先駆けて作業拠点となる役場などで実施した先行除染でも、回収しなければならない枝葉や水を捨てる「手抜き除染」をしていたと証言した。

 楢葉町で昨夏、先行除染をした作業員は「1次下請けの監督から『まじめにやってくれているのはいいけど、向こうに捨ててもいいんじゃないの』と言われ、枝葉を川に捨てた」と証言。葛尾村で先行除染をした作業員は「7月ごろ建物を洗浄した水をそのまま流していた。環境省の職員が来る日だけやらないように指示された」と語った。

 交流会は労働組合や弁護士らでつくる支援団体「被ばく労働を考えるネットワーク」などが主催。約20人の作業員が参加し、特殊勤務手当(危険手当)が適正に支給されていないことについて環境省に改善を求める方針を決めた。


手抜き除染、夏から苦情殺到 環境省、対応おざなり(朝日新聞)
http://www.asahi.com/national/update/0105/TKY201301040463.html
 東京電力福島第一原発周辺で「手抜き除染」が横行している問題で、住民から環境省に除染作業への苦情が殺到していたことが分かった。ところが、環境省は苦情内容や件数を記録・分析して業者の指導に活用することをしていなかったという。住民からの苦情に場当たり的な対応を重ねたことが、手抜き除染を見逃す一因になった可能性がある。
 除染事業の現地本部である環境省福島環境再生事務所によると、建物や道路から20メートル以内の本格除染を始めた昨夏以降、住民から「草がきちんと刈り取られていない」「洗浄に使った水が漏れている」といった苦情が多数寄せられるようになった。これらは環境省が定めた作業ルールに違反する可能性があるが、担当者の一人は「ひっきりなしに電話がかかってきて、いちいち記録をとっていられなかった」と打ち明ける。

 同事務所は朝日新聞の取材に「苦情があるたびに契約に基づいてきちんとやるよう作業現場に注意してきた」と説明。一方で具体的な内容や業者名、件数などは記録せず、苦情の多い業者を厳しく指導するなど効果的な対応をしていなかったことを明らかにした。個別の苦情にどう対応したのかは検証できないという。


説明不足を指摘 放射性物質含んだ水南相馬の農業用水に 環境省の調査(福島民報)
http://www.minpo.jp/news/detail/2013080210029
内閣府の除染モデル実証事業で、放射性物質を含んだ水が南相馬市の農業用水に流されていた問題で、環境省は1日、調査結果を発表した。除染作業前に地元に作業で使用した水の処理方法が説明されていなかったことについて、関係者へさらに丁寧な説明が必要だったと指摘した。
 環境省は、今回の問題で指摘された(1)地元に除染作業で使用した水の処理方法が説明されなかった(2)除染作業で使用した水が回収されなかった(3)放流された水の中に放射性物質に関する基準値を超えていたものがあった(4)除染作業で使用した水は農業用水に使う川に放流され、農業用水を経由して農地を汚染した-の4項目について、原子力機構と日本国土開発、南相馬市を対象に調査した。調査の結果、(1)以外の(2)~(4)については事実が認められなかったとの見解を示した。
 環境省は1日、南相馬市議会全員協議会で調査内容を説明した。




汚染水問題「3.11の教訓学べず」と東電社長、再稼働の意向崩さず(ロイター)
http://jp.reuters.com/article/wtInvesting/idJPTYE96P01Y20130726
[東京 26日 ロイター] - 東京電力の広瀬直己社長は26日、福島第1原子力発電所から放射能に汚染された水が海に流出し、その公表が遅れたことについて「3.11の教訓を学んで対応できていない」と述べ、同社の一連の対応は不適切だったとの認識を示した。

その一方で同社長は、柏崎刈羽原発(新潟県)の安全審査を原子力規制委員会に早期申請を目指す方針について、安全対策が十分かどうかの確認を急ぐこと自体は問題ないと語り、早期申請にこだわる姿勢を崩さなかった。

<安全文化、向上せず>

同社はこの日、外部有識者による「原子力改革監視委員会」の第4回会合を開き、広瀬社長は、デール・クライン委員長らと記者会見した。広瀬氏は、汚染水をめぐる一連の対応で、同社の安全文化に改善があったのかとの質問に対し、「残念ながら今回の事象をみると、安全文化が大きく変わったかといえばできていないと判断している」と認めた。東電は広瀬社長と相沢善吾副社長に対しそれぞれ1カ月間の減給10%などの処分を発表した。

クライン委員長は、監視委員会の冒頭で、汚染水流出問題について「不満を表明したい。汚染水問題がこれまでの進歩を後退させると危惧(きぐ)している」と発言。同氏は東電の情報公開のあり方について「日本の人々に対して十分な情報を提供していないと思われる」と苦言を呈した。

<風評被害への懸念で遅れと説明>

東電は今月22日、汚染水が海に流出している可能性があると初めて認めた。10日には原子力規制委員会の田中俊一委員長が「(福島事故以降)この2年間、海洋汚染は大なり小なり続いている」と発言するなど、流出は確実視されていた中で、ようやく認めた東電の情報公開の姿勢にあらためて批判が強まっている。参議院選挙の投開票日翌日というタイミングも、「選挙への影響を配慮したのでは」との思惑を招いた。

東電は記者会見で、汚染水流出に関する公表の経緯を説明した文書を配布。同社は6月19日、福島第1原発1、2号機タービン建屋東側の地下水から高濃度のトリチウムを検出したと公表したが、同文書は「6月19日の段階で『港湾内への流出を裏付けるデータはないものの、その可能性は十分に高く、最悪の事態を想定して順次対策を講じる』と説明すべきであった」とした。

また、適切な公表がされなかった理由については「漁業への風評被害に対する不安や懸念があり、リスクを積極的に伝える姿勢よりも、『最終的な拠り所となるデータや事実が出るまで判断を保留すべき』との思考が優先された」と釈明している。

広瀬社長は、汚染水が海側に流れていると判断したタイミングについて「私が聞いたのは19日。その段階で全てのデータが整っていた」と話した。19日(金曜日)に広瀬氏が認識し、それを22日(月曜日)まで公表しなかった理由に関する質問に対し同氏は、「漁業協同組合に一報を入れなさいとの私の指示。経緯はわからないが、漁協にお知らせできたのは月曜日だ」と説明した。

<再稼働へ信頼勝ち取る>

事故の教訓を生かせず、安全文化も事故以前と変わっていないと社長が認めざるを得ない状況でなお、東電は柏崎刈羽再稼働に向けて原子力規制委への適合申請を早期に行いたいとの意向だ。広瀬氏は「われわれは変わろうとしているし、立派なプランもあり対策もあるが、実現できていない状況。時間はかかるかもしれないが、再び原発を動かせるという信頼を勝ち取っていかないといけない」などと話した。

適合申請の意向について同氏は「地震や津波の対策が十分かどうか、それらを早くチェックしてもらい、不足があれば足していくことは、急がない必要はない」と述べ、早期申請を目指す意向に変わりはないと強調した。

(浜田健太郎;編集 内田慎一)


小出裕章:高濃度汚染水漏れについて:遮水壁=地下ダム

http://youtu.be/4gYpai5e3O8


$私にとって人間的なもので無縁なものはない


福島第一原発汚染水流出問題/報告:木野龍逸氏(ライター)

http://youtu.be/G37-31h5y4o
ニュース・コメンタリー (2013年08月03日)
福島第一原発汚染水流出問題
報告:木野龍逸氏(ライター)
 福島第一原子力発電所で放射線レベルの高い汚染水が海に流出している問題で、東京電力は8月2日、2011年5月から2013年7月の2年2か月の間に20兆~40兆ベクレルの放射性トリチウムが地下水を通じて海に流出したとの試算結果を発表した。
 東京電力は、事故以前から定期点検などで原子炉内の水を抜く際に放射性の汚染水を薄めて海に放出しており、今回の流出量は規制の基準内だったと説明しているという。
 また、福島第一原発の建屋内には循環している冷却水とは別に地下水が流れ込んでいるため、一日に約400トンの汚染水をタンクに移して原発敷地内に保管しているが、その保管場所の確保も困難になってきているようだ。東京電力は来年までに40万トン分のタンクの保管場所を敷地内に確保し、その後2~3年かけて70万トン分までの増設を予定しているというが、2年前の原発事故発生以来、東京電力を取材してきたライターの木野龍逸氏は、重さ1000トンにも上るタンクをそれだけの数設置する上で必要となる地盤強度の調査も間に合っていない状況だと指摘する。
 次第に明らかになってきた福島第一原発からの汚染水の流出の実態について、木野氏に聞いた。


海に流出した放射性物質(トリチウム)は雨となって、ぼくたちの頭上に降り注ぐ(秋葉龍一)
http://akiba1.blogspot.jp/2013/08/blog-post.html
この2年間ずっと、東電福島第一原発の超高濃度放射性汚染水は、海に垂れ流しつづけてられていたことが明らかになった。

しかもその解決の目途はいまだたっていない。

福島沖を中心に太平洋海域は広く汚染された。多くの魚介類が被曝し、それは食物連鎖によって急速に、より広い海洋のより多くの生物へ進行している。海の生物だけではなく、魚介類を食べる鳥にもそれは広がるだろう。

そうすると、この放射性物質で汚染された海水は、雨となって陸にも? そうぼくたちの頭上にも降り注ぐのではないか? 

そんな素朴な疑問がふっとわいて検索したら、小出裕明さんが話されたことを書き起こしたホームページが見つかった。

そこで小出さんはこんなことを述べていた。


たとえば流されている放射能の中にはトリチウムという名前の放射能があります。

それはいわゆる水素なのです。

放射能をもった水素なのですが、これも海に流れているはずで、環境に出ると水の形になります。H2Oという形ですね。

そういう形になりますので、海水が蒸発して雲になれば、それがまた雨になって落ちてくるということですので、もちろん循環して陸にも戻ってきます。


(参考*「みんな楽しくHAPPY♡がいい♪」
http://kiikochan.blog136.fc2.com/blog-entry-3153.html

もうこれ以上、汚染水処理や事故処理を東電に任せていたら、事態はますます深刻さを増すばかりだ。

国が先頭にたって、この放射能汚染水やフクイチ事故処理に向けて全力を尽くすべきである。

全世界によびかけて、人的・技術的・資金など、ありとあらゆる資源を投入しないと、ぼくたちはこの星に棲めなくなる。

「アフターアース」は映画の世界ではなく、ぼくたちのこの現実の世界で起きつつある。



福島第1原発 非常事態だが
汚染水対策 政府は“休業”
経産省の委員会 会議予定すらなし

(しんぶん赤旗)
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik13/2013-08-05/2013080501_01_1.html
 東京電力福島第1原発は放射能汚染水が海に流出する非常事態です。しかし、政府として汚染水対策にあたる経済産業省資源エネルギー庁の汚染水処理対策委員会は4月に発足して以降3回しか会議を開いておらず、東電が先月、汚染した地下水が海に流れ出したことを認めた後も、会議を開く予定がなく、事実上の開店休業状態になっています。原発再稼働と輸出には前のめりの一方で、事態を打開するために本気で取り組もうとしない安倍政権の無責任ぶりが際立っています。

規制委・東電まかせ

 委員会は4月に発覚した第1原発の地下貯水槽の汚染水漏れを受け、政府の廃炉対策推進会議(議長・茂木敏充経産相)の下に設置されました。

 原子炉建屋などの地下に1日400トンの地下水が流れ込んで汚染水が増え続ける中で、東電の場当たり的対応が次々失敗することに国民の批判が集中。政府も何かやっていることを示そうとしたものです。

 3回の会議を開いて5月に「地下水流入抑制のための対策」をまとめた後は、“休業”状態になっています。

 第1回会議では、「汚染水処理問題を根本的に解決する方策や、今般の汚染水漏えい事故への対処を検討する」として、中長期の対応と短期の対応にあたるとしていました。しかし、5月に1~4号機の原子炉建屋周辺を土を凍らせた遮水壁で地下水の流入を防ぐとする「対策」を決めただけです。

 福島第1原発では地下水が広い範囲で汚染され、海への流出も明らかになり、危機的状態になっているのに何の動きも示していません。

 7月31日の原子力規制委員会でも、更田(ふけた)豊志委員は「緊急的な対応が必要なものには国としてのコミット(関与)が明確になっていない」と発言しています。

 経済産業省の委員会事務局は、本紙の問い合わせに対し「次回の会議の予定は未定。凍土壁の有効性の調査を今年度中にまとめるので、調査の進捗(しんちょく)があった段階で開こうかなということ」と説明。汚染水への対応は原子力規制委員会と東電まかせの態度です。

 2日の規制委の汚染水対策検討会でも出席したエネルギー庁の担当者は「東電と日々相談している」と述べるだけでした。






【916】 科学の時間 : エネルギーは技術 ... エネルギーが心配な方、産業界の方に / 武田 邦彦

http://youtu.be/Ri6osxP5kTk
【科学の時間】エネルギーは技術・・・エネルギーが心配な方、産業界の方に
http://takedanet.com/2013/08/post_2f73.html
原発を止めて火力発電にした方が安全で安いのに、多くの人が錯覚している。

昔は炭坑とツルハシで石炭が得られたが、現在では最新技術がなければ露天掘りでも大赤字になる。

石炭や天然ガスも、今では古い技術では事業はできない。

まして3000メートルから7000メートルのシェールオイル系は技術の勝負。

その技術を作れるのは、日本、ドイツ、アメリカのみ。だからやがて「資源国」は世界でこの3カ国になる。

エネルギーセキュリティーとか資源国という言葉を使っているのは、資源が「鉱山の保有」から「技術」に変わったことを知らないからだ。

日本が資源技術を保有すれば日本が資源国になる。エネルギーの確保は技術になったのだ。日本の技術陣は、エネルギー技術に力を注いで欲しい。

(平成25年7月31日)

【918】 怪しい「空気」作り ... 原発の代わりは再生可能エネルギー / 武田 邦彦

http://youtu.be/ni1eR-8WXs0
怪しい「空気」作り・・・原発の代わりは再生可能エネルギー
http://takedanet.com/2013/08/post_3a27.html
「原発は再開せざるを得ないのではないか」という意見の人に聞いて見ると、「原発の代わりの再生可能エネルギーは非現実的だから」という。そこで「原発の代わりに火力発電は?」と聞くと、「えっ?!火力?!」と頭が混乱する。

これもNHKの一つの「空気」作りが成功した例だ。

「新しいもの」が失敗したら、「より新しいもの」を探すのではなく、普通なら「一つ前のものに戻ってしばらく待つ」というのが普通だ。原発の前は「石油、石炭、天然ガスなどの火力発電」だったのだから、原発が危険となれば「これまでの火力発電」に戻れば良いわけなのに、「原発の代わりは新しい再生可能エネルギーだ」ということで迷路に導いている。

1)原発は危険だ
2)だから再生可能エネルギーだ、
3)再生可能エネルギーはできるかどうかわからない、
4)だから原発だ。

という論理になっている。でも、
1)原発は危険だ、
2)だから普通の火力にしばらく戻ろう
3)そうだそうだ。

ということになる。この道筋を消しているのが「原発の代わりは再生可能エネルギー」という「空気」なのである。

新聞を見ると「原発の停止に不安を持っている人が多い.再生可能エネルギーは果たして可能か?」という論理がみられる。また産業界は「再生可能エネルギーなど現実的ではない。だから原発再開だ」という。いずれも怪しい「空気」作りに成功し、誤った道筋に入り込んでいる。

その意味で、「CO2を出してはいけない」という無意味(世界のどこの国もやっていないし、日本もCO2は増えているという建前だけ)なことがエネルギーの選択を閉ざしている。それこそが税金を増やして日本社会をさらに非効率にするという最終的な官僚の目的に沿ったものだが。

(平成25年8月06日)



130728中越沖地震6周年原発ハイロ県民集会

http://youtu.be/Vlf5lnk-mnE
主催 原発からいのちとふるさを守る県民の会
柏崎現地報告 高橋新一さん(柏崎市議)
福島からの報告 荒木田岳さん(福島大学准教授)
フィルター付きベントと新規制基準の問題 佐藤暁さん(元GE・原子力コンサルタント)
柏崎刈羽原発差止め訴訟の展望と課題 和田光弘さん(県民の会代表・脱原発新潟弁護団団長)



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収まらぬ東日本大震災の余震 忍び寄る首都大地震 南海トラフも警戒必要(ZAKZAK)
http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20130805/dms1308051546003-n1.htm
 不気味な地震だった。8月に入って最初の休日、強い衝撃が宮城県を中心に東日本を襲った。原因は東日本大震災の余震だが、あの未曾有の大災害から2年5カ月たっても余波は収まっていないことになる。それどころか、専門家は余震が100年単位で続き、先の大震災級のほか、首都での巨大地震を刺激しかねないとも警告するのだ。

 不意を突いたニュース速報に肝を冷やした人も多かったに違いない。

 4日午後0時28分ごろ、宮城県石巻市で震度5強の地震が起きた。東北を中心に北海道から東京都、静岡県にかけて震度5弱~1を観測。気象庁によると、震源地は宮城県沖で、震源の深さは約58キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定される。

 宮城県内の消防によると、仙台市では自宅にいた30代の男性が落下した照明器具で頭を打撲するなど複数のけが人が出た。

 本紙で『警戒せよ! 生死を分ける地震の基礎知識』(毎週木曜)を連載する武蔵野学院大特任教授の島村英紀氏は「東日本大震災の余震です。2年以上たってもまだ続いているのかと思う方もいるでしょうけど、米国では200年も続いている例がある。今後も続くとみていい」と指摘する。

 先の震災のエネルギーは史上最大級のM9・0だった。「経験則ですが余震は、本震の(エネルギーの)マイナス1が起きる可能性がある。ですので、脅かすわけではありませんが、M8級はありえます。しかも、先の震災の南端は茨城県にまで及んだ。今後、大きな余震が起きれば、首都直下などの大地震を刺激する恐れもあります」と警告する。

 余震の南海トラフ連動型地震への影響はどうか。島村氏は「ないでしょう」としながらも、別の意味で「警戒が必要」と話す。

 4月13日に兵庫県の淡路島付近でM6・3(最大震度6弱)が起き、8月3日には静岡県西部の遠州灘でM5・1(同4)が発生した。

 「この2つの地震は、将来的な南海トラフ(連動型)地震の先がけといえなくもない。実際に1944年の東南海、46年の南海地震の約20年前にこういう現象があったので注意すべきです」(島村氏)

 地震は忘れたころにやってくる。油断は禁物だ。


≡((  ´Д`)/≡=地震!


浜松、湖西で震度4 新幹線、東海道線に遅れ(静岡新聞)
http://www.at-s.com/news/detail/744820566.html
 3日午前9時56分ごろ、遠州灘を震源とする地震があり、浜松市東区流通元町、湖西市吉美などで震度4を観測した。このほか県内の広い範囲で揺れを感じた。気象庁によると、震源の深さは約40キロ。地震の規模はマグニチュード(M)5・1と推定される。
 県危機管理部によると、県内で地震による人的な被害は出ていない。湖西市新居町のスーパーでエレベーターが一時停止したが、人は乗っていなかった。
 JR東海静岡支社によると、東海道新幹線が静岡―米原間で一時運転を見合わせ、上下線21本が12~10分遅れた。東海道線は菊川―袋井間、天竜川―新所原間で一時速度を落として運転したため、上下線10本が全区間で運休、11本が部分運休した。上下線15本に最大で1時間40分遅れが出て、約8千人に影響した。
 気象庁は今回の地震について「東海地震とは場所やメカニズムが全く異なる」としている。中部電力によると、浜岡原発は地震に伴う異常はないという。
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宮城・石巻で震度5強 3人けが、原発に異常なし(河北新報)
http://www.kahoku.co.jp/news/2013/08/2013080401001552.htm
 4日午後0時28分ごろ、宮城県石巻市で震度5強の地震があった。東北を中心に北海道から静岡県にかけて震度5弱~1を観測した。気象庁によると、震源地は宮城県沖で、震源の深さは約58キロ。地震の規模はマグニチュード(M)6・0と推定される。東日本大震災の余震とみられる。津波はなかった。
 宮城県内の消防によると、仙台市では自宅にいた30代の男性が落下した照明器具で頭を打撲、気仙沼市で70代男性が驚いて転倒、腰を打つなど計3人がけが。
 東京電力によると、福島第1原発、第2原発ともに新たな異常は確認されていない。東北電力によると、女川原発1~3号機に異常はない。
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ロン・バード氏 次の巨大地震は関西
(黄金の金玉を知らないか?)
http://golden-tamatama.com/blog-entry-1177.html
さて、原発関連で書くべきことが腐るほどあるのですが。
ちょっとそちらは後で書くにして。

その前に気になる情報。
先日、ロン・バードさんの予言を書きましたが。
今週の週刊現代にロン・バードさんの記事がありました。

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これによると、あまりに過激な内容だったので公表を控えたが、2~3ヶ月後の日本に「戦争状態よりも酷い光景」が見えていて、福島以上の災害が都市で起きるが、それは「関西」であるということですた。

これは、
ちょっと前に載せたロシアの地震学者、アレクセイ・リュブーシン氏の警告に似てますね。


検証‥大地震はいつ来るのか? 地震「予兆」どう向... 投稿者 tvpickup

動画中10分15秒あたりからです。

ロシア地震学者、シュミット記念地球物理学研究所のアレクセイ・リュブーシン氏の説明です。リュブーシン氏は2008年にも同様のデータを使用して、3.11を予測していた方です。氏によると、日本の独立行政法人 防災科学研究所が発表する低周波域の地面振動データから分析すると、以下のように3.11前と同じようなデータが出ているとのことですた。

$私にとって人間的なもので無縁なものはない

このように2011年の3月と似てるという指摘。
$私にとって人間的なもので無縁なものはない

規模は3.11と同じ規模のM9のようです。
私にとって人間的なもので無縁なものはない

氏が想定する時期としては
2013年の後半の秋ごろから冬 2014年の春の初めにかけてと言ってます。
私にとって人間的なもので無縁なものはない


これは、ロシアの新聞 Voice of Russiaからです。

警告されたら準備せよ
http://japanese.ruvr.ru/2013_04_19/111221566/

$私にとって人間的なもので無縁なものはない

日本では近いうちにマグニチュードおよそ9におよぶ巨大地震が起こる危険性がある。ロシアの地震学者アレクセイ・リュブーシン氏はそのように考えている。リュブーシン氏は独自の地震予知メソッドを使っている。
このメソッドは多くの地
震観測所から報告されるマイクロシグナルのシンクロ化に注目するものだ。正常の状態であれば、これらのシグナルはカオス的であり、その場合は危険レベルは低い。逆に隣接する観測所からのシグナルがシンクロ化した場合には、地震が起こる予兆だという。

リュブーシン氏は2008年はじめから、日本列島についての観察を続けている。2010年を通じて、国際シンポジウムや会議などでリュブーシン氏は繰り返し、日本に地震が迫っていることを警告していた。 アレクセイ・リュブーシン氏によれば、2011年の大地震は津波によって被害が大きくなったものの、テクトニクス内の緊張をすべて発散したわけではないという。最近ウィーンで開かれた欧州地学連合会議では、そのような発表を行っている。

-私がかつて予想していたのは、2011年の地震の後、またリセットされて新しく地学的プロセスが始まる、ということでしたが、そうはなっていません。振動のシンクロナイズは減少していない、つまり、地殻にたまっているエネルギーがまだ放出されていないのです。これが放出されるきっかけには様々なものがあります。つまり現在の均衡を乱すものであれば何でもいいのです。台風や太陽風など、ファクターは多くあります。それを予測することは不可能です。

地震の予知については多くの方法が試されてきたが、いずれも頼りになるものではなかった。1995年の阪神淡路大震災の後、日本では耐震設計や避難訓練などに重点が置かれるようになった。しかし、2011年3月の後、日本の学者たちは再び地震予知に関心を持ち始めた、とリュブーシン氏は指摘している。

-昨年3月、日本では国際学会が開かれました。そのとき、私は日本に巨大地震が迫っていることについて報告しましたが、日本の学者らも賛成してくれました。ただ、彼らの考えでは30年の幅があるとされています。もちろん、正確な日付を予測するのは不可能ですが、すべての前提条件が揃うのがいつか、ということは予測できるのです。

リュブーシン氏によれば、いまがそのような時期だという。2013年から2014年にかけて、南海トラフを震源とする地震が起こる可能性がある。


南海トラフの巨大地震ということですが。
まぁ、戦争状態より酷くなる地震など来て欲しくはないですが。
準備だけはしておきましょう。
特に関西の人は注意した方がいいでしょう。

本当にありがとうございますた。




【南海トラフ地震】緊急地震速報---大津波警報(sm17649172)

http://youtu.be/OuZ0O71Lw24
権利は各権利者に帰属します。(※実際の放送物ではありません)

【南海トラフ地震】 sm17649172 解説動画
http://youtu.be/QQbSu981UuQ



南海トラフ巨大地震

http://youtu.be/eUWx3WdDwzI



東海大地震発生の脅威とシミュレーション(再掲)

http://youtu.be/W5ZvnOvg6Os



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